特異聖遺物収容施設:カルデア   作:金属粘性生命体

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 基本的に記事は短く行きます。読みやすくなるようにね。

 たまーに追記でインタビュー記録とか増えたりする場合もあるけど。その時は最新話の時に言います。


welcome新所長・UHR-1【Excalibur・Avalon】

 

 

 

 

【一件のメールがあります。開きますか?[y/n]】

 

【y】

 

【──所長刻印を確認】

【ようこそ、新所長】

 

 

 


 

 

 

 

 やぁ初めまして。君が新しい所長だね?私は前任の───だ。おっと、私の名前は少々力を満ちすぎてるからね。ひとまずジョン・ドゥとでも、いや君は日本人だったね。ならば名無しの権兵衛の方が馴染み深いかな?

 

 このメッセージは所長刻印を刻み込まれた者のみが開けるようになっている。あとついでに周りに誰もいない時にしか開かない。これに関しては気にしてないね、そもそも職員が居ないからね!

 

 基本この施設はホムンクルスやゴーレムといった命無き命ある物のみが配属されている。だがやはり管理をする上で人の手が入らないといけないということでね。だから君が呼ばれたのさ。

 

 今回配属される予定である君は一般から見つけられたのだったか。お気の毒に、世界で最も危険と言っていい場所に無理矢理連れてこられたのだから……

 

 とまぁそんなことでね、君はおそらく何も知らないのだろう。だからある程度の仕事内容と用語のみは解説しておこうと思う。細かい部分はそのPCにダウンロードされている専用の辞書や説明書を読みたまえ。後原典の確認もした方がいいね。

 

 

 まずこの施設の解説からだ。正式名称は特異聖遺物収容施設カルデア、その役目は世界中に散らばる数多の特異聖遺物を収容することを目的としている。

 元々聖遺物はキリスト教における聖人の遺骸や遺品のことを指すんだけど、そのカルデアにおいては全くの別の意味を持つんだ。

 普通なら触媒と呼称されるべき全ての物品がある時を境に奇妙な力を発揮するようになり、管理が大変になったり人へ仇なすようになったんだ。勿論人に対して益をもたらす存在もあった、ただそれだけじゃないってことでね。

 そこで用いられた手法が神格化だ。日本なら馴染み深いだろう手法、自然災害や病、邪神などを敬う心を持って鎮める八百万の神としたんだよ。その為の第一歩として始められたのが神秘的な触媒としての呼称を聖なるモノとしての聖遺物というものに変えることだった。

(まぁ一部の聖遺物は元が聖遺物だったりするから強化されただけのやつもあるんだけどね)

 

 その中で特に危険な聖遺物、通称:特異聖遺物。それが集められる施設がそこ、カルデアって訳さ。それぞれがたった1つで街一つを消し飛ばすくらいの危険度を持ってるんだ、一般的な聖遺物だって良くて擦り傷を齎す程度だったり、悪くて1つの家が吹き飛ぶ程度だったんだ。それくらいなら今の時代の魔術師でも抑え込んだりすることは容易いんだけど、町ではなく街の規模にもなると管理する事が難しくなるんだ。

 だから魔術協会及び国連が危険な品物を一箇所に集め、暴走しないようにするための施設であるカルデアを建てたんだ。

 

 基本的な設立目的と、そこにある品々の存在はこんな感じかな。じゃあ管理に際して必要なことを説明するとしよう。

 

 

【U(Unique(特異))H(Holy(聖なる))R(Relic(遺物))

 

 UHRと呼称されるそれは特異聖遺物の略称だ。この略称の後ろに番号を振り分けて管理するんだ。例えばUHR-200とかだと、特異聖遺物の200個目って感じだね。その施設に収容された順番が割り振られるんだ、地域とかそこら辺は確かソートすることが可能だったはずだよ。

 

 危険度についてだね。UHRは確かに1つで街を破壊したり、ダメにしたりする事が可能だが。その中でも確実に格、という物がある。後シンプルに街一つ以上の被害をもたらしたりする物もある。

 なのでUHRが出す被害想定と、そのUHRと接触した際の注意度、と言った2つの基準が設けられている。

 

 被害想定の基準は主に数字で表される。1~6の6段階評価であり、数字が大きくなるほど被害が大きいと仮定される。

 

 1:街1つ以下の被害

 2:街2〜4つの被害

 3:街5つ以上の被害

 4:国家運営に辺り確実に支障が出る被害

 5:国家運営が出来なくなる被害

 6:世界全体に対する被害

 

 となっている。まぁ6に行くほどのUHRは余りないからそこまで気負わなくてもいいさ。

 

 

 注意度、これはUHR全てが持つ特性が関係している。と言うのも街1つの被害を出すのがUHRの特徴なんだけど、UHRに分類される物としてもう一つ特徴がある。それが実体を持つ霊体を作り出し実際に接触する事が可能だということだ。その全てが須らく自我を持っており、自意識もある。人ではないような見た目をしている存在もいるが、それでも人のように思考することも可能なんだ。

 故に注意度、という訳さ。要はUHRの性格によっては会話するだけで危険なUHRもいるし、むしろ会話しなければ行けないUHRもある。

 

 EASY:人懐っこい性格や注意すべきことがない、定期的に接触しなければならないUHR

 NORMAL:接触する際に特に注意するべき事を抑えておけば問題ないUHR

 HARD:接触するだけでも注意するべき、物理的に危険な場合もあるUHR

 WARNING:接触する事を禁じるUHR

 

 となっている。

 

 

 

 うん、説明すべき事はこんな感じかな。君にとっては意味不明な説明が多いかもしれないけど、一応基本の教材残してあるからそれを利用して勉強してくれ。こっちも時間が無いなか説明してあげたんだしさ。

