王女を実力者に変えたくて!   作:〇坊主

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 この日、世界は頂上の高みを知る。  
 

 


四十一 頂①

 

 

 ブシン祭の第二回戦が終了して選手たちが各々の休日期間が終了した。

 本日は第三回戦が行われ、この試合での勝者がブシン祭優勝に王手を掛ける事が出来る非常に重要な試合である。

 

 すでに会場内は満員御礼。

 ミツゴシ商会の社員たちが酒や食料品を移動販売しており商魂逞しい。

 

 会場外でもガーター商会や最近台頭し始めている雪狐商会などが屋台などを展開して各々業績向上のために動いている中、最も金銭が動いている事業と言えば賭博であろう。

 

 ブシン祭開始前に行われた賭け事において、最も注目を浴びていたのはアイリス王女であり、その第一王女様はまさかの第一回戦にて敗退するという大波乱。

 そして予選時点で頭角を現していたアンネローゼ・フシアナスやリヴィ・ハイリアも共に第三回戦に上がれずに敗退。

 第三回戦に出場出来ているのは当初最弱と見られていたジミナ・セーネンに素手で戦うガイアス・クエスト。そして“凡人の剣”と呼ばれていたアレクシア第二王女だ。

 今回はもう一人出場しており、アレクシアと戦う事になっていたのだが、その対戦相手は大怪我を負っても尚平然と出場して対戦相手を一蹴したアレクシア王女を前にして試合を辞退することになっている。

 そのためアレクシアは決勝戦に出場する事が決まっており、今回はジミナとガイアスの二人が決勝戦に進出するために鎬を削る試合ということだ。

 

「今回の試合、どう見るよ?」

「最初はジミナって野郎は負けると思ってたが、あの『閃光』を倒した実力は本物」

「俺はジミナが勝つとみてるぜ」

「だがガイアスって野郎も相当な強さしているからな…」

 

 『閃光』との戦いで行われた速度勝負にすら互角に渡り合って勝利を掴み獲ったジミナ・セーネン。

 オリアナ王女との戦いでも大した怪我を負うことなく、冷静に勝利を勝ち取ったガイアス・クエスト。

 

 どちらもすでに観客達が知らないだけでまだ奥の手を持っているのではないかと思わせているあたりにこの試合でも観客達を湧き立てる光景が見れる事を期待している節が所々で見受けられる。

 

「シャドウ様の試合、(しか)と拝見させていただきます…!」

「ちょっと665番、今は仕事中。公私混同は慎みなさい!」

「でも664番だってすごく興味あるんでしょう?」

「それは…そうだけども」

 

 各自で動いて商品販売に勤しんでいる『シャドウガーデン』の面々であるが、誰だって組織のトップが戦いを行うとなれば興味を抱くもの。

 前回の『閃光』との試合を任務中ということで見ることが出来なかった面子はより一層今回の試合を拝見できる機会を得られたことで奮起している人も多い。

 任務中でも関わらず食べ物を食べたりする665番を諫める664番だって今回の試合には非常に高い興味を持っていた。

 

「この試合、主様が勝つに決まっています。シャドウ様の実力は“七陰”達だって知っている以上、シャドウ様の勝利は揺るぎない。そうでしょうガンマ様」

「…落ち着きなさい664番」

 

 言い合いをしながらもシャドウが勝つことを疑わない664番と665番を諫めるガンマ。

 彼女はミツゴシ商会の会長として今回の試合も見に来ており、世界のパワーバランスを見極める事が出来る非常に重要な機会であった。

 

 最もすでにミドガル王国から打診を受けた内容は統括者たるアルファ様によって全会一致で承認をしているため、王国との関係は強化していく方針に決まっているのであるが、“七陰”全員とナンバーズの一部の者しかまだその事実は知らされていない。

 余計な混乱を防ぐために王国の発表機会を虎視眈々と待ち続けている七陰勢であるが、この公の場では聞き耳を立てられている可能性を考えると下手に騒がせないほうが良いのは明白だろう。

 

「確かに主様は世界最強と称しても遜色ない実力者。このブシン祭でもその実力を示せば優勝は容易でしょう。しかし今出場しているのはジミナ・セーネン。主様の実力をそのまま出すかと問われれば、それは無いと読み取れます」

「それは…確かに」

「でも、それでも圧倒的な実力者であることはすでに明白である以上、決勝でのアレクシア王女でなければ戦いにもならないのでは?」

 

 ガンマは口元を扇子で隠しながら冷静に状況を整理する。

 主様であるシャドウがジミナとして大会に出場する事を最初に相談されたのはガンマだ。

 実力者であることを隠してでも最弱の男として大会に出てきたのは彼なりに何か考えがあっての事なのはアルファ様も同意している。

 その目的が王女達なのか、別にあるのかまでは理解できなかったものの、彼女達はシャドウが何かを考えている事だけは把握していた。

 

