目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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三十三話 プルプル電話だよ!

 

 −テテテッテ!テッテッテーレテテ♪

 

 え?私の電話?なんで電話が鳴ってるんだろう?

 

 「はい?もしもし〜」

 「もしもし!パピルスです!」

 「んぇ!?パピルス!?どうやって!?」

 

 私の電話番号教えてたっけ!?

 

 「どうして番号が分かったかって?そんなの簡単だッ!1から順番にボタンを押していったら繋がった!」

 「1から順番に!?この短時間で!?」

 

 しかもフリスクじゃなくて私のスマホに繋がるって。凄い確率だと思うんだけど!

 

 「えっと…いまどんな格好してるの?いや、友達に頼まれたから、聞いてるんだけどね…貴様が暖かそうな黒いパーカーを身につけてるのを見たって、その友達が言うんだ」

 

 あ〜その友達ってアンダインのことかな?バレてたのねあそこにいるの。

 

 「それ、ホント?貴様はいま暖かそうな黒いパーカーを身につけてるの?」

 「うん!これ私のお気に入りなんだ〜!オシャレでしょ?」

 

 嘘を吐くことも考えたんだけど。このパーカー気に入ってるし別に良いかな〜見られてるならバレバレだろうし。

 

 「そうか…暖かそうな黒いパーカーを見につけてるんだな…オッケー!後は任せて!」

 

 ん?あ、これパピルスの嘘イベントか。確かこの後はお前は暖かそうな黒いパーカーを身につけていないって言ったって言いに来るんだっけ?……フリスクのイベント奪っちゃった!?

 

 「今のパピルスから?」

 「あ、うん、なんかいま着てる服について聞いてきたよ?」

 「なんでだ?」

 「…さぁ?後は任せてって言ってたけど。なんだろうね?」

 

 ん?連絡先にパピルスが追加されてる……何気なく凄いことするよね彼。

 

 「…サツキ、お前のそのスマホって誰かに電話できるのか?」

 「パピ「パピルス以外でだ」……母さんとか…父さんとか」

 

 どうして今になってそんなことを聞いてくるのかな?ちょっと勘が鋭過ぎない?

 

 「本当に?…お前は今の今まで誰とも電話する様子を見せなかったよな?もしも電話が出来るなら圏外以外では自分が無事であることくらいは連絡する筈だ。それをしないなら私の予想ではお前が“人間嫌い“であるか“連絡出来る相手がいない“かの2択だ。ここは電波が通じてるなら電話が出来ないことはない。そしてお前が人間嫌いである線はフリスクを命懸けで守ろうとしていることから消える。ならばだ……残った選択肢はお前に電話が出来る相手がいないと言う一つだけ…違うか?」

 

 ………oh…幾ら何でも勘が良過ぎるじゃん。

 

 「えっと…実は連絡先がうっかり消えちゃっt「嘘だな」……なんで?」

 「お前の癖だ。お前は嘘を吐く時は腕を後ろに組む」

 

 そうだった。気を付けてたのに。

 

 「…その顔じゃあフリスクちゃんも知ってたの?」

 「ナプスタブルークの時に……サツキを調べたら」

 

 そんな最初の時からか〜困ったな〜余計な心配はさせたくなかったのに。

 

 「サツキ、サツキは地上に出れば家に帰れるって言ってたけど。本当は」

 「はいは〜い!ストップ!それ以上はダメだよ!…まぁ確かに嘘を吐いてたのは悪いと思ってる。でもそれはそれでこれはこれ!フリスクちゃんを地上に送って家にまで無事帰したら、私はここに戻ってトリエルさんのお家でお世話になれば良いし、特に困ってるなんてことはないよ!ね?だからこの話はお終い!」

 

 それに、地上に出るのは私たちだけじゃないしね!特に気にする必要なし!

 

 「ほらほら!二人ともそんな顔をしてないで行こっか!私ならだいじょーぶ!」

 

 −−−私は困り顔のなってる二人を引っ張って先に進む。ほんと、この子達は優しいよね〜その優しさに付け込まれないと良いんだけど

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