魔法少女なヒロインにあこがれて   作:アマノジャック

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まほあこSM大感謝祭のイベントビジュアル…トラの格好をしたうてなちゃんが可愛かったですね。残りのメンバーも1日毎に公開されるみたいなのでとりあえず予想してみます。どれくらい当たるかな。

薫子ちゃん…ヒツジ
はるかちゃん…ウサギ
小夜ちゃん…ウシ
真珠ちゃん…イヌ
こりすちゃん…クマ
キウィちゃん…キツネ
ネモちゃん…オオカミ


エピソード31 『SASUKEやないかい!?』

「○ASUKEやないかい!」

 

トランセイザーを救出にきたトレスマジアの目の前に広がるのは大量のアスレチックたち。さらに…

 

「よぉ、トレスマジア。」

「ボッコボッコにしてやんよ!」

 

ルベルブルーメとレオパルトの姿がそこにあった。さっそくマジアマゼンタが質問をする。

 

「エノルミータ!これはいったいどういうつもりなの?」

「えっ?どういうつもりなの?ベーゼちゃん?」

 

レオパルトらも知らなかったようでマジアベーゼへとそのまま質問を投げる。ここで、マジアベーゼの音声が入った。

 

『それでは説明いたしましょう。ここに広がるのはSASU…んん!筋肉の迷宮、乳酸地獄!貴女方には自らの身一つでこれを攻略していただきます♪お集まりの5人のうち、いち早くゴールへ辿りつくのは果たしてどなたなのかー!』

 

「ずっとアホやん…」

 

「ちょっと待ちなさいよ!」

 

突然にトレスマジアの背後から声が聞こえ、全員がその方向を向く…凍傷により身体中に赤い腫れが目立つロコムジカだった。武器であるマイクスタンドを杖に何とかここまで来たようだ。

 

「ロコ!お前、何でここに…」

「5人じゃないわ!ロコも参加するんだから!」

「お前重傷じゃん。トレスマジアの方もアズールがボロボロだから実質2対2だぞ?」

「レオパルト…アンタは人のこと言えないでしょうが!トランセイザーとの戦闘後のダメージがまだ回復してないのに…強がってんじゃないわよ!」

「…チッ。んなもん、ツバ付けて治ったわボケ。」

「コイツはなに言っても聞かねぇよ。それにアタシらが勝ったところで良いことねーし…」

 

『ご安心を。ちゃんとご褒美を用意しておりますよ…負けたら罰ゲームですが。』

 

「わぁい♪ゴホウビ♡」

「…今、負けたら罰ゲームがあるって言ってたぞ?」

「上等じゃないの…勝てばいいんでしょ!勝てば!」

 

「3対3になっちゃったね…」

「そうでもないみたいよ。」

「せやな。あの会話が本当なら…相手は実質ルベルブルーメ1人だけってことになるなぁ。」

「それに…あの状態のロコムジカは最後までついてこれないと思うわ。」

 

『さぁ、準備はよろしいですね?では始まりの合図を鳴らしましょう!』

 

ブオォォーーン

 

笛の音と共に6人は一気に駆け出した。

 

ーーー

 

場所はモニター室へと戻る。捕らえたトランセイザーの足や尻など身体のあちこちを撫でつつマジアベーゼが声をかけてきた。

 

「こういう部屋になっていたのですよ♡トランセイザー様には簡単なコースかもしれませんが!」

「うん、何と言うか…よく造ったわね。」

「えへへへ♡ルベルちゃんからヒントを得て、アリスちゃんに協力してもらいました♡」

「ん!」ドヤッ

「…それで、フイッシュボーン?竜神池?みたいなエリアで空飛ぶのって有りなの?ロコムジカが魔力を使って飛んでるみたいだけど…」

「へ?あぁ…ご安心を。」

 

『イヤーーッ!!ちょ、ちょっと…み、見ないで……あぁーーっ♡』

 

浮遊してクリアをしようとするロコムジカ。しかし、エリアの底から伸びた触手に捕らえられ、凌辱され始め…辺りにロコムジカの喘ぐ声が響く。トランセイザーは直視出来ず顔を反らした。

 

「…美声ね。」

 

「ロコムジカ、ペナルティです。はじめからやり直してください。」

 

そして、そのままスタート地点へと戻された。

 