「二人とも冷静に聞きなさい。第一試合で見せたアイリス王女とアレクシア王女の試合を聞いているのならわかると思いますが、彼女達は“七陰”に迫る実力者。貴方達では太刀打ちできない程に強者です」

「それは承知していますが…」

「ではその二人をここまで育て上げた者がいる、そう考えたことはありますか?」

 

 ガンマの指摘に対して考えたこともなかったのか少し悩む664番と665番。

 しかし彼女達も優秀だ。

 即座にガンマが話した意図に気づいて愕然とする。

 

「へ?それは…、ガンマ様まさか…っ」

「その通り。彼、ガイアス・クエストが二人の王女様をここまで鍛えあげた張本人。単純に考えればアレクシア王女よりも実力が高いと考え得る男こそ、主様との対戦相手であるガイアス・クエストということです」

 

 それはガイアス・クエストこそが、この『ブシン祭』における主様を除いた参加者で最強の存在であるということ。

 そんな彼も664番と665番が思い至らなかった様に、実力を隠した状態でここまで戦い抜いてきている事を考えれば相当な実力者だと理解できる。

 ガンマは特に最初の邂逅時に『シャドウガーデン』の構成員たちを一瞬で拘束した瞬間を見ているだけに、この試合が実質的な決勝戦になると考えているのだ。

 

「互いに実力を出し切っていない実力者同士の戦い…、貴女達も仕事中だけどしっかり見届けて構いません。おそらく、仕事をする暇もない戦いになるでしょうから」

 

 ガンマは会場内を見据えながら、真剣な表情で二人に許可を出した。

 これから仲間として手を取り合っていく相手の実力をしっかりと把握できるように――。

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

「ガイアス様、準備の方が出来ましたので会場へ移動をお願いします」

 

「態々ありがとうございます」

 

 控え室にガイアスを呼びに入ってくる運営の方へ挨拶をしてから控え室を出る。

 今回の試合こそ、ガイアスにとって非常に大きな戦いになることを確信していた。

 相手はジミナ・セーネン。

 本当の姿は『ディアボロス教団』を相手取る組織である『シャドウガーデン』を創った男 シャドウ。

 

 彼の実力の高さはガイアスも把握している。

 初戦のアンネローゼを一方的に撃破し、『閃光』の名を冠されるようになったオリヴィエの速度にも即座に対応できる柔軟性。

 魔力の大きさに(かま)けた戦いではない。あれは紛れもなく武術にも秀でた実力者。

 要するにガイアスと同じタイプの存在と言えるだろう。

 

「いよいよね」

「…そうだな」

 

 隣にいるのはアレクシア・ミドガル。

 王女権限を活用して控え室に居た彼女である。

 先日は別の意味で張り切っていたのだが、本日試合前には彼女から語る事はせずにガイアスの瞑想する姿を静かに見守っていた。

 

 控え室から出て少し歩いてから声を掛けてきたのは、彼女なりにタイミングを見計らっていたためだろう。

 会場へ向かうべく一歩進むたびに歓声が大きくなってきているのが身に染みて判る。

 観客席から放たれる観客達の声援が、大気を叩くようにして響き渡っているのだ。

 文字通り会場が揺れている事が二人にも感じ取れた。

 会場外にて働いている者達にもその雄叫びが耳に届くぐらいに盛り上がっている事が想像できる。

 

「ガイアス」

 

 アレクシアから見るガイアスはいつも通り落ち着いた表情だ。

 これから行われる一戦は激戦になることは想像に容易い。

 そんな中でも冷静に眼前を見据えるその姿に、アレクシアは憧れを抱いたのだ。

 

 この通路には誰一人いない。

 まだガイアスよりも弱い自分では彼に対して適切なアドバイスなんてことは出来やしない。

 

 アレクシアはガイアスの名を呼び、彼の反応を待たずに唇へ接吻を行った。

 今後はこんな事が出来る機会も少なくなってしまうだろう。

 しかし今、この時だけは、自分だけが独占できる貴重な機会。

 

「――行ってらっしゃい」

 

 それならば自分に出来ることはただ一つだ。

 彼の勝利を信じて待つ。

 ジミナの実力は非常に高い。

 それでもアレクシアはガイアスの勝利を疑う事はしない。

 

「……、超行ってきます!」

 

 彼女なりに考えた精一杯の声援を受けて、ガイアスは落ち着いた表情を一変。

 笑顔で反応を返しながら、戦いの場へと入場を果たすのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『選手が共に出揃いましたッ!!!』

 

 沸き立つ会場に放送が響きわたる。

 場内に立つ二人の男に観客達は目を離せない。

 

 それは最初にアイリスとアレクシアが相対する時にも発生していた現象に近い。

 あの時は異様に静かであったが、こちらは只々観客達の興奮が冷めぬままに只々上昇していっている。

 

 第一試合、第二試合共に事実上の決勝戦とまで言われる程に激戦が行われていた以上、この第三回戦でもそれを求める者が多いのは必然であった。

 

『一方は得物を持たずに素手にて勝ち進んできた選手 ガイアス・クエスト!

