魔法少女なヒロインにあこがれて   作:アマノジャック

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エピソード28 『スライムはドラクエ以外の作品だと結構な強敵』

街中に表れた魔幻獣『スライムゲルガー』と戦っていたトランセイザーたちだったが、その軟体故に有効な戦闘が出来ずいたものの、パープル・ウィッチが凍らせることで動きを封じて、トランセイザーの必殺技の極太レーザーを当てることに成功した。

 

「やった…のよね?」

「…ダメだっチ。まだ気配を感じるっチ!」

「ん!?」

「そんな…」

「嘘やろ!これで倒せてへんのか!」

「みんな!周囲を警戒…しっ!」ボコッ

「チーポ!」

 

突然にチーポが空へと飛ばされる。その場所にブヨブヨが集結し…スライムゲルガーが現れる。

 

「ほんまに倒せてないんかい…」

「待って、少しだけ小さくなってるわ!一部を犠牲にして、致命傷を避けたのよ!今のを繰り返せば…」

「…皆からエネルギー補給しても…もう一度アレは撃てないわ。」

「じゃあ、どうするのよ!」

「私が聞きたいわよ!」

 

「…」ズズズッ

 

「喧嘩は後にせぇアホ共!攻撃がくるで!」

「ん…!?」

「パープル!間に合ってくれ!!」

 

口喧嘩が始まるトランセイザーとブルー・ランス。スライムゲルガーは体からムチのようなものを大量に伸ばし…4人へと激しく振るう。シルバー・ストームは反応の遅れたパープル・ウィッチを抱えて空中へと逃げるが、トランセイザーとブルー・ランスはそのままムチの連撃を食らった。

 

「「かはっ!」」

 

「トランセイザー!ブルー!」

「ん!」

 

不動積雪(Refusal of Train)

 

パープル・ウィッチが杖を構えて、再び冷凍ビームをとばす。それはスライムゲルガーを凍らせ…

 

「…」ズズズッ

 

否、表面のみを凍らせた。スライムゲルガーは凍った部分から分離して後退する。

 

「こうやってさっきの避けたんかぁ…パープル、大丈夫か?」

「…」コクッ

 

シルバー・ストームの質問に頷くパープル・ウィッチだったが…額から多くの汗が流れていた。相手が大きいためか、普段よりも多くの聖幻エネルギーを使って技を出していたため、その分パープル・ウィッチの負担も大きかったのだろう。シルバー・ストームはパープル・ウィッチは着地してパープル・ウィッチを下ろすと風を操り、自身の2本のクナイを回収し…地面へと刺さっていた槍をブルー・ランスの前へと運んだ。

 

「これ…ブルーの…」

「こうなったら総力戦しかあらへん…トランセイザー、ブルー、パープル!一気にケリつけるで!!」

「えぇ!」

「それしかないわね。」

「ん!」コクッ

 

「おいおい…誰か忘れてないか?」

「はぁ…はぁ…お待たせ。」

 

「グリーン!レッド!」

 

ここでグリーン・ドラゴンとレッド・ヒーローが合流してきた。トランセイザーとトランチアー全員が集合する。ここでチーポの時空転移により…戦場が異空間へと変わった。

 

「おぉ!集まったっチね!キメ台詞とかしてみる?」

「いたの?と言うか余裕そうねチーポ…」

「いやー、ベタな展開っチね。スライム系のやわらか過ぎて斬っても突いてもダメージにならない展開!」

「…どうすればいい?」

「そりゃ…アレっチ。ベタな敵にはお約束で応えるっチ!」

「お約束?」

「ヒロインつつまれて、むにむにされてエロピンチ!!絵的にはJC貧乳組を除くとブルーかレッド、後はパープルが良さそうと思うっチけど…パープルは謎の力でダメらしいっチ!」

「んな変態しか喜ばねぇ展開を言ってる状況じゃねーだろうが!!」ブンッ

「せっかくのサービスシーンが~」

 

ズブッ

 

「…」

 

