初心者粉眠くんのデュエル日誌   作:XX

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3期突入前の注意事項+αの小話

①3期のストーリーについて

 

 ストーリーですが、割とシリアス方面の話になるかもしれません。どうしても異世界でキャラの画策が絡む関係上暗くなりやすいです。また、原作から大きく離れた話になると思います。

 

 最序盤の学園編を除いて異世界編突入したらもう原作の面影がなくなるんじゃないですかね?

 

 ここまでで広げに広げた風呂敷の回収のために奔走する予定ですので十代たちとは別行動する予定です。序盤を除くと、終盤に合流するまで十代たちはほぼ出てこなくなる……かもしれません。

 

 一方その頃見たいな感じでは出すかもしれないですが、あくまで未定です。もしかしたら出すかも、くらいですね。

 

 一応想定している範囲だと原作キャラがまったく関わらないわけではない予定なんですけど、十代たちではない予定です。

 

②デュエル内容について

 

 デュエルですが、3期から未来のカードやテーマが介入してくる予定です。そのため後半になるにつれ全体的にカードパワーがぶち上がります。

 

 とは言っても4期のこともあるので未来のカードを出すと言っても枚数やカードパワーについてはなるべく抑えめ程度にするつもりですが、OCG化の時期というか何期にカード化されたとかはあまり考えるつもりはないです。

 

 この場面だとこのカードの方が適してない? とか、例えば無限泡影とかの汎用環境カード使ったら良くないとかはあまり考えない方針でいきます。そんなこと考えてたらデュエルの幅が狭くなって、全員環境テーマ使えやって話になるので。

 

 あくまでそのキャラのイメージに沿ったカードたちでデッキ構成は組み立てるつもりです。

 なので基本は強弱関係なくそのテーマ内のカードメインで、それを補助するカードが追加みたいな感じになるのかなあ?

 

 あとはそうですね。GXの特徴というか自分の好きな要素として基本としてモンスターの殴り合いが華だと思ってますので現実のデッキみたいなソリティアじみた最高効率を目指したデッキとか、制圧盤面とかはするつもりはない予定です。

 

 無駄に1ターン内の書く文章量が長くなって、それはちょっとなあと感じるので…………。あと単純にストレスが溜まりそうなので。

 

 勝手な印象ですけど、あんまり相手の行動制限するようなことしないよねって印象があるんですよね。盤面ロックみたいなのはたまにしかなくて、強い奴ほど自分の好きなカードをいかに使うかに苦心するって印象がありますね。

 

 4期だとお触れホルスとかスキドレとかガチの戦術使う奴が出てくるので分かりませんけど、まあ3期だと基本ないかなってくらいで行きます。実際書いてみないとわかりませんけどね!

 

 ガチのデュエルはマスターデュエルとかOCGがあるからええやろって思ってます。

 

 なので例えば崇高なる宣告者とかの一切の行動を許さない害悪じみたやつらは出さないと思います。嫌な思い出しかないので使いたくないし使われたくもない。そういう害悪戦術は壁とやっててくれ。

 

 そういう奴らはこの小説ではあまり書きたくないので、今のところ考えてません。

 

 あーあとはデュエルは長くなるかもしれないです。未来のカードを出す関係上1ターンが長くなる可能性がありますのでご了承ください。

 あまり長くならないようにするつもりではあります。

 

 あと出してほしいって人には申し訳ないんですが、たぶんシンクロはこの小説で出すことはもうないです。

 本当に申し訳ないんですが、デュエルの高速化が始まるとちょっとしんどいかなあと思いますし、融合で特化した方がまとまって書きやすいかなと思うので。

 

 それに合わせてチューナーとかシンクロとかの文言が書かれてるカードも使わない方針です。正直この縛りが1番きついまである。

 

 少なくとも3期時点では出すつもりはないです。4期はストーリーも何もかも未定でわかんないのでもう未定です。

 

 大体これくらいの要素が3期で書くつもりの内容についての注意点だと思いますので以上、それでもよろしければ読んでいただけると幸いです。

 

 3期の投稿は少し間を空けてから……早ければ1週間後くらいになる予定です。ここまでありがとうございました!!

