「じゃあ行こうか…釣竿?こんなところで何が釣れるっていう……の」
『電話ください!これがボクの番号です!』
そうだった、ここ誰か知らないモンスターの変顔写真と電話番号が付いてるんだった。
「…そっとしておこう」
「流石のサツキでもこれは無理か」
「普通に個人情報ダダ漏れなんでダメだね!フリスクちゃんはこんなことしちゃダメだよ?」
「…うん」
元の道に戻って謎の異次元ボックスを開ける。そこには『じょうぶなてぶくろ』が入ってた。
「……特に何も入ってなかったよ!でもこれ倉庫に使えそう!」
「…中が見えない」
「不思議だね〜」
これもフリスクには渡せないね。武器にならないような手袋な良いんだけどこれはダメ!
『オワライチョウがダジャレを聞いてもらいたくて飛び出した!』
来たな?ライちゃん!
「こらぁあかんわぁ、にっちもさっちも「ゆき」まんねん!」
とか言いつつカッター飛ばさないでぇ!これがキミたちモンスターの挨拶なのは知ってるけど人間はハローやおはようで挨拶するの!
「あ!指切った!なんか私いつも怪我してるかも!」
「かもじゃなくてしてるんだよ。お前」
確かにそうかも!
「じゃあ私も雪にちなんだダジャレを一つ、実は私雪だるまと話したことがあるんだよ」
「ほ〜ん、それで?」
「ちょっとうっかりで雪だるまの身体を崩した時に謝ったの“すまんのー“って」
「へぇ〜、まぁまぁおもろいやん」
『オワライチョウにそこそこウケているようだ!』
ドヤァ!
「ワイのダジャレはどや!?ワイが“こおらし“めたるで!」
「あはは!面白い!」
「じぶん、お笑いをわかっとりますがな!親父め、みたか!?」
親父さんはここにいないから見てないと思うけどね!“パパ“っと見せてくれば良いんじゃない?ふふふ!
「…またお前は心の中でダジャレを言ってるな?」
「ありゃ?なんで分かったの?」
「顔を見れば分かる」
そんなに分かりやすいかな?
『オワライチョウを見逃した!0EXPと12ゴールド手に入れた!』
「ぷは〜!白黒空間から元の色に戻るの慣れないな〜」
「それよりもサツキ、回復しとけよ」
「ほんの擦り傷だしへーきへーき!」
こんなちょっとの傷で回復アイテム使ってたら勿体無いよ。
「そしたらさ、アンダインがさ…!」
あ!伝説の、回転スケルトン兄弟だ!
「兄ちゃん!あ、あ、あ、あ…!あれって…人間?」
「んー…いや、あれは岩だ」
「っえ」
これさ、なんで岩の前にいる私たちに気付かないんだろうね?
「なんだ」
「…見ろよ、岩の前になんか立ってるぜ?」
「…ええええええぇ!?」
「ハウディー!」
私は手を振って挨拶する。
(あ、あれって……人間??)
(うん)
「しんじらんない!!兄ちゃんオレ様遂にやったぞ!アンダインに褒められる!これで…オレ様は人気者!人気者!友達いっぱい!」
−−−あ〜ダメ、ニヤケ面が止まんない