Re:異世界迷宮で奴隷ハーレムを   作:載せられた人

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 これは“ミチオ・カガ”が取り戻す物語

 とんでもない想定外がミチオたちを襲います



第33話 ネゴシエーター

 

 

  クーラタルの町 ミチオ邸・寝室 春の15日・早朝 

 

 

 決戦の日を迎えた。

 

 

 今日は、セリーが遠慮したのか、ルティナが右隣に寝ていた。

 

 左隣はロクサーヌだった。

 

 

 実は、彼女達の間で、俺の隣に寝るローテーションが決まったらしく、なんとロクサーヌが隣に居ないこともあったのだ。

 

 

 

 でも、朝一番のキスは譲らないらしい。

 

 

 

 俺を心配したのか、ロクサーヌの胸に顔を埋めた状態になっている。

 

 伝わってくる温かさはロクサーヌのものだ。

 

 響いてくる鼓動もロクサーヌのものだ。

 

 

 

 ふと前回(チュート・リアル)を思い出していた。

 

 あれもこの頃のことだっただろうか?

 

 この家を手に入れて、風呂に入るようになって、石鹸を作った頃…

 

 クーラタルの迷宮の7階層で、きさくな男がボス部屋で果ててしまったときのことを。

 

 

 あの時……俺は迷宮を危ないところだと知ってはいたが、まだ実感できていなかった。

 

 俺の一つ前の順番で、あの探索者(きさくな男)はボスに挑み、

 

 消えた。

 

 

 俺より先に並んでいただけだった。

 

 あれが俺の明日の姿でないとどうして言えるのだろう?

 

 立場が逆転した未来があったとしても不思議ではなかったはずだ。

 

 

 ()()()()()()()()

 

 

 踏みしだく板しだいで床が抜け落ちてしまう、

 

 自分がいかに危ない橋を渡っていたかを思い知った、

 

 そして、そのような危ない橋を渡らなければならない自分の境遇を呪った。

 

 

 でも、

 

 そんな俺をロクサーヌが包んでくれた。

 

「私に埋もれて眠りたいと、以前(おっしゃ)ってくださいました」

 

 どうぞこちらに、

 

「私でお役に立てることならなんだっていたします」

 

 だって、

 

「私のご主人様なのですから」

 

 

 見透かされていたのかどうか、()()わからない。

 

 

 ただ、その胸に埋もれて、

 

「ありがとうロクサーヌ」

 

 そのときに伝わってきた温かさはロクサーヌのものだった。

 

「いいえ、私も嬉しいです」

 

 

 ロクサーヌに慰められ、俺は立ち上がることができた。

 

 合理的に考えれば、迷宮に入ってレベルを上げた方が俺はより安全になる。

 

 迷宮で魔物を倒さなければ、いつまでも弱いままの俺でいるということだ。

 

 迷宮に入り魔物を倒し、自分達を育てる限り、俺もロクサーヌも強くなれるし、安全になる。

 

 

 そうだ、

 

 踏みしだく橋の床を間違えてしまったとしても、

 

 ()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 迷宮は危険な場所なところに違いない。

 

 でも、迷宮の危険性の大小がまったく判断できないわけではない。

 

 肝心なのは身の丈を知り、どっしりと構えることだ。

 

 俺はまだまだ迷宮で戦える

 

 そう決意したときのことを。

 

 

 

 それがいつの間にか危険性に慣れて、感性が摩耗していった。

 

 迷宮討伐すること1()9()()

 

 それも9()2()()()()()8()0()()()()()7()0()()()()()6()0()()()()()

 

 50階層なんて自領とセルマー伯領に新規にできた迷宮を攻略したときだけだ。

 

 どれだけ俺がおかしくなっていたのか…この数字を見ればわかる。

 

 

 なぜ気が付かなかったのだろう。

 

 それに付き合って、一緒に迷宮討伐に参加してくれたパーティのメンバーたち。

 

 

 まさに()だ。

 

 これこそが()()だ。

 

 迷宮討伐は()()()()()()()()()()()()()()()()()()だった。

 

 

 だというのに俺は…

 

