魔法少女なヒロインにあこがれて   作:アマノジャック

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エピソード37 『テレビ局、想像の100倍は別世界』

「心愛、違うスタジオに向かうっチ!」

「そうね…次はここよ!」

 

テレビ局にて魔幻獣のタマゴを探している篠原心愛とチーポは別のスタジオへと入った。

 

「ウオォォオオン!!」

 

「梅郷アナ、杉田ちゃんと桐生ちゃん以外にスケジュールに空きのあるスタッフは?」

『ダメです…残りは全員、出払っています。』

 

「魔幻獣が孵化しちゃってる!?」

「いや…魔幻獣では無いっチよ。魔物、って感じもしないっチ。」

 

目の前には、異形の怪物に立ち向かう男女たちの姿があった。首にカーディガンを巻いた男が心愛たちに気がつき、声をかけてくる。

 

「む…君たちは?」

「えーと、その…」

「新米のグループアイドルでボクはチーポ子。こっちはココアっチ。初めてテレビ局に入ってきたのもあって道に迷ってるっチ。それで…あれは?」

「新米…そうか、初めてみるのか。あれはお客様らのマイナスなクレームが具現化し意思を持った…『モンスター・クレーマー』。」

「モンスター・クレーマー!?魔幻獣…では無いのよね?」

「魔幻獣?おっと、自己紹介が遅れたね…僕はプロデューサーの『桃井』。桃Pって呼んでくれ。」

『私は『梅郷』よ。アナウンサーをしているわ。』

「はい、毎朝見ています…ってモニターが自在に移動してる!?どんな仕組みなの!?」

 

自己紹介を受けた心愛だったが、梅郷の姿に混乱した。

 

「え?それも分からない?…これ、ワイプだよ?テレビの画面の端にあるやつ。撮影時はカメラの端にくっつくんだよ。」

「アレってそんなに物理的な技術だったの!?」

「芸能界の基本だよ…『CGやら着ぐるみやらはTVの前の皆様を納得させるためのタテマエ』!」

「えぇ!?CGも嘘って…じゃあ、ワイドショーとかみる空中に画面が出てくるアレは…」

「司会のアナウンサーによる『空間に映像を浮かび上がらせる能力』だね。君がみているこのワイプもその応用だ。」

「アナウンサーって超能力者なの!?」

『…桃井P。今はモンスター・クレーマーをどうにかしないと…このスタジオから出られたら厄介だわ。』

「しかし、2人だと厳しいな…」

『─っ!小道具の椿くんのスケジュールが今、空きました。』

「ナイス、タイミング!ココアちゃん、だっけ?今からプロデューサーの仕事を見せよう。」

 

桃井は丸めた台本を上へと上げた。それと同時に桃井を中心にPと書かれた魔法陣が表れる。

 

『赤いカーディガンに宿りしプロデューサーの神の名において…召還(プロデュース)!小道具、椿!!』

 

「なっ…魔法陣から人が出てきた!?というか、何でそんなことが出来るのよ!?」

「それが僕の仕事だからさ……椿ちゃん、2人の援護を頼むよ!」

「おまかせあれ。」

 

魔方陣から1人の男が現れ、そのままモンスター・クレーマーへと向かっていった。

 

「ウオォォン!」

「桐生、そっちに行ったぞ!」

「えぇ!任せて!」

 

一方で桐生と呼ばれた女はフィンガースティックを取り出してモンスター・クレーマーへと向ける。

 

「ところにより激しい雷!」

 

バチバチバチバチ…

 

「か、雷を呼んだ!?」

「そうそう。天気予報って基本的に全国のお天気お姉さんが自分たちで天気を操ってお茶の間には予報というていでお知らせしてるんだよ。」

「気軽に人智を越えすぎだろ!?」

 

桐生の出した雷はモンスター・クレーマーに当たるが…

 

