「よぉ」
「え?あれ?サンズ?」
「どうした?そんなに驚いて」
「いや〜意外にも早い再会だったからさ、てっきりさっきみたいにパズルで合流するか終わった後かと思ってた」
というかほんとになんでここに居るの?まだサンズが出てくるのは先だったはず。
「そうか、ちょっとお前さんに用があってな、ちょいと借りに来たんだ」
「私は本か何かなの?」
「んーある意味“本“かもしれないな、そこの人間にとっての」
どうゆうこと?私がフリスクにとっての本?……っえ、まさか。
「ちょっとお腹痛くなってきたから先に進むね〜」
「ん?そうなのか?だったらオイラが近道を知ってるぜ?」
わぁ、もう逃げられないゾ⭐︎!
私はそのままサンズに拉致られてしまったのである。サンズに拉致られた私は一体どうなるのか!助けて!スーパーヒロインフリスクちゃん!次回!『怠けんボーンには荷が重い!』お楽しみに!
「さて、ここまで来たら良さげだな」
「光るキノコがある部屋の中、まさに“マッシュルーム“だ!」
「へへ、お前さんの面白いダジャレは置いとくとして、お前さん……誰だ?」
いきなり確信に迫る話をするのか!?流石はサンズ、私の逃げ場を悉く潰していくー!
「誰と言われると人間で新崎皐月としか言いようがないけど、サンズが知りたいのはそれじゃなくて…私がどうゆう“立ち位置“か、もしくは“プレイヤー“か否かのどっちかだと思うんだけど合ってる?」
「……話が早くて助かるぜ。今の今までにお前さんの様な人間は落ちてもなかった。答えによってはお前さん、俺と最悪な時間を過ごすことになるぜ?」
サンズさ〜んハイライトさんが消えてますよ〜カムバック!
「ある時はフリスクちゃんを助ける攻略本!ある時はこの世界の未来を知る預言者、しかしてその実態は!!」
私はリュックから懐中電灯を取り出してスイッチを入れる。
「この世界を愛する
−ヒュ〜〜
………
「なんか言ってよ!恥ずかしいじゃん!」
「あ〜つまり、なんだ?お前さんはこの先の出来事は知ってるが。実際にやったことはないと?」
「イェスイェスイェス」
「…まぁ、確かに、オイラのダジャレで笑うどころかダジャレを返してくる上にパピルスのパズルをあんなに楽しんでくれたんだ。悪いやつではないか」
おぉ、サンズから許しをもらえた、なんもやってないけど。
「一つ確認だが。“どこ“まで知ってる?」
「う〜んちょっと記憶が朧気がところがあるけど全部!私ってば好奇心旺盛なところがあるからさ?実際にやっちゃうと最後までやりそうだから動画だけにしたの!」
ぶるるる!好奇心に負けてあんなモノを見てしまった過去の私を恨む。
「…正直だな」
「そうかな?もしかしたら私が気付かないだけでサンズやみんなのことをまだゲームのキャラとして見てるところがあるかもしれないよ?」
「そんなやつが身を挺してまで小さい方の人間を庇うか?普通」
う〜ん?言われてみればそうかも?……いや、どうなんだろう?私は彼らをゲームのキャラとして見てるのかな?それともちゃんとした“個“として見てるのかな?……ま、その答えはその内出るよね!
「そろそろもう一人の人間のところに戻るか。知りたいことは知れたしな」
「あ、その前にちょっとお願いしても良い?」
「なんだ?」
「もし、このまま誰も傷付けずに地上に出れたらさ。力を貸して欲しいことがあるんだけど良い?」
これにはサンズの力が必要不可欠!そのための協力をいま取り付けるのだ。
「……そんなことが出来たらな」
「言質は取ったからね?録音したからね!?後から嘘でしたーは無しだよ!?ス“ボーン“と頭から抜けたはなしだよ!」
「…へへへ、お前さん、相当ダジャレが好きなんだな」
もちろん、だって面白いじゃない?
−−−これで私のお願いを忘れられなくなったであろうサンズと一緒にフリスクのところに戻った