 オリアナ王国王女であり、ミドガル魔剣士学園では“学園最強”とまで言われる王女を撃破したその実力は本物!初代ブシン祭優勝者につけられた『武神』の名を借り、『拳神』とまで囁かれているその実力をこの試合でも見せつけてくれるでしょうか!』

 

『一方は誰もが認める本大会の大番狂わせ(ダークホース) ジミナ・セーネン!

 ベガルタの『七武剣』その一振りとまで言われたアンネローゼ・フシアナス選手と圧倒的な機動力を持った『閃光』リヴィ・ハイリア選手を撃破した実力はまさに未知数!

 『予測不可能(アンプリディクタブル)』と呼ぶに相応しい実力者がこれまでどこに潜んでいたのか気になるところです!』

 

 司会も己の熱を隠しきれていない程に気迫を込めた選手の解説。

 それはここでも盛り上がってくれなければ困ると言わんばかりに持ちあげているのだが、すでに両者はその解説を耳に入れていなかった。

 

 会場内でも一定以上の実力を有している者達はそれを察知しており、固唾を呑んで見守っている状態だ。

 

 静かに拳を構えるガイアスと得物を片手に前回と同じように構えと言い難いスタイルのジミナ。

 しかしその姿勢を見て弱点だらけなどと言う者はこの会場には一人としてもういない。

 それだけ彼の実力が認められている証拠である。

 

「…陰の実力者、か」

「…何?」

 

 ポツリと呟いたガイアスの言葉にジミナが反応した。

 

「いや、素直な感想だよ。これまで見てきた中で一番強い男だ」

「…それは光栄だな」

 

 

『試合開始ですッッ!!』

 

 

 素直に誉めるガイアスに静かに返すジミナの反応した瞬間に宣言された試合開始の合図。

 互いの距離は5メートルは離れていたはずだが、試合開始と共にガイアスが駆ける。

 

 シュッ

 

 接近し、初動を読ませない速度で攻撃を敢行するガイアスだが、対するジミナはダラリと垂らした腕を一切動かさずに首を僅かにずらすことで初撃を躱す。

 風切り音を発生させながらも連撃を仕掛けるガイアスだがその悉くを僅かな体捌きで往なしていくジミナ。

 

「ガイアスの攻撃がすり抜けている!?」

「王女様達の試合と同じだ!」

 

 連打するガイアスの攻撃がすり抜けて見える現象に観客達も再び驚きの声。

 攻撃が来る前にあらかじめ回避するその領域により、意に介さない様に躱し続ける。

 

 ビシッ

 

「!!」

 

 しかしついに攻撃がジミナの頬を捕えた。 

 

「―――ッ」

 

 素早く攻撃を躱していたジミナの表情がここで僅かに歪む。 

 ガイアスの攻撃を躱しきれなくなってきたためである。

 僅かに被弾し始めている事実に対してノーガードを選択し続けることは不正解だと判断したジミナ。

 剣と片腕を巧みに操ることで攻撃を防ぐことに注視し始めた。

 

「あまり舐めてくれるな」

 

 両腕での連打により少しずつ後退するジミナの動きに合わせて肩を効率的に回して下から肘を突き上げる。

 

『 !? 』

 

 人体の急所である喉を狙ったその一撃はジミナが腕を割り込ませる事で防がれたものの、ジミナ側が衝撃で吹き飛ばされて地面へ背中を重ねる事になる。

 これまでの試合で一度も相手の攻撃で後退する事が無かったジミナ。

 そんな彼をガイアスは殴り飛ばして背に土をつけさせたのだ。

 

「…やるな」

 

「それはお互い様だろう。…お前もすでにわかってるはずだ」

 

 直撃を防いだ事でダメージはほぼ無いためか、ゆっくりと立ち上がるジミナ。

 そんな彼が零した一言に、ガイアスも同じ感想を返した。

 

 

『ジミナ選手、ゆっくりと立ち上がります。ハイレベルな攻防で場内からも拍手が起こっております』

 

 

 解説が述べるように会場内では先ほどのやり取りで拍手が鳴っている。

 しかしこれで終わるとは会場内に居る実力者たちは誰一人として思っていない。

 それは魔力を一切使っていない(・・・・・・・・)からだ。

 

(魔力を使わない体捌きのみであそこまで…ご先祖様と親交もあるガイアスに、ご先祖様を倒したジミナ…一体君達は何者なんだ…)

