Re:異世界迷宮で奴隷ハーレムを 作:載せられた人
これは“ミチオ・カガ”が取り戻す物語
これは
なんとカシアは…
でも、あの子の方が無理やり調整して時間をとってくれた!
いつもよりも時間は短かくなったけれども、私はとても嬉しかった。
だから、その…ちょっと……だけ、
あの子の希望をかなえてあげることにしたの。
そうしたら、
その…私が……あの子の目の前で……じ、自分を…な、慰めるところを……見てみたい…って。
あの子と逢瀬するようになってからは、自分で慰めることは無かったのに。
あの子の前で、服を全部剥かれたあと、ベッドに連れていかれて…
私の股の間に、かぶりつくような位置に寝そべって、私のアソコを見てくる
私は目をつむることを許されず、濡れたあそこを開くように指をたてる。
濡れたそぼったあそこから滴を指にとって、中指で突起を擦り上げていく。
あの子の息を、視線を、あそこで感じとって、夢中で指を動かしていた。
前はこれで満足していたのに……もう、私は物足りなくて満足できなくなっていた。
鳴いて、啼いて、泣きながら懇願して、あの子に舐めてもらって、
私はやっと深く達することができた。
そのあと、
もう一つの…お願いは……その……
あ、あの子の上に……じ、自分からまたがって…その……
じ、自分から……い、入れる……ことだったの。
力の抜けた足に力を込めて、なんとかあの子を跨いで膝立ちになった。
お臍まで反り返っている、あの子に手を添えて私のアソコに向ける。
私は、自分のアソコを反対の手で開きながら、熱くて太いソレを押し当てる。
あぁ、私は自分の手で、自分の意思で、あの子を私のここに入れるのね……
私は、恥ずかしさとはしたなさで頭が一杯になりながら、腰を下ろしていった。
少しずつ少しずつあの子で満たされていく……私の奥に着いた時にはもう駄目だった。
下からどんどんと突き上げられて、私の慎みは…恥じらいは…どこかに飛んでいったわ。
それからは、もうあの子の思うがままに愛されたの。
ひたすら嬌声をあげて、淫らに乱れて、奥の奥に注ぎ込まれて……
私は、声も枯れて、腰も抜けてしまったの。
もし、
しばらく、夢見心地で、公務が少々
あの子の
おかげで、侍女Aに何度か注意されてしまったわ。
あの子は、とってもご機嫌で、結婚1周年記念で、迷宮を討伐しよう! とか言いだしたの。
泡を吹いた
ルティナが調子に乗って、
「セルマー伯の迷宮も残り一つですし、やってしまいましょう!」
とか言いだしたの。
いけないわね、あの子のいう、「電波」でも受信したのかしら?
そうして、私の記憶は多少あやふやなのだけれど、無事?あの子の祝賀会は終わった……みたい。
旦那と領城にもどって、私室に戻ってから、
侍女Aが私をたしなめてきた。
たしかに、
そして、侍女B、Cからは、別のことを注意された。
ロクサーヌ様の視線が度を越えて攻撃的過ぎる、と。
たしかに、今日も会ったときから、切り裂きそうな視線を下腹部に感じていたけれど…
侍女F、Gと情報交換したところ、
ルティナがべったりと付いていて、
まったくルティナが、とことん
本当に叔父上の罪は大きい。
おばばが言うには、金庫番程度はできるようになったが、まだまだこれからだねぇ、って。
つまり金勘定しかできない、との判断だったわ。
こうして、セルマー伯にあった迷宮5個は、すべてあの子のパーティによって討伐されてしまったの。
春の75日から2巡り。攻略最高階である56階から始まって、78階層での討伐となったわ。
新セルマー伯にとっては、次に迷宮が発生したときに自力で討伐できるようになるか、これからの課題ね。
私は、
けれども、それなら……って言って、あの子がプレイ?と言って、シチュエーション?を考えて、私を攻めてくるようになったの。
例えば、身分の違う貴族のお嬢様と自由民の男の純愛プレイ、って、身も心もとろける甘々なプレイだとか、
年上のお姉さんが、若い男の子を誘惑する、って、私に誘惑させておいて最後はあの子に翻弄されてしまうとか、
貴族の夫人が若い男との火遊びにハマって、その子との子供を宿してしまう、って、刹那的で退廃的で破滅的に燃え上がるもの、とか。
最後のなんて、私の内心を知っているかのようで、本気で、孕ませて!って懇願してしまったわ。
全部私に当てはまるシチュエーションだけに、私の心を揺さぶってくるの。
…これにもハマってしまいそうだわ。
それに
そのとき、なにか
なんていうか、熱量が違うというか…私の
……もしかして、私にもそういう願望があるのかしら?
