目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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二十九話 グリルビーズ!

 

 「よぉ、元気か?人間」

 「サンズ!もっちろん!タンコブもなんか治ったし怪我も特にないからね!」

 

 あれから二日くらい二人の家でゆっくりしてたら怪我も治ったしHPも満タンになった。今日はフリスクがパピルスとお家デートするみたいでリビングにはサンズと私しか居ない。

 

 「あ、そうだ。今ってどこまで進んでるの?私が気絶してからどれだけ経ったのか聞いてなかったんだけど」

 「そうだな、ここじゃパピルスたちに聞かれるだろうし。場所を移動しないか?オススメの店があるんだ」

 「オーケー!じゃあそこで話そっか!」

 

 店ってことはあそこしかないよね!どんな感じなんだろう!

 

 「こっちだ。近道を知ってるんだ」

 

 サンズに着いて行くと一瞬でバーみたいなこと雰囲気に店に着いた。

 

 「ん?いま家から出たばかりだよね?…私がおかしいのか?」

 「ほい、到着」

 

 椅子はサンズより先に座っとこ。ついでにこれも。

 

 「さて、何か注文するか」プゥ〜!

 「あらら?もしかして誰かにブーブークッションでも仕込まれた?気を付けないとね!」

 「…してやられたぜ」

 

 ここにサンズがブーブークッションを仕掛けるのは把握しているのさ!だから先に座って仕掛けておいた!

 

 「まぁ良いか。なに食う?」

 「ポテトで!」

 「あ〜良いねぇ…グリルビー、ポテト2つ頼むぜ」

 「お願いしま〜す!」

 

 グリルビーが奥の方に行くとサンズが懐から櫛を取り出して頭を梳かし始めた。

 

 「ところでさ、あんた、どう思う?…パピルスのこと」

 「この間も言ったけど、何事にも全力になれる凄い人だよ。彼はさ、私には到底真似できないよ〜」

 「ま、とーぜんだな」

 「……それで?どこまで進んだのかな?」

 

 私は癖毛を弄りながらサンズにストーリーが進んだのかどうかを聞く。

 

 「おいおい、そう急かすなって、まだポテトも来てないんだぜ?」

 「…確かに、まだご飯も食べてなかったね〜“ぽてっと“失念してたよ〜」

 

 ダジャレを言ったら周りに結構ウケてた。

 

 「あ!来たみたい!」

 「そうだな。ケチャップはかけるか?」

 「うん!取って取って!」

 「“ボーン“ナペティ」

 

 んふw…受け取った時にそれ言うのやめてよ!ボトル押し潰しちゃうとこだった!あ、キャップが緩んでる。締め直しとこ。

 

 『サツキはポテチにケチャップをかけて美味しく頂いた!ケチャップの酸味とポテトのしょっぱさが絶妙にマッチしている!』

 

 ここでも出てくるんだねテキストくん。

 

 「さて、どこまで進んでるって話だったか?今はパピルスと3回目のデート中」

 「……3回目?つまりパピルスとのバトルは無事に終わったんだね?」

 「あぁ、あの人間がパピルスを攻撃することもなく無事だぜ」

 

 良かった〜私が居ない間に何もなくて。

 

 「それにしても変なことを聞くな?あのちびっ子がパピルスを傷付けることなんてないと思うが」

 「そうだね。でもアンダインは?もしかしたらあの罠が動いた時みたいに何かしらの原作にはなかった行動をするかもしれないよ?」

 「それなら尚更大丈夫だな。アンダインはまだウォーターフェルだ。お前さんが思うような事態にはなってないぜ」

 

 そっかそっか!ならひとまず安心だね!

 

 ポテトを食べ終わって私は席を立ち上がる。

 

 「グリルビーさん!はい!お勘定!」

 「グリルビー、俺は今回もツケで頼むぜ」

 

 −−−そう言えば私のリュックにシナモンバニーとか入ってたんだけどフリスクが入れたのかな?

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