滅茶苦茶頑張ればワンちゃんいけるんじゃね? とトチ狂った思考が芽生えたのと、夢で事故って死ぬ夢を見たので毎日投稿にします。3期終わるまで続けれるといいなあ!!
「私のターン、ドロー!」
学園でも最高の景観を誇る湖の傍で私と編入性のレイちゃんとのデュエルが始まった。
理由がちょっとあれだけど、背後でお弁当を食べている十代くんとの関係性の誤解のため、そしてきちんと話を聞いてもらうためにこのデュエルを終わらせて落ち着いてもらわないと。
「私は手札からサンダー・ドラゴンを墓地へ送ることでデッキからサンダー・ドラゴンを2枚手札に加える。そして融合を発動! 手札のサンダー・ドラゴンを2体、融合することで双頭の
《双頭の雷龍》 攻撃力2800 守備力2100
私の場に桃色にも見える赤い四足のドラゴンが召喚される。
鼻筋に長く突き出た角がついた顔と、そして長い首周りにもう一つの大きな口が開いた雷龍は雄たけびを上げながらのっしのっしと私の前に歩いてきた。
「これで私はターンエンドよ」
「いきなり攻撃力2800のモンスターを……流石は十代様にご飯を食べさせてあげてるだけの実力はあるってことだね。僕のターン、ドロー!」
「え? いやそれは関係ないんだけど…………」
わかってはいたことだけど、目の前の年齢故に小柄な身長のレイちゃんは私と十代くんとの関係を激しく誤解している。
なんとかこのデュエルを終えて、誤解を解かないと。
私が好きなのはコナミくんの方だって。
「ん? 愛理って魔法使い族デッキじゃなかったか? なんで双頭の雷龍を…………」
「あーほら、エースの混沌の黒魔術師が禁止になったでしょ。それでサクリファイス主体にしようとしてたけどアタッカーとしては扱いが難しくて、僕と相談して扱いやすい双頭の雷龍を追加で入れたんだよ」
「へえ、なるほどなあ」
後ろの方で十代くんとコナミくんの声が聞こえてくる。
私の気持ちも余所に呑気に食事をとりながら観戦している二人に一言いいたくなるけれど、ぐっと我慢してデュエルに集中する。
(ダーク・アームド・ドラゴンを使わないのってコナミくんに聞かれたけど、あれは私の中で眠っている愛理のカードだからってことで使わないことにしたのよね。それで双頭の雷龍を選んだんだけど、これが果たして吉とでるのかどうか、まだ判断できないのよね)
私の心の中で眠るもう一人の私。本当の水無月愛理。
本来この体の持ち主になるはずであった彼女は精霊エリアである私の心の奥底でいつ目覚めるとも知れない眠りの中にいる。
できれば彼女に目を覚ましてもらってこの身体を返してあげたい。
コナミ君と触れ合えなくなるのは悲しいけれど、よそから入ってきた私が本当の持ち主の彼女を差し置いてこの身体の主人であり続けることの方が心苦しい。
でもその方法はわからない。
十代くんのネオスやコナミくんのプラネットモンスターたちと相談してもその方法はわからなかった。一応、全てのプラネットモンスターを集めることでナニカが起こせるらしいのでそれに期待しようということになったけどどうなるか…………。
それに彼女もコナミくんのことが好きなようだから…………猶更借り続けると言うのは………。
でももしその方法が見つかったとして、その時私は本当に彼女に…………。
「ぼーっとしてていいんですか愛理先輩! 僕は手札から恋する乙女を攻撃表示で召喚!!」
「はっ!」
いけない、今はデュエル中、余計なことを考えてはいけないわ!