やっぱりどうにも回しきれなくて、私が協力してあげることも増えたわ。
これも内助の功よね。
この頃のことね。
全く余計なことしかしないわね。
それも今さらね。
さらに旦那が不穏なことを教えてくれたわ。
どうも、あの子、
はいっ??
貴族の正妻が奴隷契約のままですって?
何でも、当代皇帝陛下のガイウスがあの子を男爵に陸爵するときに、インテリジェンスカードを操作したときに、所有奴隷に
皇帝陛下も驚いていたみたいで、後日、解放会であったときに御下問されている席に旦那がいたらしい。
他は結婚式の後に奴隷契約から解放したらしいのだけど、
……
こうして、
もちろん、夏の休日も逢瀬をしたわよ。春の90日に続けて2日連続だったから、ちょっと……いえ、かなり……ちがうわね、とっっても爛れて淫れてしまったわ。
夏も、あの子は、皇帝陛下から、とある人間族の伯爵領の深刻な状態の迷宮の討伐を依頼されて討伐したわ。
77階層までは何とかしたようなのだけど、そこで停滞していたらしいの。あの子は、探索最高到達階層である78階層から始めて89階層で討伐したわ。
2巡りと2日、ボスを討伐すること12階層を実質12日間で。
あの子にしては珍しく、1日に1層とゆっくりなペースだと思ったら、迷宮を隅から隅まで探索して、魔物部屋を何個も見つけて解放した、とのことだったわ。
それ、迷宮の高階層でやること?
それも、討伐する迷宮でやることじゃないわよね?
少し気になって、逢瀬の時にあの子から聞き出したところ、案の定、
お姉さん、ちょっと頭痛が痛くなってきちゃった。
そこに、
さすがに、ルティナの魔法だけではきついのでは?
そう聞き返したら、
俺もMPが足りなくなるところだった、なんて言うの。
あの子は、
大変だったのね、と流してあげたけど……
複数のジョブを使えることは
さすがに、これは誰にも言えないわ。
それにしても、とうとう
……いえ、前からそうだったわね。
去年の夏のクーラタルの迷宮の皇帝親征のときにわかっていたことだわ、迷宮ジャンキーだって。
そう思ったのが悪かったのか、あの子に
狼人族の男爵だったわ。
どうも、上位ジョブの百獣王になって、気が大きくなったのね。
どこで
旦那が言うには、皇帝陛下の先客との会談が予定よりも長引いて、皇宮前の待合室で待っていたところを狙われたみたい。
それだけで済めば良かったのに、ルティナの元婚約者のエルフの騎士まで現れて、ルティナを貰い受ける! と一緒になって手袋を投げてきたの。
あとで旦那に聞いたのだけど、ルティナの元婚約者は、全エルフ最高代表者会議所属の
あきれたことに、即時決闘を要求してきたの。
そして、これを受けないならば貰い受ける!と。
貴族の決闘で、それに手袋を投げられて受けてしまった後なので、誰も口を挿むこともできなかったの。
というか、あの子も冷静にキレたみたいで、旦那に決闘の手順を確認したらしい。
特に、相手を殺しても問題無いのか、その辺を。
普通は身代わりミサンガをしているので、本当に死ぬことはほぼ無いのだけれど。
向こうは本当に受けるとは思っていなかった……のかもしれない。
