みなさん、結末を受け入れる準備はできましたか?
「っと、ここで合ってるっけ。しかし何も、何も無くなっちゃったんだな。」
勇輝は言われた通り、学校跡地に荷物を持って来ていた。しばらくすると、見知った顔がちらほら見える。
「あっ、古川。」
「松原か。お前も、恭介に言われてきたのか?
「まあそんなところだ。お前は?」
「俺は....自分がこれまで何をしていたのかわからなくなった。」
そりゃそうだ。お前はいつも早く学校来て勉強してたしな。
「だから、見つけに行くんだ。自分は何をするべきなのか。陰キャなりに、自分の役目をな。」
こいつ自称陰キャだったわ。その事実に少し笑い、そっか、とだけ呟いて、それ以降はお互い黙っていた。
15分くらいだろうか、また顔が増えた。 あれは....七条と、篠田がいるのか。
「あ、勇輝と古川じゃん。」
「おはようございます。松原くんと古川くん。」
「ん、おはよう。」
「お前らも、恭介が理由か?」
「...そうだね。私、学級委員だったのに、勇輝と違って何もできなかった。だからこそ、今度はみんなを引っ張っていきたい。」
「最上さんにお願いされたので。」
みんなそれぞれ、理由がある。
みんなそれぞれ、小さく絶望している。
俺たちは、これからどうなっていくのだろう。
あとから、千葉 康裕と中島 勇太が来た。こいつらいつも一緒だな。
「僕は、僕にしかできないことを見つけたい。いつまでも普通で妥協したくない。」
「俺にもお前らの目標手伝わせてくれよ。俺の知識が必要だろ?」
.....なんか1人理由がアレだな。
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「さあ、何人来た?」
件の男がやって来た。
「みんなすまねぇな、寒いところで待たせちまって。着いてきてくれ。」
「俺らはこれから電車に乗るんだが、ルートなど、行き方に関することは他言無用としてくれ。」
「「???」」
皆それぞれ頭に浮かぶものが浮かびながら、着いていく。
「さあ、これに乗るぞ。」
そこにあったのは、一つの回送列車だった。
「お、おい、恭介。これ回送だぞ?」
「回送に乗る、ってことはそういうことだよ。周り見てみな。」
気づいた。全く人がいない。駅員でさえもいない。
「僕たち、これからどこに行くんだろう....」
千葉がさっきの威勢とは真逆の雰囲気を出してビビっている。
「さあ、早く乗った乗った。すぐ出発すんぞ。」
俺らは列車に乗り込んだ。
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「な、なげぇ.....」
「おーい、最上、いつんなったら着くんだ?これ。」
「そだなー。あと1時間半ってとこだ。」
「......もう2時間乗ってるんですけど。」
千葉、古川、七条がそれぞれ文句を言う。
「まあ寝てろって。今日は遅くにならないと眠れないと思っとけ。」
「「「え?」」」
「ほら。状況を察した篠田は寝てるぞ。」
見れば、篠田は寝ている。緊張や不安の気配を感じさせない。
「あいつ、こえぇ..」
「こーら、古川。篠田さん家遠いから朝早いだけよ。」
「あ、そう。」
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「着いたーー!あああぁぁ?」
「なんだこれ.......」
普通列車レベルのスピードで3時間半しか進んでないのに、この規模の駅。
「おい、まだ俺ら東京間の半分くらいしか進んでねぇのに.....」
「おーい、お前ら。こっちこっち。」
恭介が手を振っている。
外に出ると、そこは山奥に都市ができていた。
「すげぇ....」
「ビル高ぇ....」
「盛岡より全然栄えてるんだけど....」
みんなそれぞれ歩きながらおのぼり丸出しの感想を述べる。
「さあ、長旅お疲れさん。ここが俺たちの家であり、仕事場であり、戦場だ。」
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超常的怪異対抗組織C of Gとその日本支部北関東郡。
政府を超えた裏組織。世界の文明より100年ほど先を行く。怪異の殲滅と世界平和を目的とする組織。
そしてこれは附属職員養成校。子供の頃から育て上げ、優秀な人材を確保するための近年作られた施設だという。
「土方さん、ただいま戻りました。」
「うむ、ご苦労であった。」
みんな、こちらがここら一体の最高責任者、土方歳三さんだ。
「子供たちよ。よろしく頼むぞ。」
土方歳三。日本支部北関東郡の最高責任者。
とった歳に似合う威圧感と厳格さを備えている。
「恭介、お前は仕事だ。お前はひと足先に戻っておけ。」
「......ふぁーい、みんな、じゃあまた後で。」
「そして、この施設の案内はヴェルディに任せるぞ。」
「了解いたしました。」
ん?このおっさん、見覚えがあるぞ....
「ああぁー!!!あの時の!」
「いや、だから俺は20代だって。っと、自己紹介すっか。」
「俺はヴェルディ・レガート。イタリア出身だ。お前らの教官を土方さんから仰せつかった。よろしくな。」
「よし、ヴェルディ。子供たちを案内してやれ。」
「了解です。よしガキンチョども、着いてこい。」
.....もはや何もかもが凄すぎてヴェルディが「ガキンチョ」とかいう言葉を使っていることに誰も突っ込まない。イタリア人なのに。
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ショッピングモールレベルの研修棟。一教科につき2つの教室。めっちゃでかいプールと体育館。いい匂いのする食堂。
マンションレベルの寮。
「「「「うおおおお!!!」」」」
「すっげぇー!」
「なんでもアリだなこりゃ....」
それぞれ驚く。
「だろぉー?俺ら自慢の施設さ。明日からオリエンテーションと教習が始まるから、今日は部屋で休め。」
「「「「はーい。」」」」
「じゃ、俺はこれで。」
ヴェルディさんはどっかへ行った。
「「「「...........」」」」
「とりあえず、部屋行くか。」
「「「そうだな(ね)」」」
〜人物紹介〜
〔最上 恭介〕学校が襲撃された時、闇の中で1人動いていた生徒。
〔松原 勇輝〕クラス1の天才。なんでもできるが苦手なものは人一倍苦手。
〔古川 憲心〕アホだが努力家。自称陰キャ。あくまで自称。
〔七条 鏡花〕弓道ができる女子。デカい。
〔千葉 康裕〕普通のやつ。テストで全てにおいて平均を叩き出す逆にすごいやつ。
〔篠田 凛〕真面目過ぎてクラスから一回省かれたことがある。家で何かあったかも...?
〔中島 勇太〕ミリオタ。将来は日本軍を作ることらしい。
・ヴェルディ・レガート
生徒を教える教官兼責任者の2人目。主人公たちのスキルトレーナー
・土方歳三
日本支部関東郡最高責任者。普段は普通のじいさんだが、時々凄みを見せる。
小説を書くのは初めてですので何か至らぬ点があれば感想欄によろしくお願いします。
では。
結末は
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1
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13
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15
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