Re:異世界迷宮で奴隷ハーレムを 作:載せられた人
これは“ミチオ・カガ”が取り戻す物語
これは
カシアも肝が冷えましたがそれでもあの子を拒むことなく……
最初にやらかしたのはルティナだった。
今年の迷宮討伐の評価で、カガ家は、第一位の6個を達成し、クーラタルの迷宮の親征に随伴して95階層まで走破する、という輝かしい……輝かすぎる成果を打ち立てていた。
カガ家は
私は、旦那の足を踏んだり、後ろから裾を引っぱって、ゴスラー(騎士爵持ちのため出席できる)にも頼んで全力で止めようとしていたのだけれど……
とにかく、なんとか旦那の発言を止めることができて、ホッとした時、
そう、会議室の大広間が一瞬シーンとなった時を狙ったかのように、
あの
「まぁ私にとっては怨敵ですが」
おばばにあれ程教育されたというのに、よりによってこの場でそんなことをつぶやくなんて。
正直、叔父上と一緒に天に返すべきだったのかもしれない、と改めて思ったわ。
一気に形成は旦那が扱き下ろした
「どうやらハルツ公爵の下はご不満があると見えますな…」
「然り然り、何なら家の派閥に鞍替えをしてもらっても…」
「いやいや、あれは……その……」
旦那もしどろもどろになっている。
「まぁ、あくまであの子の個人的な意見ですので……」
私がなんとか有耶無耶に持っていこうとした。
「これは異なことをおっしゃる。この場に来ているものはみな諸侯会議の一員」
「然り然り」
「あら、第二夫人に慶事があって、代理で出席したのですから……」
「そうそう、第二夫人に慶事があったのでな、余も仕方なく……」
「それはそれ、これはこれ。出席している以上立派な諸侯会議の一員」
「然り然り」
この然り然り、しか言わない伯爵、心底鬱陶しいわね。
その後も会議は騒然として、当代皇帝による介入があった。
「朕が思うに、ミチオ殿の意見はどうなのだ?」
あの子は、一見ふてぶてしい態度で、ルティナの頭を掴んで無理やり下げさせた。
「我が嫁にも思うところが無いとは言わぬが、我らはハルツ公爵の一門でござる」
「で、あるか」
「はっ」
「ふむ。嫁の教育も夫の役目。しかと躾けてくれようぞ」
「ははーっ」
皇帝による茶番により、一応は収まった。
あの子も、ハルツ公爵の一門であると表明してくれたし、こちらとしては80点くらいの対応をしてくれたわ。
これまでの
こら、侍女A、私が開発?されただけでは? って言わないの。
その後も、嫌味の応酬は続いたが、まぁルティナも涙目になっているし少しは反省したでしょう。
そう思って、旦那を帝国解放会の会議に送り出したんだけど……
次は、あの子がヤッてくれた。
あの子は解放会に入会した順番でいうと、皇帝ガイウス陛下の一つ前に当たる。
別室で、皇帝陛下と
皇帝陛下から、あの子に第二夫人の妊娠を言祝がれていた時、
これでロクサーヌと同じ色味の子ができる、朕も労を呈したかいがあるものだ、みたいなことを言ったみたい。
お前のせいか!!
次の瞬間、皇帝陛下に、本人曰くツッコミを入れていたの。
さすがに、全員固まったみたい。
本人もやばいことをヤッたことに気が付いたみたいで、すまん、このツッコミは無しで! とか口走っていたそうよ。
そこで、皇帝陛下も、呆気にとられたあと……
「ワハハハハハハハ」
と大笑いしてくれたの。
「
皇帝閣下が、御不問だ、と示してくれたの。
それでその場は流したのだけど……
当然、そのままにはできないし、できるわけがない。
後日この件について詰問することにして、会議は開催されたそうよ。
解放会の会議から帰ってきた次の日の早朝、旦那が悲鳴をあげていたわ。
「余の髪が抜けておる!!」
綺麗な円を描いて……そうね1ナール銅貨くらいのサイズが禿げてたの。
ルティナにあの子とダブルでかかったストレスのせいね。
それから数ヶ月ほど、旦那は帽子が手放せなくなったの。
かわいそうに、ミチオのやらかしを聞いたゴスラーは胃を押さえて、その後、真っ赤な血を吐いたわ。
さすがに私もこの一件にはカチンと来たので、あの子とルティナに特大の雷を落としたわよ。
もちろん、おばばからもよ。
それでも今一わかってなさそうだったので、私は、あの子との逢瀬の席でも、こんこんとお説教をしたわよ。
「ミチオくんの元の国で一番えらい人は?」
「な、内閣総理大臣……いや、天皇陛下かな?」
「では、その人に手を上げた人はどうなるの?」
「それは……反逆罪?」
「帝国では、皇族に対する反逆行為は大逆罪となって、基本は打首よ。場合によっては一族郎党連座で…」
首をトントンと叩いてみせる。
「ミチオくんがどうして帝国に流れてきたのか知らないけれど、やっていいことと悪いことくらいは覚えよう?」
「……すんません」
「はぁ〜っ。お願いだから、第二夫人からの貴族教育をもう一度しっかりと聞いてね?」
「……はい」
「私との時間も少しは教育に充てようかしら?」
「それは困る!」
「もう……お姉さんからのお願いだからね。あと、もうはっきり言っちゃうけど、ルティナも貴族教育は足りてないから」
「えっ!」
「おばばに躾けてもらっているところだから、あまり参考にしないでね?」
「そっか……諸侯会議の時は、助けてくれてありがとう。このお礼は身体で払って……」
そう言って、私の服を脱がせにかかるあの子。
はぁっ。駄目な子ほどかわいいっていうけど、私もそのたぐいなのかしら。
それでも、あの子に抱かれるのは、もうやめられないし、止まれない。
ちょっとは反省したのかしら?