「効いたか!?」

「ウォォォ!!」

「ダメね…」

「援護に来たよ~」

「椿!?…杉田!3秒でいい、奴の動きを止めろ!」

「任せろ!」

 

今度は杉田と呼ばれた男が高く飛び上がり…手を重ねてモンスター・クレーマーへと狙いを定めた。

 

「ごく一部では突然の豪雨!」

 

バンッ

 

「──!?」よろっ

 

杉田の手から生成された水の弾丸が発射されモンスター・クレーマーの頭へと当たり体勢が崩れるも…一瞬で立ち直った。

 

「そんな…」

「大丈夫だよココアちゃん。ここで椿ちゃんの出番だから。」

 

シュゴゴゴゴォォ…

 

「煙幕…いや、ラベンダーの香り?」

「スモーク演出だよ…腕を上げたね、椿ちゃん。」

 

辺りが白い煙で満たされた。

 

「──ちょっと待って!あのガスってどこから出てるの!?見間違いじゃなければ…尻から出てない?」

「え?そうだよ?彼は元アイドルだから。」

「まるで全アイドルが尻からスモーク出せるみたいな言い方!?」

「芸能界の基本その2。『アイドルは自力で空を飛ぶし、自身の持つキラキラオーラからメタリックテープを生成するし、体内からスモークを出すのは当たり前』だよ。」

「嘘でしょ…いや、本当に出来るの?トレスマジアでも無理じゃない!?」

「ハッハッハッ…新人の君にはまだ早いか。でもトレスマジアたちにとってはこれくらい朝飯前だも思うよ。まぁ、今回は緊急事態だからお尻からになってるけど…普段は耳や手から出すことが多いかな。おっと、そろそろ桐生ちゃんが決めてくれそうだ。」

 

桐生が煙に紛れてモンスター・クレーマーの足元へと来ていた。そして、地面に両手を伸ばす。

 

「乾燥続きの大地には……恵みの雨となるでしょう!」

「──!」

 

にょきにょき…ぐるぐるぐる…

 

地面からイバラが生え、そのままモンスター・クレーマーへと巻き付いた。

 

「凄い!あんな大きなモンスターを…」

 

「うおおぉぉ!!」ブチブチッ

 

「千切られた!?」

「拘束失敗か…何て力だ!いったい、どんなクレームの実体化なんだ?」

「こっちに来てるわよ!」

「ココアちゃん!本来、アイドルの君に任せることじゃないが…一か八かだ!俺のプロデュース能力で君のための武器を用意する。それをモンスター・クレーマーへとぶつけてくれ!」

「そんな…私…」

「君なら出来る!──ッハァァァ!!プロデュースパワー…最高出力!錬成(プロデュース)!さぁ、抜いて!ココアちゃん!」

「…分かった。」

 

桃井は胸に力を集中させると何かグリップのような物が表れ…心愛はそれを引き抜いた。そこから光の刀身が伸び…普段、トランセイザーとして使用しているライトセイバーとなった。

 

「よりにもよってコレェ!?」

「…ほほう。ここまでストレートな武器が錬成されたのは初めてだよ…さぁ、これで奴を倒すんだ!」

「いや、これ本当に効くの!?」

「というか…そもそも何のクレームなんだっチ?」

「チーポ、アンタいたの!?」

「いや、ここにもう用は無いからさっさと去りたいっチよ。おーい、何がそんなに不満っチか?」

 

チーポがモンスター・クレーマーへと声をかけると…動きが止まる。

 

「…べき。」

「え?」

「サービスの『ポロリもあるよ』って女性アイドルの胸ばっかりで許せない。ポロリを映すなら男女平等に…男性アイドルのち○ちんポロリをサービスするべきだ!!」

 

「男女平等以前に今の時代にポロリそのものが許されるわけねーだろうがっ!!」

 

ぶちギレた心愛はライトセイバーをスパスパと振り回し、モンスター・クレーマーを一瞬でこま切れにした。

 