あまりに空気が読めないチーポの発言にぶちギレたトランセイザーはそのままチーポを掴み、スライムゲルガーの中へと投げ込んだ。そして、そのままスライムゲルガーの内部に留まるチーポ。

 

「何やろな…何か分からんけど…ウチ、凄い力溢れてきたわぁ。ウチらを貧乳呼ばわりしたあの淫獣…殺してもかまいませんな?」

「奇遇だなシルバー。アタシもアイツを殺したい気分だ。ブルーにそんなことさせてたまるかぁ!!」

 

竜嵐陣陣(ドラゴントルネード)

 

先程のチーポの発言により怒ったシルバー・ストームとグリーン・ドラゴンが同時に技を出す。5本のクナイから起こした竜巻と吐き出された緑のエネルギー弾が1つの強大な竜巻となって、チーポ…もといスライムゲルガーへと当たる。

 

「…」ザザザッ

 

「おぉ!押してるわ!」

「ん!」

「このまま倒しちゃいなさい!」

「が、頑張れ!シルバーちゃん、グリーンちゃん!」

 

応援する残りの4人。しかし…

 

「…」ズズズッ

 

「嘘やろ!耐えきったやと!?」

「新技は有効になるのがお約束だろうが!?」

 

スライムゲルガーは耐えきり…そのまま進撃し始める。当然、中にいるチーポも無事であり、聖幻獣の姿のまま、ボンキュボンッな体型になり味方を煽る始末。

 

「こうなったらブルーの槍で直接刺すわよ!まだ浅いところにいるから…あのマスコットに届くはずよ!」

「私のライトセイバーも届くかしら?」

「ちょっと待って!チーポさんを攻撃することが目的になってない?魔幻獣を倒さないと…」

「あん?レッド、何言ってんだ?」

「せやで。ウチらの目的は…」

 

『あのふざけた淫獣を殺すことだよ?』

 

「絶対違うからね!?」

「ん!んん!」

 

4人は口を揃えて言い切った。現在、まともなのはレッド・ヒーローとパープル・ウィッチのみである。再びグリーン・ドラゴンが緑のエネルギー弾を吐き出した。

 

竜の息吹(ドラゴンブレス)

 

「…」ボフッ

 

ポヨンッ

 

しかし、ダメージは通らず…逆にそのまま返される。

 

「こっちに跳ね返ってきとるやんけ!?」

「トランセイザー、その剣でバットみたいに打ち返しなさい!フルスイングで!」

「私、野球なんてしたことないわよ!」

「おい!来るぞ!」

「わ、わたしに任せて!」

 

『レッドスマッシュ』

 

グググッ…

 

「レッド!」

「う…うぅ!何としても…ずらさないと…みんな、離れて!」

 

レッド・ヒーローは返ってきたエネルギー弾にボレーシュートで蹴り返そうとするも…パワーが足りず少しずつ押されていた。レッドは避難するよう言うも…

 

「ん!」

 

ゲシッ

 

パープル・ウィッチが反対側から蹴ることでそのままスライムゲルガーに向けて飛ばされた。緑のエネルギー弾は赤へと染まり…

 

「…」シュゥゥ…

 

スライムゲルガーへと命中してその体を焦がした。

 

「めっちゃ効いとるやんけ!?」

「これがレッドの力っチ!」プスプス…

「わたしの…力?」

「レッドには相手の聖幻エネルギーを乱す力があるっチ!それによって相手への聖幻エネルギーを使った攻撃を通しやすくなるっチ!特に今回の魔幻獣だと防御時に表面に聖幻エネルギーを固めてくるだけに効果は絶大っチ!」

「そうなんだ!じゃあ、今のを繰り返せば…」

「あかんやろ。レッドの足への負担が大きすぎるわ。」

「トランセイザー様のためならわたしの足なんて…」

「却下よ。もっと自分を大事にしなさい。」

「…はい、ごめんなさい。」

「それにもっと楽な方法があるっチよ!」

「楽な方法?」

「思い出してみるっチ!トランチアーの役割は?」

「トランセイザー様のサポート…かな?」

「正解っチ!」

 

