事故で転生したら最弱のドラゴンになったから成り上がって最強になってやる!!   作:黒 

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46話:vs.ロックゴーレム

しかし…ロックゴーレムの動きが遅いからなんとか躱せてるが…敵はこいつだけじゃねぇ、まだ人間共も残ってる…魔法の援護射撃まで来たらいつか絶対あいつの攻撃に直撃してしまう、加えて再生能力の低下もあって体を再生させるにもかなり消耗が激しい、何発も攻撃を喰らったら…いずれ再生が追いつかなくなって、死ぬ…なんだこのクソゲー、笑えねえぞ…

 

そう考えているうちに、ゴーレムが再び岩を投げようと構える。

 

…ッ!また岩投げか!なんとか躱さねえと!

 

岩投げを躱そうと、ふらつく体を動かし、移動しようとするが、その瞬間、俺の体に雷が降り、体中に電撃が走る、その電撃で体が痺れ、上手く体が動かせない、そして動けない状態でゴーレムから巨岩が投げられる、その投げられた巨岩が、動けない俺の体に直撃する。

 

グアッッッ!!やっぱりダメだ、今の状態じゃ勝負にすらならねぇ…!!くっそ…こうなったら逃げるしかねえか…!

 

そう考えているうちに、ゴーレムが俺の元へ距離を詰めてきている、なんとか体を動かそうとするが、痺れが残っておりうまく動かせない。

 

ぐっ…!麻痺…!!耐性がまともに機能してねぇ…体が動かない…!!まずい…!ゴーレムとの距離は大して離れてない…!このままじゃ無防備な状態で攻撃が直撃する…!それはまずい…!!

 

麻痺で動かない体をなんとか動かそうとする、だが毒による体のふらつきも重なり、満足に動かせない、なんとか立ち上がったが、その頃にはゴーレムが攻撃を当てようと拳を構えていた。

 

だめだ、立ち上がるのでさえ時間がかかる状態なのにここからこいつの攻撃を躱すのは不可能…!だがタダでは喰らわないぞ…!!

 

構えていた拳が俺の元へ振り下ろされ、俺の顔に直撃する、その威力に思わず倒れそうになるが、スキルの効果でなんとか耐える。

 

魔法は使えねえが…これなら使えるんだよ…!1発…!喰らっとけッッ!!!

 

その直後、俺の拳がゴーレムの頭に直撃し、ゴーレムが体勢を崩す。

 

カウンター…攻撃を喰らった後すぐに反撃するスキル、今の俺じゃ普通なら攻撃を喰らった後に反撃なんて出来ないが、スキルとして使うなら話は別だ、だが…

 

上手くカウンターを決めたが、ダメージが体に蓄積していたのか、俺も体勢を崩してしまう。

 

ぐっ…カウンターで反撃したとは言えダメージは相変わらず体に蓄積してしまう、ゴーレムの奴もすぐに立て直してくるだろう、相変わらずいい状況とは言えない…

 

結局のところ状態異常の竜毒ってのをなんとかしないと勝負にならない、だが俺は状態異常に対する対策は持ってない…どうすりゃいいんだ…?自己再生で回復すりゃ少しは改善されたり…いや、そもそもその再生自体が竜毒のせいで効きにくいからだめそうだな…

 

だが、ここで体力を回復させておくのは悪い事じゃない、使えるMPも減るがそもそも有効な手札はそう多くない、HPの多さは生存に直結する、今のHPはどれくらいだ…?

 

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HP 438/1239

MP 394/1372

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438…微妙だな、全く受けれないほどじゃないが連続で攻撃を喰らうとすぐに尽きちまう、あのゴーレム野郎、体がでかいからなのか攻撃力の数値は対して高くないくせにやたらと攻撃が痛いからな…

 

おまけに今は竜毒のせいで上手く防御が取れない、おかげでゴーレムの攻撃のダメージがでかい、それにゴーレムだけじゃない、人間の魔法攻撃もある、って考えるとここはHPを確保しておくべきか…

 

俺はMPを使い自己再生を発動させる、竜毒のせいで自己再生があまり上手く機能していないことがわかる。

 

くっそ…やっぱあんまり回復してる気がしない…もう少し調子が戻ってくれりゃ助かるんだがな…

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HP 703/1239

MP 133/1372

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MPの3分の2を使ってこれか…もう少し回復して欲しかったが…まあいい、これでいくしかない、回復にはこれ以上はMPを使いたくない。

 