「…うん。絵面はあれだけど…妥当な判定ね。」

「そうでしょそうでしょ!ところで今の先頭は誰でしょうか?」

「アズールね…本当にあの娘は…」

「それがどこまで保つのやら…飛び石エリアが終わりました。トップはアズール、それにレオパルトとルベルブルーメが続いていますね。」

「サルファも行けるとして…マゼンタさん、大丈夫かな?」

「ご安心を…」

 

『お…落ち……ない!いけたいけた!』

『マゼンタ!よう耐えた!』

『あの状況でよく…火事場の馬鹿力ってやつかしら。』

 

『…』

 

「トレスマジアから脱落者が出ないようにルベルちゃんが文字通り影からサポートしていますので。」

「不正じゃないの…」

「気づかれなけばいいのです。さて、次はロープの橋を渡ってもらいますよ。」

 

続いて見えたのは並んだ6本のロープ…5人が股間へと食い込むロープに苦戦して進む中、マジアアズールだけはスルスルと順調に進んでいた。

 

「…アズール、何であんなに速く渡れてるのよ。」

「フフフ…順調なのはいいことです。ですが…隣から巨大な鉄球が……は?」

「は?」

 

トランセイザーとマジアベーゼの目が点になる。勢いよく来た鉄球をマジアアズールが両手で受け止めたのだ。そのまま鉄球から手を離し、ペースを落とすことなくマジアアズールがロープの橋を渡りきった。

 

「マジアベーゼ、あの鉄球って軽いの?」

「いえいえ。そんな筈は…普通に一般人なら骨が粉々になるレベルの物なので魔法少女も飛ばされるかと。」

「だよね…すごいなアズール…ん?レオパルトがサルファのお尻を蹴ったのだけどあれはいいの?」

「…邪魔したらダメ、とは言いませんでしたし…」

「サルファから反撃食らってロープの結び目が股間にめり込んで気絶したわ。…でも落ちないのね。」

「ルベルちゃんのサポートのお陰…あ、鉄球に飛ばされて落ちました。あれは流石に…そのままサルファが2番目で突破しましたね。」

 

そのままマジアアズールとマジアサルファは次のステージへと進んでいく。そこはトランプリンと平行に並んだ2枚の壁があり…2人はトランプリンからジャンプした後、両手両足を壁へと突っぱねて進んでいった。

 

「これって…スパイダーラン?」

「えぇ!本当ならドロップも追加したかったのですが…脆くなって調整が難しくなったので止めました。」

 

『手が滑っ……きゃあぁぁ!!離し……はあぁ♡』

 

「あぁ!アズールが落ちた!?」

「下は触手の海です…はぁん♡触手に喘ぐアズール…堪りません♡」

「アズール好きね…」

「い…いえ!1番はトランセイザー様ですから!」

「だったら解放してくれない?」

「それとこれとは話は別ですよ!」

「そう…いや、分かっていた答えだけど。サルファが突破して…その場に膝をついたわ。流石にキツそうね。」

「どこで休むかも重要ですよ。最終的には先頭でゴールすればいいのですから。」

 

マジアサルファは止まっている間にマジアアズール、さらにはルベルブルーメが突破して次のステージへと進んでいった。

 

「そういえばマゼンタさんたちはどうなったのだろ?」

「カメラを切り替えますね…おや?どうやらロープブリッジを突破したみたいですよ。ロコちゃんも続いていて…レオちゃんはスタート地点で気絶してますね…では、次のエリアを見てみましょう。」

 

次のステージは…レールに大きな円柱が乗っていた。その大きさは人間よりやや大きいくらいで…

 

「ローリング丸太!?安全管理は大丈夫なの?転がってる途中で外れたりしない?」

「だ、大丈夫ですよ…多分。そこら辺は上手くしてください、としか…」

「大丈夫じゃないのね。まぁ、悪の組織だし…そこまで求めるのも変な話か…」

「円柱にしがみつくだけですよ。へ、変なことをしなければきっと…」

 

『おりゃあぁぁぁ!!』ダンッ

 

「ルベルブルーメが円柱を踏み台にジャンプで飛び越えようとしてるけどぉ!?」

「アウト!ルベルブルーメ、アウトです!!ちゃんと円柱にしがみついてください!」

 

下から触手が伸びてルベルブルーメの足を捕らえる…そして、ルベルブルーメは宙ぶらりんのままスタート地点へと戻された。

 