 

 

 

<<以下の文章は作品の本筋とは一切関係のない内容です。文字数的に寂しいので書いただけの作者の好きなジャンルなどについてをコナミに代弁させているだけなので読む必要は一切ないです>>

 

*注意:下記の内容は人によっては不快にさせたりする内容が含まれると思います。こういう展開あんまり好きじゃないなあみたいな内容が書かれます。理解したうえで読んでいただけるとありがたいです。

 

 

「ねえ、二人は小説とかアニメで好きな話ってある?」

 

 ジェネクス大会も終わり、オシリスレッド寮の食堂で僕は愛理ちゃんや十代くんと昼食を食べながら寛いでいた。

 

「どうしたんだ急に」

「なんとなく。僕はさ、結構恋愛ものが好きだったりするんだよね。特にボーイミーツガールものが好きでさ。勿論ファンタジーやバトルも大好きだけど、そこに恋愛が挟まっているともっといいよねって思ったりするんだ」

「ふーん。俺はデュエルが好きだけど、強いてあげるならスポーツ系が好きだぜ。サッカーとかよ」

「ああ、昔やってたって言ってたもんね」

 

 十代くんが机の上に乗った味噌汁を啜りながら答える。

 彼が子供の頃デェエルを知る前にサッカーをやっていたと言うのを僕は聞いていた。

 

「私も恋愛は好きよ。でも一番好きなジャンルって話ならミステリーかしら。謎を解き明かすのが好きなの」

「愛理ちゃんはミステリーよく読むもんね」

 

 ミステリーは勧められたら読んだりすることはあるけれど、自分からはあまり読まないジャンルだ。

 嫌いなわけじゃないんだけど、どうにも進んで取りに言ったりはしないんだよねえ。

 

「なんでそんな話を?」

「いや別に、少年が頑張ったり成長したりって作品が好きなんだなあって最近思ったりしたんだよね。銀河英雄伝説とかそういう全然違うのも名作だし超面白いんだけど、1番好きな作品にはならないなあって思ってさ」

 

 特別、何か理由があって話を振ったわけではなかった。

 少し前にふと自分の中で好きな話ってどんなだろうって思ったら、すんなりと出てきたのがボーイミーツガール系統の話だったんだよ。

 

 昔見た作品で思い出深いのだとキッズステーションで見たゾイドジェネシスとか、結構前にネットで見たガンダムXとか、ああいうのは特に好きだなあって思ったりするんだ。

 

 古い作品だし、思い出補正が多分に入ってるかもしれないけれど、心動かされたんだよね。

 ゼノブレイド2とかも超興奮したし、最高の主人公だった。

 

「うん、男の子が好きな女の子を守ったり助けようと奮闘する姿って心にくるよねえってさ」

「男の子が好きってこと?」

「うーん、多分に誤解を招きそうだから否定するけど。頑張ったり成長する姿が好きなのであって別に男の子がそういう意味で好きって意味じゃないよ」

「そういう意味ってなんだ?」

「十代くんは知る必要のないことだよ」

 

 純粋に疑問として聞いてくる十代くんから目を逸らす。

 君が知る必要のない世界の話だ。

 寧ろ知ってはいけない世界だと思う。

 

「中学生とかの頃にある程度自由に使えるお金ができたときとか、古本屋とかひとりで行けるようになった時はその系統の作品を読み漁ってたりしてさあ。その時の感動とかが今に影響してるんだと思うんだよね」

 

 あの頃に好きだったのは何だったかなあ。CLAMPのツバサとか読んでた覚えがあるような気がする。

 H×Hとかの割と硬派な作品も大好きだったなあ。あれは恋愛なんて欠片もないけどバトルとかが面白くてハマってた。

 

「まあつまりジャンルで言えば一途な主人公が頑張ったりするヒロインとの恋物語的なものとかが好きなんだと思うんだけど、中にはさハーレムエンドを迎える作品ってあるんだよ。ラブコメとかで途中色んな女の子に好かれて最後に1人選ぶとかじゃなくて本当に全員娶るみたいな。ああいうのって──」

「ダメだよ?」

「え゛っ?」

 

 僕が調子よく昔見た作品の思い出に浸りながら話していると愛理ちゃんがニッコリとした笑顔で遮ってきた。

 

「眠ってる愛理のことがあるとしても、許さないよ?」

「あっ、はい」

 

 別にそういう結末を迎えたいってことで話したわけじゃないんだけど、その笑顔の中に隠された冷たい瞳を見ると何も言い返せなかった。

 

 愛理ちゃん、目が怖いよ。

 まるで底知れない暗黒を覗いてるようだったよ。

 空気が澱んでいくのを感じる。

 