《恋する乙女》 攻撃力400 守備力300
華の髪飾りをつけた黄色いドレスを着た少女としか言えないモンスターが召喚された。
私にっていうより双頭の雷龍に対してウインクをしながら召喚されたそのモンスター……というより可愛らしい少女は静かに両手を重ねて佇んでいる。
静か……なんだけど、ちょっと怒っているような責めるような目つきで私を見つめてもいる。まるで、レイちゃんの気持ちに同調しているようで可愛い娘なんだけど妙な威圧感を感じるわね。
「でも、攻撃力が400しかないモンスターを攻撃表示…………?」
どうして私をそんな目で見ているかは置いておくとして、恋する乙女、どっかで見た覚えのあるモンスターだけど、効果までは思い出せない。
正直、見覚えはあるが思い出せないってタイプのモンスターはかなりマイナーなモンスターであまり使用されないカードだと思うんだけど、私の双頭の雷龍に対してどうするつもりなのかしら。
「そして僕はカードを2枚伏せてターンエンド! あなたのターンだよ!」
「…………私のターン、ドロー!」
双頭の雷龍の前に低攻撃力のモンスターを召喚して終わり…………。
誘っているとしか思えないわ。
かといって攻撃しない選択もなし。
こんな見え見えの罠でも、攻めないなんて臆病者呼ばわりされても仕方ないくらいの状況だものね。
「とりあえず、踏み込んでみましょうか。私は双頭の雷龍で恋する乙女を攻撃!!」
「この瞬間、僕はリバースカード ハーフ・アンブレイクを発動するよ! 僕はこの戦闘で発生するダメージを半分にする!」
双頭の雷龍の大顎が開き、その口に溜め込まれた電気の塊が砲撃のような形で放たれる。
小柄な少女である恋する乙女の全身を丸ごと呑み込むがごとき雷砲はその少女を破壊することなく、レイちゃんにダメージだけを与えていた。
《レイ》 残 LP 2800
「確か、ハーフ・アンブレイクは戦闘破壊から守る効果もあったわね」
「そうだよ。でもそもそもとして恋する乙女は攻撃表示でいる限り戦闘では破壊されない効果を持っている。どの道双頭の雷龍じゃ、破壊できなかったよ」
「そう。でも、だとしてもわざわざ攻撃表示で出す必要なんて──えぇ~!?」
冷静に観察していたフィールドに訪れた光景に思わず戸惑いの声を上げてしまう
そこには恋する乙女がか弱い少女が攻撃による痛みから涙を流しながらどうしてと私の双頭の雷龍に訴えかけるような視線を送り、それに慌てる双頭の雷龍が続いて投げられた恋する乙女の投げキッスにその目にハートを宿していたからだ。
「ふふ♪ 恋する乙女は相手モンスターに攻撃されると攻撃してきたモンスターに乙女カウンターが一つ乗るのよ」
「お、乙女カウンター!?」
なにそのカウンター、初めて聞く名称ね。
でも、たしかに乙女カウンターが乗ったことで双頭の雷龍に瞳がハートに染まっているけど、それ以外の何かが変わった様子はない。
「狙いがわからないって不気味ね。なら、私はカードを1枚伏せてターンエンドよ」
「それはこれからわかるよ! 先輩がターンを終える瞬間、スケープゴートを発動! 僕の場に4体の羊トークンを召喚、そして僕のターン、ドロー!!」
《羊トークン》 攻撃力0 守備力0 ×4
これから何が起こるか。レイちゃんの場に4体の小さな羊のトークンの登場と共にそのカウンターに警戒していると後ろからコナミくんたちの会話が聞こえてきた。
「あーあれかあ。めっちゃ苦労した覚えがあるぜ」
「そういえば十代くんはレイちゃんと対戦したことあるんだね」
「おう、1年の頃にな。あの時もフェザーマンとかスパークマンの目がハートになって大変だったぜ」
「そっかあ、レイちゃんとはその時に?」
「ああ、最初はカイザーを追っかけてこの島に入ってきてたんだけどなあ。すげーんだぜレイのやつ、親にも黙ってたった1人でこの島にやってきたんだからよ」
「そ……それはすごい。並大抵の女の子じゃできないね」
「ああ。レイはすげえやつだ。あんなに自分に素直なやつはそうはいねえよ」
その会話に耳を傾けながら、乙女カウンターとやらには十代くんが苦戦したっていう程の効果があるのかと警戒する。
しかしそれ以上に去年にやってきたという話に私は驚いていた。
去年って、もしかしてレイちゃんこの島に侵入してたの!?
丸藤さんを追っかけて!?
去年ってことは多分、見た感じまだレイちゃんが小学生くらいの年齢の頃よね。いや、今もそれくらいなんでしょうけど、今回は十代くんを追っかけて飛び級までしてきたってことなの!?
