特急サンダーバード 金沢・和倉殺人旅行   作:新庄雄太郎

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そして、特捜班は大湊室長から容疑者の追跡をするようにと南と高山と小海に言った。


第7章 大湊室長の命令

そして、次の日。

 

南と高山と小海は、大湊室長に呼び出された。

 

「君たちに呼んだのは他でもない、実は今、警視庁から捜査協力の要請があった。」

 

「えっ、警視庁からですか。」

 

と、高山は言う。

 

「南と高山と小海には、この容疑者を追ってくれと捜査協力の要請があった。」

 

「誰なんですか、その人は。」

 

と、小海は大湊に言った。

 

「名前は、清川 正弘だ。」

 

「その男が何をやらかしたんですか?。」

 

「ああ、実は清水邦子殺害容疑で警察がマークしているんだ。」

 

「それで、その男を追っているわけですね。」

 

「そうだ。」

 

「その男が本当に、北陸へ行くんですかね。」

 

と、小海は言った。

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「それも考えられるな、高山。」

 

「えっ、主任もそう思うんですか。」

 

「ええ。」

 

「でも、犯人は別にいるんじゃないのかな?。」

 

「えっ、それはどう言う事なんだ。」

 

「能登金剛で起きた殺人と先週起きた殺人も関連しているって事か。」

 

「はい、その可能性があります。」

 

警視庁管内で、1人の男が他殺死体で発見された。被害者は私立探偵の溝川源五郎さん42歳である、死因は被害者が飲んだ缶ビールに青酸系の毒が混入されていたのであった。

 

「つまり、この事件の犯人は女の可能性が高いって事ね。」

 

「ああ、という事は調べる必要がある見たいって事だな。」

 

「とにかく、警乗する際はその男を追跡しておきます。」

 

と、高山は大湊に言った。

 

そして、特捜班に戻ると事件の足取りを高杉に報告した。

 

「つまり、被害者は金沢へ行って次の日に輪島へ行って和倉温泉で1泊して、その後能登金剛へ向かったというわけか。」

 

「ええ、それも考えられます。」

 

殺害された清水のアリバイ捜査は石川県警に協力を得ることにした。

 

1日目 午前7時 東京駅を出発 名古屋で下車 名古屋から特急「しらさぎ3号」に乗って金沢へ、金沢で1泊

 

2日目 金沢-輪島へ 七尾線に乗車し、和倉温泉で1泊

 

3日目 和倉-金沢-京都と列車に乗り継いで、京都で新幹線に乗って帰京。

 

「という事は、能登で誰かに会って殺害したと考えられるわね。」

 

「それも、考えられるな。」

 

と、高山は言った。

 

そして、暫くして1人の女が東京のマンションから帰ってきた。

 

「あのー、ちょっと聞きたいことがあってね。」

 

「あら、あなたは。」

 

「私は鉄道公安隊の南です。」

 

「何でしょうか。」

 

「実は、この女性の事で聞きたいことがあるんですけど。」

 

「その女性がどうかしたんですか?。」

 

「一昨日、能登で殺されました。」

 

「えっ、その女死んだんですか。」

 

「ええ、ヤセの断崖でね。」

 

そして、女は驚いていた。

 

「はい、私はその時に列車に乗って能登へ行きました。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「今回私は上野から夜行に乗って金沢まで行って、そこから七尾線に乗って輪島へ行ったんですから。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「帰りは、金沢から京都まで特急「雷鳥」に乗って、そこから新幹線に乗って東京へ帰京したのよ。」

 

「ほう、京都経由で新幹線に乗って東京へ帰ったんですね。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、南は1人の女性に話をした後に特捜班へ戻って行った。彼女の名前は麻美春子である。

 

 

 

 




この事件に、真犯人がいるのか?
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