「俺のターン、ドロー!」
美寿知の策略によって翔たちを助けるために乗り込んだ電脳世界。そこで斎王に洗脳された結果だろうが虚ろな目をしながらコナミと組んだ美寿知と戦うためにエドとタッグを組んだ俺はカードを引いた。
何度もデュエルしてきたコナミはともかくとして美寿知の使うデッキがわからねえ。
かと言ってタッグデュエルの1ターン目にガンガン攻めて行ってもできることはねえし、ここはこいつで様子見するぜ。
「俺はE・HERO フェザーマンを守備表示で召喚。カードを1枚伏せてターンエンドだ」
《E・HERO フェザーマン》 攻撃力1000 守備力1000
「…………僕のターン、ドロー」
緑の毛に鳥類の羽が生えた鳥人のようなHEROであるフェザーマンが召喚される。コナミはぼそりとよく耳を澄ましておかないと聞こえないくらいの小声でカードを引いた。
(明日香や万丈目とは様子だいぶ違うなあ。あいつらと違ってなんて言うか、意思そのものがないみてえだ)
その様子に俺はひどい違和感を抱いていた。斎王の洗脳を受けたやつらは程度の差はあってもどいつもこいつも自分に正直になってはきはきとした意思表示をしていた。
だがコナミはその逆だ。一見すると人形みたいな意志薄弱さだ。あいつらとコナミと、何か違いがあるってのか?
「…………僕は手札からおろかな埋葬を発動………デッキからThe blazing MARSを──」
「おっと、そうはさせないぜ! 俺はリバースカード フェザー・ウィンドを発動! こいつは俺の場にフェザーマンがいる時に発動ができて、魔法・罠を無効にする。MARSを墓地にはいかせねえ!」
「…………ぬう」
コナミはわずかに不快そうに眉根を寄せたが、すぐに消えた。フェザーマンの羽根が舞っているフェザー・ウィンドによって巻き起こされた風がおろかな埋葬を阻害されたことで計画が狂ったためだ。
「十代、いい妨害だ。MARSは確かセメタリーのモンスターを除外することで何度でも召喚できるプラネットモンスターだったな」
「ああ、俺は何度も戦ったことあるからな。コナミは墓地に送るカードがあったらMARSを優先的におくるんだ。因みにMARSを入れてるってことは十中八九HEROデッキだ、エド」
「………それは確かだな」
「ああ、間違いねえ」
コナミは3つのデッキを持っているが、プラネットモンスターを扱うデッキはHEROか天使のどちらかだ。そしてMARSを入れているのはHEROデッキだ。
俺たちとの戦いを想定して変えているとは思えねえ。
「…………僕はE・HERO レディ・オブ・ファイアを守備表示で召喚。ターンエンド。この瞬間、レディ・オブ・ファイアの効果発動、僕の場のE・HEROの数だけ200ポイントのダメージを与える」
「──アチチ!」
「…………くっ」
《E・HERO レディ・オブ・ファイア》 攻撃力1300 守備力1000
《十代&エド》 残 LP 7800
コナミの場に召喚された白いスーツに炎の文様が描かれた少女のようなHEROが俺とエドに向けて小さな炎を投げつけてきた。
それに少しだけ驚きながらやるなあと感心していた。
「流石コナミだぜ、攻撃の出来ねえ1ターン目からこっちにダメージを与えてきやがる」
「ふんっ、この程度のダメージ、ないも同然だ。ボクのターンドロー!」
俺、コナミと来てエドのターンが回ってきた。
エドの言う通りライフが8000から始まるタッグデュエルだ。200ポイントのダメージなんて大したことはない。
さて、エドだが、E・HEROを扱う俺やコナミとは違って世界でもエドしか持っていないD・HEROの使い手。攻撃の出来ないこのターンあまりできることはないと思うが、何をするんだろうか。
俺は僅かな期待のこもった視線でエドを見つめていた。