「私たちが苦労した怪物を一瞬で…」

「こんな子供が…」

「いやー、若いっていいね。」

「素晴らしい!君、アイドルしながら僕らのチームで一緒に働かないかい?」

『フフフ…1から教えてあげるわよ。』

 

「え?えーと…その…」

「タマゴはなかったっチ。もう、用は無いから行くっチよ……急いでいるんで!さよならっチ!」

 

心愛を唖然とした顔で見る5人。アワアワする心愛だったがチーポにより、引っ張られてそのスタジオを後にした。

 

───

 

「ふー、何か凄い体験したな。それで。ここで収録してるのって…『キラキッズ』か。懐かしいな…」

「何の番組っチ?」

「えーと、教育バラエティね…昔、はるかちゃんと一緒に出たことがあるの。」

「へー…あ、誰か出てきたっチ!」

 

扉から歌のお姉さんみたいな人が出てくると…心愛の肩を掴み、顔を向けてきた。

 

「え?あの…え?」

「ワ~~~♪」

「オネエサンダイスキ。」

「心愛!?」

 

そのまま、心愛はスタジオへと連れられた。

 

………

 

「───はっ!?」

「気がついたっチか?」

 

心愛が目を覚ます。すると、さきほど心愛の肩を掴んでいた女性が頭を下げる。

 

「ごめんなさい。逃げた子供かと…思ってしまって…それで…」

「それで?」

「歌による洗脳音波で脳を揺さぶって命令に従うだけの木偶人形にしちゃってたの。」

「歌のお姉さんの域を越えてない!?」

 

「おや?目が覚めたようだね…心愛ちゃん?」

 

すると誰かが近づいて来た…12頭身小顔の猫のマスコット『ネコッチ』。隣にはダイナマイトバディの犬のマスコット『ワンワンヌ』もいた。どちらもこの番組に出てくるマスコットキャラである。

 

「えぇ!?ネコッチ…私のこと、分かるの?10年くらい前に1度会っただけだよ?」

「何年経とうがゲストとして来てくれた子供は全員覚えているよ…何故、ここにいるかまでは知らないけど。」

「ネコッチ、詮索しないの。女の子には色々あるのよ。」

「ワンワンヌちゃん…実は、探し物を…」

「ふむふむ…」

 

心愛は何を探しているか、正直に話した。

 

「事情は分かった…しかし、あまり褒められた行動では無いね。」

「その通りで…」

「…僕の方で許可を取るよ。その間、良かったら撮影を見学でもして待っていてくれるかな。」

「…いいの?私、怪しい者だけど…」

「君がいい子なのは分かってるから。」

「ありがとうネコッチ…」

 

「ニコ、なんか予想外の展開になったっチね。」

『えぇ…それより、あの姿をみて心愛さんは驚かないんですね。』

「昔会ってたのもあるだろうけど…、さっきのプロデューサーが言ってた着ぐるみじゃないって話を忘れてるだけかと思うっチ。」

 

そのまま、キラキッズの撮影が始まった。

 

………

 

「テレビの前のみんな!こーんにーちはー!」

 

耳に手を当てるネコッチとワンワンヌ。

 

「元気なお返事ありがとー!」

「ねぇねぇ知ってたワンワンヌ?今日から『かがやけ!キラキッズ』は『キラキラキッズー』にリニューアルされるんだよ!」

「そうなんだー!」

「ねぇねぇネコッチ。どうして新しくなったの?」

 

マンネリ感とお約束の安定を(みんなにもっと)秤にかけた結果の(楽しい朝を)上層部の決断(届けたいから)だよ。」

 

ネコッチの返しに一部のスタッフが凍る。歌のお姉さんは仕切り直すように質問をした。

 

「新しく『キラキラキッズー』でなどんなことをするのかな?」

「まずはお絵かきのコーナーだよ!」

 

「リニューアルとはいえ定番なコーナーね。」

 

白いボードが表れ3人はマーカーを手に持つと…同時に曲も流れ始めた。

 