「恋愛云々はよくわかんねえけど、そういうのは良くねえと思うぜ俺は」

「うん、それはわかってるよ十代くん。ただのお話だからね。僕がそれを目指してるとかの話じゃないから」

 

 だからそんな目で見ないでほしい。

 

「話を戻すけどさ、ハーレムエンドってのはあんまり現実的じゃないし、いくらお話だからと言っても余程好意的に見れる主人公でもないと難しいよねって思うんだ」

 

 その時はいいとしても、将来的にというか余程の甲斐性がある主人公じゃないとさ。養えないじゃん。いやまあ現実でも遠い国でいるけどさ重婚とかする人。

 それに女の子たちの方もさ、すごい仲良しじゃないと無理だよね。

 

 逆ハーレムとか、僕なら受け入れられないもん。

 どれだけいい女性でも、流石に一緒には無理だわあと思う。

 まあ、お話だから何人娶ってもその人たちが幸せならOkですって親指立てて言えるけどさ。

 

 …………そう、納得させてほしいんだよね。

 この主人公ならそうするよねって感じの甲斐性とかその結末になるだけあるお話、そしてヒロイン同士の交流と変遷。難しいのかもしれないけど、この辺りをしっかり描いてほしんだよなあ。

 

「結局何が言いたいんだコナミは?」

「何が言いたいってわけでも、ただの雑談だし。…………ああそうだね。一途な恋愛っていいなあってことかな」

 

 帰結する話としてはそういうところだろう。

 

 ハーレムエンドってのもダメじゃないんだよ。受け入れられないってわけでもないんだよ。

 ただまあ、そのエンド行くなら相当な下積みをして読者に受け入れられる主人公にしないとダメだよねって思ったりしただけで。

 

 例えばToLOVEるとかの少年向けに最初っからそういう路線で書いてるよねって作品ならまあそうなるよねってわかるし、受け入れやすいんだけどさ…………何が言いたいんだろうね僕は。

 

「お話としてハーレムってのに忌避感があるってわけじゃないし、具体的にこう言う作品がダメってものも思いつかないんだけどさ。可愛いキャラだからって皆がみんな主人公に惚れるって展開は違くないって思うんだよね。ラブコメ系のお話ならまだわかるんだけど」

 

 比較的有名なのだとToLOVEるとかいちご100%とかさ。

 いちごの方は最後に一人を選んだけど、途中沢山の女の子に惚れられるし、その話の主軸として書いて、読者もそれを求めて読んでる人たちだからそれが正解なんだけどさ。

 

「うーん、でも現実の話でもないし、それでお話が面白くなるならいいと思うけど? 人にもよるでしょうけど、主人公に自己投影する人は沢山の女の子に好かれてる方が嬉しいと思うわよ?」

「それはそうなんだろうけど」

 

 うーむ、ハーレムものが嫌なわけではないから難しい。

 それはそれで楽しめちゃうから否定もできないんだよなあ。

 

「いやなら見なければいいんじゃねえか。まずいものは食べないみたいによ」

 

 十代くんが好物のエビフライを食べながら何でもないように言う。

 

「うん、正論だね。まあ結局、食べ物の好き嫌いと一緒なんだろうね。これも好きだけどこっちの方がもっと好きとか、嫌いではないけどあまり食べたいとは思わないとか。その程度のものだよね」

 

 十代くんと同じようにエビフライを口に含み思案顔をする。

 

 十代くんの言う通り、人それぞれの好みによるものだ。

 その程度の話だから、深く考えても仕方がない。好きなものを見て、好きなもを読めばいい。

 それが分かったうえで言いたい。

 

「…………でもね! この展開だけは受け入れられないってものはあると思うんだよ。人それぞれにさあ!!」

「まだ言うのかよ。結論出たじゃねえか。好きなもん食べればいいって」

「そうよコナミくん。雑談だけど、結論は出たじゃない」

「わかってるよ。わかったうえで愚痴を言いたいんだよ!」

 

 十代くんと愛理ちゃんがうへえと食い下がる僕に苦い顔を見せる。

 

 結論は出ている。

 この結論は何を言っても変わらない。だからこっから先はただの愚痴だ。

 

「僕はさあ、嫌いな話とか苦手な展開とかいくつかあるんだけど、真っ先に上がるのは少女漫画におけるヒロインの記憶喪失展開がね。あれがね、すごい苦手なのよ。終盤に来てなんで記憶喪失になってんの。その事故いる? その上でなんで数年後とか行ったの? そんなことしなくていいでしょ!!」

 

 具体的になんて作品かは言わないけどさ。

 

 例えばバトル系でさ、敵の力とかで終盤記憶喪失になって、それを主人公が滅茶苦茶頑張ってうおおっ! って感じで最終局面のここぞって場面で取り戻すとかは好きだよ?

