初心者粉眠くんのデュエル日誌   作:XX

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 割となんで2日投稿とかできてたのか不思議な心境で書いてます。
 書くこと自体は好きなので毎日少しづつ書いてますが、一気に全文書くほどの気力が湧かないため今後は週一投稿になると思います。


泡男マジック!

 

「「デュエル!!」」

 

「僕のターン、ドロー!」

 

 先攻はとった!

 たしか、十代君のデッキはE・HEROデッキだったはず。

 融合を使用して状況にあったモンスターを特殊召喚できる使いこなせさえすれば強いデッキだ。

 先攻で強気に行ってよい相手ではない。

 

「僕はモンスターを1枚セット、カードを1枚伏せてターンエンドだ!」

 

 まずは守勢に出て十代君の出方を見よう。

 攻めるのは次のターンだ。

 

「俺のターン、ドロー!」

 

「俺は手札からE・HERO スパークマンを攻撃表示で召喚!」

 

 

《E・HERO スパークマン》 攻撃力1600 守備力1400

 

 

 スパークマンか…………。

 E・HEROの中では攻撃力は高い方のモンスターだけど、融合を使ってこない辺り素材が足りないか、こちらのカードを警戒しているかだな。

 十代君はこのまま攻撃してくれるならありがたいけど………。

 

「バトルだ! スパークフラッシュ!!」

「………破壊されたのは爆風トカゲだ。守備力は700だから破壊されるけど、リバース効果により君のスパークマンは手札に戻させてもらうよ」

「何ぃ!?」

 

 スパークマンの雷撃によって攻撃された爆風トカゲが破壊された際に一層強い爆風を巻き起こしスパークマンを十代君の手札に戻していった。

 

「くっそー。スパークマンが………。さすが強えなコナミ。俺は手札を1枚伏せてターンエンドだ」

「この瞬間、僕はリバースカード 鳳翼の爆風を発動! 手札を1枚捨てて相手フィールド上のカード1枚をデッキの1番上に戻す。僕はカードを捨てて、君のリバースカードをデッキに戻させてもらうよ」

「ゲッ!? これもかよ!」

 

 鳳翼の爆風から発せられた巨大な風が十代君が伏せたリバースカードをデッキに戻させた。

 

「へへ、まさか場をがら空きされるなんてな。1ターン目からやってくれるぜ!」

 

 十代君は中々に危険な状況に身を置かれていると言うのに、まるで気にしていないかのように楽しそうに笑っている。

 

 …………いや、実際楽しいのだろう。

 あの笑顔は心からデュエルが楽しくて、強い人と戦えるのが嬉しくて仕方ないって顔だ。

 

「十代君。君と話すのは初めてだけど、僕はもう君が好きになってきたよ。デュエルが終わったら友達になってくれないかい?」

「ん? おお! 俺も強い奴とデュエルが好きな奴は大好きだ! このデュエル。どっちが勝っても楽しんで行こうぜ!」

 

 一点の曇りもない笑顔を向けて返してくれる十代君を見ながら僕は喜びに心を震わせていた。

 

 ああ、久しぶりだな。

 知り合い以外で、こんなに純粋にデュエルが好きで勝っても負けても楽しくやれそうだと思える気持ちの良いデュエルは………。

 

「なら、ここからは僕のターン、ドロー! この瞬間、先ほど手札から墓地へ送っていた黄泉ガエルの効果発動! 自分の場に魔法・罠カードがない場合、墓地から特殊召喚できる!」

「さっきのリバースカードかッ! すげえ、そこまで読んで伏せてたのかよ!」

 

 

《黄泉ガエル》 攻撃力100 守備力100

 

 

「僕は黄泉ガエルをリリースして手札からギガ・ガガギゴを攻撃表示でアドバンス召喚!」

 

 

《ギガ・ガガギゴ》 攻撃力2450 守備力1500

 

 

「バトルだ! ギガ・ガガギゴで十代君にダイレクトアタック! ギガノ・ブレイク!!」

「ぐぁあああ!」

 

 

《十代》 残 LP 1550

 

 

「僕はこれでターンエンド。君のターンだ」

「俺のターンドロー!」

 

 十代君の手札は6枚。

 だけど引いたカードは僕が戻したリバースカードだ。

 モンスターもスパークマンを戻した関係上、初手札から何も変わっていないことになる。

 

 つまり、新しいカードが引けていない十代君はギガ・ガガギゴをこのターンで倒すことは難しいはずだ。

 さて、守りにくるかそれとも何らかの打開策を打ってくるか。

 どちらかな?

