訳あり転生陰陽師は巻き込まれたくないのに巻き込まれる宿命   作:トウフグラタン

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俺を巻き込むなって前世からだった・・・

どうも、土御門静世(つちみかどしずよ)現在は七歳です

 

現在進行形で何故か1333年、鎌倉幕府滅亡を見た挙句付き人で離れてしまい困っていると現れた胡散臭い男に連れ出されたのだった

 

 

「それで貴方は?私は諏訪頼重です」

 

「・・・静世です。」

一応名字は名乗れない

 

「土御門家の子でしょう?」

 

諏訪頼重と名乗った男は静世を見た

 

 

「え?」

 

何故分かった

 

 

ストーカー?

この時代ストーカーという言葉はないがストーカー・・・

 

 

「私神ですから」

 

(中二病?)

 

中二病という言葉もない

 

「土御門って京だよね?」

 

「そうだよな」

 

土御門家は陰陽師だ

 

土御門家の猶子だが

 

「貴方も信濃に来てもらいます。」

 

「はい?」

何でだ

 

助けてくれ

 

伸成

 

 

その頃伸成は

 

「し、静世様!?」

静世と離れた伸成は周りを見た

「ど、どうしましょう!?」

静世が土御門家の猶子として引き取れた時に世話役としての付き合いだ

 

『・・・』

刀を持ったままの四歳ぐらいの子供、髪は腰まであり結んでいただろう髪がほどけていた

目も焦点があってない

 

何かあったのだろう

 

四歳児がする目ではない

 

「静世様

 

お、お探ししないと!!」

急いで探す

 

「マジどうすっかな」

どうやらここで野宿らしい

「・・・・」

今思えば前世から巻き込まれ体質だった

 

前世では早くに両親を亡くし親戚中を盥回しにされて色々と巻き込まれて来た

 

今世では産まれる前に父を亡くし、産まれてすぐ高齢出産だった事もあり母を

 

 

そして四歳の時には長兄と一族をーによって滅ぼされ、戻ってくると言った二番目の兄は・・・

 

「生きているよな

 

 

ー兄上。」

長兄は兄というより父親のような感じだった

 

「生きている・・・・」

今世では一族滅亡した後はこの時代だ

 

人売りもある

 

「・・・・」

一族が滅んだ日もこんな夜だった

 

 

何故か毬を持って外に出た

 

そして、戻って来たら

 

 

 

 

「・・・確か、静世だったな」

「そうですけど」

声を掛けれて後ろを見ると

 

武家の子供らしい子供が居た

 

「貴方は」

 

「私は北条時行だ」

 

「(北条時行ってあれだよな

 

中先代の乱を起こした後も足利尊氏の首を狙い続ける)」

前世でも名はあんまり残らないが

 

 

(北条家の遺児か)

 

「そなたに兄は居るか?」

 

「・・・居ませんが何か?」

土御門静世としては兄は居ない

 

 

ーとしては兄が二人いたが

 

一人はもうこの世のどこにもいない

 

 

もう一人の兄は目撃情報はあるが見つからない

 

 

生きているか怪しいが生きて居ると信じたい

 

 

『いいか、お前にこれを渡して置く

 

 

お前だけでも生き延びてくれ

 

 

 

逃げてもな

 

逃げる事は生きる事に繋がるんだ』

 

そう言って一族の重代刀を渡した

 

 

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