「パズルを調整しておくようにと八日前に言いつけたのに!未だに!何もせず!勝手に持ち場を離れて!フラフラと!何をしているのッ!」
あ、パピルスの声で木に積もってる雪が落ちた。
「そこのランプを見てる。良いランプだろ?お前も見ろよ」
「!?」
フリスク落ち着いて、大丈夫だから。
「そんな!暇は!ぬぁああい!」
「え〜?もしかしたらキミの道を明るく照らしてくれるかもよ?」
「サァアアンズ!」
「…今のはオイラじゃないぜ?」
ふふふ。
「とにかく!人間がここを通ったらどうするッ!人間の襲来に備えるのだあッ」
可愛いなぁ〜なんだか近所の子供を見てる気分になるよ〜
「そして!必ず!このパピルス様が!人間を捕まえてやるのだあ!」
風が吹いてないのにどうやってマフラーをばたつかせてるんだろう?
「そしたらこの偉大なるパピルス様の望みは全て叶う!人気者になって、尊敬されて、遂に憧れのロイヤルガードになって!そしてみんなに「お友達のなって!」って言われちゃったりして!?毎日ラブラブ光線を浴びまくるのだ!」
ほんと表現が可愛いなぁ!これで私よりも歳上って本当?こんなの聞いたら誰だってパピルスのこと好きになっちゃうよ。
「そんなら、このランプに相談してみるのが良いかもな」
「ちょっと!適当なこと言わないでよこの腐れスケルトンめッ!毎日なーんもせずにホネくそほじってばっかの癖に!そんなんだと偉い人になれないんだぞ!」
「いやいや、こう見えてトントン拍子に出世してるんだぜ?スケルトンなだけに!?」−ツクテーン!
「くふっ!」
やば!笑い声が漏れた。
「さむっ!」
「またまたぁ?顔が笑ってるぜ?」
「知ってる!悔しいけどッ!」
良かった。バレてないみたい、気をつけないとな〜
「ハァ…なぜ、オレ様ほどの偉大なスケルトンが人気者になるのにこんな苦労をしないといけないのか」
「どんな偉大な人も人気者になるのに苦労したんだよ〜」
「そう!どれほど偉大な人も人気者になるのには苦労をしたのだ!つまり!今からたくさんの苦労をしたらオレ様将来はすっごい人気者!?」
純粋だな〜
「パピルス、偶には肩の力を抜けよ。それがほんとのホネやすめ!なんつって」−ツクテーン!
「ぬぁああああ!もういい!オレ様は自分のパズルの管理で忙しいんだ…まったく、兄ちゃんはほんとに「ホネ」の髄まで怠け者だな!」
「ブッハっwww」
生で聞くと破壊力が違うw!
「ニャハハハハハハハ!……ハ!」
「良し、もう出てきて良いぜ」
「あははは!“ボーン“と待ってる暇もないね!」
「へへ、早く行かないとパピルスが戻ってくるぜ?そしたら…オイラのキレッキレのダジャレが炸裂するぜ?」
それも良いかもしれないけど、フリスクが寒がってるし行かないとね。
「もしかしたら私だけ“トン“ぼ帰りするかもしれないから、ダジャレを懐で温めておいてよ!」
「そいつぁ無理な相談だ、なんせオイラの懐は“スッカスカ“だからな」
「お前が楽しそうで何よりだよ。サツキ」
サンズから離れていくと、また声を掛けられる。
「なあ」
「ん〜?なぁに?」
「一つ頼んでも良いか?」
あ、これ真面目な会話だ。
「ここ最近、パピルスはずっと落ち込んでいる。あいつの夢は人間に会うことだから、アンタら会ってやってくれよ」
「ん〜フリスクちゃんはどうする?」
「……私は」
まぁ、人間ハンターなんて聞いたらそう簡単に会うなんて言えないよね。
「大丈夫、パピルスは実はそんなキケンなやつじゃない」
「そうなの?」
「頑張って強そうなフリをしてるだけだ。だから、一つよろしく頼むぜ。オイラはこの先で待ってる」
そこまで頼まれちゃあしょうがない!
「いざって時は私が守るから安心してよ!」
「サツキ、うん、会ってみる」
−−−よ〜し!そうと決まればレッツゴー!