「……チーズだ」
「チーズだね」
「間違いなくチーズだ」
そしてセーブポイント。
『貴方はいつかねずみがチーズを食べる方法を生み出すであろうと確信して『忍耐』と『不屈』を抱いた』
『シンザキサツキLV1 ねずみの穴』
やっぱり私だけなんかテキスト違うね?これはもうフリスクとは別物って考えた方が良いのかな?
次の部屋に向かうとそこには口でグーグー言ってるお化けが一人。
「……起こしちゃ悪いかな?」
「キミ変なとこで冷静だけどこう言う時は鈍感なんだね?」
どっからどう見ても寝たふりじゃん。こっち見てるし。
『ナプスタブルークに絡みにいった!』
おいこらテキストぉ!!絡みにいったんじゃねぇんだよ!私は不良かなんかか!?
「ごめん、なんかぜんぜんやるきでないヤ」
「私も変なテキストのせいでやる気出ないよ全く」
「……!?」
ん?フリスクが私に向かって行動をしてる?何を見てるんだろう?
「フリスクちゃん?どうしたの?そんな風に私を見て」
「なんでもない」
とゆうかなんでフリスクは私に向かって行動をしたの?ステータスでも見たかった?
「あ、そうだ、良いこと考えたぞ」
フッフッフ、これにはどんなモンスターも爆笑間違いなし!
「ねぇねぇお化けくん、ちょっと聞いてよ〜」
「…なんだい?」
「この前さ、卵を買いに行ったんだけどその時に“たまたま“半額セールをやっててラッキー!ってなったんだよね!」
卵をだけにね!
「…はは…“たま“にはそんなことあるよね」
「ふは!そうだよね!でもそんなことが何度も起こったら“黄身“が悪くない?」
「…ははは…確かにおも“しろみ“はないかもね」
これこれ!これがやりたかったんだよ!もうさいっこう!
「おとっと!涙の弾幕か」
これ避けづらいんだよね〜
「あつぁ!?ちょっと掠った!」
「大丈夫?」
「意外と体力は減ってないから平気!照りつける“太陽“ほど熱くないしね!」
「…お前、ジョークが好きだったんだな、少し意外だ」
「もう大好き!」
「…ちょっと見ててね?」
お?おぉおお?あれが出るのか?出ちゃうのか?
「“ヒヤリハット“って言うんダ。どう?おもしろイ?」
「…あは♪さいっこう!」
肝を冷やすヒヤリとするの意味とハッとするの意味を掛けた二段ジョーク…生で聴けた!
「…良かった」
『ナプスタブルークを見逃した!0EXPと0ゴールド入手した!』
「いつもはネ…誰にも会いたくないカラこの遺跡にいるんだけどネ、今日はとっても良い人に会っちゃっタ」
「私もキミのジョークが聞けて良かったよ!みんなジョークを聞いても微妙な反応するからさ?」
「……みんな?」
「ん?どうしたの?フリスクちゃん」
ほんとにどうしたんだろう?私のこと調べてからフリスクが向ける視線が同情と言うか、悲しそうな感じの雰囲気を感じるんだけど。
「…ゴメン『じぶんがたり』をするのがクセで…つい…ジャマだよネ。いま、どくネ」
あ、行っちゃった。もうちょっとジョーク言いたかったのにな〜
「まぁいっか、また会えるだろうし、じゃあ行こうか!フリスクちゃん!」
「…サツキ…大丈夫、私はちゃんとサツキのこと知ってるから」
「うん?なんかよく分かんないけど。分かったよ!」
−−−バタースコッチパイが私を待っている〜♪
フリスクが見たシンザキサツキのステータス
シンザキサツキ
攻撃力30 防御力5
ジョークとお菓子が大好きな人間、彼のことはこの世界の誰も知らない、世界に取り残された独りぼっちの人間。