でも、あの子がパーティのメンバーを奪おうとする者に対してどう反応するのかなんて、皇帝の戯れの一件あったのだから、わかりきったことでしょうに。
あの子は、一緒にいた旦那とエステル男爵を立会人に指名すると、その場に偶然いた帝国騎士団の第3騎士団の団長に確認を取って、即時決闘を受託したわ。
そして、帝国騎士団に謁見のために預けていた剣を返してもらうと、一番近くで決闘可能な場所である待合室横の広場に行ってしまったの。
あの子は、この卑怯な変則的な2対1の決闘を、
あっさり首を斬り飛ばして終わらせたわ。
もちろん、相手も身代わりミサンガをしていたから、
都合4度を一瞬で、
絶対に相手に参ったと言わせないように、
目にも止まらない速さで連続して。
立ち会った騎士団の団長によると、開始の合図のあと、
あの子の身体がブレたと思ったら、相手の首が飛んでいた……と。
身代わりミサンガが切れた後に、待ったをかけるとかできない速さで終わらせた……らしい。
エステル男爵でも、離れていたので、かろうじて目で追えるかどうかという速さだったという。
さすがに皇帝への謁見は日を改めたのだけれど。
『帝国の最終兵器』が、その実力を遺憾なく発揮した結果よ。
こうして、4つ目のしくじり?として、貴族の決闘で二人を相手にして全殺しにした、が加わった。
決闘で相手を殺してしくじりというのも変なことだけれども、あの子のことは、なぜか面白可笑しく帝国内に広まっていったわ。
そして、何故か全エルフ最高代表者会議所属の
おばばと旦那が珍しく協力したらしいのだけれど、詳しいことは教えてくれなかったわ。
これでカシアもルティナも安全になった、というのだけれど……なにかあったのかしら?
でも、決闘の時に
「ロクサーヌとルティナは、俺の女だ」
あの子がそう叫んだらしくて、そのことを聞いたルティナがはしゃぐはしゃぐ。
あの子の強さって、戦闘を直接観てみないとわからないから。
あんまり威厳とかを感じさせないタイプだもの。
この件は、もちろん不問となったけど、本当に殺してしまうなんて…と文句を言う者はいたわ。
そこで
当代皇帝は一顧だにしなかったけど、帝国政府としては結構頭が痛かったらしい。
その迷宮は66階層までは突破できたのだけど、67階層の攻略途中のことだったらしくて、攻略メンバーの主力の一人だった子息の死で停滞してしまう、との言い分だったわ。
そんな感じで、解放会としても、その迷宮を放置してしまうことは避けたかった。
あの子は、領地に新たな迷宮が現れて、あっという間に50階層で討伐したところだったの。
そうそう、あの子が50階層で討伐した2つ目の迷宮になったのよ。
帝国政府と解放会で皇帝に陳情して、今後に遺憾を残さぬように、と胡散臭い理由をつけて、
これは断ってくれても構わん、と皇帝からのお墨付きだったのだけど、あの子は、その男爵家が二度と絡んでこないことの確約と、仮に絡んできた場合の斬り捨て御免の許可をもらうことで引き受けたの。
こうして、夏の69日から
これで、今年の春から数えて7個、それも80階層1つに70階層4個も討伐したことになる。
