目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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二十五話 雪像って難しいよね!

 

 「ところで、さっきのスパゲティだけどパピルスにしては上出来だったんだぜ?」

 「あ、そのスパゲッティなんだけど電子レンジが動かなくて食べれてないよ!」

 「ん?そうだったのか…まぁ、あそこには電源がないからな」

 

 あれ温められるのって火の魔法を使う人だけだよね〜私も魔法使えないかな?

 

 「ま、あれでも料理を習い初めてだいぶ上手くなったんだ。来年にはもっと食べられるもん作れるようになってるよ」

 「う〜ん、料理か〜」

 「お?お前さんも料理が出来る感じか?」

 「出来るって言うか…覚えさせられたって言うか……夢の中まで料理するほど仕込まれたかな」

 

 あれは大変だった……母さんに料理をやってみたいなんて言った過去の自分を恨む。でもあれのお陰で色々作れるようになったけど。もう暫くは料理するのは良いかな……うん。

 

 「へぇ、今度パピルスに料理を教えてやってくれよ」

 「気分がノったならね〜」

 

 そのうちやる気が出るよ。きっと。

 

 「じゃあまたね〜!」

 

 このまま料理の話を続けるのはトラウマが蘇りそうなのでぶつ切りカット!

 

 次の場所に進むとなんだか凄いことになってる犬の雪像がそこら辺中にあった。

 

 「う、うん?これ誰が作ったの?」

 「あの子」

 「…っへ…っへ!」

 

 あのイヌか、ならしょうがない、撫でれば撫でるほど何故か首が伸びるは撫でた回数だけ雪像の出来が違うみたいだし。あ、セーブポイント。

 

 『あなたはあの雪像を作ったイヌのセンスと忍耐力を見て『忍耐』と『不屈』を抱いた』

 

 『シンザキサツキLV1 イヌ小屋』

 

 何気にこのセーブポイントのテキストも楽しみだったりする。

 

 そのまま先に進んで探索すると普段よりもマッチョに作られているパピルスの雪像とサンズと書かれた雪の塊が置いてあった。

 

 「サツキ、私たちも作る?」

 「…雪ウサギだったら作れるけど…雪像は難しいかな」

 「あの怠け者め。こんなところでも手を抜いてるのか……いや、これいつ作ったやつだ!?」

 「「……!?」」

 

 ほんとだ!しかもこれバトルスーツのパピルスだから少なくとも一週間以上は前に作ったやつだよね!?どれだけここが寒いって言ってもマーカーまでそのまま残ってるのおかしいでしょ!?

 

 「な、なんかある意味凄いもの見ちゃったね。二人とも」

 「保護魔法でも掛けてるのか?雪の塊の癖にそのまま残ってるなんておかしいだろ」

 「でも、パピルスのやつ首が細いから折れそう」

 

 あ、ほんとだ。頭とバランスと首のバランスが合ってない…ちょっと補強しとこ。

 

 『サツキとフリスクはパピルスの雪像の首を雪で補強した』

 

 『………どんな困難にも負けなさそうな雪像になった!』

 

 首周りをマフラー型に補強したから見た目はあんまり変わってないはず。これで良し!

 

 −−−ついでに二つの雪ウサギも三つほど作って並べた

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