「…オホン、おい人間!ここは通さんぞ!この偉大なるパピルス様が、阻止してやるからな!」
「捕まえられちゃうの?」
「そうだ!貴様たちを捕らえて、都に連れ行って、そして!そして!!」
「そして〜?」
「…後は知らないけど……」
フリスクが隣でずっこけた。
「…え〜」
「とにかく!貴様ら覚悟しろ!ニャハハハハハハハハ!」
フリスク、これがパピルスなんだよ。天然に天然を重ねた純粋なスケルトンなんだ。
「…上手くいったな、心配すんなって、悪いようにはしないぜ?オイラに任しとけよ」
「っ!?」ゾクッ!
今のは……殺気?サンズから?
「ん?どうかしたのか?」
「…なんでもないよ〜!あっという間にパピルスと友達コースに入るから安心してよ!」
「へへ、そいつは楽しみだぜ」
「…サツキ、無理しないでね?」
「もち!」
それと寒いから急いで進まないといけないしね!フリスクってば薄着なんだもん!
『動くなよ!絶対動くなよ!』
「……フリ?」
「違うと思うよフリスクちゃん」
これはほんとに動くなって言う意味で書いてるからね。
あ、なんか出てきた。
「…なんか動いたか?気のせいか?」
気のせい気のせい、なんにも動いてないですよ〜?
「俺はな、動いてるもんしか見えんのよ」
え、じゃあご飯食べる時どうしてるの?ご飯が動くようになってるの?
「動いたもんは容赦しねぇ、そう、例えば人間とかな!二度と動けないようにしてやるぜ!」
「人間じゃなかったらどうすんのさ!?」
まさか彼、動くもの全てに斬りかかってるの!?
『ワンボーが動くように促してきた!』
逆だよ!動くなって言ってるの!
「一ミリたりとも動くな!」
私はフリスクよりも前に立ってジッとした。ら、まぁ当然ながら青い剣は通り過ぎていった。
「ヒントデカ過ぎ、フリスクちゃん!この犬の動くながヒントになってる!動いちゃダメだよ〜!」
「分かった!」
「まぁ、あれだけ念を押されたらわかるか」
フリスクがジリジリとワンボーに近寄っていく。
『フリスクはワンボーを撫でた』
「な!なな撫でられた!?」
変な顔でいろんなことを言いながら青い剣を振り回してくる。ここまで来たらもう簡単!
『ワンボーを見逃した!0EXPと30ゴールド入手した!』
「撫でられた…動かねえもんに撫でられたぜ…ダメだ。骨付きジャーキーでもキメて落ち着かねえと」
「骨付きジャーキーってなに?」
「私もわかんない!」
なんだろうね?読んで字の如く、骨付きのジャーキーとか?
「……骨付きのジャーキーはないけど飴はあるよ?いる?」
「いる!」
フリスクってば結構表情豊かだし、なんだか妹が出来た気分だよ。
−−−次こそ、パピルスのパズルだね!