それに、去年の秋から数えて、皇帝からの勅命・依頼で5個も。合計で13個も討伐している。
これは尋常なペースではない、としておばばが、ルティナを守ろうと、色々と策を練り始めたわ。
まぁ、皇帝からの勅命の内、2つは懲罰による恩赦狙いでもあったのだけれどもね。
さすがに、この件について辣腕を振るうことができなくて、代わりに私とセリーが
こうして、公・私ともにあの子に会うことができて、私は……愉しかったわ。
もちろん、公の時に
そして、逢瀬も皆勤賞が続いているわ。夏の90日と秋の休日も連続して時間をとってくれたの。
このごろは、屈服プレイ?という、高貴な身分の女を、肉体的快楽で追い詰めて、自ら快楽を求めて犯してもらうように言わせるようにしてくるのよ。
私はすっかりあの子の思うがままで、じりじりと焦らされてからぱっくりと貪られるの。
そして、最後に、孕めっ、て言われて奥の奥に
やっぱり
だって、
もしも、あの子が持っているジョブが
ちょっとドキドキしながら、ときおり下腹部を撫でてしまうようになった。
がんばれ、がんばれ、
でも、そんなことになったら…私は……
……これは結構来るものがあるわ。
でも、
そう、他の誰でもなく私が…あの子の……
…ごくり。
こうして、ちょっとだけ波乱のあった夏が終わって、秋に入ったの。
秋に入ってから、あの子は、今度は正規の皇帝からの勅命で、とある人間族の伯爵の、深刻な迷宮を討伐することになったわ。
77階層までは突破して、78階層まで到達したのだけれど78階層のボスを討伐できなくて、迷宮攻略の主力を失ってしまった、とのことだった。
その後も、迷宮の攻略は自体はしていたのだけれども、78階層を攻略するまでには至らず、数年たった、らしい。
これ以上領の戦力を消耗することができず、皇帝に陳情して今回の勅命に選ばれた、ということだった。
その伯爵は帝国の中立派の重鎮だったけど、今後は皇帝派に鞍替えすることになる……のよね。
まさに『皇帝の懐刀』としての出番に、
セリーは……
その分一時的に私の負担が増えたのよ。
本当に内助の功立て過ぎじゃないかしら。
それができないようならセリーも甘いということになるわね。
あと、あの子のお願いで、
あの子が私に見せて自慢してきたから。
何でも
それが本当なら、セリーの腕は隻眼の中でも伝説級になるわね。
それにしても、
……あぁ、わかったわ、鑑定ね。
おそらく武器鑑定や防具鑑定よりも詳しく見ることができるのね。
まだ、
本当に、帝国政府も帝国解放会の首脳も、あの子をどう扱うべきかで頭を悩ませているというのに。
今のところ、当代皇帝の覚えもよく、人間族の貴族を幾つか後ろ盾に持ち、さらにエルフの庇護下にある、という捻れた関係であるがゆえに、守られている面もあるのよ。
おばばも、これ以上突出されると不味いと、一族の者を使って、できるだけエルフ側に引き込むような工作をしつつ、ルティナを戒めているのだけど……全然効果は無いよう。
秋の13日から
もはや迷宮の高層を1日1階層で進んでも、あら、そう、としか思えなくなってきているの。
帝国は迷宮に負けない! 帝国の最終兵器が居る限り!!