 これがカシアの魅了(チャーム)の結果だとすると空恐ろしく感じてしまう。 

 

 

 今となっては、()()()()()()()()()()()()()()

 

 とはいえ、便利使いされる気はない。

 

 

 相応の対価を差し出してもらおう。

 

 それでも、のこのこと俺の前に来て、操ろうというのであれば…

 

 

 

 ロクサーヌが身体を離して、ずり下がると目覚めのキスをしてきた。

 

「おはようございます、旦那様。怖い顔になっています」

 

 そう言って、眉間(みけん)にも、眼にもキスをしてくる。

 

「ロクサーヌ、ありがとう。そして、おはよう」

 

「どういたしまして。おはようございます」

 

 そして、情熱的なキスをしてきた。

 

 

 ロクサーヌ

 

 我が愛しのロクサーヌ。

 

 

 今度こそ、俺はロクサーヌと添い遂げる、

 

 ロクサーヌと子供を作って楽しく暮らすんだ。

 

 そう、セリー、ミリア、ベスタ、ルティナとも。

 

 節操無くて申し訳ないが、これが俺の愛だ。

 

 

 ロクサーヌと舌先をこすり合わせる。

 

 上下、左右に動かして、ロクサーヌの舌を万遍なく味わう。

 

 

 いつの間にか両手がロクサーヌの胸を掴んでいた。

 

 その柔らかさに、温かさに、埋まっていく感触に歓喜を覚える。

 

 ロクサーヌが声なき声をあげながら震えて上り詰めていくのを、胸の先端を指でこねくり回しながら見守った。

 

 

 脱力して離れた唇を惜しみながら、ゆっくりを胸の感触を味わう。

 

 

 

 わぁ、ロクサーヌお姉さま、気絶している…ミチオ様鬼畜ぅ…

 

 背中で、()()()()()を言うルティナに向き直って、左手でホールドすると右手をぷるんぷるんの胸に添えた。

 

 

「ル・ティ・ナ、おはよう」

 

「お、おはようございます、ミチオさま~ぁっ」

 

 右手に力を込めながら、ルティナとキスを交わす。

 

 ぁ、ぁ、ぁ、

 

 唇からこぼれる嬌声を、漏らさないよう塞ぐように唇を重ねて、舌を差し入れていく。

 

 

 ルティナの細い舌を舌先でつつき誘う。

 

 おずおずとでてきた舌を、舌先でぐるりと舐め廻すと、さらに息が荒くなり、くぐもった嬌声あげていく。

 

 ふもとから山頂に向けて、右手を絞るようにすると、先端がピンと立って、ぷるぷる震えるのが胸の感触から伝わってきた。

 

 

 俺の身体をルティナに押し付け擦り付けて、震えを助長させると、

 

 ぅ・ぅ゛〜〜んっ、と声を上げて固まった。

 

 そのまま転がって上に乗ると、息の荒いルティナを左手で抱きしめながら右手で頭を梳いて撫でた。

 

 耳元で、愛してるルティナ、ルティナ大好きだ、と囁く。

 

「わたくしも愛しています、ミチオ様。…その、今日は、よろしくお願いします」

 

「まかせろ」

 

 少しだけまったりとしてしまった。

 

 

 その後、ミリアと情熱的なチューを、セリーとゆっくりと温かいキスをして、迷宮探索の準備を行う。

 

 

 強くなって問題になることはない、として、あの3日間のあとも、早朝と午前中は迷宮攻略を続けている。現在、中層から高層に向かうところだ。

 

 なので、ロクサーヌへの迷宮階層の教育は……一時棚上げとなっている。改変ポイントとしていたのに……

 

 

 まぁ、ルティナを守るためだから仕方がない、としよう。今のところ迷宮ジャンキーだった前回のようにはなって……ないよな?

 

 現在は、クーラタルの迷宮の46階層から攻略を始めているところだ。さすがに少しはペースを落として……いるよな?