そう思いながら、服を脱ぐのに協力する私がいたの。
結局、あの件は帝国解放会の内密でのトップ会談により、懲罰として深刻な状況になっている迷宮の討伐を、一つ引き受けてもらうことになったわ。
とにかく、今回はことがことだけに、大急ぎで懲罰を受けてもらうことになったわ。
諸侯会議が終わってすぐ、冬の31日。
彼の8回目の迷宮討伐が始まった。
最高階層の67階層から始まって、ボスを討伐すること23回、89層の迷宮を討伐した。
わずか、
でも、この急な迷宮討伐は、噂としては広まってしまったわ……
こうして、あの子の4大しくじりに、3つ目、
その後、1ナール銅貨禿げのことを恨みに思った旦那によって、ボーデの迷宮(67階層から始めて81階層もあった!)と、私に気を使ったのか、セルマー伯の迷宮(56階層から始めて78階層)を討伐してくれたの。
ごめんなさい、なぜかそう強く主張しなくてはならないっ!って急に思ったの。
一応、相談された時に、ルティナの弟や妹のことを考えると……とは言いましたけどっ!
それくらいよっ!
あとは、そうね、
さすがに、自分の所属している派閥の長を怨敵呼ばわりするとか、ましてや皇帝をツッコムという行為は、やり手のあの娘でも想定の範囲外だったみたい。
というか、私だってそんな想定してなかったわよ!
とにかく、侍女F、Gに頼んで安静にしてもらったわ。
私だって、あの子の子供を妊娠できて、妊娠している
私が
セリーの場合、パーティのメンバーとして迷宮討伐にも参加しているから。
でも、このしくじりの噂には、さすがにあのセリーの父親も肝を冷やしたみたいで、冬の間はカガ家に顔をださなかったの。私は顔を見なくてすんで良かったわ。
まぁ、その分勝手に名前を使って借金する、それを使って豪遊する、女を作る、後々面倒なことを仕込んでいたようだけど。
なんとなく、私にとってのルティナのようなものね。ちょっとセリーに親近感が湧いてきたわ。
こうして、心臓に悪い冬は終わったわ。
もちろん、あの子との逢瀬は欠かしてないわ、皆勤賞よ。
もう少しであの子と出会ってから、2年、深い関係になってからも1年になるのね。
そういえば、この前、ロッジの図書室で調べものしていた時に、「色魔」の上級職「淫魔」になると、「種付」というスキルがあって、その男が異種族とも子供を作った、という記述を見つけたのだけど……恥ずかしくなって
でも、あの子との子供を産むことが不可能ではないことがわかってしまってから、少し考えこんでしまうことが多くなったの。
そんな啓示を受けたような……
私に
季節は春を迎えて、
冬の間に、さらに3個も迷宮を討伐し、その中に80階層という高層を2つも討伐したことから、皇帝から男爵に陞爵するように勅命がでたわ。
本当は伯爵にするつもりだったのらしいけど、内密になった
領地は増えない代わり、報奨として免税特権と、不敬免責特権も。
後のはもっと早く欲しかった、切実に。
そして、あの子は少しは反省したのか、行動が大人しく……少しは大人しくなったのかしら?