すごいバイタリティというか、恋心故の行動力なのかしら。
すごいわね、レイちゃん…………。
「僕はトークン収穫祭を発動! 羊トークン4体を破壊することで1体につき800ポイントライフを回復する!!」
《レイ》 残 LP 6000
彼女の場の羊トークンが次々と光となって消えてゆく。
レイちゃんに吸収されていくその光は彼女のライフとなり、そのライフを大きく増加させていた。
「さらに恋する乙女にキューピット・キスを装備! バトルだ! 恋する乙女で双頭の雷龍に攻撃!!」
「今度はそっちから攻撃するの!?」
キューピット・キスを装備したことによる攻守の増減はない。
だというのに大ダメージを覚悟で双頭の雷龍に攻撃してくるなんて、まず間違いなく、それが乙女カウンターのために必要なのでしょうね。
だらといって、大ダメージ覚悟の特攻とはと、恋する乙女のそばに現れたキューピットが双頭の雷龍に向けて放つ矢に目を見張る。
「ぐぅうううッ!!」
《レイ》 残 LP 3600
「キューピット・キスを装備した恋する乙女が乙女カウンターが乗ったモンスターと戦闘をした場合、戦闘後にそのモンスターは僕のモンスターになる。来てッ! 双頭の雷龍!!」
「なんですって!?」
案の定、キューピットが放った矢は雷撃に撃ち落とされ反撃で大きなダメージが彼女を襲う。
しかし、それにより効果のトリガーが発動したことにより、恋する乙女は双頭の雷龍に駆け出し、それに驚いた双頭の雷龍がサッと避けたことで彼女は倒れてしまう。
避けられたことに傷ついたように潤んだ瞳を向ける彼女に動揺する双頭の雷龍に恋する乙女はここぞとばかりに投げキッスをすることで双頭の雷龍の瞳のハートが輝き、喜び勇んでレイちゃんの場に移動してしまった。
「えぇ~。可愛い娘がいたら鞍替えするって…………これだから男ってのは…………!」
恋する乙女の効果によるものとわかってはいるんだけど、可憐な少女にちょっと傷ついたような顔をされるとすぐに靡いてしまう姿になんだかコナミくんを連想して不快感が湧き上がってくる。
なにせ彼なら同じような行動をしても不思議じゃないと思えてしまうからだ。
可愛い娘がいたら仲良くなりたいと思ってしまう。私というものがいながらそんな浮気性な部分がなくならない。
私だけを見ていればいいのに、そう言うところは本当に直してほしいと思う。
「なんだかすごい寒気が…………愛理ちゃんが怖い…………」
「おっ、風邪か?」
「バトルだよ! 僕は双頭の雷龍であなたにダイレクトアタック!!」
背中越しに私の怒りが届いているのか寒そうに両腕をさするコナミくんを置いてレイちゃんの場に行った双頭の雷龍が私に向けて雷撃を向けて放とうとしてきていた。
「私はその瞬間、リバースカード 百雷のサンダー・ドラゴンを発動! 私の墓地のサンダー・ドラゴンを1体召喚し、それと同名モンスターも可能な限り召喚できる! 私は3体のサンダー・ドラゴンを守備表示で召喚!!」
「くっ、なら、そのままサンダー・ドラゴンを破壊する!!」
《サンダー・ドラゴン》 攻撃力1600 守備力1500 ×2
私の場に召喚された羽の生えた緑色の3体の三体の龍のうちの1体が雷撃に晒され破壊される。
守備表示故にダメージはなく、双頭の雷龍の攻撃から身を守ることができていた。
「百雷のサンダー・ドラゴンで召喚されたモンスターは場から離れると、除外されるわ」
「なら、僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」
「私のターン、ドロー!」
デッキからカードを1枚引く。
恋する乙女で奪われた双頭の雷龍が戻ってこないってことは恋する乙女によるコントロール奪取効果は永続ってことね。
まあ、それくらいないと割に合わないか。
かなりリスクの高いカードだけど、見た感じレイちゃんのフェイバリットカードなのでしょうね。見ただけで、カードとの絆が伺えるわ。