レッド・ヒーローへアドバイスを送るチーポ。そして…

 

「それで…アンタはどの面下げてここにいるのよ!」ガシッ

「ちょっ…耳は止めろっチ!この焦げた面が見えないっチか?」

 

そのまま、ブルー・ランスに掴まれた。

 

「はぁ…分かった分かった。ブルーにもちゃんとアドバイスするっチよ。」

「ブルーに?」

「その槍はどんな能力があったっチか?」

「水の壁が作れるくらいで…後は普通の槍でしょ?」

「その槍の先端には何と!炭酸ガスが入ってるっチ!」

「炭酸ガス?」

「ワスプナイフって知ってるっチ?」

「…初耳ね。」

「ウチはFPSでナイフ結構知っとうつもりやけど…それは知らんなぁ。」

「簡単にいうとガスを噴射させて対象に大ダメージを与えるナイフっチ!それを応用すればブルーちゃんは…」

「なるほど…それはどう出すの?」

「ブルーちゃんが出ろって念じれば出るっチよ。」

「なるほど?」

「さて、アドバイスはここまで…いってくるっチ!」

「…やってやるわ!炭酸ガスね…」

 

そして、6人は再びスライムゲルガーへと戦意を向ける。

 

「で、どないするんや?」

「2手に別れましょう。私とパープルでアイツを凍らせるわ。そしたら、前みたいにシルバーのクナイで…」

「ねぇ、それは確実に凍らせれるのかしら?」

「…えぇ、チーポが言っていたでしょ?表面に聖幻エネルギーを集めて防御して、反対側から分離した…なら!2方向から凍らせれば逃げ場は無い筈よ!」

「そう。じゃあ、確実に当てるために…ブルーがアイツを抑え込むわ。」

「ブルー…まさか、接近戦で…」

「違う…けど、すぐに分かるから。そしたら…トランセイザーとパープルの出番ね?確実に決めなさい…いくわよ!はあぁぁぁ!!」

 

ブルー・ランスが槍へと念じて力を込める。すると、辺りから水が湧き…槍の先端へと集まった。そして…

 

炭酸切り(スパーキングカッター)

 

極細い高水圧が槍から発射されスライムゲルガーの体を貫通し…そのまま横になぎ払う。結果…スライムゲルガーの体が真ん中からスパッと裂ける。

 

「何だよそれ…」

「アレを…斬ったの?」

「あー、想定とは違うっチけど…何とかなったからヨシ!」

 

「再生に集中していて分離されてない…今よ!!」

 

『トランスマジカル…ブリザード』

不動積雪(Refusal of Train)

 

「…」コチコチコチ…

 

ブルー・ランスの合図を聞き、トランセイザーの猛吹雪とパープル・ウィッチの冷凍ビームがスライムゲルガーを逃がさず完全に凍らせた。そして…

 

「いくでレッド!グリーン!」

「えぇ!」

「こい!」

 

『レッドスマッシュ』

竜の息吹(ドラゴンブレス)

 

シルバー・ストームがクナイを飛ばし、それにレッド・ヒーローとグリーン・ドラゴンが技を当てて赤と緑へと染める。

 

「おらっ!おまけや!」

 

嵐押蓋(ストームプレッシャー)

 

シルバー・ストームもクナイの1本を銀色へと染めて、赤、緑、銀、と計3本のクナイがトランセイザーの元へと集まる。

 

『チアーズエネルギー・チャージアップ』

 

トランセイザーはライトセイバーを出し…3本のクナイが装着された。

 

『トランスマジカル…めった斬り』

 

凍ったスライムゲルガーへ3色に光るライトセイバーを何度も叩きつけるトランセイザー。攻撃が当たる毎に凍った体が砕けていき…スライムゲルガーは塵となる。そして、その塵は1ヵ所に集まり…タマゴが1つ形成された。それはチーポによりすぐに回収される。

 

「今度こそ終わった…のよね?」

「そうっチね!もう、魔幻獣の気配は感じないっチ!」

「はぁ…厄介な敵やったわぁ…」

「ん!ん!!……ん。」クタッ

「パープル!?」

「パープル、今回はほんまによう頑張った…ゆっくり休みや。」ポンッ

「…」コクッ

 

