マネージャーという名のお世話係   作:ねこかん(× 〇..)

2 / 6

読者の皆様こんにちは。
ねこかんです( *´꒳`* )

前回の続きですが、ララちゃんとフィリックスさんが部屋に行ってるとこまでちょっと遡ってます。

どうぞごゆるりとお楽しみください。




気遣い。

 

 

ホシ視点

 

フィリックスがララを部屋まで案内してくれている。

 

あぁ良かったフィリックスが天使で!

 

でもどうしよう、みんな警戒心強いんだよね。

 

私ももうすぐ仕事に戻らないとだし、説明だけしてかないと!

 

 

ホシ「とりあえず、あの子について何か聞きたいことはある?」

 

 

バンチャン「なんで住み込みなんですか?」

 

 

ホシ「あぁ、それね。ちょっと周りを見渡してほしいんだけど…。」

 

 

そう、見渡すかぎりゴミや洗濯物、メンバーの私物が転がっているのだ。

 

 

ホシ「ここ最近になってまた忙しくなってきたし、寮含めメンバーの管理をする人が必要かなって思ってたんだ。ファンの子たちも心配してるし、そういうのは早めに解消したい。だから家事全般が得意で仕事もできるララを選んだ。」

 

 

リノ「でもやっぱり、初対面の人を信用できないですね。実はファン、悪くてアンチだったりしたらどうするんですか?」

 

 

ホシ「さっきも言ったとおり、ララは私の弟だ。確かにすぐ信用するのは難しいかもしれないけど、全責任は私が負ってる。安全面では安心してほしいな。」

 

 

リノ「……。」

 

 

ホシ「それに、みんな、私が運動っていうか武道?できるの知ってるよね。ララは私と同じくらい…いや、私以上にできるから、ボディーガードにもなれます!」

 

 

チャンビン「え!ホシヒョン以上!?」

 

 

バンチャン「ですがやはり…」

 

 

と、ここでフィリックスとララが帰ってきた。

手を繋いで。

 

 

ホシ「2人とももう仲良しじゃん!うちの弟と天使まじ可愛い…」

 

 

ララがジトっとした目で見てくる。

 

また口に出てたみたいだ。

 

 

ララ「…あの、」

 

 

ララが口を開くとまたメンバーの身体が強ばった気がする。

 

みんなと仲良くなるのには時間かかりそうだな…。

まぁ、ララは超いい子だし、大丈夫だと思うけど。

 

 

ララ「オレにGPS付けます?」

 

 

…え?

 

 

ホシ「ちょ、待って、戻ってきていきなり何!?」

 

 

ララ「…?オレのこと信用できないんですよね?なら、手っ取り早く…あ、スマホの履歴とかもいつでも見て平気ですよ。パスワードは…」

 

 

ホシ「ちょ、ストップ!」

 

 

ララ「…?」

 

 

あぁ、この子本気で言ってる。

 

まぁずっと楽しみにしてたみたいだしそうもなるか。

本当悪いことしちゃったな〜。

 

 

ハン「あの、なんでそこまで…?」

 

 

ララ「…強いて言うなら、オレは害を与える気はないですし、その…」

 

 

ハン「…?」

 

 

ララ「早く仲良く、なりたくて…?」

 

 

うちの弟マジで可愛いな??

あ、フィリックスと並んで2人とも天使に見える…。

 

おっといけない。

 

ララは昔から友達少なかったからな〜。

今回の住み込みマネージャー、やっぱ相当楽しみだったんだな。

 

 

フィリックス「ララはすごくいい人だから、心配しなくて大丈夫だよ!」

 

 

スンミン「百歩譲って信用したとして、こんな若い人に仕事任せられるんですか?」

 

 

ララ「…!?」

 

 

ホシ「…ふふw、ララは私の2個下だよ。」

 

 

チャンビン「え!!リノヒョンと同い年!!?」

 

 

ホシ「誕生日的には、ララのが上かな。」

 

 

私が年齢言った時と同じ反応してるな〜。

信じられないって、ぽかんとしてる。

うちの子たちはやっぱ可愛い。

 

 

スンミン「…すみません、」

 

 

ララ「あ、や、大丈夫。良かったらタメ語で話して。名前も呼び捨ての方が嬉しい。」

 

 

わんことにゃんこの戯れだ〜!

