目が覚めたらそこは地下世界だったとさ   作:CoCoチキ

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四十四話 ゴミのように横になる〜

 

 「サツキ、あそこにセーブポイントがあるぞ。ちゃんとセーブしておかないと、いざって時に困るぞ」

 「ん〜そうだね。肝心な時に死んじゃったらどこまで戻るか分からないし」

 

 もちろん死ぬつもりはないけどね!

 

 『欲しかった人形を手に入れてご満悦なあなたは『忍耐』と『不屈』を抱いた』

 

 『シンザキサツキLV1 静寂のエリア』

 

 「さっきの幽霊はそのまま真っ直ぐ行ったな」

 「あっちだね?分かった!」

 

 キャラに言われた通り(場所は知ってるけど)先に進むとなんだかアートにでもありそうな家が二つ建っていた。

 

 「お邪魔しま〜す!」

 「…あ、うん……なんにもないとこだけど……ゆっくりしていってネ」

 

 チャンネル登録はどこで出来るのかな?私、ナプスタブルークの曲も好きなんだよね〜!

 

 「フリスクちゃんは、ここで良いかな!ふぅ〜!流石に疲れた〜!」

 「そうは見えないけどな。お前はいつでも元気そうだし」

 「それでも体力は減ってるの!マネキンを足場にして逃げるのちょー大変だったんだから!」

 「お前が私の歳上にはまるで見えないな、行動も言動も。まぁそこが面白いんだが」

 

 面白がらないでよ!私のこと子供に見てないかな?

 

 「えっと、これCDだ。なになに〜?「ブルブルチューン」」

 

 再生するとラッパのような音楽が流れ始めた。オチを付けるのに良さそうな音楽だね!

 

 「ああ…名曲だネ…最近こう言うの少なくなったヨネ」

 「そうなんだ?」

 

 昔のモンスターってこうゆうのを戦闘曲にしてたのかな〜?

 

 お腹が空いたからパピルスたちのお家で作って貰ったサンドウィッチを食べた。

 

 『味はイマイチだったが。サンドウィッチに込められた確かな愛情にあなたは心安らいだ』

 

 これパスタが入ってる!全然気付かなかった!

 

 「あ…お腹空いてたノ?…美味しいご飯を食べた後ハ…床に寝転がるト、ゴミみたいな気分になれるヨ」

 

 前々から気になってたんだよね〜!その気分!

 

 「うちの実家デハ、みんなそうするノ…キミも一緒にやル?」

 「する!」

 「じゃ…マネして」

 

 お家の真ん中に集まって?寝転がる………。

 

 「動かない限り…ずっと寝たままでいるンダ…こんな風ニネ…だから起き上がりたくなった時ダケ…動いてネ」

 

 ナプスタブルークの言う通りしてから数秒程ジッとしているとブルブルチューンが聴こえなくなってまるで宇宙にいるような感覚になってくる。

 

 なんだかただ横になってるだけなのに凄い落ち着く。こうやって横になってゆっくりするのっていつ振りだろ〜

 

 【 三十分後 】

 

 「ふぁ、あれ?ここどこ?…サツキは何してるの?」

 「ん〜〜〜」

 

 何やってるんだろうね〜私も分かんない〜。

 

 「あ〜〜そろそろ動かないと」

 

 起き上がるとさっきまでの気分が嘘みたいにシャッキリとなった。

 

 「キミの友達も起きたんだネ…楽しかったヨ……ありがトウ」

 「ううん!私もなんだか不思議な気分になれたよ!」

 「あれ?遺跡の時の…二人で何してたの?」

 「ん?ゴミのような気分になってた!」

 「???」

 

 −−−楽しかったな〜!地上に出たら今度は星の下でやってみよっと!

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