民衆は喜んていたわ。
その分、帝国政府と帝国解放会、おばばは困っていたけれども。
そして、そろそろ
間の悪いことに、セルマー伯に新規の迷宮が発生したの。
幸い、
結果、ルティナが……あの子を動かしてしまったの。
秋の37日から始まって、とんでもない速さで。
セリーはパーティのメンバーだからいなくなるし……
頭痛いわ。
カガ家の嫡子の出産直前だと言うのに。
なんで私が
そりゃ私は経産婦だし、出産の要領はわかっているわよ。
侍女A、B、C、にF、Gにもその辺の経験はあるわよ。
でも、ちょっとこれは……とっても複雑な気分になったわ。
それでも、
あの子も、迷宮討伐中だからか、雰囲気が荒々しくて、私はすっかり淫らに艶やかに翻弄されてしまったの。
でも、
結局、あの子は、第二夫人が破水したころに迷宮の討伐を終えて帰ってきたの。
秋の46日のことよ。
そして、あの子の嫡男が……生まれたの。
その時なぜか、
『この娘のお兄ちゃんになるのね』
そういう想いが湧き上がってきてちょっとおかしくなったわ。
だって、この娘って……私があの子の子供を妊娠するはず無いのに。
そして、帰宅してから、侍女B、Cが、
私にできることは、侍女F、Gを嫡男の護衛に回すように指示することだったわ。
翌日の秋の48日、私の逢瀬の日。
嫡男出産の祝いを寿ぐ使者がひっきりなしにくる間を縫って、ロッジ経由でアンセルムのセーフハウスであの子と求めあったの。
あの子はちょっと複雑そうな顔をしながらも、嫡男の出産をよろこんでいたわ。
私が手伝ってくれたことにも感謝してくれたのよ。
いつもより短い時間だったけど、屈服プレイで、私は少し焦らされただけで陥落して、入れてくれるように懇願していたわ。
最後はロッジから呼び出されて慌てて行ってしまったけれども、いつも以上にたくさん、奥の奥に孕め孕めって注がれて、
私は……
なにかいつもと違う感覚に支配されていたの。
私の奥の奥は、いつもと桁違いの熱に温められて、ほぐされていくみたいな、なにかの準備が始まったみたいな。
ちょっと身体が熱っぽくって、火照っているような…
それでも、なんとか次の日も、次の次の日も、あの子の
時々あの子と目があっては、その……なぜか恥ずかしくなって……
さすがに出産から4日たった今日は、午前中はハルツ公爵の事務を片付けていたのだけれど、時々私の子宮がきゅんとして惚けてしまって、心配された侍女Aに午後は私室でゆっくりすることにしたの。
こうして、私は火照った身体で、ときおり熱い熱いあの子の愛の籠った下腹部を撫でながら、
あの子のことに想いを馳せていたのだけれども。
そんなに私に妊娠してほしいの? うふふふっ。
そんなに私との愛の証が欲しいのかしら。
もう、お姉さんのこと
ときおり、きゅんとなる子宮に悶えながら、
私は、
なぜか、
私とあの子との娘がここにいると、
確信していたの。
その娘を、がんばれ、がんばれ、って応援していたわ。
あの子のエルフとの最初の子供をルティナが孕んで産む前に、私が先に孕んで産む……
いえ、異種族との最初の子供をロクサーヌさんたちが孕む前に、私が先に孕んで産む……
せっかく良好な関係を築いて……不倫にも
でも、私が孕んでしまうと……
あの子の妹を産んであげると……
後継ぎ問題も、
でも、私があの子との子供ということを隠せば……
……無理ね。あの神秘的な黒い瞳や髪は隠せないわ。
では、髪の色は?
そう、
……これは来るわね。
私にもあったのかしら、破滅願望って。
ぴこ~ん
あら、また目の前に
ぴこ~ん ぴこ~ん
また失敗したわ。
でも、それだけではなかった……わ。
その後ろにも幻覚があったのに気が付いて、それが見えたきたの。
『淫魔』ミチオ・カガによる「カシア」への種付 春の68日より進行中
ミチオ・カガの精子によるカシアの卵子への干渉 累計157億2531万5298回
※カシアの卵子は受精しました(受精後9日)※
※子宮に着床 妊娠しました(妊娠3日)女の子です※
そう。
私はあらためて下腹部を撫でたわ。
前の前の時に、受精していたのね。
そして、前の時の私の体調の変化は…
この娘を妊娠するための準備だったのね。
私は、叫び出したいような、泣き出したいような、
嬉しくてたまらないような、罪悪案で胸がいっぱいになったような、
それ以外がどうでもいいような、それを責めたてられているような、
刹那的な、破滅的な、
至福な、最悪な
そんな背反する想いに心を揺さぶられていたの。
そして…
不意に、子宮が熱くなって………意識が……
バターン!