 

 

 それに他の探索者が少ないから、一つの階層にいる魔物を総ざらいしたり、ボスの周回ができるので、時間をかけられるようになったからね。

 

 今日はスクランブルエッグと厚切りベーコンとロクサーヌ特製ポトフが朝食に並んだ。

 

 

 その後、食休みをしてから、再び迷宮に戻る。

 

 今日中に50階層まで到達するだろう。

 

 

 そう、ミリアが頑張るはずだ。

 

 50階層はブラックダイヤツナだ。

 

 今日の夕食用にトロが出るまで50階層を探索することになるだろう。

 

 

 

 

 そして、そうなった。 

 

 

 

 

 昼になる前に、ロクサーヌとセリーとミリアと自分に認識阻害をかけて、冒険者ギルドに先行してもらう。

 

 ロクサーヌの匂いで、人が周辺に多くいないか、何グループいるかを確認してもらうのだ。

 

 その結果を合図してもらって、俺が遠隔視で見る、という寸法だ。

 

 これで、こっちも心の準備ができる。

 

 

  クーラタルの町 ミチオ邸・食堂 春の15日・昼前 

 

 

 もうそろそろ昼になる。

 

 冒険者ギルドを遠隔視で見る。

 

 ギルドの依頼を貼り出す掲示板に3人が並んでいるのが見える。

 

 

 セリーを見ると、顔をしかめている。

 

 そして、俺の()()を感じたのか、腕を組んだ。

 

 誰かグループで来ている、ということだ。

 

 

 右手の指を見ると、人差し指が1本立っている。

 

 左手の指も人差し指1本だ。

 

 1グループで、少人数、ということだ。

 

 

 ミリアも手を組んだ。さらに尻尾を外に向けている。

 

 腕を組んでいて、右手の指が人差し指1本、左手は2本立っている。

 

 どうやら外にも1グループ少し多めにいるようだ。

 

 

 ロクサーヌも腕を組んだ……うん、腕を組ませる合図はやめておいたほうが良かったかもしれない。

 

 右手の人差し指と中指を2本、左手も同じく2本だった。

 

 つまり、中と外では別の勢力だ、と匂いで判断したのだろう。人数は合わせても少し多い程度、ということだな。

 

 

 俺は、その結果をルティナに伝える。どうも、交渉人はバカか、或いは、セルマー伯で遊びすぎたようだ。

 

 そのまま遠隔視で冒険者ギルドの中も見ていく。

 

 応接室らしき所にエルフの騎士が数人いた。リーダーらしき人物は、ゆったりとイスに座って目をつぶっている。背後にいる騎士2人も腕を組んで黙って立っている。

 

 

 こっちがカッサンドラおばばの方だろう。

 

 しかし、前回渡されたエンブレムとは()()ものだった。

 

 ぱっと見た目はバカには見えない、が、セルマー伯と一悶着を起こしたのだ、程度が知れる。

 

 

 冒険者ギルドの外の方を見ると……入口が見える所に馬車が1台止まっていた。御者席に座っている(エルフ)のガタイが良すぎる。

 

 さすがにエンブレムのない借り物の馬車のようだが。

 

 中を見ると、エルフが5人いた。しかも、一眼で苛ついていることがわかる。完全装備で剣に片手をかけている。

 

 

 状況をルティナに伝えた後、しばし思案する。

 

 仕方がない。『プランF(セルマー伯側を拘束する)』だ。

 

 

 俺は自分に『認識不能(だれもいない)』をかけると、外の馬車の陰にワープで移動した。

 

 そのまま冒険者ギルドの反対側から御者を無音で気絶させる。

 

 静かに寝かせると、遊び人にセットした英雄王のオーバークロックを発動させてギルドと反対側の馬車の入口を開けて押し入った。

 

 止まった時間の中で、順番におネンネしてもらう。

 

 ロープで手足を縛る余裕まであった。

 

 その後、御者も縛って放り込む。

 

 

 パーティの効果で、俺が来たことがわかったのだろう、中からセリーがこっちを向いていた。

 

 俺は、『認識不能(だれもいない)』を『認識阻害(ふつうのひと)』に変更してから、体の前で右手の親指を下にして下に振って(相手を拘束したという合図をして)から、ワープで家に戻った。

 

 

「ルティナ、セルマー伯側は拘束しておいた。これで乱入はされない」

 

 昼の鐘が鳴るよりも少し早いが、動くとしよう。

 