「ボクは手札からD・HERO ダイヤモンドガイを召喚! エフェクト発動! ボクのデッキの上からカードを一枚墓地へ送り、それが通常魔法だった場合、次のターンのメインフェイズに発動できる…………送られたカードは通常魔法、デスティニー・ドローだ。よって次の僕のターンにデスティニー・ドローは発動する!」
《D・HERO ダイヤモンドガイ》 攻撃力1400 守備力1600
肩辺りから巨大なダイヤモンドが生えたD・HEROであるダイヤモンドガイがそのダイヤにカードを反射させながらエドがカードを引く。
そのカードを墓地へ送りながらにやりと笑うエドを見て俺も頷きながら笑みを浮かべる。これでエドは次のターンカードを2枚ドローすることができるってわけだ。
D・HERO、運命を司るHEROと呼ぶだけあって未来とか時間に干渉するカードが多いHERO。敵だと手強いが、味方だと考えると心強いぜ。
「そしてボクはカードを1枚伏せてターンエンドだ」
「なら、妾のターンじゃな。ドロー」
長い黒髪を垂らした巫女服姿の美寿知がカードを引く。俺は斎王の妹だという美寿知がどんなデュエルをするのか翔たちには悪いけど楽しみにしていた。
不謹慎かもしれないが、やっぱりどんな時でもデュエルは楽しいぜ。翔たちを攫ったり、コナミを洗脳したりと腹が立つ気持ちもあるけどよ、デェエルそのものを楽しいって気持ちはなくなりそうにないな。
「美寿知か………どんなデュエルをしてくるのか」
「ん…………エドは美寿知について知らねえのか? 斎王の妹なんだろ?」
「面識はあるが、デェエルをしたことはないな。確か、全国大会の折には帝を使用していたと──」
「妾は手札からデビルズ・サンクチュアリを発動! 妾の場にメタルデビル・トークンを1体特殊召喚する!」
《メタルデビル・トークン》 攻撃力0 守備力0
俺とエドの会話を引き裂くように美寿知の場に一体の悪魔の彫像のような姿をしたトークンが召喚された。
攻撃力を持たず、トークンの維持のためにはライフコストも必要とされる存在。1ターン目に召喚する意味を持たないそれは明らかにその後の展開のための生贄要員であった。
「気をつけろ十代。あれは間違いなくアドバンス召喚のための生贄だ」
「ああ、来るぜっ、エド!」
「ふふふ、流石に狙いはわかっておるようじゃな。妾はメタルデビル・トークンを生贄に、邪帝ガイウスをアドバンス召喚する!!」
「──邪帝ガイウスだとッ!?」
《邪帝ガイウス》 攻撃力2400 守備力1000
それは初めて見るモンスターだった。黒くボロイマントを身につけながら禍々しさと帝王と呼ばれるだけある威圧感を感じさせる赤い双眸が俺たちを睨みつけていた。
「エド、あのモンスターを知っているのか?」
「ああ、帝系統のモンスターの中でも特に凶悪な効果を持つとして希少とされるカードだ。その効果はアドバンス召喚時、相手の場のカードを1枚、除外できる」
「マジかよッ!? スゲーな!!」
アドバンス召喚が必要とは言え召喚したら破壊ではなく除外するってのはかなり強いぜ。墓地のカードなら蘇生する手段は割とあるが、除外となるとそうはいかねえからな。
「ふふ、それだけではない。さらに除外したカードが闇属性モンスターなら、相手に1000ポイントのダメージを与える」
「………ってことは、美寿知が選ぶカードは──」
「当然、D・HERO ダイヤモンドガイじゃ。消えよ、二度とは戻ってこぬ世界にな」
ガイウスが自身の中心に生み出した闇色の渦は巨大な引力を持つようにダイヤモンドガイを引き込み、そこから漏れ出たエネルギーが俺たちへと放たれた。
「ぐぅうううっ!?」
「エド──!!」
《十代&エド》 残 LP 6800
「これで妾はターンを終える。さらにこの瞬間、妾の場でもあるコナミのレディ・オブ・ファイアの効果が発動。お主らに200ポイントのダメージじゃ」
