ゼロの使い魔×▲様   作:名無し様

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わ た し は 帰 っ て き た 。

1ヶ月ほったらかしてすいません。
今回は、才人回です。

では、どうぞ。


▲様は空気を読まない

 

 

食事を終えた俺はマルトーに頼んで軽食をバスケットに入れて貰いルイズの部屋に戻ろうとする。

ルイズの部屋が見えるところまで近づくと何やら廊下のど真ん中にフレイムが鎮座していらっしゃる。

俺は心底面倒臭そうな顔をするとフレイムを避けて通ろうとする 。

 

『きゅるきゅる』

 

しかしのそのそとフレイムが俺の行く先を邪魔しようとしてくる 。

 

才人「…うわぁ。」

 

むりやり跨いでフレイムを越えるとかなり股間が熱かった、しかも越えた瞬間にズボンを口で引っ張られる どうやら俺を連れて行きたいらしいが生憎俺はルイズの部屋に行きたい。

 

才人「チッ…後にしろよ」

 

俺が舌打ちしてぼそっと呟くと『きゅるきゅる』と先程に比べて何やら哀しそうに鳴いて俺のズボンを放す 。

 

才人「…頭は良いのな」

 

フレイムがのそのそと寄ってきてちょいちょいと引っ張ってすぐ放し歩きながらチラチラとこちらを見る 。

 

才人「わかったよ…」

 

俺は観念して着いて行くとフレイムが小さく開いたドアを押し開けて入っていく 。

 

才人「入れってか?」

 

俺は警戒しながら部屋に入る。

 

才人「…まぁフレイムがいたしな、予想はしてたさ」

 

普通は何も見えないであろう闇夜の中にいる人物を確認して俺は呟いた

 

キュルケ「扉を閉めて下さらない?ミスタ・サイト」

 

暗闇の中の人物に言われ左手は腰に当てたまま背中を見せないように扉を閉める 。

俺の視界内にいる人物がパチンと指を鳴らすと部屋の蝋燭に次々と火が灯っていく 。

現れたのは何やら娼婦が「事情」の時に着ている様な下着とも言えない物を着たキュルケだった 。

 

才人「用は何だ?」

 

俺は腰から手を離してキュルケに尋ねる。

 

キュルケ「あなたは私をはしたない女だとお思いになるでしょうね…」

 

キュルケが色っぽく立ち上がり俺に向かってゆっくりと歩いてくる。

 

キュルケ「そう思われても仕方ないわ…わかる?私の二つ名は微熱」

 

才人「…………分からない」

 

キュルケ「ふふ…素っ気無い所もいいわぁ……」

 

キュルケがぞくぞくと体を震わせてローチに熱い視線を送る

 

才人「悪いが俺は今そんな気分じゃないもんでね、そういうお誘いなら…パスだ」

 

俺は溜息をつき部屋の隅で丸まっているフレイムに視線を移す 。

その一瞬だけ油断した俺はまるでこの機を待っていたかのようなキュルケに抱き付かれてしまった 。

 

才人「おい!」

 

俺が声を張り上げたその直後に扉の外から聞き慣れた音が聞こえてくる。

 

ギイイィィィギイイィィィ

 

三角頭だ、何かしているのか。

 

キュルケ「ロック」

 

するとキュルケが杖を振ると扉からガチャッと音がした、直後にガチャガチャとドアノブを捻ろうとする音が聞こえる。

キュルケが邪魔されまいと扉に魔法で鍵をかけたのだ。

ガチャガチャとした音がしばらくすると何も聞こえなくなった。

 

キュルケ「ふふ、さてミスタ・サイト続きをしましょうか…」

 

キュルケが俺の胸板を指でなぞる。

キュルケは首を傾げ俺が何を言っているのか分からないと表現した瞬間、分厚い扉にあの三角頭の大鉈が突き刺さって荒々しい音を立てて破壊された。

 

二つ付けられているヒンジの上が壊れやや斜めった扉を押し広げ逆光を受けた三角頭が浮かび上がる

まるでホラー映画だ、そもそも三角頭は人間ではないのだ、人の部屋の扉をぶち壊すなんて当たり前のようにするはずだ。

 

唖然としている俺とキュルケに三角頭は近づいてきた。

そして、俺の頭を掴んでズルズル引きずって行った。

 

その後、俺はルイズにこっぴどく怒られた。




このシーンはサイレントヒル(映画)の三角様初登場のシーンを思い浮かべてください。
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