ロストロギアが身体の中に!?   作:古明地こいしさん

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A's編
---接触---


日常はそんなに変わっていない

むしろこの静かさが逆に不気味だとも思う。

そして冬、はて...クリスマスはどこで暮らそうか。自宅でもいいのだがそうするとはやて達を置いていく事になる

困ったなぁ

 

「なに悩んでるのよ」

 

「いや、クリスマスは外出したいから各々自宅待機にしない?」

 

「アンタ、せっかく楽しみましょうって言ってるのにそれを蹴る?」

 

いや、と応えてはやてには家族がクリスマスパーティーするからとクリスマスプレゼント渡して帰るから大丈夫か?

うーむ、一応確認取っておくべきか

 

「む、本堂か。悪いが主は今病院だ」

 

「あー、そっか。クリスマスパーティーの件で話そうとしたんだけどシグナムさんの一存で決められないよな」

 

「ああ、すまんな」

 

見舞いには行かないといけないから通院してるはずの病院へ向かう

はやての病室の番号を聞いて面会できるか確認を取ったら部屋の前まで来てノックする

 

「はい、どうぞ」

 

「よ、はやて。大丈夫か?」

 

「証くん...そない大袈裟な事ちゃうよ?」

 

少し困った顔で返されたが明らかに無理をしている顔だ

 

「なんか用事あったん?」

 

「用事っちゃ用事だけど、クリスマスパーティー難しそうだな。せっかくだしその日は一緒に過ごすか」

 

「え、ええの?他に一緒に楽しむ人とか」

 

「いるっちゃいるがアイツらなら話せば分かってくれると思う...思いたい...」

 

そのまま話し込んでしまい、帰り支度をして帰り夕食を作ってるとなのはとフェイトは仕事ができたとのこと

 

「アリシア〜、なのはとフェイトはなんの仕事してるんだ?流石に小学生ができる範囲も限られてくるだろ」

 

「本人に聞いた方が早いんじゃない?」

 

そりゃ確かに。けどこういうのってはぐらかされるのがオチなんだよな

なのはとフェイト、そしてアルフが席を外してしまっているため俺とアリシアだけで晩御飯を食べることに

アリサとすずかは実家だ

 

「なんか来た時に戻った感じだね」

 

「それだけうるさかったあの世界に慣れてしまったって事だろ」

 

冬休みにも入ろうとしてるこの中、考えるのはやはりはやての周りのこと

 

「...」

 

「どうしたの?」

 

「...ちょっと考えたいことあるから自室に籠るわ」

 

「...うん」

 

あの本が原因なんだよな、はやての体調不良は

じゃなけりゃあんな正体不明の病気

白紙の理由って...そもそもあの本は何をするための道具なんだ

普通は本って読むものか...それか書き記す...書き記す?

 

「あの本がノートのような役割りを担ってるとしたら」

 

この先のこと考えるとどうにも未来視が割り込みかける

一瞬でも気を抜くとその瞬間を視かける

 

「この番号...はやての家から?」

 

クリスマスまでまだあるとはいえはやてが病院にいるのに変わりはない。つまりシグナムさんかヴィータ、それかシャマルさんが出てるのか

 

「もしもし。シグナムさんか?」

 

『...いや、アタシだ』

 

ヴィータか。何のようなのだろうか。暫く黙ったままだが先に口を開いたのは俺ではなくヴィータの方だった

 

『なぁ、証って...魔導師なのか?』

 

「...」

 

そうか、やはりこちら側の人間か

いや、どちらかと言うと魔法側の人間に俺が慣れすぎたってだけでどちらかと言うとヴィータが言うべきセリフか

 

「違うがその意味は知ってる。知り合いもいる」

 

ここはあえて誤魔化すように知り合いとだけ

 

『今から会えねぇか?話がある』

 

「...分かった」

 

さてさて、女の子からの呼び出しとありゃあ嬉しいが今回に限っては危ない橋を渡る事になる

 

「どこに行くの?」

 

「少し散歩だ。夜風に当たりたくてな」

 

「気をつけてね?」

 

ん、と返答しそのまま歩く

指定された公園までの間思考に全てを費やそう

まずはやての病名不明の病気。あれが病気なのだろうか

人間なんて脆いものだし脳なんてかなり繊細な部分だ

脳から発する電気信号が届いてないとかならはやての体調不良も理解できるが

あの本が必ず近くにあるのも納得しづらい、視点を入れ替えればあの本が近くにあるのが原因とも捉えられる

はやて曰くいつの間にかあったと聞かされてるが、購入したものや誰かしらから渡されたものじゃなけりゃ俺の転移みたいな事をしたんだろう

 

