「よいしょっと。これで良し」
「フリスクを起こさなくて良いのか?」
「うん!偶には私が道を選らないとね?」
それにしても凄いゴミの量だな。これ地上から流れてるのかな?
「でもゴミ臭さは感じない。変なの〜」
「私はあんな高いところから落ちていながら平然とフリスクを背負ってるお前が変に見えるよ」
「言ったでしょ?私、丈夫さには自信があるんだよ」
セーブ発見!
『あなたは懐かしい夢を見た。大切な思い出と共に『忍耐』と『不屈』を抱いた』
「キャラ、フリスクちゃんの分のセーブ出来る?」
「フリスクをセーブポイントに触れさせてくれ。そうしたら私でもセーブが出来る」
「はいは〜い」
それにしても。あの花って凄いクッション性があるんだね。あの上に落ちたら怪我一つすらないのは普通じゃあり得ないし。
「クーラーボックスに自転車、色々と流れ着いてるんだね〜……自転車?」
自転車は普通は流れないでしょ。なんでここにあるの。
ゴミ捨て場は確か、ナプスタブルークに関するイベントがあった気がするんだけど。なんだっけか。確か…。
「ハッハッハ…逃げるとは実に貴様らしい」
「えっと、初対面だよね?」
「俺はマネキンに取り憑いてる亡霊だ」
うん、知ってる。見たからね〜。
「俺の従兄弟もかつてマネキンに取り憑いていた。そう、貴様が現れるまではな!」
「従兄弟?」
「忘れたとは言わせんぞ!貴様は従兄弟に話しかけた。従兄弟は楽しくお喋りが出来ると喜んだ…だが、そこの大きい貴様はともかくちっこい貴様が放った言葉は!」
え、私フリスクが何を話してたか分からないんだけど。
(フリスクちゃんなんて言ったの?多分遺跡のマネキンのことだよね?)
(ごく普通の世間話のはずだが。何か地雷でもあったのか?)
「よくもあれほどまでに恐ろしいことを口に出来たものだ!」
だからそれってなに?それを教えてよ!
「あまりの恐怖に従兄弟はマネキンを捨てて逃げ出した!覚悟しろ人間!貴様のタマシイもその肉体から追い出してやる!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて話をしようよ?ね?喧嘩は良くないって」
「うるさーーい!邪魔をするなら貴様のタマシイも追い出してやるぞ!ウガァアアアアア!」
“ダミー“だこりゃ。完全に頭に血が昇ってるよ〜。フリスクがいま目を覚ましてないしなぁ。どうしよう。
(キャラ、フリスクちゃんの身体って動かせる?)
(うん?まぁ、フリスクの意識がない間なら出来るが)
(じゃあ少し離れといて。私がなんとか説得してみる)
(分かった。無茶はするなよ?)
−−−よし!準備オッケー、後は説得するだけ!フリスクには指一本も触れさせないぞ〜!