ゼロの使い魔×▲様   作:名無し様

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▲様は少なくともギーシュより強い。

どうしてこうなった。

俺と共に召喚された才人と名乗る奴が別の貴族のギーシュと決闘するらしい。

話すと、長いから省略すると、

 

 

才人が原因でギーシュの二股をばれた。

ギーシュが二股していた、二人がギーシュをフッた。

ギーシュが才人にけちつけた。

才人がまた、ギーシュをからかう。

ギーシュがキレて、決闘を申し込んだ。

才人がそれを受け入れた。

 

 

と、こんな感じ。

端から見れば、非常に馬鹿馬鹿しい。

大体、二股していた奴が悪いだろ。

 

お陰でルイズは怒ってる。

どうするか。

 

 

 

 

 

場所は変わり学院長の部屋 立派な髭を蓄えた威厳のあるご老人が仰々しい椅子に座っている。

彼こそトリステイン魔法学院の学園長オールド・オスマンである。

しばらく机に広げてある紙を見てサインをし、判子を押していたが息抜きの為であろう、机の引き出しを開き嗅ぎ煙草を取り出す。

 

それを見た緑髪でメガネを掛けた美しい女性が何かを行う。

すると哀しきかなオスマンが使用しようとした煙草がふよふよと空を飛び女性の机に着陸した。

この女性は優秀な秘書で名をロングビルと言う。

 

オスマン「息抜きぐらいさせてもらっても罰は当たらんと思うがのう」

オスマンが少し悲しそうな顔をしてミス・ロングビルに講義する。

ロングビル「お体に悪いですわよ」

 

酒は百薬の長と言うが煙草は百害あって一利なしと言う。

ミス・ロングビルが淡々と書類整理しながらオスマンを諭す。

しばらく無言が続いたが急にロングビルが床に足を強く踏み込む。

 

オスマン「!!」

それに酷く驚いたオスマンが椅子から飛び上がる。

ロングビル「使い魔を使ってこそこそと覗こうとするのは感心しませんわ」

ロングビルの足元にひっくり返って気絶しているネズミのモートソグニルを見ながらロングビルが笑顔で言う。

 

オスマンがやれやれと首を横に振り、目を見開き尋ねる。

オスマン「では堂々と頼む事にしようかの。ミス・ロングビル、パンツの色は何かな?」

その言葉を聞いた瞬間ミス・ロングビルの顔が笑顔から生ゴミを見るような顔と目に変わる。

 

その非常に何とも言えない空間をぶち壊すように扉が開かれる。

ゴルベール「大変です!オールド・オスマン!コレを見て下さい!!」

コルベールが叫びながら飛び込んでくる。

 

オスマン「静かにせんか、コルベール君」

オスマンがキリとした表情で言い放つ。

ゴルベール「も、申し訳ありません」

 

コルベールが冷静になり息を落ち着ける。

ゴルベール「これを…」 2冊の本とメモをオスマンに渡す 。

オスマン「…ふむ ミス・ロングビル、少し席を外してくれんか?」

オスマンがロングビルへ向けた言葉を発する 。

 

ロングビル「わかりました」

ロングビルが椅子から立ち上がりドアを開け、部屋から出て行く。

流石は出来た女性である。 二人しか部屋にいないか確認した所でオスマンが口を開く。

オスマン「ではコルベール君、詳しく説明しなさい」

 

 

 

 

 

 

 

ヴェストリの広場

 

大量の人間が集まり熱気が溢れる広場に二人の男がいる。

一人は私の使い魔の才人と一人は貴族のギーシュである。

 

端から見れば、決闘は一方的なものだった。

ギーシュ「ぼくに、こう言うんだな『ごめんなさい』と。」

それは、ギーシュからの提案だった。

 

今、才人はボロボロである。

しかし、才人はボロボロのままギーシュが作った剣に手をかける。

ルイズ「ダメ。これを握ったらギーシュは本当に容赦しないわ。」

 

才人「………………………俺はもう元の世界に戻れねぇんだろ。」

ルイズ「…だから、何よ!」

私は才人が言っている事が理解できなかった。

 

才人「………寝るのは床でいい。………飯も、不味くてもいい。」

そして、才人はルイズの制止を押しきって剣に手をかける。

才人「……でも、下げたくない頭は下げられねぇ。」

ルイズ「バカあぁぁ。」

 