スキルを行使するには多少なりともMPがいる、使える手札はそう多くないがさっきのカウンターみたいに、なにが有効な手段になるかわからない、保険はかけておかなきゃな。

 

そう考えてる間に、ゴーレムが体勢を立て直したのが見える。

 

もう立て直してきたか、集中しろ、竜毒で体が上手く動かなくても出来ることはある、その時々の最善択を取り続けろ、簡単なことじゃないが、出来なきゃ死ぬんだ、やるしかない。

 

ゴーレムの方を見ると,ゴーレムが巨大な岩を手に持っているのがわかる、そして次の瞬間、腕を振り、手に持っていた岩を俺目掛け投げつけてくる。

 

岩を投げる攻撃…!これはさっきは躱そうとしてたな…でもそれは悪手だ、魔法のバインド、あれで躱そうとしても動きを封じられちまう、んでそれで結局被弾しちまう、だったら回避は得策じゃない、かといってそのまま受けるのも馬鹿らしい、ならどうするか…

 

俺は飛んできた岩に対し、スキルのドラゴンテイルを発動させ、尻尾で岩に思い切り攻撃する、尻尾で強打したおかげもあり、岩の軌道がズレ、俺には命中しなかった。

 

やっぱり攻撃はあまり躱そうとしないほうが良さそうだ、今の俺の体じゃ素早く動くことは出来ない、体の反応の鈍さに加えて、視界もあまり良くない、となれば回避は得策じゃない…

 

幸い、俺は元のステータスがかなり高い、この状態でも、岩を投げてきたくらいなら対処できる、最初からこうやっときゃ良かったな…焦っててとりあえず回避を選択してたからな…やっぱり焦りは禁物だな…さて、次は何をしてくる…?

 

ゴーレムの様子を伺っていると、ゴーレムが俺に近づいてきているのが見える。

 

近接で仕掛けに来たか、岩投擲じゃ有効打にはならないって考えたか?まあいい、近接戦を仕掛けにくるなら好都合だ。

 

俺はゴーレムが近づいてくるのを静かに待つ、ゴーレムとの距離がどんどん縮まってくる、そして、ゴーレムが拳を構える。

 

来たな…避けるつもりなんてない、こいつの動きは遅い、今の状態の俺でも、邪魔がなきゃ多少なりとも防御はできる、だから直撃させるためにバインドを使ってくるだろう。

 

予想通り、体が突然硬直し、動かせなくなる。

 

やっぱりきたな、だがな…いくら弱ってても、俺は竜だ、ステータスだって当然高い、来るとわかってたら…!!この…ッ!程度…ッッ!!!!解けるんだよ!!!!

 

俺はバインドの拘束を無理やり解き、頭を腕で防御する、そして腕にゴーレムの重たい一撃が命中する。

 

なんとか防御が間に合ったな…!!案外いけるもんだな!!んでよ…ただではやられねえぞ…!もっかい喰らっとけ!!

 

俺は再びカウンターを発動し、ゴーレムの腕を払い除けたあと、再び顔面へ顔面へとパンチをお見舞いする、その反撃で再びゴーレムが怯む。

 

怯んだ!この隙に畳み掛ける!

 

続けてドラゴンテイルでゴーレムはと追撃する、炎で包まれた尻尾がゴーレムへ直撃し、ゴーレムが体勢を崩す

 

【ドラゴンテイルのLvが6から7へと上がりました】

 

まだだ!これだけで終わると思うなよ!

 

俺はすぐに腕を動かし、体勢を崩したゴーレムの頭を掴む、そしてそのまま体重をかけ、頭を思いっきり地面へと叩きつける。

 

散々やってくれたな…!!毒のせいで本調子じゃねえが、いくら防御が硬いお前でも、顔面に連続で攻撃されたら効くだろ!一気に破壊してやるよ!

 

俺はドラゴンパンチを発動させ、地面に倒れているゴーレムに乗り、そのまま頭を連続で殴る、ゴーレムの頭に徐々にひびが入っていく。

 

いける!このまま一気に破壊してやれば…!

 

そう思っていたが、ゴーレムが起き上がり、俺は振り落とされてしまう。

 

っち!んな簡単にゃいかないか、だが…かなりいいダメージが入ったはずだ。

 

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ロックゴーレム

状態 ヘイト大

Lv 40/40(MAX)

HP 672/1500

MP 100/100

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思ったよりもかなり削れてるな、防御が高いから半分いってたらいい方だと思ったが…カウンターの反撃がかなり効いたのか?だがなんにせよこれなら希望が見えてきたぞ…これなら…いける!!

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