『何しやがるベーゼ!魔力使って飛んでねぇだろ!』

 

「しがみついて回る…それがルールです。ロコムジカみたいに凌辱しなかっただけありがたく思いなさい。」

 

『…チッ。分かった分かった。』

 

ルベルブルーメはそういうと円柱にしがみつき…グルグルと回りながらそのエリアを突破した。

 

「ルベルブルーメが先頭か…あ!目を回してその場で倒れたわね。」

「次はサルファが挑戦するみたいですね…おや?その場で回り始めました。何かの作戦でしょうか?」

「目を慣らしておくのかな?」

「アズールも追い付いて…同時にいきましたね。さてさて…クリア出来るかどうか…」

「っ!サルファ!」

「落ちてしまいましたね…アズールはそのまま突破しましたが。」

 

『くそっ!離せ…ひゃっ!そ、そこは…あっ…あぁーー!!』

 

「はぅ…眼福ですね…♡」

「悪趣味よ。」

 

マジアサルファは触手に凌辱されながらスタート地点へと戻される。ここでマジアマゼンタが追い付いてきた。

 

『サルファ!?大丈夫?』

『マゼンタ…』

『これにくっついてあそこまで行けばいいんだよね?任せて!』

『…マゼンタ。手出しや。』

『え?うん…へ?わ、わわわわ…!』グルグルグル…

 

「え?サルファ、マゼンタさんに何してるの?」

「独楽みたいに回してますね…」

 

『いく…で!』ブンッ

『ちょっ…ちょっと?まだ目が…』

『ちゃんと掴みや!』

『ぐえっ!?』ガシッ

 

マジアサルファはその場でマジアマゼンタを回転させ…そのまま円柱へと投げつけた。マジアマゼンタは目をグルグル回しつつ…円柱としがみついた。そして…

 

『わわわわっ!?っと、ここでゴール…したのかな?アズール!?ルベルブルーメも!?大丈夫?』

『敵の心配とは…余裕そうだな…マジアマゼンタ…』

『マゼンタ…アナタは…大丈夫なのね…』

『うん。サルファがあたしを回して…そのまま円柱まで投げてくれたの。』

『えーと、ごめんなさいマゼンタ。言っていることが分からないわ。』

『はんっ!そういうことかよ…』

『ルベルブルーメ?どういうこと?』

『円柱は右回り…おそらくだがマジアサルファはアンタを左に回すことで視界のバランスを取ったんだろうな…』

『サルファ…』

『マゼンタ、先に進んでいなさい…すぐに追い付くから。』

『う、うん!それじゃあ!』

 

マジアマゼンタは先頭へと代わり、そのまま次のエリアへと進んだ。

 

「何はともあれ…マゼンタさんが前に来た!そのままいっちゃって!」

「これはこれは…面白い展開ですね。」

 

『着い…た!?』

 

そして、マジアマゼンタの前には…20mほどの長いコンベアが高速で動いていた。

 

「これってリバースコンベア?トンネルとかはないの?」

「えぇ、それをすると触手の海に落とせなくなるので♪」

「最低過ぎる理由ね…」

 

『はぁぁぁぁ!ぐぅ…ダメだぁ…』ステン

 

高速に動くコンベアを逆走するマジアマゼンタだったが…転んでスタート地点へと戻される。

 

「あれのスピードの基準って何なの?」

「『真化』したレオちゃんに走ってもらい、それを参考にしました。まぁ、その時よりもスピードを上げていますが。」

「あの時のレオパルトのスピードを魔力使わずに超えろと!?」

「えぇ、トレスマジアの皆さんなら突破してくれますよ。だってトレスマジアですので。」

「うわぁ…」

 

ドン引きしているトランセイザーだったが…ここで残りの5人も追い付いてきた。

 

『お、追いついたわよ…マジアマゼンタ…』

『アタシがベーゼちゃんに1番を届けるんだ!邪魔すんなよボケが!』

『罰ゲーム回避のために…アンタらより早くゴールしないとな…』

『ウチらの目的はトランセイザーの救出や…ゴールの順位とかアンタらの罰ゲームとかどうでもええねん。』

『そうね。別に今ここで貴女たちを触手の海へ放り投げてもいいのよ?』

『ダメだよアズール…正面から勝負しないと。』

『マゼンタ…綺麗事言ってる状況とちゃうで…まぁ、それでも勝つんはウチらやけどなっ!』ダッ

『あ!サルファてめぇ!』ダッ

 