勝利を喜ぶトランセイザー、シルバー・ストーム、パープル・ウィッチの3人。

 

「…」

「…」

「…」

 

対して、ブルー・ランス、レッド・ヒーロー、グリーン・ドラゴンは無言のまま互いを見つめあっていた。

 

「よし!いいタイミングだし、ここで新メンバーの自己紹介をしようっチ!」

「自己紹介?あぁ、そうね。ブルーとグリーンはまだ入って間もなかったわね。」

「じゃあ、転神石を回収するから転神を解くっチ。」

 

5人はそのまま転神を解き…元の姿へと戻る。

 

「あれ?アンタは…」

「ー!?」

「ん?おぉう!?この前、海で遊んだ…アンタら2人やったんか!!」

「あれ?知り合いだったっチか?」

 

薫子の姿にビックリする真珠とネモ。薫子もネモを見てを目を丸くした。以前、薫子はマジアサルファとして真珠が転神する姿を見ていたものの…同じく保護していていたネモもトランチアーになっていたことは知らなかったようだ。

 

「改めて…第一中の天川薫子や。うてなはんとはクラスメイトやで。よろしゅうな。」

「…よ、よろしく。」

「真珠の背中に隠れないの…んん!第二中の阿古屋真珠よ。こっちは姉母ネモ…今はちょっと人見知りしてるけど…すぐ慣れると思うから。」

「…」

「あー、気にせんでええよ。ウチも慣れとるさかい…こりすはんも最初はこんな感じやったし…」ずーん

「て、天川さん!大丈夫だよ!ネモちゃん、プリキ○ア好きとか可愛いところあるから!」

「ば…!お、おい!」

 

やや落ち込む薫子にうてながフォローするもネモの顔を赤くさせるだけだった。

 

「…うてなはん。そういうことを大っぴらに言うのは堪忍したりや。なるほどなぁ…それで知り合ったって感じかな?」

「ま…まぁ、そんなところね。真珠はネモに付き合ってる感じだけど。」

「な、真珠!テメー…」

「…いいから話を合わせなさい。」ボソッ

「…そうだよ。おかしいかよ?」

「別におかしくあらへんよ。ウチがお昼食べとる子も好きやし…ただ、ウチはゲームばっかりしとるから話が合うかどうか…」

「ゲームか…さっきFPSとかいってたけど対人ゲーム…例えばエルデン○ングとかやるのか?」

「おん?やっとるで。今はDLCに夢中やけど…昔は侵入マルチとかしとったで。」

「マジかよ!アタシがホストになるから協力マルチもしてみねぇか?」

「お!ええやないの!周り誰もやってなくて基本的にソロばっかやったからそういうのやってみたかったんよ…」

 

「何か…友情が芽生えたみたいだね。」

「代わりに隣の真珠ちゃんは涙目になってるっチね。こりす、何かフォローしてやるっチ。」

「…」こくっ

 

こりすは薫子とネモの元へと行き…

 

「ん!んん!んん!」

「こりすはん?さっきまで心愛と真珠はんと一緒にカラオケに行ってたと?」

「真珠でいいわよ。真珠も薫子って呼ぶから。」

「真珠と!?こりす、耳は無事か!?」

「ネモ…アンタねぇ…」

「ん、んん!」

「…心愛も呼ぶから今からもう1回行きたい?心愛来るんか?ウチ、そんなに歌ったことはないで…」

「あはは。わたしも歌はその…」

「真珠はいいわよ。中途半端なところでマスコットに呼ばれたからねぇ…」

「じゃあ、トランチアーの親睦会だね。トランセイザー様も来てくれますよね?」

「…ごめんね。私は正体を明かせないし…この姿でカラオケに行くわけにはいけないわ。」

「メロンの歌しか歌えなくなるっチね。」

「いや、メロンの歌って何よ!?適当なこと言わないの。それでチーポ、後は任せていい?」

「分かった…ボクが全員のカラオケ代を出してやるっチ。後はみんなの親に連絡しておくっチ。」

「決定ね。こりす、心愛を呼んで。」

「ん!」

 

