「ここにはこういうパズルが沢山あるの。解き方を教えておかないと入れないから、ちゃんと慣れていってちょうだいね」
最初のパズルを解くトリエルさんを見ながらちょっと気になったことがある。
「そのパズルに失敗したらどうなるんですか?」
「………さ!いきましょう!」
「んぇ!?スルー!?」
それとなに今の間は!怖いよ!
「フリスクちゃん、パズルは絶対に覚えていこう。失敗したらなんかとんでもないことになりそう」
「うん、分かった」
あのトリエルさんがスルーするくらいのヤバさがここのパズルにはある!
内心ビクビクしながらトリエルさんが印を付けたレバーを引いて次のパズルも突破していく。
「ふ、フリスクちゃん覚えた?」
「うん!」
「そう、私もなんとか覚えた」
「なんとかって言うほど難しいパズルじゃなかっただろう?」
私は覚えるのが苦手なんだよ!
「モンスターたちは人間を見つけると、襲ってくることもあるわ。その時のために準備しておかなくちゃいけないわね。でも安心して、やり方は簡単よ。モンスターと遭遇すれば戦闘が始まっちゃうけど、お話をすればいいの。時間を稼いでくれたら、私が仲裁するわ。このダミーで練習してみましょうか」
『ダミーが現れた!』
へ?あのメッセージボックスってキャラがやってたんじゃ。
「うぉう、私の目の前にコマンドが」
しかもなんかメッセージボックスが本家と比べるとちょっと簡易的かも?
「と、とりあえずを会話をしてにみる…か?」
何を話せば良いんだろう。
「……元気してる?私は元気だよ!今日はキミに会えて良かったよ!」
『会話は弾まなかったようだ』
わかってたよこんちきしょう!そもそもなんで会話が出来ると思うんだよ!ダミーに何かいるのか!?
フリスクちゃんも眉を顰めているところを見ると弾まなかったようだ。
「そう!それで良いの!よく出来たわね!」
「!?」
撫でられた!?手大きいな!それにフワフワだし肉球柔らかいな!?まさかこの歳で頭を撫でられるとは思ってなかったなぁ。
「なんだか新鮮だなぁ」
その後は何事もなく進んでいると視界が点滅した。
『フロギーが現れた!』
「ケロケロ」
………カエルだ。私も真似しよう。
「ケロケロ」
「ケロケロリ?」
「ケロッケロ?」
「ケロケーロ〜」
「ケロッケ!?」
「ケロリケロリ」
なんか楽しくなってきた!
そう思っていると肩をポンと叩かれて後ろを振り向くと肩で笑っているキャラと微笑ましいモノを見る目をしているトリエルさんとフリスクがいた。
「……見てた?」
「早速お友達が出来たのね!偉いわ!」
「…ケロリンサツキ」
「ケロリンサツキ!?フリスクちゃんケロリンサツキってなに!?」
「あっはははははははは!お前は私を笑い殺すつもりか!?はははは!」
−−−どうやら私は恥ずかしい秘密を握られてしまったようだ