 

 あ、カルデアの所長となった君はそこの施設における最高権限を所有しているのは分かるだろうけど、国連とかの話あったでしょ?あれ全部忘れていいよ、どうせ魔術協会も国連もこの施設に関わる気は無いからね。ここは彼らにとっては死地なのさ。適性がある存在でなければ入ることすら出来ない場所。

 私以上の適任者が現れたらその頭を挿げ替えられるのは当たり前なのさ、だってその方がより安全に管理ができるのだから。

 

 だから私からは君に贈る言葉は余りない。感謝の言葉と憐憫の言葉はあれど、恨みの言葉もないからね。

 

 では、藤丸立香所長。後は任せた、世界の命運はマジで君の手に委ねられている。

 

 By:■■■■■前所長

 


 

 

 

 

 

 

 

【UHR-1:Excalibur・Avalon】

 [3]

 [NORMAL]

 

 

《発見経緯》

 UHR-1-1はUHR-1-2に納まった状態で20■■年■月■■日にイングランド、ドズマリー・プールの中心に位置する湖面の上に浮かんでいました。現地住民がそれを発見し、回収し、質屋へ出したことが発見経緯となりました。

 

 

《管理方法》

 UHR-1-1をUHR-1-2に納まった状態でドズマリー・プールから汲まれてきた水で満たされた3m四方のプールの中に常に浸しておいてください。1週間に1度の水の交換以外では外に出すことを禁じます。

 もし対象が実体を持って現れた場合、■■人分の食事を用意して持て成すようにしてください、ただしポテトのマッシュだけは出してはいけません。

 

 

 

《インタビュー記録・記録者:■■■■■前所長》

 

 

前所長『じゃあ改めてインタビュー記録を撮ろうと思う……あー、そろそろ良いかな?』

 

UHR-1『もっきゅもっきゅ──ごくん……大変満足でした……はい、お話をどうぞ』

 

前所長『あー、では改めて自己紹介からお願いしてもいいかな?』

 

UHR-1『分かりました……私はアルトリア・・ペンドラゴン。かつてブリテンを治めていた王です……こんな感じですか?』

 

前所長『いい感じ。じゃあ趣味とかってある?』

 

UHR-1『突然ですね……以前の人はそんなに話題が変わることは無かったはずですが』

 

前所長『いやだって、どうせこの記録見るの私くらいだし?まだ二代目よ?初代所長なんて就任時点で68歳で、老衰で死んじゃったんだよ?まだ私が就任する前にだよ、だから所長としての経験なんて私には無いわけ。じゃあ好きにしてもいいじゃない?』

 

UHR-1『組織の長がそれでいいのかは置いておきましょうか、どうやら人ならざるものの方が多いようですし。それで趣味でしたか……食事ですかね?』

 

前所長『それ趣味なの?好きな事じゃなくて?』

 

UHR-1『生前は主に切った張ったの仕事でしたので。後民草を出来うる限りの施策で生き残らせるために仕事をしたり、騎士を鍛えたり等でほとんど趣味の時間はありませんでしたので』

 

前所長『えー、なんかないの?』

 

UHR-1『結構馴れ馴れしいですね?強いて言うなら勝負事、でしょうか?』

 

前所長『え、なんで?』

 

UHR-1『昔から勝負する事に関しては強いのです』

 

前所長『あぁ、エクスカリバーの所有者だもんね』

 

UHR-1『えぇ、ですので得意であり趣味と言われれば勝負事になります』

 

前所長『納得〜、え、じゃあさ今度一緒に競馬見ない?いい感じに稼げると思うんだよね』

 

UHR-1『……■ー■■からの話ではこの施設の所長は結構いい給料を貰っているはずでは……?』

 

前所長『まぁ……危険手当みたいな感じ?あんまり使い道ないけどね、ネットショップとか使えるから問題ないけどさ。でもここって娯楽ないからね〜、だったら湯水のように余ってるお金で経済回さなきゃ──あ』

 

UHR-1『経済……借金……ウッ頭が……』

 

前所長『地雷踏んじゃった、じゃあここまでということで』

 

UHR-1『部下にお金を借りるのは……心が……あぁ、■■■■ェ■■、済まない……いつも苦労をさせているな──』

 

 

【記録を終了します】

 

 

 

【注意事項記載】

 

[初代所長]

・かなりの大食漢だ、食料の在庫には気をつけろ。

└同系統の存在がいるようだ、食糧の在庫には気をつけろ

└更に増えた、食糧の在庫には気をつけろ

└また増えたぞ、食糧の在庫には気をつけろ

└なんだこの存在は、食糧の在庫には気をつけろ

└もう嫌になる、食糧の在庫には気をつけろ、大変な事になる

└もう何も言わん

 

[前所長]

・お金関係のお話はダメらしい。アーサー王伝説的にもそれはそう。

└どうやら直感的に未来視ができるらしい、こちらの動きを読まれた

└わさび入りシュークリームを綺麗に避けやがった、未来視的な直感はマジらしい。鼻がツンとする

└どうやら剣より鞘を大事にして欲しいらしい。下手に鞘に触らないように。

└後ついでに迂闊に水の中から出さない方がいい、アレが取り返しに来るから。

 

[現所長]

・至って普通の人だけど、時折脳筋になる時があるみたい。

└前所長のアレとは恐らく湖の精霊のヴィヴィアンのことだろう。

└同一存在だけど、同一存在じゃないのが来たらしい。

└どうやらお互い視認できていない?

└UHR-10のご飯が好きらしいので基本的にUHR-10に頼むことを推奨する。それにしてもあのドロリとした目は──よしておこう。

 

 

 

 

 






 番号は基本的にFGOの番号順からマシュと、ボスを抜いた数字になります。
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