目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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三十四話 エコーフラワーとモンスターの歴史!

 

 「うわぁ〜!エコーフラワーがいっぱいだ!」

 

 エコーフラワーってどうやって育ってるんだろう。魔力の籠った水がここに溜まってそれがエコーフラワーを育ててるとかかな〜?

 

 「遠い昔、モンスターたちには夜空の星に願い事をする習慣があったの…心を込めて願えば叶うと言われていたのよ。だけど、今は幾ら見上げたって天井に光る石しか見えない」

 

 光る石。あれのことかな?私は幻想的で好きなんだけど。モンスターたちからすれば見慣れた光景で本物の星の方が良いんだろうな。

 

 「こんなにたくさんの人がお願いしてるんだから叶わないはずないよ!王様がちゃんと証明してくれるって」

 「……確かに希望に縋りたくなる気持ちは分かる。けどね?……それをたった一人にやらせてしまったらそんなの。生贄と変わらないじゃないか」

 「サツキ?」

 

 主人公も…王様もさ。

 

 「…大丈夫!キミは私が絶対に守るからね!」

 「うん?ありがとう?」

 

 さてさて次のエコーフラワーは何かな?

 

 「だから…ね!お姉ちゃんも早くお願い事をして!」

 「…いつか妹と一緒に本物のお星を見られますように」

 

 星か〜私は星に願いを込めるよりもこのお守りに願い事をすることが多いかな〜。

 

 「星占いによると、今週の運勢は先週と同じようだ」

 「いやそりゃそうでしょ!?ここの石ずっと同じ位置にあるもん!」

 「このモンスターは相当星占いが好きな様だな」

 

 あ、ここに隠し通路がある。それとなんか壁に文字がある。

 

 「これ…なんて書いてるんだろ?」

 「これは古代文字だな。解読するから少し待て」

 「…人間とモンスターの戦争史」

 「え?サツキ、これ読めるの?」

 「んぇ?あ〜スノーフルのとしょんかで古代文字の読み方が書いてあったからそれをメモしといたの」

 

 何かの役に立つと思ったからね!ほら。こうゆうのって古代のお宝を見つけるのに便利そうじゃん!

 

 「人間はなぜモンスターを襲ったのか?彼らには脅威は存在しないと思われた。人間は圧倒的な強さを持つ…モンスターのタマシイを集結してようやく…1人の人間の強さと匹敵するほど力の差は歴然なのだ」

 「…人間が…モンスターを襲った?」

 

 そっか。フリスクはまだ一回目だから何も知らないのか。

 

 「だが、人間にも1つ弱点がある。その弱点には皮肉にも彼らのタマシイの強さが関係している。人間のタマシイは死後も肉体を離れ存在し続けることが可能なのだ」

 

 …あれ?それじゃあ。動画で見たようなフリスクのソウルが死んだ後に割れるのはなんでなんだろう?………あ、キャラか。確かいまフリスクにはキャラは憑依してる。ならキャラと“彼“のソウルが融合したソウルが。フリスクの中にあるってこと?

 

 「このため人間を倒したモンスターはそのタマシイを奪うことが出来る。モンスターが人間のタマシイを取り込めば底知れぬ力を持つ恐ろしい怪物となるのだ」

 

 私のこの予想が正しいなら……キャラと彼は死んでいない…ソウルを入れるための器を失ってるだけ?

 

 「これは……絵だね」

 

 地上に出る時、城の棺桶は全部開いてソウルも全部なくなっていた。もしも棺桶の彼らがソウルが肉体に戻ったことで息を生き返ったとしたら?

 

 「………あは♪なんだ。思ったより簡単なことだったじゃん」

 「ん?サツキ、何が簡単なことなんだ?」

 「うん!とっても大事なことでどうすれば良いのか分からなかったんだけどさ!この電子版?を見たおかげでヒントを貰えたよ!問題が解決できそう!」

 「…どんなことなのかは分からないが。悪いことじゃないよな?」

 「もっちろん!」

 

 これは嘘じゃないよ!絶対にキャラだって喜ぶ!

 

 「…そうか。お前は人が不幸になるようなことはしないもんな。何かは分からないが頑張れ」

 

 −−−私は必ずやり遂げてみせると言う『不屈』を抱いた

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