「またかよッ!? ──アッチィッ!!」
《十代&エド》 残 LP 6600
二度目のレディ・オブ・ファイアの効果ダメージに顔を覆いながら既に1400ものダメージを一方的に受けている事実に顔を顰める。
「くそ、まだ1ターン目だってのに………強えな美寿知も」
「ああ、想定外のダメージ量だ。だが十代、このターンから攻撃を行えるようになる。攻めて行くぞっ!!」
「おうっ、俺のターン、ドロー!」
エドの言葉に闘志を上げながら引いたカードは今この時にぴったりなカードだった。
「俺は手札から融合を発動! 手札のバースト・レディとフィールドのフェザーマンを融合、マイフェイバリットHERO フレイム・ウィングマンを融合召喚だ!!」
《E・HERO フレイム・ウィングマン》 攻撃力2100 守備力1200
融合の渦から召喚された右腕の先が赤い竜の顔をした左肩からフェザーマンの片翼が生えたHERO──フレイム・ウィングマン。
俺は視線をガイウスとレディ・オブ・ファイアに向けて、攻撃先をレディ・オブ・ファイアに決めた。
「俺はフレイム・ウィングマンでレディ・オブ・ファイアを攻撃だ、フレイム・シュート!!」
「…………レディ・オブ・ファイアは守備表示。ダメージはない………が」
「ああ、フレイム・ウィングマンがモンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与えるぜ!」
「──……ぬっ、ぐぅ」
《コナミ&美寿知》 残 LP 6700
レディ・オブ・ファイアを倒したことでコナミの前に立ったフレイム・ウィングマンが右腕の竜の顔から炎を吐いてダメージを与えた。
目を瞑り呻き声をあげるコナミ。1ターン目にうけたダメージ相応のお返しができたことで俺はよしと声を上げた。
「俺はカードを伏せてターンエンドだ」
「…………僕のターン、ドロー」
ライフはほぼ並んだ。だが、美寿知の場にはガイウスがいる。このコナミのターン、フレイム・ウィングマンよりも攻撃力で勝るガイウスで必ず攻撃してくる。
俺はフレイム・ウイングマンの召喚に油断せずガイウスの攻撃を待ち構えていた。
「………僕は手札からカードガンナーを攻撃………守備表示で召喚。効果を発動、デッキの上から3枚墓地へ送ることで攻撃力を1枚につき500ポイント上げる」
《カードガンナー》 攻撃力1900 守備力400
「守備表示で攻撃力を上げる?」
「カードをセメタリーへ送ることが目的というわけか。ランダム性は強いが、時折見かけることのある戦術だ。しかし守備表示とはな、ボクたちのリバースカードを警戒してのことだろうが、慎重だな」
コナミの行動に疑問の声を上げる俺にエドが憮然と鼻を鳴らしながら答える。墓地へ送ることが目的、となると恐らくMARSの召喚を狙ってのことか。
手札からでも墓地からでも召喚できるあいつは強力だからなあ。コナミとしても早いところ召喚したいんだろうな。
「…………そしてカードを1枚伏せて…………僕はターンエンドだ」
「なにッ!? 攻撃しないというのか!!」
「ガイウスで攻撃すればフレイム・ウィングマンを破壊できるってのに。何を考えてやがるんだコナミの奴」
「…………どういうつもりじゃ?」
コナミはカードガンナーを召喚した後、じっと俺を見つめたと思ったらそのままターンを終えてしまった。
その思わぬ行動に美寿知も含めた誰もが懐疑的な視線をコナミに送った。
その視線に向けられたコナミは何も答えることはなく、美寿知に一度だけ視線を流し、そして俺の場のリバースカードを見つめた。
「ふむ、あれか。…………よかろう、そなたの勘があれを警戒させたのじゃな。なら、攻撃はあのカードを排除した後にするとしよう」
「…………」