「私はフィールド魔法 融合再生機構を発動! 手札を1枚捨てることでデッキ及び墓地から融合を手札に加える。私は手札を1枚捨てて、墓地から融合を回収! そして発動、場の2体のサンダー・ドラゴンを融合し、2体目の双頭の雷龍を融合召喚!!」
《双頭の雷龍》 攻撃力2800 守備力2100
百雷のサンダー・ドラゴンの効果で融合により墓地へは送られず除外されていく2体のサンダー・ドラゴン。
しかしそうすることで召喚された2体目の双頭の雷龍による攻撃先を私は少し迷っていた。
(双頭の雷龍同士で相打ちって選択肢もあるけれど、恋する乙女の効果的に2回の戦闘を介さないとコントロールを奪えないって考えたら、上手く決まればもう奪われる心配はなくなるのよね)
恋する乙女の効果発動は少しばかりピーキーだ。
その効果を十全に使用するためにはライフ維持が必要で、必要以上にライフを削られたら効果を扱えなくなる。
だから…………。
「私は双頭の雷龍で恋する乙女を攻撃!!」
「ならこの瞬間、ガード・ブロックを発動! その戦闘ダメージを0にして僕は手札を1枚ドロー! そして、攻撃された恋する乙女の効果によりもう一体の双頭の雷龍にも乙女カウンターを乗せる!!」
「くっ、防がれた。まあ、防御カードも入れてるわよね。普通に」
私の目に、先ほどの焼き直しのような光景が繰り広げられる。
私の場の双頭の雷龍の攻撃に傷ついた様子を見せる恋する乙女に、頬を赤らめた双頭の雷龍の目にハートが宿る。
「また………男が篭絡されていく姿ってみっともなくてあまり見たくない光景ね」
「ふふ、恋する乙女の前には、どんな男の人もイチコロなのよ♪」
「ええ、よくわかるわ。本当に…………!」
最後の部分を強調しながら少しだけ背後に目を向ける。
冷や汗を掻くコナミくんがちょっと席をはずそうとしていたのを視線で止めて、最後まで見ていなさいと視線で伝えた。
「………はい、ここにいます」
「どうしたコナミ」
「いや、なんでも………怖いなあこのデュエル…………」
浮かせた尻をベンチに戻し、ぼそりと呟くコナミ君を見ながら私はカードを1枚伏せ、手札を見てこれ以上はやれることがないなとターンを終えた。
「僕のターン、ドロー! 僕は恋する乙女で双頭の雷龍を攻撃!! 乙女の気持ち、受け取って!!」
「…………チっ」
「うわっ、今愛理ちゃん舌打ちした」
「なんかやけに愛理のやつ不機嫌だな。どうしたんだ?」
《レイ》 残 LP 1200
恋する乙女にメロメロとなった双頭の雷龍がレイちゃんの場に移動する。
これで彼女の場に私の双頭の雷龍が2体揃ったことになる。
レイちゃんのライフももうあまり残されてはいないけど、そこらへんはもう考えるつもりはないのでしょう。
そのまま勝利の笑みを浮かべた彼女が攻撃の号令を下した。
「双頭の雷龍でダイレクトアタック!!」
「くぅうううっ!!」
《愛理》 残 LP 1200
彼女の場へと移行した双頭の雷龍の角から雷撃が放出され、私に落とされる。それに苦悶の顔を見せながら、私の目はキツくその目にハートを乗せた裏切り者たちを見ていた。
「よし、これで僕の勝ちだ。もう一体の双頭の雷龍で──」
「その前に、双頭の雷龍のダイレクトアタックが通ったことで私はリバースカード 痛恨の訴えを発動! 私が直接攻撃を受けた時、相手の守備力が最も高いモンスターのコントロールをこのターンの間手に入れる。私は攻撃をしていない方の双頭の雷龍のコントロールを得る!!」
「えぇええ!!?」
恋する乙女に篭絡された双頭の雷龍の雷撃が私を貫いた瞬間、次の攻撃が来る前に私は痛恨の訴えを発動し、攻撃できないとはいえ、次の私のターンの終わりまで双頭の雷龍のコントロールを取り戻した。