それを、待っていたと言わんばかりにギーシュは勢いよくワルキューレを突撃させる。

才人は反応しようとするがまだ傷が痛み反応が遅れた。

案の定、ワルキューレの攻撃は才人の腹に直撃。

才人後ろにぶっ飛び私にぶつかる。

 

ルイズ「きゃッ。」

才人と私は重なるように転がった。

そして、ワルキューレは才人と私に目掛けて長剣を降り下ろす。

 

ルイズは長剣が降り下ろされる瞬間に目をつぶる。

しかし、才人と私に降り下ろされる剣は下ろされなかった。

恐る恐る目を開けて見ると、そこにはあの三角頭がいた。

 

ワルキューレの長剣は三角頭の大鉈によって止められていた。

三角頭はその状態のまま大鉈を降りワルキューレをギーシュのところへ吹き飛ばす。

ギーシュは突然現れた三角頭に戸惑っていた。

 

「なぁ、あいつ。」

「いつの間に。」

「お前、気づいたか?」

 

どうやら、ギャラリーも驚いていた。

その場にいた全員が驚いていると、三角頭がその大鉈を片手で持ち上げて空に向けた。

 

ヴヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 

すると、どこからか聞いたことのない音がした。

ギーシュは、慌ててバラを降りワルキューレを6体召喚した。

 

しばらくすると、空が雲に覆われ太陽が隠れてしまった。

そして、それと同時に草木が枯れていき。

石の壁がまるで、紙が剥がれるようになってきた。

音が鳴り止むとそこは、まさに別の景色だった。

 

「なんだよ………これ。」

「全部、あいつがやったのか?」

 

ギーシュは、後悔していた。

これほどの奴を敵にまわしてしまったことに………。

 

ルイズ「うそ……………信じられない…………。」

才人「とんでもない、奴だな。」

 

そんなことに全員が驚いていると、三角頭が空に向けた大鉈を降り下ろした。

すると、大鉈があたった地面からおぞましい数の巨大なゴキブリが出てきた。

それは、三角頭………レッドピラミッドシングがいた世界で『クリーパー』と呼ばれる存在である事をルイズが知るのはまだ後の事である。

 

そのゴキブリは、近くにいたワルキューレの一つに群がると、大きく奇声を上げて噛みついた。

ワルキューレは、なんとか振り払おうとするがたちまちボロボロになり崩れた。

ルイズやギーシュ、ギャラリーはおぞましい光景に唖然としていた。

 

すると、あの三角頭が大鉈を引きずってギーシュに近づいてきた。

ギーシュはワルキューレを突撃させるが三角頭が大鉈を片手で振り回し、真っ二つになった。

 

ワルキューレは後、5匹いる。

すると、ギーシュは何か思い付いたのかワルキューレを一つゴキブリの集団に突撃させる。

三角頭にも二つ突撃させる。

案の定、三体ともやられるが残り二つのワルキューレがルイズと才人に向かっていた。

 

勝った、と思った瞬間にワルキューレが才人によって胴体から真っ二つになり倒された。

才人「どうする?」

ギーシュ「…………降参だ。」

 

その言葉にギャラリーから歓声がおきた。

しかし、三角頭は大鉈を引きずってギーシュに近づく。

ゴキブリも同じようにギーシュに近づいていた。

 

ギーシュ「こ、降参したろ……こ、来ないでくれ。」

三角頭はギーシュの言葉を無視して大鉈を降り上げた。

ギーシュ「ヒッ!」

三角頭はギーシュに大鉈を降り下ろした。

 

ルイズ「ダメエエエエェェェェェェェェ。」

 

ルイズは三角頭に対してそう強く言いはなった。

すると、三角頭とゴキブリはまるで時が止まったように止まった。

それと同時に草木と壁は元に戻った。

 

空も雲っていたのが晴れた。

ギーシュはすぐに、その場を逃げた。

ギャラリーも静まりかえっていた。

しかし、三角頭はその場に佇んでいた。

 

ルイズは今、実感したことがあった。

自分は、何か恐ろしい奴を召喚してしまったのかと思っていた。




▲様は、才人のラブラブな雰囲気をぶち壊します(物理)。

何か▲様に関して知っている事があったら教えてください。

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