目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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⚫︎ルインズ
一話 マジですか…マジですわ


 

 身体が揺さぶられる、突然ですが私、新崎 皐月(しんざきさつき)は睡眠を貪っている最中である。昨日は夜遅くまで誰も死ななくて良いRPGことUNDERTALEの動画を見ていた。なので昼まで起きるつもりはないので私を揺さぶるのはやめてくれ、あ、ちなみに女性っぽい名前ではあるが私は男だ。

 

 揺さぶられるのが止まらなかったから寝返りを打って方向を変える。とても良い花の香りが私を夢の中へと誘ってくれる………花の香り?

 

 「どういうこと?」

 「あ、起きた」

 

 私は花をベッドに敷き詰めて寝る趣味なんてないので思わず起きると、そこには目を閉じているのか開いているのか分からない状態の青のストライプシャツを着た少女が目の前にいた。

 

 「……夢か、おやすみ〜」

 「寝ないで寝ないで!」

 「やっぱ夢じゃない?」

 

 一瞬夢かと思って寝直そうとするとペチペチと顔を叩かれるので夢じゃないと分かる。ってかこの子めっちゃに覚えあるんだけど。

 

 「えっと〜キミは誰かな?」

 「…私はフリスク、あなたは?」

 「私かい?私は新崎皐月!」

 

 そっかそっか〜この子はフリスクっていうのか〜良い名前だな〜(現実逃避)

 

 マジか………

 

 「フリスク、ちゃん?キミはどうしてここに?」

 「ちょっと気になってイビト山に登ったら、落ちた」

 「あ、なるほど、分かった現状把握」

 

 ここ地下世界だわ、私いつの間にか地下世界に落ちてたみたい、やばくない?あ、でも、これって逆に良い機会かも!!前々から気になってたバタースコッチシナモンパイ!食べれる!!

 

 「ねぇ、あなたは?」

 

 うん?なんだかフリスクが私の隣を見てるような、誰かいるのかな?

 

 「……*ただのEXPだ=)」

 「うわぁ!?」

 

 一瞬だけキャラの顔が見えたと思ったら次の瞬間にはいなくなっていた。くるくると回って周りを確認しても柱と花が見えるだけであの子の姿は見えない。

 

 「…あれぇ?」

 「プハ!うわぁ!だって!私よりも年上の癖してビビりなのか?」

 「いるし!?」

 

 なんでだよ!なんでもうすでにキャラはいるんだよ!?

 

 「話は聞いてたよ。私はキャラ、まぁ、いわゆる幽霊ってやつかな?話せば長くなるから省くけどそんな感じだから」

 

 意外と元気そうですねあなた。

 

 思わず敬語になってしまう私であった。

 

 「一人でここにいるのも飽きたし、お前たちは私が見えるんだろう?ならついて行かせてもらうよ、良い暇つぶしになりそうだ。特にお前とか」

 「私かよ!」

 

 いやそりゃそうですよね!キミ滅茶苦茶イタズラが好きそうな顔してるし!

 

 −−−父さん、母さん、私はどうやら地下世界に落ちてしまったようです。しかも主人公たちと一緒に、この先は不安でしょうがないです。

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