 

「俺は手札から再びE・HERO スパークマンを攻撃表示で召喚!」

「攻撃表示…………?」

 

 

《E・HERO スパークマン》 攻撃力1600 守備力1400

 

 

 スパークマンの攻撃力ではギガ・ガガギゴを超えれないはず…………。

 どうするつもりだ。

 

「そして手札から装備魔法 スパークガンをスパークマンに装備する! この装備魔法はスパークマン専用の装備魔法でフィールド上のモンスターの表示形式を変えることができる。スパークショット!」

「ッ!? ギガ・ガガギゴが守備表示に!」

 

「これでスパークマンでギガ・ガガギゴを破壊できるぜ! 行けスパークマン! スパークフラッシュ!!」

「ぐっ………!」

 

「俺はカードを1枚伏せて、これでターンエンドだ!」

「僕のターン、ドロー!」

 

 まさかギガ・ガガギゴが破壊されるとは…………。

 HEROは融合がなければ厳しいテーマだと思ってたけど、これは想定以上に強いかもしれないな。

 

「この瞬間、墓地から黄泉ガエルが再び特殊召喚される!」

「うげっ! 忘れてた。そういえばそいつがいるんだった!?」

 

 

《黄泉ガエル》 攻撃力100 守備力100

 

 

 スパークマンとスパークガンのコンボか。

 残しておくと厄介なカードたちだ。

 あのリバースカードは気になるけれど、ここは無理をしてでも攻めていくべきッ!

 

「僕は手札から強欲な壺を発動! カード2枚ドロー!」

 

 よし、来てほしいカードが来てくれた。

 これなら攻めることができる!

 

「僕は手札から黙する死者を発動! 墓地から守備表示でギガ・ガガギゴを特殊召喚する!」

 

 

《ギガ・ガガギゴ》 攻撃力2450 守備力1500

 

 

「そして黄泉ガエルとギガ・ガガギゴをリリースして、手札からスパイラルドラゴンをアドバンス召喚!」

 

 

《スパイラルドラゴン》 攻撃力2900 守備力2900

 

 

「うぉッ! すげえ! また上級モンスターが出てきやがった!」

「バトルだ! スパイラルドラゴンでスパークマンを攻撃。スパイラルウェーブ!!」

 

 スパイラルドラゴンが生み出した水流がスパークマンを破壊せんと押し寄せた。

 

「そうはさせないぜ! リバースカード ヒーローバリアを発動! 俺の場にE・HEROがいる場合、攻撃を1度だけ無効にできる!」

「防がれたか…………僕はこれでターンエンドだ」

 

 スパイラルドラゴンの攻撃でスパークマンを破壊できなかった。

 一応、スパイラルドラゴンは守備力も2900と大きいためスパークガンの効果で守備表示にされても問題はないけれど、なんでだろうね。

 君はこれを超えてくるような気がするよ。

 

「俺のターン、ドロー!」

 

「よっしゃ! 俺は手札から強欲な壺を発動! デッキから2枚ドローする。そして融合を発動! 場のスパークマンと手札のE・HERO クレイマンを融合してE・HERO サンダー・ジャイアントを融合召喚!」

 

 

《E・HERO サンダー・ジャイアント》 攻撃力2400 守備力1500

 

 

「ここで融合召喚か! だけど…………攻撃力は足りないようだけど?」

「へへ、焦るなよ。ヒーローにはヒーローに相応しい舞台があるんだぜ! 俺は手札からフィールド魔法 摩天楼ースカイスクレイパーを発動!」

 

 十代君が発動したスカイスクレイパーによって僕たちの周りが巨大なビルが立ち並ぶ摩天楼へと変わった。

 

 これは…………クロノス先生を倒した時の専用フィールド魔法…………!

 

 ………すごい。恐らく、強欲な壺から融合とフィールド魔法を引いてきたんだ!

