おい。おい。嘘だろ。
一体、何があったっていうんだ。
そこには、学校だった残骸があり、その上にはいくつかのプレハブの建物と車しかなかった。
後から聞いた話によると、直径1キロが蒸発したそうだ。
じゃあ、俺はどうやって生き残ったっていうんだ?
いやそれは今はいいか。
「なあ、おっさん。何が起きたんだ?」
「だから、俺はおっさんじゃねぇよ。まあ簡単に言ったらな、化け物が出てきて町を壊した。
お前とか他の奴らは怪我の大小あれど無事だ。てめぇらの先生は助からなかったみたいだがな。」
松原は先生だった肉片を見たのを思い出し、腹部に強烈な不快感を覚えた。
「うっ、おえぇぇ....」
戻した。昼に食った米と具材が一気に出てきた。
それと同時に意識が薄れてきた。
「まあそれが正常だ。まあ正常じゃないやつもいるにはいるが。
いや、今のは忘れてくれ。俺は外に出るから、お前はここにいろ。」
薄れゆく意識の中で、化け物と自分との間に割って入った、
意識を手放した。
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それから一週間。俺は家で過ごした。その間他の奴らとは会ってないし、学校にも行っていない。
課題にも手がつかない。というか無い。そのまま毎日を寝て過ごしていると、インターホンが鳴った。
「最上です。勇輝くんいますか?」と聞こえ、久しぶりの親友の声にちょっと泣きそうになる。
外に出た。
「よっ、勇輝。」
「恭介....お前、何であの時勝手にどっか行った。」
「え?」
「あの時俺は、めちゃくちゃ心配したんだ。」
「.......すまない。」
「聞かせてくれ。何があったんだ?お前は何の意味もなしに行動するような奴じゃない。」
「うん。実はその話をするために来たんだ。ちなみにお前で最後。場所を変えて話そう。」
「そうだったのか。行こう。」
俺たちは、公園に行った。
そして俺は、恭介から色んなことを聞いた。あの化け物は人間を滅ぼすために来た奴で、そいつに先生は殺されて。
それから俺らの学校は潰されて、行くところがなくなって。
いろんな話を泣きながら聞いた。
何でそんなことをされるんだ。
何で奪われるんだ。
何で。
なんで。
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
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「お前、戦う気はあるか?」
「え?」
「もう二度と、平穏を奴らから奪われないために。」
「もう二度と、あいつらに負けないために。」
「憎しみを糧に、殲滅するために。」
「お前が戦う選択をするのなら、一週間後の今、学校跡地で待つ。」
「戦うも逃げるも、お前の自由だ。」
それを言い終えると、雰囲気が変わり果てた親友はどこかへ行った。追いかけても、もうそこには誰もいなかった。
「戦うも逃げるも、お前の自由......」
「たとえ俺1人でも、やってやる。」
「あいつらを、根絶やしにする。」
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帰った。なんだかどっと疲れた気分だ。ちょっと話聞いて、寝てるだけだったのに。
あ、そうだ、母に伝えないと。
「母さん、俺、戦いに行くよ。恭介に聞いたんだ。何があったか。」
「もうこれ以上人を悲しませたくないんだ。」
「あの化け物共を根絶やしに「あんた、あのガキのことを信じちゃダメよ!!!」
「え?」
「恭介とかいう子、あの子がおかしいのよ!どうせ地震にあっただけでしょう!?」
「先生が亡くなられたのは悲しいけれど、あの子が勝手なことを言ってるだけでしょ!?」
「唯一の一人息子をそんな危ないことはさせません!人は悲しませるのは嫌でも、私を悲しませるのはいいってこと!?」
「ッ.....」
軽率だった。戦うって命をかけることだったんだ。今、自分にそんな覚悟なんてない。
「やっぱり、やめにして「でもね、私は知ってるの。あなたも今はいない父さんも、誰かを救いたいのよね。」
「私も恭介くんから聞いたの。こういうことは日本でたくさん起こっているって。悲しんでいる人がたくさんいるって。」
「昔の戦争の時も、父さんはみんなを救うために逝ったものね。」
「私は恭介くんと約束をしました。月に一回、必ず帰って来なさい。そして、途中で根を上げることは許しません。」
「それでもいいなら、行ってきなさい。」
「わかった。」
「父さんのように、勇敢な男になりたかったんだ。」
「恭介と一緒に、行ってくる。」
世界を、救ってくる。
母と恭介は話を事前にしていた。
恭介の説得がない限り、勇輝の母は絶対に納得していなかった。
第一次聖戦
「化け物」と人間の最初の争い。しかしある組織からの徴兵以外で、民間人に知られたことはない。
それゆえに、そこで散った命も誰にも知られることはない。
結末は
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