かつて…日ノ本には日巫女と呼ばれた巫女がいた…
その者は人と妖怪…2つの種族を繋ぎ邪馬台国と呼ばれる1つの理想郷を作りあげた…
そんな1つの秩序と平和は、1つの悪意によって崩壊する…
古の悪魔と呼ばれる悪意の存在が彼女達を襲ったのだ
古の悪魔は強大な力で人妖を蹂躙し圧倒的な力を見せていた…その親玉である悪意の根源【マレヴォレンス】は神々をも超える力を有しており状況は絶望に染まるかに思われた……
しかし日巫女と1人の妖怪、そして1人の人間の青年の活躍により古の悪魔に立ち向かいマレヴォレンスを封印することに成功する……
そして日巫女は邪馬台国に大結界を作り出し、人妖達が暮らす理想郷を作りあげた……
そして数千年の月日が流れる……
魔界パンデモニウムにて
1人の青年がここで住み込みで修行をしていた
青年の名は【坊野斗真(ほうの とうま)】悪魔と人間のハーフ…魔人である。
斗真はある日神綺と出会い彼女に弟子入りする
理由は異変から仲間を守れるようになりたいという些細な事だった。
そんな些細なことながらも強くなりたいという気持ちに嘘偽りは無い…神綺は1度悩むが彼の願いを聞き入れることにしたのだ。
その過程で魔界の住人であるサラ、ルイズ、ユキとマイ…そして夢子出会い充実した毎ゆ日を送っていたのだった。
そんな中彼の生活にある変化が訪れていた
【パンデモニウム前の雪山にて】
斗真
「だー、クソ!また勝てなかったかぁ…」
斗真はいつものように修行していた。
相手はユキとマイ、二人は1人1人だと相手出来なくもないが2人同時となるとかなり厳しくなる。
彼女達の息のあった連携にはかなり目を見張るものがあった。
よく大喧嘩して夢子にお仕置されているが…
ユキ
「はは、まだまだだねぇ斗真」
マイ
「…けど、いい線いってる……」
2人からそう言われると少し気が抜けたのかゆっくり倒れ込む
斗真
「あーあ…このままじゃいつまで経っても師匠を越えられねぇなぁ…」
斗真の師匠であり魔界神である神綺、彼女の強さは一線を画すものであり、自分にとって遥か遠くにいる存在だと改めて感じる…
自分も腕には自身があった分その衝撃は大きく世界の広さを改めて思い知らされた
マイ
「…斗真ならいつか越えられる」
ユキ
「まずは私達を超えないとだけどねぇ〜」
2人なりの励ましの言葉を受けゆっくり立ち上がり修行を再開する斗真
彼の数奇な運命は既に動き出していることを知らずに
一方パンデモニウムでは神綺が玉座であることを呟く…
神綺
「3000年振りに動き出したようね……悪意の者たちが…」
そう、これが全ての始まり…幻想郷…いや世界を掛けた大異変の……