勝利の女神:NIKKE〜ANNIHILATOR ピナ〜 作:蟷螂マン
駄文で、見苦しいですが暇つぶしにでも。
スノーホワイトちゃん可愛い
あぁ、この世界は....どこまで残酷なんだろう
あと何回、仲間の死を目の当たりにしなければならないのだろうか。
奴等(ラプチャー)は、一体どこから来て..何の為に人類をこうまで追い詰める?
この戦いの終わりは、いつだ?..いつまで...いつまで!戦い続ければ..死ぬまでか?
クソッタレが
12月10日 PM13:00
リリーバイスをリーダーとしたゴッデス部隊、そして量産型ニケ100機を動員した大規模作戦を実行、ゴッデス部隊の上空からの奇襲攻撃に加えて、量産型ニケの数の火力で作戦は順調に進んだかに思えたが..状況は一変し、本来味方のはずのニケ(シンデレラ)の広範囲爆撃によってゴッデス部隊は、戦闘不能に撤退を余儀なくされる。そして..戦場に残された量産型ニケはラプチャーによって一部を除き蹂躙された。
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この物語はラプチャーによって仲間を失い..人類に裏切られ....心に復讐の鬼を宿した一機いや...1人のニケの物語である
廃屋が並ぶ住宅地
その一つの大きな廃墟、昔はさぞ大金持ちが住んでいたであろう屋敷の2階に5人のニケがいた。5人中4人の表情は険しく状況が芳しくないことを物語っていた。その中の1人リーダーであろうニケが他の隊員に対し次の命令を下そうとしていた。
ピナ「ハァハァ......この辺りはまだ激戦区からそう離れてはいませんが..辺りにラプチャーの影はありません、ここで休憩を含めた残弾・損傷の確認そして水分・食事をとりましょう、所要時間は10分です。10分後にはこの住宅地から南へ約5km離れたビル群に向かいます。質問はありますか。」
すると1人のニケが挙手をした
ピナ「ケイト...質問をどうぞ」
ケイトと呼ばれたニケはピナに身体を向けてはいるが地面にへたり込んでおり、自身の武器であるマシンガンを無造作に地面に投げ置いていた。本来であれば銃口管理は徹底するべきだが、誰も口出しすることはなかった。皆この戦いで疲弊しており、それどころではなかった。
ケイト「なぁ、ゴッデス部隊てのはまだあの激戦区で戦っているのか。ちょいと前までは怒声や悲鳴の混ざった絶叫のオンパレードだったのに......ほら、何にも聞こえねぇ不気味なほどに静かになっちまってよ〜..そこんとこどうなってるか聞いてるかい隊長さん」
現在の作戦状況に対する確認..そうだ気になって当たり前だ、だが.....
ピナ「すみません、作戦状況については現在確認が取れない状態です。ここより西、北で作戦行動をとっていた部隊への通信は何度も試しても繋がりませんでした。また指揮系統を超越した行為ではありますが、作戦本部への直接の通信も通じません」
ピナが口にした言葉に、3人のニケは動揺を隠さずにいた
「リーダー質問いいっすかー!!」
そんな中あまり動揺しているようには見えない、むしろニコニコの笑顔のロケットランチャーを背中に担いだニケが元気よく声を上げた
ピナ「貴方は、本当に元気ですね。質問をどうぞ、エンジョイ」
エンジョイ「ハイ!!元気デェス!.....それでっすけどリーダーつまりどこにも連絡がつかないってことはー!!私達!孤立しちゃったってことですかー!!」
ピナ「はい、そのようです...」
エンジョイ「アッッッハーー.......ヤバすぎて笑えてくるアッハハハ..ハックショイー」
エンジョイの元気さは、部隊の緊張をほぐしてくれるが、偶に情緒を疑う..まあ..しんみりしているよりは良いのだが。
ピナ「なので皆さん、これから私達は作戦本部への救助要請はおろか他部隊との合流もほぼ不可能と思った方がいいでしょう」
「そんな状況で南に向かうと....戦闘地域から離脱する為に?」
スナイパーライフルを整備しながら今から開始する作戦行動について1人のニケが質問をする。
ピナ「ジェット、その通りです。この状況でラプチャーと戦い続けるのは不可能です、なので南へ進み戦闘地域から離脱します。そしてそのまま南へと進みアークへ向かいます」
ジェット「アークへ...?そこには何があるのだ」
ジェットはそういうとスナイパーライフルの整備を終わらせて軽食のプロテインバーをモソモソ食べ始めた。
ピナ「はい、アークには完璧に近い生存環境が整っていると聞きます。アークにさえ到達すれば、作戦本部との通信も確実に行えるでしょう。そして現在、どの部隊とも通信が出来ません、まだラプチャーと戦闘中かもしれませんが、最悪を想定して動きます、私達以外の部隊が全てやられた可能性も大いにあります。」
ケイト「私達が生き証人となりアークへ戻り、現状を報告するってわけだな」
ピナ「はい、その通りです」
「あ....あのー」
声がする方を向くとアサルトライフルを背負い両手で包み込むように犬のぬいぐるみを抱えているニケが控えめに手を挙げていた。
エンジョイ「何だよぉ〜!!そんな縮こまってないで、もっとさぁーこう...シャアァーって元気出そうぜーサチ!」
サチ「あわわ....ごっごめんなさいげっ元気だしますぅ〜おぉ〜.....っそっそれで、アークまでの距離は〜」
ピナ「ふふっサチ無理はしなくていいですよ、さてアークとの距離は現在地がここだから、えーーと.....」
背中にからっていたバックから地図を出し大まかな距離を出したが...遠い、思ったより遠かった。
ケイト「黙っちゃって、どうしたんだい隊長さん」
ピナ「いや、あのーちょっと遠くてーびっくりしてだというか」
ジェット「気にするな、我らはニケだ少しの距離ぐらい問題ない」
エンジョイ「そうっすよー大丈夫ですってー、知らんけど!!」
サチ「うん、皆んなすごいから大丈夫だよ」
そう言われてみれば、確かに大丈夫な気がしてきた。そうだ大した距離じゃない。
ピナ「はい、そうですね皆さんありがとうございます。では改めて今から開始する作戦について説明します。現時刻PM15:57から3分後、PM 16:00よりアークへ向けて撤退します。通信は現在どの部隊にも本部にさえ繋がりません。増援、救助などは期待できません。そしてアークまでの距離は約250kmです。ですが問題ありません、私達なら必ず走破出来ます。残り2分、作戦行動開始まで各々やるべき事を済ましてください」
「「了解」」
PM16:00
ピナ「作戦開始」
こうして5人のニケ達は、アークへ向けて走り始めた。
この時の5人の心境は全く同じであった。これも5人の深い絆の賜物だろうか
思ってたより、アークが遠かった。