『小ーさな丸がー♪3百とんで2個ありまーしてー♪』

 

「いきなり多くない!?みんな、慌てて描いてるし…」

 

『あっという間に……生すじこー♪』

 

「全国の子供たちに生すじこを描かせるなよ!?」

 

ボードには3つの生すじこが描かれていた。そして、3人はクリーナーでそれを消した。

 

『さぁ、手首のウォーミングアップは終わったかな?それでは本番行ってみよー!次は何が出来るかなー?』

 

「ウォーミングアップにしては過酷でしょ!?」

 

ツッコミをする心愛。そして、聞こえる歌により何が出来るかをイメージをし始めた。

 

『んっちゃっ、ちゃらら~♪お星さーま、ひとつ、おっこちーて♪』

 

 

『おにぎりの上に乗っかったー♪』

 

 

『三角コンニャク、一緒に食べよう♪』

 

 

『大きなクラゲに足ふたつー♪四角をつけたらー♪』

 

 

「あっ…これって…クリスマスツリー…」

 

心愛のイメージとは裏腹にネコッチとワンワンヌ、歌のお姉さんは…歌の通りの物を描いていた。星は★ではなく○にクレーターをつけたリアルな星。おにぎり部分は首のように小さく、コンニャクは上半身、クラゲは下半身を形成していた。そこから長い触手のような足が2本生えており、四角の部分は魔方陣のように何かが召還されたような跡がある。その出来た何かとは…

 

『絶望の使者(見たら死ぬ系)~♫』

 

「絶望の使者(見たら死ぬ系)!?」

 

先ほどのモンスター・クレーマーに負けないレベルの異形の何かだった。心愛の開いた口が塞がらない。

 

「さぁ、みんなは上手く描けたかなー?」

 

「こんなもん、上手に子供に描かれても…」

 

「『キラキラキッズー』の新しいマスコットキャラの歌でした!」

「どうもー♪」

 

絵の通りのマスコットがクラゲ部分から2本の腕(太い触手)と足(太い触手)を動かしながら入ってきた…心愛の開いた口が塞がらない。

 

「本当にいるのかよ!?見たら死ぬ系なのにマスコットして大丈夫なの!?」

 

「いやいや。本当に死ぬわけないですやん。雰囲気ですよ雰囲気。」

 

「あれ?私の声が聞こえてる!?」

 

流暢にしゃべる絶望の使者(見たら死ぬ系)。そのままネコッチが司会を進行する。

 

「新しくなった『キラキッズ』こと『キラキラキッズー』をよろしくね!最後は皆で新・キラキラ体操だよ!!」

 

「キラキラ体操!懐かしいな…ここで昔踊って……うん。」ずーん

「何で暗くなるっチ?」

『チーポ、深くは聞いたらダメだよ。』

「と、とにかくリニューアルするのね。どんなのかな?」

 

「今度のキラキラ体操は本格的だよ!さぁ、みんなスタンバイ!」

 

ネコッチ、ワンワンヌ、歌のお姉さん、絶望の使者(見たら死ぬ系)が並んで床へと座り足を伸ばした。音楽が流れ始める。

 

『♫体操と言いつつお遊戯ぎゃねぇかと言われ続けた旧キラキラ体操~♫』

 

「まずは先端から!足指のストレッチ!」

 

座った全員が足の指をワキワキと動かし始めた。その時間は5分。

 

「長いなぁ!」

 

間奏が終わると立ちあがり、踊り出す4人。

 

『♫んなこと言うなら分かった♪ガチ体操やってやんよ♪これで満足か──』

 

再び座り…長座体前屈の姿勢になる。

 

「つま先に指がつくまで!ひたすらストレッチ!」

 

そのまま足先に向かって指を伸ばす4人。しかし…

 

「あー、ダメだ俺。全然身体が曲がらねぇ!」

 

絶望の使者(見たら死ぬ系)が苦戦していた。

 

