目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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三十六話 キラキラ……「ほし」ってなぁに?

 

 異次元ボックスの奥の方に行くとナイスクリーム売りの人がいた。何故ここに?ここよりもモンスターが通るところはあるはずなのに。

 

 「店を移動してみたけど相変わらず客足は伸びないね……でも大丈夫!新しいシステムを導入してみたんだよね!パンチカードさ!」

 

 ふむふむ?

 

 「ナイスクリームを1つお買い上げ頂く度にその箱からカードを1枚プレゼント!カードが3枚溜まったらナイスクリーム1つと交換できるってわけ!」

 「なるほど…早速ナイスクリーム3つください!」

 「わぁお!もうそんなに買ってくれるのかい!?それならパンチカードは取らなくて良いよ!はい!ナイスクリーム4つ!」

 

 『サツキはナイスクリームを4つ手に入れた!う〜ん!ひんやりしてて美味しそう〜!』

 

 …もしかしてこのテキスト出してるの私だったりする?なんだか反応が私っぽい…いやそんなはずないか〜!

 

 さてっと、回復アイテムの補充も出来たし新しい防具も手に入った!準備万全!あれ?フリスクがなんか丸いのと話してる。

 

 「「ほし」ってなあに?触れるの?美味しいの?殺せるの?……あなたはほしなの?」

 「え、えっと」

 

 なんか凄いこと言ってるな。フリスクが困ってる!

 

 「「ほし」はね、空に浮かぶキラキラとしたモノなんだ〜。触れないし食べれない。それに殺すことも出来ない。そんなモノ」

 「へ〜!そうなんだ。ほしってキラキラしてるんだね…それじゃああなたはほしなの?あの上にあるのも星なの?とってもキラキラしてるよ」

 

 この子には私が何に見えてるのだろう?キラキラ?私が?

 

 「私はほしじゃないよ。それと上にあるのは光る石なの。私は人間。ただの人間さ」

 「人間?あの人間?……へ〜なんだか不思議だね〜。牙もないし。爪も短い。とっても強そうには見えないのにまるでほしみたいにキラキラしてる。人間ってみんなそうなのかな?」

 

 なんだろうこの子。すっごい不思議ちゃんだ。何を言ってるのか分かるんだけど理解が出来ないゾ!

 

 「ん〜人間は別にキラキラしてないよ。とっても酷い人間も居れば。そうじゃない人間も居る。モンスターに種類がいっぱい居るように。人間も見た目はそっくりだけど種類がいっぱい居るんだ」

 「じゃあ、あなたが特別なんだね。ほしのようにキラキラしてる人間さん。色々と教えてくれてありがとう。いつか本当のほしを見れると良いな〜」

 

 特別?よく分かんないな〜。キラキラしてるって意味ならフリスクの目の方が黄金の色をしていてキラキラだと思うけど。

 

 「ねぇフリスクちゃん。私ってそんなにキラキラしてる?」

 「…うん、かなり」

 「自覚がなかったのか?」

 

 キャラも!?トリエルさんの家の鏡で確認した時はそんな風になってなかったのに。いつからそうなってたんだろう?

 

 「これからはケロリンサツキじゃなくてキラリンサツキだな」

 「ちょっと!変なあだ名付けないでよ〜!」

 

 −−−また変なあだ名が増えたじゃん!もう!

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