他ははやての周りに急に現れた3人と1匹、犬も介護犬などいるから有り得なくは無い、他もヘルパーと言えば納得はいくがヴィータは別だ。あの見た目からして俺達とそう歳は離れてはないだろう

まぁ他人のお家事情に首突っ込むのは野暮ってもんだが、しかし

 

「ヴィータ。どういうつもりだ?シグナムさんやシャマルさん、それにザフィーラも連れてきて」

 

公園に辿り着くと見えたのははやてを除いた八神家の皆だ

 

「景色が...これが結界ってやつか。俺を逃がさないためか?」

 

「あと通信妨害も兼ねてね」

 

シャマルさんが応えてくれた

通信妨害....なのはやフェイト、管理局に悟られないためか。下手に魔法でドンパチやってバレるよかいいって感じなのかな

 

「で、要件は?一応言うが俺はお前達を売るつもりもなければ俺の味方を売るつもりもないぞ」

 

「傍観者になる...と」

 

「俺は戦えないし、それしかないだろ。検査の結果リンカーコアとか言うのもないんだし」

 

「ならばなぜ貴様から魔力が感じられる?」

 

なんて説明したものかねぇ

 

「おおよその事はここに来るまで整理してきたからそっちの事も理解してるつもりだ。とりあえず俺の体質の説明、聞いてくれないか?」

 

3人と1匹は顔を見合わせ頷いたあと続けろと

 

「ロストロギア...今体内にあるのはジュエルシードが6個と未来視の魔眼。ジュエルシードはそれぞれ特性が違ってて回復、転移、蘇生、分身、幻影、改竄が可能、未来視はまんま未来予知だな」

 

「人間やめてんじゃねぇか」

 

「違いない。んで多分お前達が感じ取った魔力はそっちだろう。俺にはなんの力もないよ」

 

そのまま話を続けあの本、闇の書の話を聞かされた

やっぱり予想していた事は当たっていたようだ

ノートのように記録するためのもの

理解はしている。理解はしているのだが、何か...歯車が錆びた感じだ

 

「まぁお前達が何してようと俺は関われないんだが」

 

「それはなぜだ?」

 

「あ、やっぱりザフィーラ喋れるのね。俺が動けばロストロギアが動く。それが意味することはお前達ならよく理解してるんじゃないか?」

 

闇の書。ロストロギアで間違いないだろう。犬も歩けば棒に当たると言うが、俺が歩いたらロストロギアが突貫してくるのはどうにかならないのか

 

「改竄って言ってたけど」

 

「俺もよく分かってないんだ。何せ使ったのは転移と蘇生、そして雨が降るかどうかの未来予知。それ以外は使ってない」

 

「...本堂、無理を承知で頼みがある」

 

「...内容による」

 

「もし、我らが主に危機が迫った時、闇の書のデータ改竄を」

 

「なるほどね。その依頼、できる範囲でなら受けよう。変わりと言っちゃなんだが質問が1つある」

 

「なんだ?」

 

携帯電話を操作し写メを見せる

 

「この中に見覚えのあるやつはいるか?」

 

「アイツらと知り合いだったのか」

 

それを聞くと携帯電話を閉じて踵を返して手を振る

 

「報告に行くつもりか」

 

「んなことしないって。言ったろ、俺は基本見てるだけだって。それになのはとフェイトからはこの件について説明も受けてない。ついでに言うと報告する義務もない」

 

「そうか...本堂、お前も罪人になるやもしれんのだぞ?いいのか?」

 

「いやまぁ自主的に動いたとはいえ、ここは第97管理外世界地球、管理外世界でなにしようが罪に問うのはおかしい。簡単に言えば別の国で自分の国のルールを通そうとする感じだ。無理があるだろ?」

 

「詭弁だな」

 

それじゃと来た道を辿って帰る。ふと振り返ると4色の光が飛んでいくのが見えたが心の中で応援するとして少しアリシアに知恵借りるか

今日の思考はそれでやめるつもりにして意識を切り替えた

 

クリスマスまであと8日

‪ハーレム?それとも王道三人娘プラスアリシア?

  • ハーレムで
  • 三人娘プラスアリシア
  • アリシアだけでいけぇ!
  • 戦争だァ、ヒロイン戦争
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