 

「スカイスクレイパーが発動しているとき、E・HEROが攻撃する場合相手モンスターより攻撃力が低い時、HEROの攻撃力が1000ポイントアップする!」

「サンダー・ジャイアントの攻撃力は2400。1000ポイントアップすればスパイラルドラゴンを超えられるというわけだ」

 

「そういうこと。サンダー・ジャイアントの攻撃! ボルティック・サンダー!! この時、サンダー・ジャイアントの攻撃力アップ!」

 

 

《E・HERO サンダー・ジャイアント》 攻撃力3400 守備力1500

 

 

「攻撃力がスパイラルドラゴンを超えたかッ!」

 

 スカイスクレイパーの効果により攻撃力が上がったサンダー・ジャイアントの電撃によってスパイラルドラゴンが破壊され、超過分のダメージが僕のライフを削ってきた。

 

「ぐぅっ!」

 

 

《コナミ》 残 LP 3500

 

 

「俺はこれでターンエンドだ!」

 

「僕のターン、ドロー。もうわかっているだろうけど、黄泉ガエルが再び召喚される」

 

 

《黄泉ガエル》 攻撃力100 守備力100

 

 

「ッ! また上級モンスターを召喚してくるのか!?」

「いや、もう僕の手札に上級モンスターはいないよ。だけど、このデュエルは僕の勝ちで終わる」

 

 黄泉ガエルは十分に活躍してくれた。

 あとは、僕の手札の4枚のカードでこのデュエルを終わらせることができる…………!

 

「なにィ! 俺の場にはサンダー・ジャイアントがいるんだぜ! 上級モンスターもなしに超えれるのか!?」

 

「…………十代君。摩天楼ースカイスクレイパーーはHEROに対して強力な力を与えてくれる半面、フィールド魔法故に相手にも恩恵を与えるリスクも存在している」

 

 フィールド魔法はプレイヤー双方に効果が与えられる。

 よって僕が攻撃力1500以上のE・HEROを出せばサンダー・ジャイアントを超えることができるということだ。

 

「はっ! まさかコナミ、お前もE・HEROを持っているのか!」

「ご明察! 僕は手札からE・HERO バブルマンを攻撃表示で召喚! そして装備魔法 バブル・ショットを装備! 攻撃力を800ポイントアップ!」

 

 

《E・HERO バブルマン》 攻撃力800 守備力1200

 

         ↓

 

《E・HERO バブルマン》 攻撃力1600 守備力1200

 

 

「おお! バブルマンか! 俺も持ってるぜ!」

「バブルマンは水属性で僕のデッキとも相性がいいから、僕のデッキでも愛用しているよ。さて、それじゃあバトルだ! バブルマンでサンダー・ジャイアントを攻撃! そしてスカイスクレイパーの効果で攻撃力アップだ!」

 

 

《E・HERO バブルマン》 攻撃力2600 守備力1200

 

 

「ぐっ…………サンダー・ジャイアントッ!」

 

 スカイスクレイパーの恩恵を受けた僕のバブルマンがサンダー・ジャイアントを破壊した。

 

 

《十代》 残 LP 1350

 

 

「ぐぅ! …………だけど、耐えきったぜ。コナミ、このターンじゃまだ終わらないぜ!」

「いや、ここまでだよ。僕は速攻魔法 バブルイリュージョンを発動! 僕の場にバブルマンがいる時1度だけ、手札から罠カードを発動することができる!」

 

 バブルマンの専用魔法カードによるコンボ。

 これが十代君を倒すキーカードたちになる。

 

「すげえ! バブルマンのコンボカードを2枚も発動かよ!」

「ふふ、これが最後のカードだよ! 僕は手札から正統なる血統を発動! 墓地から通常モンスターを特殊召喚できる。僕はスパイラルドラゴンを攻撃表示で特殊召喚!!」

 

 

《スパイラルドラゴン》 攻撃力2900 守備力2900

 

 

「スパイラルドラゴン…………!」

「これで終わりだ! 僕はスパイラルドラゴンで十代君にダイレクトアタック! スパイラルウェーブ!!」

 

 スパイラルドラゴンが一際大きな津波を起こして十代君を攻撃してライフをすべて持って行った。

 

「うぁああああ!!」

 

 

《十代》 残 LP 0

 

 





 アニメ版バブルマンの効果があまりに強すぎて今からでもこっちの効果使いてえって気持ちが強い。だからアニメ準拠のルールでいいよねもう。

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