あの子の叙爵した日に併せて、春の5日にようやくあの子の領城が完成したので、領館から領城に居を移したの。
もちろん、謁見室にはハルツ公爵のエンブレムを垂らしているわよ。
本人はかなり嫌がっていたけど、本来友好の印であって、家のところにもあの子のエンブレムを掛けてあるわ。
そして、やり手の
まず、
それだけでも、
あの子が私達に教えてくれて、その後、あの子から皇帝に献上させられたテンプラ、ヤキニクだけでなく、ジンギスカン?やテンシン?とか。他にも白いルーを使ったシチュー?や、同じく白いルーを使った蛤のスープ?とか、とにかく色々とあったわ。
さらに、デザートもあの魅惑のクレープだけじゃなかったの。素朴だけど味わい深くて頭がキーンってなるカキゴオリとか、その
それに、カトラリーとしてのフォークも大体的に使用してみせたわ。
まさに夫の失点をカバーする
哀しいけど、貴族的には、実質本妻
セリーは父親の件が片付いてないので、ちょっと隙があるように思われているの。
そして、私は上司の妻でしかなかったわ、哀しいけど。
でも、
その視線で、私との秘めた関係もバレそうで困るのだけど。
まぁバレたところで、貴族あるあると思われるだけなのだけど。
そして、
私との逢瀬を手助けしてくれるようになったわ。
彼女も、自分が妊娠中に変な女に手を出されるよりも異種族との火遊びの方がマシと思ったみたい。
できれば、私もあの子との子供を欲しいのだけど……そういうわけにはいかないものね。
そして、あの子との逢瀬は、最近、その…ちょっと……かなりはしたないものになってしまった。
あの子ったら、途中から自分が下になって、私を上にするようになったの。
さらに、私に自分から動いてくれ、って言うの。
あの子の上で繋がったままで、私に腰を振るように言うの。
そんなはしたないことできないって言うのに…
…下から私を突き上げてくるのに、絶対に深くいかせてくれないの。
私は必死に懇願しているのに、浅くいかせてくれるだけで……
…………
……
…
気付いたら、あの子に胸を揉まれながら、腰をはしたなく動かしていたわ。
腰を前後に、回す用に動かして、私の弱いところに擦りつけていってしまう。
でも、私の動きであの子がとても気持ち良さそうな顔になるのを見て、
あぁ、今、私があの子を乗りこなして、気持ち良くしてあげている……
私は、はしたなさを感じながらも、そんな妖しい想いを浮かべてしまう。
でも、あの子が下から突き上げて私の奥の奥を抉ってくると、すぐ駄目になる。
後で、騎乗位って教えてくれたけど、あれもだいしゅきホールドと同じで危険だわ。
私がわたしでなくなってしまう。
いつまでもしてほしくなる、し、その…深く届きすぎて……私の中の女を刺激しすぎる。
あの子との子供が……欲しくなってしまう。
私の
そして、皇帝陛下より、とある
皇帝の懐刀としての出番である。
あの子は、最高到達階層である67階層から始めて73階層で迷宮を討伐した。わずか4日のことよ。
こうしてあの子は
帝国では、迷宮の討伐が最高の栄誉であることから、あの子のしくじりも、3大しくじりとして笑い話のタネとなっていったわ。
この頃だろう、あの子のパーティのメンバーの二つ名が広まり始めたのも。
クーラタルの迷宮の皇帝親征時に、常に魔物の前に立ち、最前列で踊る巫女、
クーラタルの迷宮の皇帝親征で、石化を連続して成功させ、迷宮のラスボスすら石化してみせる、と豪語した、
同じく、クーラタルの迷宮の皇帝親征時に、一歩も引くことが無かったことから、動かざること山の如しと詠われた、
自称、最年少魔導士にして、自称、
……ここだけ、どっちも自称なのがなんとも情けないのだけれども。
そして、帝国の最終兵器、
あの子は一体どこを目指しているのか困ってしまうわ。
そうしたら、それに対抗意識を燃やしたルティナが、わたくしも……ってなって、
春の30日 セルマー伯のとある迷宮と、攻略最高階の56回から始めて、77階層で迷宮を2巡り12日、休日を除くと実質10日間で討伐してしまった。
ごめんなさい、ここでも、なぜかそう強く主張しなくてはならないっ!って急に思ったの。
さらに、あの子の領地で初めて迷宮ができたの。
最初の1年間は発生しなかったのだから、そこそこ運がいい方ではないかしら?
春の50日から2巡りのことだったわ。
あっと言う間に討伐してしまったわ。あの子が初めて50階層で討伐した迷宮となったわ。
そして、あの子と逢瀬を始めて
残り1~2話と終わりが見えてきたので続きを更新します。
これは
カシアも肝が冷えましたが、それでもあの子を拒むことなく……
もはや色に狂って惑わされています。
この二次創作は“基本的に”スーパー・イージー・モードです、迷宮&今生は。
なので「ついて行けない」「合わないな」と思われた方はブラウザバックをお願いします。