マジアサルファを筆頭に6人はそれぞれのコンベアを逆走し始める。足を弾かれても、触手の海に落ちても…6人は諦めずに全力疾走を続けた。そして、ルベルブルーメのゴールをきっかけに次々とクリアする者が現れ…全員がクリアした。

 

ーーー

 

「本当にクリアしたよ…もしかしてルベルブルーメのだけ緩くしてた?」

「いいえ。純粋に彼女の実力ですよ…ですが、コンベアの速さの波については彼女にだけ教えていたのも事実です。他の方をサポートして貰う必要がありましたので。」

「…そう。」

「さぁ、最後のステージです。」

「そそり立つ壁……いや、普通の坂道ね。最後にしては緩くない?」

「フフフ…ちゃんとわたしなりのギミックがありますよ。」

 

坂道を上がり始める6人…ある程度進んだ所でマジアベーゼがスイッチを押した。するとゴール地点から大量のローションが滝のように流れ…

 

『す、滑る…ぎゃぁぁあ!!』

『うぉ!落ちてくんなや!』

『サルファ、テメーも道連れだ!』ガシッ

『離さんかコラァ!?』

『やなこった!!』

 

一番進んでいたレオパルトが滑り落ちてマジアサルファへとぶつかった。その後、取っ組み合いになるもののレオパルトがマジアサルファのパンツを掴み、2人同時に坂道から脱落した。

 

「サルファ………あれ?さっきまであった足場は?」

「消しておきました♪」

「…うわぁ。」

 

『なるほど…ロコ!パンツだ!パンツを狙うぞ!』

『ハァ!?…いや、パンツね!マジアアズール!覚悟!!』

『くっ…』

 

レオパルトらの様子を見ていたルベルブルーメとロコムジカが上に進んでいたマジアアズールへと狙いを定めたが…

 

『行かせないよ!』ガシッ

『マジアマゼンタ!』

『アズール…勝ってね…』

『離しな…あぁぁぁ!!』

『マゼンタ!』

『ロコ!』

 

より下にいたマジアマゼンタにロコムジカはパンツを掴まれ…そのまま一緒に脱落した。残るのはマジアアズールとルベルブルーメの2人。

 

『へっ、下にいるアタシの方が有利だ!』

『くっ…』

『覚悟しろぉ!!』

『来なさい!』

 

ルベルブルーメはそのまま、マジアアズールへと迫る。マジアアズールはスカートを抑えて蹴りで抵抗しようとすると…ルベルブルーメはそのまま隣を通り抜けて頂上へと上がった。

 

『しゃっ!アタシの勝ちだ!』

『なっ…!』

 

マジアアズールも慌てて頂上へと上がる。

 

『パンツを狙うと言っておいて…騙したのねルベルブルーメ!』

『あん?ちゃんと取るもん取ってるよ。』

 

ルベルブルーメが右手を開くと…そこには白いパンツが表れる。マジアアズールが慌てて自身の股間を確認し…より強くスカートを抑えた。

 

『いつの間に…返しなさい!』

『無理だな。ベーゼに持って来いって言われてる。代わりに…』

 

ルベルブルーメは指でパンツをクルクルと回しながら自身の影を坂道の下へと伸ばす。

 

『わあぁぁ!』

『何や!?身体が上に引っ張られ…!』

 

触手の海に落ちていたはずのマジアマゼンタとマジアサルファが連れてこられたのだ。

 

『2人とも!?』

『コイツらもクリアってことにしてやるよ…アタシの仕事はここまでだ。ほら、行かねえのか?次がボス部屋だぞ?ベーゼとトランセイザーがそこにいる。』

『…2人はここで休んでいて。私だけでも…』

『何言うてるんや…』

『あたしたちも行くよ…ルベルブルーメはどうするつもり?』

 

『さっきも言ったろ。アタシの仕事は終わりだ…じゃあな。』

 

ルベルブルーメは影へと溶けると…その場から去っていった。

 

『ちょっとルベル!ロコたちも回収しなさ……いいぃぃ♡』

『そうだ!そうだ!トレスマジアよりアタシらを引き上げろ…おぉん♡』

 

触手の海へと落ちたエノルミータの仲間をそのままにして。

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