「カシア奥さまっ、ミチオ様がロクサーヌ第一夫人に刺されて瀕死の重傷をおわれたとの連絡が…………」
そんな……
ボーデの町 領城・カシアの私室 春の27日
旦那と、エルフの不祥事の対応に忙しくしながらも、
私は私室で
「んふ~~っ」
ときおり私の平らな下腹部を撫でる。
「はぁ~~っ」
かわいそうな
「ぅふ~~ん」
産んであげられなかったのね、私。
「あの……奥様、もしかしてご懐妊なさったのでしょうか」
その、と、とても
「うふふふん、いいえ、私は妊娠してないわよ……まだ」
「そ、そうですよね。私、侍女としてあり得ない質問をしてしまいました」
「良いのよ。……いずれ手伝ってもらうから、侍女Ⅾ」
「はっ? なにかおっしゃいましたか?」
「なにも?」
早く
もう少しで
春の1日に眼が覚めて、
色々とあったわ。
最初は、お腹に娘がいないことに、ちょっと取り乱したりしたけれど、
どうやら3年前の春に時間が戻っていることに、気が付いたの。
それに夢じゃないことはすぐにわかったわ。
だって、『アレ』が起動していたんですもの。
しかたなく、侍女A、B、Cを私の手駒にすることから始めて、
あの子の未来の
一度ご挨拶したけれども、どうやら未来の記憶はない様子。
そして、セリーの実家も調べてもらって、
セリーが自由民として出奔していたことも掴んだわ。
なんでもセリーのお兄さんの怪我は、セリーがエリクシールで治してあげたらしい。
それに、ルティナに手紙を書いたところ、
そこで、おばばの方を監視してもらっていたら、春の13日に、手紙でおばばと接触を図ったこと、
そして、春の15日に、男と二人でクーラタルの冒険者ギルドで交渉したこともわかったわ。
その結果、
皇帝からの勅令で、
このところ、その後始末に翻弄されていたけれど。
春の27日におばばの所で、あの子とルティナが交渉に来たことも、
全部、裏にあの子が……少なくともセリーがいることは間違いないわね。
それに、クーラタルの6区7丁目123番のあの子の家。
誰とは特定できないのだけれど、男1人に女が4人出入りしていることはわかったわ。
それに、ハーブ園の管理に、猫人族の男の子もいる、とのこと。
恐らくあの子の力ね。
そして、近所付き合いの中から、特定はできないけれど、
一人足りないようだけど、背の高さからおそらくベスタがまだ合流していないようね。
たしか、あの子は夏の休みにオークションで買われたので、まだなのでしょう。
ということで、どうやら、あの子たちにも、未来の記憶があるみたいね。
どうして私のことを迎えに来てくれないのかしら?
それが無理でも、手紙の一つもよこさないなんて。
もしかして、私の都合を考えて、それらを遠慮しているのかしら?
たしか、最初にハルツ公爵と縁ができたのは、春の雪融けが遅くなって、春の大雨と重なって大きな水害になって災害救助に来てくれた時だけど…
この分なら、ちょっとくらい早くても大丈夫よね?
だって、もう、
早く
ぴこ~~ん。
それに、もう『エルフの一撃』の準備はできているのよ。
一度も成功しないけれども、
ぴこ~~ん。
『エルフの一撃』が発動する、ということは、あの子も私に好意を持っている証拠だもの。
しかたないなぁ、お姉さんから顔をだしてあげるわ。
うふふふん。待っていてね、パパ。
カシア編のラストを更新します。
この後は、ちょっと不定期になります。
これは
なんとカシアは…**していたのです。
この二次創作は“基本的に”スーパー・イージー・モードです、迷宮&今生は。
なので「ついて行けない」「合わないな」と思われた方はブラウザバックをお願いします。