「うー、残念。なら、僕は迷える仔羊を発動! 僕の場に2体の仔羊トークンを特殊召喚し、さらにトークン復活祭を発動! 仔羊トークン2体を破壊することで、僕の場の恋する乙女とキューピッド・キスを破壊する!!」
「自分のモンスターをッ!?」
レイちゃんが発動したトークン復活祭の効果でまず仔羊トークンが、そしてそれの数と同等となるように恋する乙女と彼女に装備されているキューピッド・キスの装備魔法が破壊され消えていく。
「ごめんね、恋する乙女」
『大丈夫よ。勝ってね…………』
その声が聞こえているのかどうか。申し訳なさそうに謝るレイちゃんに手を振りながら激励と共に笑顔で消えていく恋する乙女。
彼女が消えても残された恋心は消えないのか、双頭の雷龍はレイちゃんの場に残っている。
「もう恋する乙女は必要ないってことね。残りライフも少ないから…………」
「あまりしたくはないけど、このデュエルは勝たないといけないからね。僕はこれでターンを終える!!」
このターンに恋する乙女を攻撃されたら守る手段がないためだろう。
負い目はあれど、迷いのない目を向けるレイちゃん。
思いが通じ合うほどに大切なカードでさえも勝利のために犠牲にするその姿に私は彼女の恋心への本気を見た気がした。
「私のターン、ドロー!」
このデュエル、正直勝たせてあげたい気持ちが湧いている。
でも…………。
「でも、デュエルは本気で行かなきゃ失礼だものね。レイちゃん、あなたの本気を見せてもらったわ。だから、私も私の本気で応えるわね」
「当たり前です! 恋を譲られるつもりはないです!!」
「ふふ、そうね、恋は戦争だものね。レイちゃん、私あなたのこと好きよ。いい友達になれそう。だから手加減はしないわ。私は手札から
「雷神龍ッ!?」
私とレイちゃんの上空に巨大な渦巻いた雷雲が発生する。
ゴロゴロと稲光と共に巨大な雷を発生させながらその中心から燦然とした輝きに包まれ、そのモンスターは召喚された。
《雷神龍ーサンダー・ドラゴン》 攻撃力3200 守備力3200
「これって、新たなサンダー・ドラゴン!?」
「雷神龍ーサンダー・ドラゴン。双頭の雷龍を超えた3つ首の神の名前を持ったサンダー・ドラゴンよ」
緑色の龍であるサンダー・ドラゴンが3体融合することで召喚された新たなる私のエース。
その姿はそのまま1体であったサンダー・ドラゴンの胴体を巨大にしてそこから3つの長い首が生えたドラゴンだ。
その三つ首から向けられる威圧感に、恋に目がくらんでいた双頭の雷龍たちも思わずびくついて慄いている。
「さらに私は雷神龍ーサンダー・ドラゴンに対してエレキューブを装備してそのまま墓地へ送る。そうすることでこのターン、雷神龍の攻撃力は1000ポイントアップするわ」
《雷神龍ーサンダー・ドラゴン》 攻撃力4200 守備力3200
雷神龍の頭の上に現れた電気が迸っている黄色いキューブが現れて、そして雷神龍にその電気を流し終え役目が終えたとばかりに消えた。
「攻撃力が、4200までっ!!」
「これで終わりよ。雷神龍ーサンダー・ドラゴンで双頭の雷龍を攻撃!
「キャァアアアアッッッ!!!?」
《レイ》 残 LP 0
エレキューブの攻撃力上昇効果もあり、全身から雷を発生させていた雷神龍に膨大な電気が流れ込み、その溜め込まれていた電気を余すことなくぶつけるがごとく三つの首の口から双頭の雷龍を大きく上回る雷撃砲が放たれた。
その攻撃は双頭の雷龍を超え、レイちゃん自身の体を呑み込み、その残り少ないライフを削り取っていったのだった。
レイちゃんったら恋する乙女だよねって感じでこれでどうやって戦えばいいんだと悩みました。4期でトークンばかり使ってたからそれを補助にって感じにすればいいかあという結論に。
TF3でライロ使ってたけど、入学当初から使うのは違くないって思ったので、使いませんでした。
サンダー・ドラゴンは1期で愛理使ってるじゃんと思って混沌の代わりに採用。本格的な雷龍のサポートは過剰かなと抑えめで。