「まっ…こういうのもたまには良いっか。」

 

その後、何やかんやで7人はカラオケを楽しんだ。ちなみに歌は薫子が1番上手かった。

 

 

ーーー

 

数日が経ち…場所はナハトベースそして、真珠はマジアベーゼの前と立っていた…全裸で。

 

「では、真珠さん。あの時のあなたはなぜわたしの命令を無視してトレスマジアを追撃したのか…お聞かせ願いますか?」

「…悪いけど、答える前に逆に質問するわね。アンタは現状で戦闘において一番強いのは誰だと思ってる?」

「それは勿論、トランセイザー様で…」

「本当にそう思ってる?」

「…」

 

言葉を失うマジアベーゼ。真珠の発言に思い当たることがあるのだろう。

 

「海で戦ってみて真珠は分かったの。トランセイザーよりも『真化』したマジアアズールの方が強いってことに。」

「…」

「今の真珠ではマジアアズールに敵わないの分かってる。前にアンタは『全力で魔法少女と戦い、いい感じで苦しめつつ、良きところで撤退とかして悪役ブームをかまそう』って言ったわよね?」

「えぇ、確かに言いました。」

「マゼンタとサルファにはそれが出来たかもしれない…けどアズールは?真珠、アンタ、キウィの3人で返り討ちにあったのに…本当にいい感じに苦しめれる?なら…アズール1人になって、それに真珠たち全員がいけば…って思って…」

「…真珠さん。あなたの考えがよく分かりました…結論を言いましょう。愚かですね。」

「………へ?」

 

マジアベーゼから発せられた毒舌に真珠の目が点になる。マジアベーゼは言葉を続けた。

 

「結局のところはあなたがアズールに執着してるだけに過ぎません。それにトレスマジアがあなたに…いえ、わたしたちエノルミータによって引き裂かれることはありませんよ。だってトレスマジアですから。」

「根拠になってないわよ!?」

「確かに戦闘においては現状、アズールの1強ですが…苦しめる、は戦闘に限ったことだけではありませんよ?先ほど言っていましたアズールですけど…分かりやすい弱点があります。」

「弱点?」

「トランセイザー様です♡ですので…次はトランセイザー様を捕らえて、此方の仲間へと引き入れましょう。あわよくばその中身も…」

「アズールの話はどこいったのよ…」

「捕まえれば人質としてこちらの有利なフィールドにトレスマジア全員を呼び出せます。そのフィールドが先日に完成しました。」

「フィールド?」

「えぇ、ネモさんのハマっているローグライクゲームを参考にわたしなりに作ってみたのです。それでいくつか意見を聞いてもらっていました。適当な返事も何個かありましたが…」

「アンタ…よく造ったわね。」

「後はこりすちゃんに動かしてもらえれば…いっぱいオモチャを用意したのできっと…フフフ。」

「子供に買収とか最低ね。」

「んん!とりあえず、あなたの行動が私情を含めつつも組織のことを考えてのことだとは分かりました。ですので変身アイテムはお返しします。後、服を着てもらっても結構です。」

 

そういうとマジアベーゼは真珠へと変身アイテムと着ていた制服を渡す。慌てて着始める真珠…マジアベーゼの方へと気になった質問をした。

 

「…そういえば、何で脱がせたの?」

「雰囲気ですよ雰囲気。」

「…」

「そうそう。最後に1つ、伝えておくことが…」

「…何よ?」

 

「キウィちゃんが『真化』を習得しました。」

 

「……はぁ!?」

 

ーーー

 

一方でトレスマジアは小さな魔物を1匹追っていた。

 

「待て待てー!」

「なかなか素早いわね…私が凍らせて…」

「待って!今日はあたしとサルファで……サルファ?」

「あら?いつの間に…どこに行ったのかしら?」

 

 

「やぁ、マジアサルファ。」

「…一体全体…これはどういうつもりや?エノルミータのマスコットはん?」

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