 

 『武神』もその技術に舌を巻く。

 得物を持つ相手に素手を通す事の難しさは彼女も理解しているためだ。

 

 ベアトリクスは人探しと修行もかねて放浪する身。

 その過程で多くの土地を渡り歩く彼女でも、彼らの事は噂ですら聞いたことがない。 

 あそこまで実力があれば表裏関係なく、人の口から少しでも話されていても可笑しくはないはずだ。

 しかし一度も聞いたことが無い。

 故に気になってしまう。

 彼らがあれほどの実力を持つまでの僅かな時間の間に、一体どのような修練を積めばそこまで辿り着けるのかを。

 

「――――…」

 

 一見無防備に立ち上がっているジミナであるが、隙は一切ない。

 例え自分であっても攻撃はそのまま防がれて痛い反撃を受ける可能性を感じてしまうほどにだ。

 それが解っているのかガイアスも追撃に移行しない。

 そして完全に立ち上がったジミナがついに構えた。

 

「ククッ」

 

 ジミナは静かに哂う。

 初めて自ら構えたことに対する行為のためか、それとも構えるべき相手を見つけた喜びか。

 

 ガイアスはそれを見て何も言わない。

 ただ冷静に構えた。

 握った拳を開く開手(かいしゅ)。そして左手が右手よりも僅かに前になるように出して構えを変えた。

 それは空手で言う前羽(まえば)の構えに近いが、少し違う。 

 

「貴様も、楽しめそうだ」

 

 ジミナの姿が目の前から即座に掻き消える。

 瞬きの間もなく姿を消した様に見える技法はまさに縮地と呼ばれてもおかしくない。

 

 やったことはシンプル。

 魔力を脚部に集めて、ノーモーションで横に移動しただけ。

 しかしジミナの身体強化は異常なレベルで仕上がっている。

 その速度だけでも並の相手であれば圧倒するだろう。

 

「そりゃよかった」

 

 しかし相手はガイアス。 

 王女達に武の技術を叩き込んだ生粋の拳闘士。

 魔力の身体強化も重ねることが出来るこの世界で、ただの歩法が通じるレベルではない。

 

 ジミナが背後に回りながら得物を横薙ぎに振るう動作に合わせ、腰を落としながら刃の腹を肘を用いてかち上げる。

 

「!(この動きは…)」

 

「シィッ!」

 

 剣を防いだガイアスは流れるように反撃に転ずる。

 肘突き。

 かち上げた右肘を戻す動作を利用して左拳に掌底を合わせ、左肘を突き出す速度を跳ね上げた。

 ジミナの反応よりも早く、ガイアス自身も身体強化した脚部で地面を蹴って距離を縮めたことでジミナの防御反応を間に合わせない。

 

 ドゴッ!!

 

 鎧で護られている部位であるはずが、ジミナを壁面に衝突させる威力と共に鈍い衝撃音が鳴り響いた。

 

「楽しんでもらってるのは結構だがな…」

 

 ガラガラと音を立てて壁の一部が崩れ落ちる中、ガイアスは構えたままだ。

 

「プッ」

 

 その一撃を受けて尚、ジミナに取って致命的なダメージには至っていない。

 しかしこのブシン祭始まって以来、ジミナ側が明確なダメージを受けた。

 それを示すように、口を切ったことで生まれた血を地面へと吐き出したのだ。

 

 それを見た『シャドウガーデン』の面々の衝撃は凄まじいものであるが、彼女達の反応は二人にとって関係がないもの。

 ここで漸くジミナの目つきに変化が生まれた。

 

「この試合、勝つのは俺だ」

 

 己を前にしてそう言い放つ男。

 ブシン祭にて初めてまともに受けた一撃。

 

「…やってみろ」

 

 先の二戦とは明確に変わった雰囲気に一部以外は気づく間もない。

 眼前の好敵手を討ち倒すべく、両者は駆けた。

 

 

 

 

 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【大雑把返信コーナー】
・恋愛要素
 感想にて皆さんの反応が悪くなさそうでよかったと思った所存。
 そういえば原作ではシド好き勢である以上、これはNTR扱いになってしまうのだろうか…?まぁ原作と違って関わりが全くないんですがね。

・面白いと感想してくださる方、ありがとうございます!
 他作品・他作者様のも面白い物を見つけた際は是非とも評価や感想を書くと継続する燃料になるのでドゥンドゥン書いてあげてください。
 
 



 主人公VS原作主人公の対面、色々頭を捻りながら執筆中。
 正直王女様の試合が個人的にも満足出来ているだけに、それを越えれるか非常に不安な所存。
 
 

戦闘における状況描写について

  • 理解しやすい
  • まぁ解る
  • 普通
  • ちょっと難しい
  • 難解
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