癒し…。

 

 

ホシ「あ!もう時間だ…!私そろそろ仕事戻るね。」

 

 

ララ「え…?」

 

 

ホシ「それじゃあ仲良くなれるように頑張ってねララ!また様子見に来るから!」

 

 

バタンッ

 

 

 

ララ視点

 

…え?

兄さん帰ったんだけど。

この状況でおいてくって何事??

 

 

フィリックス「ララ!」

 

 

ぐるぐるしてると、ヨンボギが話しかけてくれた。

 

 

ララ「ヨンボギ…?」

 

 

フィリックス「この後ってもう寝るだけだよね?よかったらお話しよ!」

 

 

ララ「うん。ありがとう。えっと…とりあえず、これはみんな食べない、よね?冷蔵庫にしまわないと。」

 

 

そう言って先程のプリンとケーキ達を持とうとすると、リノさんに腕を掴まれた。

 

 

リノ「…食べ物に罪はない。」

 

 

耳を真っ赤にしてそう言った。

 

 

チャンビン「俺も食べたい!ケーキどれにしよっかな〜♪」

 

 

フィリックス「僕、このチョコレートケーキがいいな!」

 

 

2人が話しているのを横目に、リノさんはいそいそとプリンをもっていった。

 

 

バンチャン「さっきから疑いっぱなしでごめんなさい。僕もケーキ貰いますね。」

 

 

ララ「いえ、急に来て信用するのも難しいことですので、時間をかけてオレのこと知っていってください。」

 

 

そう言うと、にっこり笑ってバンチャンさんがケーキ争奪戦に加わった。

 

 

バンチャン「他のメンバーも、どれが食べたい?」

 

 

ハン「モンブラン!」

 

 

ヒョンジン「…僕も狙ってたんだけど。」

 

 

賑やかだなぁ。

 

あ、リノさんめっちゃ嬉しそう。

持ってきて良かったな。

 

…あ、そうだ。

 

 

ララ「えと、リノさん?」

 

 

声をかけるとビクッとして驚かれてしまった。

 

 

ララ「あ、ごめんなさい。よかったらこれ、兄の分もどうぞ。」

 

 

そういって兄さんの分のプリンを渡す。

 

 

リノ「…ありがとう。」

 

 

よかった、受け取ってもらえた。

 

 

ララ「では…」

 

 

離れようとすると、リノさんにまたもや腕を掴まれる。

 

 

リノ「…ホシヒョンの分のケーキ、余ってるなら食べちゃったら?」

 

 

…確かに、兄さん次いつ来るか言ってなかったし。

 

 

リノ「…嫌ならいいけど。」

 

 

ララ「いえ、ありがとうございます。それじゃあ、オレは余ったやつ食べますね。」

 

 

ヨンボギの隣に戻るとケーキ争奪戦はまだ行われていたので、それを眺めていると、リノさんがオレの左隣に座った。

 

リノさんもケーキ争奪戦に加わるのかな?

 

 

リノ「…ララ、好きなケーキどれ?」

 

 

ララ「…え?んー、甘いものは基本的に好きなんですけど、この中で強いて言うならフルーツタルトですかね?」

 

 

リノ「分かった。俺はショートケーキが食べたいから全力で勝ち取って。」

 

 

…ん?

 

そう言ってリノさんがケーキ争奪戦に加わった。

自分が食べたいショートケーキではなくフルーツタルトに立候補して。

 

え?

切実になぜ??

とりあえず、今はリノさんのためにショートケーキを勝ち取らなくては…?