 

 でもさあ、ただの恋愛マンガでバトルとか能力とかないのに記憶喪失展開はいらないだろって思っちゃうんだよね!

 素直にハッピーエンドにしろよ!!

 主人公とヒロイン結ばれました、結婚しました仲睦まじいですでいいだろ!!

 

 せめて最初っから記憶喪失系ヒロインとか主人公として設定を置いたうえで書いてくれよ。

 何ストーリー上の終盤に唐突に記憶失ってんだよ!!

 

「ちょっとまってコナミくん。その意見は可笑しいわよ。バトルとかファンタジーとかが大好きなコナミくんにはわからないのかもしれないけど、恋愛で大切な人の頑張りで記憶を取り戻すのは悪い展開じゃないわ。むしろ恋愛って点を重視するなら最後に乗り越えるハードルとしてはいいじゃない」

「記憶を失っても、もう一度好きになる、みたいなことでしょ。わかってるよそんなこと。だからただの愚痴なんだよ。そういう展開にする全ての作品がダメって言いたいわけじゃないんだよ!」

 

 ただ昔読んだ作品で結構好きだったのにそういう展開をやられてすごいもやったのを引きずっているだけなんだよ!!

 

 記憶喪失するならするで相応のカタルシスを用意しといてくれ!

 引きずるんだよ。スッキリできないからさあ!!

 

「あと失恋系! これは正直ある一つの作品をディスってるだけだしほとんどの作品はそんなことないってわかってるけど、失恋してエンドはやめて欲しい!!」

「コナミの奴盛り上がってんなあ」

「相当不快だったのね。その作品」

 

 机を両手で叩きながら叫ぶ僕を見ながら冷静に話す二人。

 

 これも何とは言わないけどさあ!

 恋愛主軸としながら失恋して、しかも超くだらない主人公のミスでヒロインも主人公も報われずエンドとかふざけるなよ!!

 打ち切りなのか作者のやる気を失ったのか知らないけど、読んだ時間返せと言いたくなるっ!!

 

 バットエンドやビターエンドで許されるのはしっかりしたストーリー展開をした作品だけだと知れッ!!

 

「どんな無茶苦茶な展開だとしてもハッピーエンドにしてくれ! そんなことするならっ!!」

「でもそうしたら不満を言うんじゃない?」

「言うよッ! 言わないわけがないよッ!! でも読んだことを後悔するレベルのをお出しされるより茶化せるだけずっといいよッ!!」

 

 そういう不満たっぷりで終わった作品ってこびり付いた油汚れのごとくずっと残り続けるんだよ!!

 

 記憶喪失系の作品と失恋系の二つの作品のせいだよ。僕が恋愛系をちょっと忌避するようになったのは!!

 あれ以来恋愛ものは結末がハッピーエンドってわかるまでは基本読まなくなっちゃったよ!!

 

 そういう意味だと子供主軸の作品はすごい安心して見れるんだよ!!

 仮にバットエンドに等しいとしてもちゃんと面白く描かれるのが大概だからね!!

 

「あとこれは絶対ダメとは言わないけど、ヒロインの母親が無駄に若く描写されるのなんなわけ? いるのその設定? ヒロインが年をとっても若々しく見られますよって描きたいからか!?」

「わかってるじゃない理由」

「わかってるよ!!」

 

 なんというか、ヒロインの母親が同い年とかお姉さんと誤解するぐらい若々しく描写される物語ってあるけど、それ必要かって考えちゃうんだよ!!

 親なら相応の年齢として描いた方が幅広い層には受け入れられやすくないか!?

 

 母親だとしても可愛かったり美人だったりした方がいいだろってか!?

 ああそうだね、その通りですね! 僕もそう思うよ!!