「いくぞ。ワープ、行き先はクーラタルの冒険者ギルドで」

 

 フードを目深に被ったルティナと移動した。

 

 

 ルティナがきた瞬間、冒険者ギルドの受付嬢の雰囲気が緊張したものに変わるのを感じた。

 

 

 あえて空気を読まずに、ルティナを連れて受付に向かう。

 

「二日前に手紙の配達依頼をだした者だけど、依頼はどうなりましたか?」

 

 ルティナが尋ねると、

 

「はい……。その、騎士の方が応接室でお待ちしています」

 

 受付嬢は冷や汗をかいている。

 

 彼女を脅しつけたのだろう。どうやら相手は()()()エルフのようだ。

 

 

「か、彼女だけを案内するように言われています」

 

「そう。…それなら面会は拒否させてもらうわ。さようなら」

 

 ルティナはさっさと踵を返すと俺の手を取った。

 

 

「えっ、ちょっ、ちょっとお待ち下さい」

 

「ほら、行くわよ」

 

 俺は壁の絨毯に向かってフィールドウォークのダミー詠唱を始める。

 

「あ、あのっ、か、可能であれば、と聞いています。で、ですので、お連れ頂いても構いませんっ」

 

 

 ルティナは受付嬢を一睨みすると、

 

「そう。なら初めからそう言いなさい」

 

「そ、その、き、騎士様のご要望だったので……」

 

 かなり()()()()()()()を当ててきたようだ。

 

 

 落ち着け。どうやら相手(おばば)賢いバカ(プランC)を当てて、こっちの反応をみるつもりらしい、と耳元で小声で囁いた。

 

 想定した範囲内ではあるが、一番面倒なタイプを引いたようだ。

 

 

 ()()交渉人(ネゴシエーター)を相手にすることになりそうだ。

 

 

 真っ青になった受付嬢に、奥の応接室まで案内される。

 

 途中で、俺は右手を下ろしたままで指を3本立てる。

 

 賢いバカ(プランC)を示すサインだ。

 

 

 セリーが溜め息を吐いているのを尻目に、奥にある応接室に案内された。

 

 出入口側のイスに座ったエルフは、目を閉じたままだった。

 

 仕方なく奥のイスにルティナと並んで座る。

 

 

「し、失礼します」

 

 先ほどとは違う受付嬢が少し震えながらハーブティーを配ってから、頭を下げて出ていった。

 

 呆れたことに、こっちの分に睡眠薬が盛られていた。

 

 もちろん鑑定でわかった。

 

 

 あかん、こいつは賢いバカじゃない、()()()()だ。

 

 

 ルティナのハイヒールブーツをつま先で二度軽く蹴った。

 

 飲むな、の合図だ。まぁ俺は飲むけどね、効かないし。

 

 俺がハーブティを飲んだのを確認してか、エルフの騎士の長らしき男は、目を開くと、いきなり告げた。

 

 

「ルティナ嬢は我々についてきてもらう。その人間とはここでさよならだ」

 

 背後の騎士に顎をしゃくると、背後の騎士の一人が懐から()()()()小袋を取り出して、テーブルの俺の前においた。

 

「これはルティナ嬢を救出してくれたお礼だ。カッサンドラおばばから渡すようにと、()()()()()頼まれているのでな」

 

 

 こいつ多分()()()()()()()しているくせに偉そうに物を言う。

 

 背後の騎士の方が申し訳無さそうな顔をしていた。

 

 さて、ルティナ一世一代の見せ場だ。

 

 

お断りします

 

「断る? 全エルフ最高代表者会議所属の6番隊隊長である俺の命令を断ると?」

 

 あぁ、こいつも()()()のするやつだ。

 

 おそらくセルマー伯を思いっきりいじり倒したのだろう。

 

 

「6番隊隊長かなにか知りませんが、わたくしはカッサンドラおばばに一族の者に会いたいと要望したのです。が、聞いていないようですね…」

 

 そして、相手を見下した眼をして言った。

 

 

「わたくしはカッサンドラおばばの一族の系譜。たかが騎士隊の6番隊隊長風情がなにを寝ぼけたことを」

 