 

 

ララ「し、ショートケーキ、ください!」

 

 

…で、ショートケーキに立候補してたチャンビンさんにじゃんけんで勝ってショートケーキをGETしたのでリノさんのもとへ行くと、スンミンさんを負かせてフルーツタルトを手に入れていた。

 

ごめんなさいチャンビンさん、スンミンさん。

 

 

ララ「リノさん、ショートケーキです。」

 

 

リノ「同い年でしょ。」

 

 

ララ「え?あ、リノ…?」

 

 

リノ「うん。1口ずつ交換しよう。」

 

 

あ、それなら…

 

 

ララ「チャンビンさん。」

 

 

どうやらミルフィーユを獲得したらしいチャンビンさんの元へ行く。

 

 

ララ「ショートケーキ、リノから1口食べる権利を貰ったので、1口どうぞ。」

 

 

リノ「…!?」

 

 

チャンビン「え?なんでリノヒョン…?…あぁ〜!そういう事ね!」

 

 

なにやらニヤニヤしている。

 

 

チャンビン「じゃあ、ありがたく1口貰うね。俺のもどうぞ!あ、あと俺にもタメ語で話してよ!」

 

 

チャンビンさんがミルフィーユをあーんしてくれるので食べる。

 

え、めっちゃ美味しい。

さすが有名店…!

 

 

ララ「じゃあ、チャンビナって呼ぼうかな。」

 

 

それだけ告げてリノのところへ帰ると、なんかすごい呆れ顔だった。

 

 

ララ「どうかした…?あ、ちゃんと1口しかあげてないよ!」

 

 

リノ「…本当にお人好し。」

 

 

そう言ってショートケーキをあーんしてくれる。

うわ美味しい。

 

 

ララ「んむ、ありがと。」

 

 

リノにもフルーツタルトを分け与えると、

 

 

フィリックス「僕のもあげる〜!」

 

 

そう言ってヨンボギもチョコレートケーキをあーんしてくれた。

生地までチョコレート味のやつ好きなんだよね。

 

ヨンボギにもフルーツタルトをあーんする。

 

 

ララ「スンミンさんもフルーツタルトどうぞ…?」

 

 

すごい視線を感じたのでそう言うと、フルーツタルトを貰いに来てくれたのでそのままの流れであーんする。

 

スンミンさんからもタメ語とスンミナ呼びの許可をいただき、チーズケーキを1口もらった。

 

タルトを食べながら考える。

 

なんか急に警戒心薄くない?

リノのケーキ争奪戦に巻き込まれてから…?

 

そういう考えに陥り、じっ…とリノを見つめる。

 

 

リノ「…何?」

 

 

ララ「もしかして…みんなの警戒心解くお手伝いしてくれました?」

 

 

リノ「…別にそんな…」

 

 

チャンビン「そうだね!!」

 

 

リノが否定しようとしたらチャンビナが割って入ってきた。

 

 

チャンビン「や〜、さすがだよね!!」

 

 

リノがすごい目力でチャンビナを見てる。

うわ、イケメンだな…。

 

 

ララ「ありがとう。気を使わせちゃって申し訳ないな。」

 

 

リノ「別にそんな事…」

 

 

ララ「あ、お礼といってはなんだけど、いつかのデザートにプリン作ろうかな。」

 

 

リノ「え!」

 

 

チャンビン「プリンって作れるの!?」

 

 

ララ「意外と簡単だよ。材料少ないし…あ、朝ごはんリクエストのが嬉しい?」

 

 

リノ「いや、プリン食べたい。」

 

 

ララ「分かった。」

 

 

フィリックス「明日は僕暇だから、スーパーの場所とか教えてあげる!」

 

 

ララ「あ、それは助かる。ありがと。」

 

 

その後はヨンボギとリノとチャンビナと少し雑談して、眠気がきたので部屋に戻って眠ることにした。

 

明日の朝ごはんどうしよう…。

冷蔵庫の中調味料ばっかで絶望的だったんだよな…。

 

あ〜、眠い。

細かいことは明日考えよ…。

 

 






《ララの日記》

〇月〇日〇曜日

今日から待ちに待った韓国でのお仕事。

兄さんがオレのこと伝え忘れてたけどヨンボギとリノとチャンビナとは話せるようになって嬉しい。

韓国に慣れるまでは業務じゃなくて寮のことから始めるから、家事を頑張ろう。

他のメンバーとも早く仲良くなりたい。

ケーキ美味しかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。