【UHR-4:Aestous Estus】
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《発見経緯》
隕鉄でできた赤い剣(UHR-4)は20■■年■月■■日にローマにあるコンシリアツィオーネ通りにある■■■■で発見されました。庭の改修工事を行っている最中に発見された遺跡より出土したUHR-4はその場で固有結界と似て非なる魔術を展開し、その場にいた作業員凡そ■■人が巻き込まれました。幸い死傷者はいませんでしたが、巻き込まれた作業員達が「かつてないモノを見た」と話を他者へ広げ、大規模な魔力出力を感知し現場に急行していた魔術師がその話を魔術協会へ報告し発覚することになりました。
《管理方法》
常にUHR-4の周りには芸術関連の作品を置いておいてください。定期的に作品や種類を変えて飽きさせないように工夫もしてください。施設内にはローマ調の寝室も用意し、常に清潔にしておいて下さい。
もし対象が実体を持って現れた場合は、美少年と美少女の姿に調整されたホムンクルスで編成された[劇団]で持て成すように。その際に何体か連れ去られたりしても見て見ぬふりをしてください、特に何事もなく戻ってきます。
《インタビュー記録・記録者:■■■■■前所長》
前所長『よし、写ってるね』
UHR-4『そのカメラは余の勇姿を保存する為の物だな!!』
前所長『そっすね』
UHR-4『ノリが悪いでは無いか』
前所長『8時間ぶっ通しで劇を見せられたらそりゃねぇ?』
UHR-4『そうは言われてもなぁ、久しくまともなやつが来たのだ。懐で温めていた作品を出さないといけないのは芸術家としての本能だぞ?』
前所長『だからといって自分主人公の作品しかないのはどうかと思うけど?それにホムンクルスにも耐久限界というものがあるんだからさ……何体かメンテナンスしないといけなくなっちゃったよ』
UHR-4『むぅ、だってなぁ……』
前所長『それよりも、だ。君のやりたいことは初代が聞いてるし、自己紹介もしている。だから今回は君の出来ることを記録するんだよ、その為に来たんだし』
UHR-4『余のできることか!ローマは全てに通ずるからな!大体なんでも出来る!』
前所長『ほう、そりゃすごいねぇ……確か初代によるとこの実体ってなんか特殊能力持ってたよな……なんか他に凄い無いの?』
UHR-4『凄いのか?うーむ、死んでも生き返るとかか?』
前所長『んなことありって、まぁ特異聖遺物だしそもそも人じゃないし有り得るかな……そういえばあの劇場みたいなのって何?』
UHR-4『余が誇る最大最高の劇場よ!舞台がなければ出しちゃえばいいじゃない、ってことだ!』
前所長『なんつーマリーアントワネットだ。固有結界でもないしあれって魔術なのか……?』
UHR-4『うむ、確か固有結界は世界を侵食して心象世界を描写するのであろう?』
前所長『そう聞いてるね、私はできないから感覚では分からないけれど』
UHR-4『余のは世界を上書きして劇場を出ておるのだ!故に固有結界よりもより世界に留めておくことが出来る』
前所長『うわ、とんでもないね。ズルじゃん』
UHR-4『ローマ故にな!』
前所長『万能の言葉かそれ』
【記録を終了します】
【注意事項記載】
[初代所長]
・劇場好きのようだ、暇があれば演劇の練習をしていたりしているな
└芸術に深い造詣がある、絵画なんかを見せるのもいいだろう
└盆栽まで味わい始めた。
└限度というもの知らんのかこいつは、劇場で収容室を改変したぞ
└ホムンクルスを増員しなければならない。
[前所長]
・英雄色を好むとは言うが、ここまで露骨なのは彼女くらいじゃない?
└本人が美少女だから他のUHRの食指が動いてしまう、気をつけねば。
└試しに超適当に描いた絵を世界的なやつって言って見せたらめっちゃ怒られた。流石にバレるか
└ちょっとよく分からないけれど、どうやら他の姿もあるらしい。UHR-1みたいだ。
[現所長]
・最近彼女の別の姿が来た。
└非常に危険な存在らしい、UHR-4は把握していないみたいだ。
└襲われかけた、割と見境なく人のことを食べてこようとしてくる(比喩)
└皇帝特権とやらでなんでも出来るらしい
└ローマに関する話をすると延々と止まらない、迂闊にローマの話を聞かないようにしよう