「よりにもよってお前が!?」

『全身柔らかそうな見た目なのに!?』

 

「ダメだ!全員がつま先をつかむまで終わらないよ!」

 

「何て体育会系な子供番組!?」

 

「あのー、ネコッチさん?そろそろ次の収録が…」

 

「…」b

 

別のスタッフにより、声をかけられるネコッチ。サムズアップのみで返事すると…4人は1つの小さなモニターになって、カメラの端へとくっついた。

 

「えぇ!?何なのアレ!?」

「ワイプだよ。ほら、よく端っこにある映像の…」

「というかさっきのスタジオでも見てたっチよね?」

「本当にあるのかよ!?」

「…あ、コレ。ネコッチさんが申請してた入局許可証ね。モンスター・クレーマーより厄介なのが入ってるのだって?とりあえず、撮影現場に入るまでは許可は降りたけど…カメラに映ったりはしないでよ。」

「お手数おかけします…」

「破ったらどうなるっチ?」

「ネコッチさんの首が物理的に飛ぶ、かな。」

「絶対に守ります!!」

 

───

 

そして、再びタマゴを探し始めた。

 

「はぁ…はぁ…無いわね…」

「そうっチね。代わりに芸能界の闇をたくさん知れたっチね…」

「『CGやら着ぐるみやらはテレビの前の皆様を納得させるためのタテマエ』、『出てくるグラフはアナウンサーによる、空間に映像を浮かびあがらせる能力である』、『お天気お姉さんの予報は自分たちで天気を操ってお茶の間に予報として知らせている』、『コンサートで飛んだり、煙とかテープみたいなのは全部ステージでアイドルがパフォーマンスをしつつ実行している』…全部、知りたくなかったわ。」

「そういえば絵描き歌で出てきた新しいマスコットの絶望の使者(見たら死ぬ系)、心愛は何でクリスマスツリーになったんだっチか?」

「最初の星って普通は『☆』でしょ?なんで丸いのブツブツのクレーターのあるリアルな方なのよ!?星+コンニャク+クラゲで出来たマスコットって何!?そもそも見たのに何で死なないのの!?」

「ハッハッハッ!本人も言ってたけど雰囲気っチよ雰囲気。」

「もう、テレビ局の職員だけで魔幻獣倒せるでしょ…」

『──!心愛さん、チーポ、お喋りはそこまでです!レーダーの反応が強くなりました!あのスタジオです!』

 

ニコに言われたスタジオへと目を向ける心愛とチーポ。

 

「あそこって…『うたBANBAN』を収録してるところ!…トレスマジアがいるのだけど!?」

「んー…時間的にトレスマジアの出番はもう終わってるっチね。」

「そうなの?」

「今、歌っているのは真珠ちゃんだっチ!」

「………はぇ?」

「観客に紛れて探すっチよ!」

 

心愛の目が点になる。それを無視してチーポは心愛の手を引っ張った。

 

………

 

「~♪~~~♪」

 

「…あれが真珠なの?」

「そうっチよ。歌詞はアレだけど上手いっチね~」

「しかし、いつの間にそんなことが…」

「心愛…『宣誓センシティヴ』を知らないっチか?かなりバズった曲っチよ。」

「…まさか、薫子が渡したボイトレって…いやいや!それより、今はタマゴを…」

『心愛さん!あのMCさんのところに反応が!』

「へ?」

 

「みんな!!ありがとおぉぉぉ!!」

 

ロコムジカの…『歌星ぱある』のステージの曲が終わり、その場で座りこんでいた。

 

「では…そろそろ出番ですねぇ。魔幻獣さぁん。」

 

コロコロ…

 

「タマゴがステージに転がってる…!?」

「不味いっチ!真珠ちゃんの…エノルミータの闇に反応して!」

 

ピキッ…ピキピキピキッ…ピカーン!!

 

「シャアァァァァ!!」

 

タマゴから巨大なトカゲのような魔幻獣が孵化し、咆哮をあげた。

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