 

「親の容姿なんざどうでもいいと思うんだけどな。大事なのは内容だろ?」

「若いお母さんの方が男の人にとっては都合がいいのよ。年相応のお母さんが好きな人は少ないから」

「なんでだ?」

「それは………コナミくんから聞いてね?」

 

 愛理ちゃん、僕に説明を投げてるけど、十代くんに説明する気はないからね僕。

 

「それからやたらと女の子しか出さない作品! いくら男性受けを狙ってるとしても限度ってものがあるでしょ!!」

「日常系ってジャンルの作品だとそういうのもあるわよね」

「僕が言ってるのはそっちじゃない! きらら作品とか言われてる主人公が女の子の場合はいいんだよッ!! そうじゃなくて主人公が男でそれ以外のキャラが女の子しか出てこない作品のことを言っているんだよ!!」

 

 なんで主人公しか男キャラが出ないんだよ!

 同性の友人一人いないとか、どんだけ性格難な主人公なんだよ!

 その癖女の子は沢山寄ってくるとか…………男は絶滅でもしてるのかと言いたくなる!!

 

「でも男の人が出るのを嫌がる人もいるし…………」

「そんなの無視しろよ! 話の軸がしっかりしてたら問題なんて出ないよ!」

 

 どうせ他に男がいたら女の子を盗られるとかそんな発想しちゃうチキンだけだろ!

 同性の友人がいた方が友情とかサブキャラ同士の恋愛とか描けるし違和感も出ないでしょッ!!

 女の子と仲良くできて男と仲良くできない理由がわからないんだよッ!!

 少なくてもいいから出せよッ! 友達ッ!!

 

「それかボッチだった主人公が色々あって女の子と仲良くなって、それがきっかけで人付き合いができるようになったとかで同性の友人ができたとか。やりようはあるじゃないかっ!!」

「そういうのを求めてる人はそういう作品を読まないと思うわ」

「そうかもしれないけど!!」

 

 せめて納得できる理由を提示してくれ!

 会話ができないとか社会性がないイカレた奴とか、不良で怖がられているとかでもなく、ただボッチだから一人だとかいう意味不明な理由で男を消すんじゃあないッ!!

 設定をッ! 世界観をッ! しっかり作ってくれッッッ!!

 

「アニメで見た化物語とか面白いって言ってたじゃない」

「言ったよ。面白かったよ! あれは女の子が9割だったけど普通に面白かったよ!」

 

 でも男がいないわけじゃないし、あの主人公に同性の友人がいないのは正直理解できないけど、まあ話の展開や面白さで無視できるから構わないんだよ。

 問題なのはそう言った面でカバーしきれない作品だよ!!

 

「いくら男をターゲットとした作品でも限度があるでしょ!」

「なら見なければいいじゃない」

「それ言っちゃうと話が終わっちゃうでしょ!」

 

 そういうことだけど、そういう問題じゃないんだよ!!

 今は愚痴を言う時間なんだよ!!

 

「はあ………はあ…………ふう」

「終わったか?」

「うーんどうだろう。まだ何か言い足りない雰囲気を感じるから、何か言うかも」

 

 机に両手を置いて荒れた呼吸を整え、愛理ちゃんから渡された水を飲む。

 そうして冷たい水で茹で上がった頭を冷やす様に目を瞑りながら頭の中で積み上がっている不満を整理した。

 

「僕が言いたいのはね。話がつまらないとか、結末が気に入らないとか、そういうこと以前に状況に対して納得できる理由をつけろってことなんだよ。それに比べれば、失恋云々とか記憶喪失とかはまだ許せる……………………いや無理だな。やっぱ許せないわ」

 

 自分が言ったことだが、首を振って否定する。

 失恋も記憶喪失も、僕にとってトラウマ並の傷になってる。とても許せそうにないわ。

 

「色々言ったけど、面白ければ今言ったことなんて些細なこととして無視できるんだよ。面白さなんて主観だから勝手な意見だけどさ………期待してただけに本当…………はあ、デュエルしよ」

 

 項垂れながら頭を冷やす様に二人を置いて食堂をでる。

 

「結局何だったんだ?」

「ただの愚痴よ。意味なんてないわ」

 

 食堂を出て行く僕の後ろから二人の空しい声だけが響いていた──。

 

 




 これ書いてると最後らへん不思議と総統閣下のちくしょうめ! が頭をよぎってた。
 書こうと思えばまだまだ不満のある展開とかについて書けると思うけど、無駄に長くなるだけなのでこれくらいにしておきます。

 最後に何度目になるかわかりませんが本当にここまで読んでいただけてありがとうございました。恐らくGX題材の小説で最難関となるであろう魔の3期もよければ読んでいただけると幸いです!!

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