美寿知の言葉にこくりと頷き意思を伝えたコナミを見て、俺は内心いい勘してやがるぜと思っていた。
もし今のターン、ガイウスでフレイム・ウィングマンを攻撃したら俺のリバースカードでガイウスを返り討ち、フレイム・ウィングマンの効果も相まって大ダメージを与えることができていた。
それを勘だけで躱してきたコナミはやっぱり敵にすると怖えなと感じずにはいられなかった。
「何を考えているのかわからないが、攻撃してこないというのならこちらにとっても好都合だ。ボクのターン、ドロー!」
コナミの行動に怪訝な顔を見せながらもよどみのない動きでエドがデッキからカードを引いた。
「ボクは手札から
《D3》 攻撃力0 守備力0
エドの場に3体の子犬のような機械のモンスターが現れた。顔のバイザーにDの文字が写されたその子犬はどこか動物を飼えない人向けの癒しを求めた玩具型ロボットの姿を連想させる。
「さらに、この3体をリリースすることで、このモンスターを特殊召喚する! こいッ!! DーHERO ドグマガイ!!」
《DーHERO ドグマガイ》 攻撃力3400 守備力0 2400
黒い、コウモリのような羽を広げた一見するとHEROとは思えない威圧感のある面貌が美寿知とコナミのことを睥睨していた。
「攻撃力3400………随分と強力なモンスターを召喚してきたのうエドよ」
「…………」
美寿知はドグマガイの攻撃力に驚きながらもまだ余裕があるようにしていた。コナミは………相変わらず何を考えているのか、何も感じていないようだった。
「ドグマガイ、美寿知の邪帝ガイウスを攻撃だ! デス・クロニクル!!!」
「ぬ──ゥッッ!?」
《コナミ&美寿知》 残 LP 5700
ドグマガイが空高く浮かび上がり菫色をした光線を邪帝ガイウスへと放った。勢いよく放たれたその光線に胸を貫かれたガイウスは大きな破壊音を立てながら爆発し美寿知へとダメージを与えた。
「まだだ、フレイム・ウィングマンでカードガンナーも破壊させてもらうッ!!」
「…………っ!」
「そして、フレイムウィングマンの効果により破壊したカードガンナーの攻撃力400ポイントのダメージを与える!」
《コナミ&美寿知》 残 LP 5300
ドグマガイの攻撃が通ったことで、勢いを増したフレイム・ウィングマンの炎がカードガンナーを、そしてコナミを攻撃した。
守備表示で身を守っていたカードガンナーのため、大きなダメージにこそならなかったが、僅かでもダメージが積み重なり、そしてフィールドが俄然俺たちに有利な状況になったことにより俺たちには余裕が生まれようとしていた。
「…………カードガンナーの効果発動。このカードが破壊されたことにより、僕はカードを1枚ドローする」
「ボクはこれでターンエンド…………なに?」
「…………リバースカード リミット・リバースを発動。墓地のカードガンナーを攻撃表示で特殊召喚する」
エンドを唱えたと同時にコナミがカードを発動させる。そして今しがた破壊されたカードガンナーが召喚される。そこに疑問の声を挟む余地を与えることなく、美寿知がターンを開始した。
「妾のターン、ドロー! 妾は──」
「おっと、その前にドグマガイのエフェクトを発動させてもらおう。このカードがいる限り、お前たちのターンのスタンバイフェイズに入るたびにライフを半分にさせてもらう」
「なんじゃと!?」
「──ライフ・アブソリュート!!」
「ぬぅぅぅぅ!!?」
「…………ッッッ!?」
《コナミ&美寿知》 残 LP 2650
驚愕にのけぞり声を上げる美寿知と目をわずかに見開いたコナミにドグマガイの効果が襲った。まるで命を吸い取るように菫色の光が二人の体からたちどころに天に立ち昇り、ライフを大幅に消してしまったのだ。
「スゲー、ライフが一気に…………。やっぱりエドのD・HEROは強いぜ!」