 

 ()()ねぇ

 

 

 隊長さんのこめかみがピクピクとしているよ。

 

 

「もう一度だけ言う。ルティナ嬢は我々についてきてもらう」

 

 そして、いやらしく顔を歪めた。

 

「そこの人間風情を頼っているのならば、無駄だ。彼はすでにおネンネして…」

 

 

 俺は、ルティナの前に置いてあるカップも取ると美味しそうに飲んでみせた。

 

「さて、一体何のことやら?」

 

「なっ、なぜだっ! ドライブドラゴンですら一瞬で眠る薬を飲んで……」

 

 

 俺は、にっこりと笑ってみせた。

 

「今の証言聞いたね、騎士殿?」

 

 後ろの騎士たちに聞く。

 

「……」「……」

 

 無言で顔を見合わせている。

 

 どうやら部下に人望が無いタイプのようだ。

 

 

「ふん、ギルド職員めが、入れ忘れおったな! 運の良い奴め」

 

 ふん、まぁいい、と虚勢を張る。

 

 

「さっさとルティナを置いてここから立ち去れ」 

 

 ルティナ嬢は我々が保護する。これは全エルフ最高代表者会議所属の6番隊隊長である私による決定事項だ、とか言い出した。

 

 

 俺は、()()に笑みを深めると……おもむろに『覇者(Lv122)』の「覇氣」を身にまとった。

 

 ついでに()()()()も使う…

 

 

「なっ」と後ろの騎士たちがバックステップして壁に当たりながらも剣に手をかける。

 

 隊長に()()焦点を合わせたので、かろうじて動けたようだ。

 

 が、手が、足が、全身がガタガタと震えている。

 

 

「100点中0点だな」

 

 

 俺はバカなエルフ用の手紙を懐から出すと、テーブルにあったペンを借りて、表に、大きな字で、

 

 

 

 100点中0点 ()()しましたね。希望通り()()()()にしました

 

 

 次は、()()()()()()を寄こしてください

 

 

 

 そう書いて、テーブルに置くと、びっくりした顔でエルフの隊長を見ているルティナを促して席を立った。

 

 

 応接室の扉を開ける前に、首だけをそっちに向けて言った。

 

 

「そうそう、()()()にセルマー伯の騎士が居たので()()しています」

 

 にっこりと笑ってから言った。

 

 

「そっちで()()してくださいね?」

 

 

 騎士たちがものすごい勢いで首を上下させた。

 

 

 

 

「あの……いったい何をしたのですか? 騎士隊長が泡を吹いて、お漏らしに脱糞までしているようなのですが…」

 

 

()()()()威圧しただけだよ?」

 

「ぅわぁ…、これぜったいちょっとじゃないやつでしょう……」

 

 

「本当に大したことないよ。()()()()()()限界突破(Lv99オーバー)した氣に当てられただけだよ。本気なら遊び人(Lv5000オーバー)にセットして使うからね?」

 

 

 それに隊長さんに焦点を合わせたから、騎士たちは大丈夫だったでしょう、かなり気を使ったんだよ? とにっこりと笑ってみせた。

 

 

 どうもカッサンドラおばばもこのエルフには手を焼いていたようで、捨て駒代わりに使ったことが()()()()からね、と告げると、

 

 冒険者ギルドの壁に向かってダミー呪文(フィールドウォーク)を唱えるとワープで家に帰った。

 

 

 はてさて、カッサンドラおばばが()()()()判断してくれるといいのだけど。

 

 まぁ()()()()なら聞くでしょう。

 

 

 

 とりあえず、次回(明後日)が楽しみだ。

 

 

 セリーたちが帰ってくるのを食堂で待つのであった。

 

 





 続きを更新します。

 とんでもない想定外が来ましたが、原作の傲慢なエルフの描写からこんなやつ居そうだな、と。

 実は、できるだけ原作の表題をリスペクトしているのですが難しいです。『傲慢なエルフ』とかあればよかったのですが…


 当二次創作は“基本的に”スーパー・イージー・モードです、迷宮は。

 なので「ついて行けない」「合わないな」と思われた方はブラウザバックをお願いします。

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