「フンッ、当たり前だ。ドグマガイは特にライフが多ければ多いほど優位に働く。このタッグデュエルという形式なら猶更効くだろうさ」
得意げに笑うエド。それに頼もしいと感じる俺を睨むように美寿知が止まっていたターンを再開した。
「調子に乗るでない! 妾はカードガンナーの効果を発動し、デッキから3枚カードを墓地へ送る。そして、カードガンナーをリリースすることで、手札から光帝クライスをアドバンス召喚する!!」
「新たな帝モンスターか!」
《光帝クライス》 攻撃力2400 守備力1000
光帝クライスは禍々しさを与える邪帝ガイウスとは真逆の印象を受けるモンスターだった。黄金に輝く鎧に立派な、とてもきれいなマントを背に羽織ったその姿は一種の神々しさすら感じさせる。
「邪帝と来て今度は光帝かよ」
「帝モンスターはそれぞれがフィールドのカードに干渉する効果を持っておる。そして光帝は召喚された時、フィールドのカードを2枚まで選択肢破壊できるのじゃ!」
「なにィッ!?」
「2枚………ではボクのドグマガイはッ!!」
「そうじゃ、妾が選択するのはエドのドグマガイと十代のリバースカードじゃッ!!」
俺たちのフィールドを光帝クライスが放つ厖大な光の玉が包み込む。その光から目を守るように閉じた瞼を開けた時、場にはエドのドグマガイが………そして俺のリバースカードは影も形も存在しなかった。
「くそっ………ボクのドグマガイが破壊されるとは」
「俺もだぜ。いざって時のためのプライドの咆哮が消えちまってる。召喚されると2枚破壊するってありかよ」
「無論、強力な効果故、代償もある。光帝クライスはこのターン攻撃はできず。また効果で破壊されたプレイヤーはそれぞれ破壊されたカード1枚につきカードを1枚ドローできる」
破壊されたカードは俺とエドで1枚づつ。俺たちは視線を交わしながら険しい顔でカードをドローした。
「ふぅー、ドグマガイがやられちまったのは痛いけど、攻撃できないってならフレイム・ウィングマンは生き残るぜ」
「そうはいかぬ。使わせてもらうぞコナミ。妾は墓地の邪帝ガイウス、結界術師 メイコウ、炎帝テスタロスを除外することでコナミの墓地からThe blazing MARSを特殊召喚する!!」
「MARSッ!? 既に墓地に行っていたのか!!」
《The blazing MARS》 攻撃力2600 守備力2200
突如として立ち昇った炎の柱からMARSがコナミと美寿知の場に召喚された。執拗なまでにカードガンナーで二人ともデッキから墓地へカードを送っていたのはMARSの召喚素材を溜めるためだったのかと今更ながらに気づいた。
「バトルじゃ、The blazing MARSで十代のフレイム・ウィングマンを攻撃!」
「…………
「──フレイム・ウィングマンッ!!」
《十代&エド》 残 LP 6100
美寿知の宣言からワンテンポ遅れてぼそりと呟いたコナミの攻撃名を聞いたMARSが俺のフレイム・ウィングマン目掛けて灼熱の炎を吐き出し灰へと燃やし尽くして破壊した。
飛び散る火の粉から腕を前に出して身を守りながら僅かに減ったライフとすっかりと拓けてしまった俺たちのフィールドを見て呻き声をあげた。
「フレイム・ウィングマンが破壊された瞬間、ボクはDータイムを発動! E・HEROが破壊された場合、デッキからDーHEROを手札に持ってこれる。ボクはDーHERO デビルガイを手札に加える!」
「ふむ、ならば妾はカードを1枚伏せて、そしてフィールド魔法 無限の降魔鏡を発動! これでターンエンドじゃ」
「くっ、俺のターンドロー!!」
わずか1ターンでエドの切り札のドグマガイも俺のフェイバリットモンスターのフレイム・ウィングマンも倒され、立ちはだかる巨大な壁のようにコナミのMARSが炎を巻き上げる中、俺はカードを引いた──。
次で決着はつくと思います。