異世界旅行券が当たったのでISの世界行ってきます   作:読む短刀

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前回のあらすじ
原作主人公一夏に会ったがとんでもない事実を知る。
修司「まさか、一夏がぼっちだったなんて。」
一夏「いい加減にしろ!」


中学生編7 モンドグロッソ2 一夏を救え

IS世界大会第二回モンドグロッソ決勝戦当日。

今日は一夏が亡國企業に誘拐される日だ。

俺はそれを助ける、そして織斑千冬に大会二連覇を果たさせる。そうすりゃ、ラウラが一夏を恨まず、セシリアと鈴がボロボロになることもない。ラウラのフラグが気になるけど、一夏なら何かしらでフラグをたてる筈だ。

修司「楯無、一夏はどうだ。」

楯無「大丈夫、家の者達と虚ちゃんに見張らせてるけど、今は普通に会場にいるわ。」

修司「そうか。もし、何者かが大会の妨害をするなら、大会出場者か、その親族を狙う可能性が高い。」

楯無「ええ、そして出場者で前大会優勝者である織斑千冬かその弟でただの一般人の織斑一夏、狙うなら確実に一夏くんね。」

修司「だから一夏に何かおきたら、俺達で助けないとな。ぼっちの一夏には友達である俺達しかいないからな。」

楯無「ふふ、そのぼっち弄り、可哀想だからもう一夏くんにはしない方が良いわね。」

修司「昨日簪と一緒にのったくせに。」

楯無「そこは空気をよんだのよ。」

修司「ぷっ。」

楯無「ふふふ。」

修司・楯無「はははははははは!」

簪「2人とも。」

修司・楯無「うわぁ!?」

楯無「ちょ、簪ちゃん!?驚かさないで!」

修司「お前なぁ、ビックリしただろ。」

簪「こんな時に、二人だけで楽しそうに話して。」

本音「私達だけ除け者だったよ〜。」

修司「悪かった、悪かった。」

楯無「ごめんね、簪ちゃん。本音ちゃん。」

簪「……」

本音「……」

あちゃ〜、拗ねたよ簪のやつ。どうやって機嫌を直そう。まあ、本音はお菓子で一発だな。

虚『お嬢様!』

楯無「どうしたの!?」

虚『織斑一夏くんが何者かに拐われました!』

楯無「なんですって!?」

虚『居場所は特定できていますので、今から織斑千冬さんにこの事を…』

修司「いや、連絡しないで下さい。」

楯無「シュウ!?あなた何考えてるの!?」

修司「何のために、俺達がいるんだ。織斑千冬に連絡すれば、きっと決勝戦を棄権して一夏を助けに行く筈だ。そんなことをさせない為に、連絡せずに俺達で一夏を助け出す。」

簪「でも、どうやって?」

修司「俺が紅蓮零式で出る。」

楯無「そんなことしたら、あなたの秘密が。」

修司「紅蓮零式は[全身装甲(フル・スキン)]だから、口調に気をつければバレない。」

楯無「…わかったわ。ただし無茶はしないこと。私達も直ぐに行くから。」

簪「お姉ちゃん!?」

修司「ありがとな、楯無。…飛ぶぞ!紅蓮零式!」

俺が叫ぶと光が発生し、光が収まったときには、俺は紅蓮零式を纏っていた。

修司「虚さん、一夏の居場所の座標を。」

虚『わかりました。これが位置座標です。』

その言葉と同時に、紅蓮零式に座標データが送られてきた。

修司「座標確認完了。紅蓮零式、発進する!」

俺は今までいたビルから飛び出し、座標の場所に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、織斑一夏は今、何者かに誘拐されて、どこかわからない暗い場所に閉じ込められている。

最初はどうして誘拐されたのか、わからなかったが、俺を誘拐した奴等の会話を聞くかぎり、どうやらあいつらの目的は千冬姉を決勝戦に出場させない為に、俺を誘拐したようだ。

誘拐犯A「大会の方はどうなっている?」

誘拐犯B「これから決勝戦が始まる。日本政府に「織斑千冬の弟を誘拐した。」って連絡してある。」

誘拐犯A「そうか。織斑千冬が決勝戦に出てこない、これはかなりの驚きになるだろうな。」

誘拐犯B「試合が始まるぞ。」

会話を止めると、誘拐犯達はテレビの音量を上げ始めた。そのおかげで、俺にも大会の様子が聞こえてきた。

 

司会『さあ、まず紹介するのは、前大会優勝者、日本代表、織斑千冬選手の入場です!』

 

ワアアァァァーーー!

 

司会『さあ、彼女は見事大会二連覇を果たせるのかー!対するは…。』

 

誘拐犯B「馬鹿な!?弟が誘拐されてんだぞ!それなのに、なんで出場してるんだ!?」

誘拐犯A「おそらく、日本政府の奴等が織斑千冬にこの事を伝えて無いんだろうだから、織斑千冬には決勝戦を棄権する理由がない。」

テレビと奴等の会話から千冬姉は俺が誘拐された事を知らされていない。だから大会に出場している。

俺のせいで千冬姉が大会二連覇を果たせない。なんてことにならなくて良かったという想いと、千冬姉が来てくれない事へのショックもあった。

誘拐犯B「どうする?これじゃあ、意味が無いぜ。」誘拐犯A「なに、それなら、織斑千冬の心に一生の傷をあたえるだけだ。」

そう言って、誘拐犯の1人が俺に拳銃を突き付けてきた。

一夏「俺を、殺すのか?」

誘拐犯A「そうだ。まあ、お前には何の恨みも無いんだが、こっちも仕事だからな、悪く思うな。」

そう言って、拳銃の引き金が引かれる瞬間。

???「そんなことは、させない。」

 

ドゴオオォォン!

 

突然壁が壊れて、そこから全身装甲のISが入ってきた。

誘拐犯B「な!?IS!?いったい何処の!?」

誘拐犯A「いったい何故ここが!?」

???「織斑一夏は、返してもらう。」

全身装甲で姿が見えず、機械音声だから、誰なのかわからない。

ISは現行兵器を上回る。当然、生身である誘拐犯達は簡単に気絶させられた。

???「無事か?織斑一夏。」

一夏「あ、ああ。あんたはいったい…。」

???「私は日本政府から君を救出する様に命令を受けた者だ。訳あって顔と名は明かせないがな。」

そう言って、俺を拘束していたロープを切ると、俺を担ぎ始めた。

一夏「うわ!?」

???「急いで会場に戻ろう。君のお姉さんは君が誘拐された事を知らないからな。」

一夏「あ、はい。お願いします。」

俺は、ISに担がれながら、その場から離れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「一夏!!」

一夏「千冬姉!!」

ISに担がれながら会場に向かっていると、正面からISを纏った千冬姉が来た。

千冬「大丈夫か、一夏!」

一夏「ああ、大丈夫だけど、千冬姉、大会は!?」

千冬「心配するな。ちゃんと勝って来た。」

そっか、千冬姉優勝したんだ。良かった。

千冬「ところで、お前を担いでいる人は?」

一夏「ああ、この人が助けてくれたんだ。」

千冬「そうか、一夏を助けて頂き有難う御座います。」

???「気にするな、私は仕事をしただけだ。」

千冬「お礼をしたいので、名前を教えて頂けますか?」

???「申し訳ないが、訳あって名前を言えないんだ。」

千冬「そうですか…。」

???「また会うかもしれない、その時、可能なら名を名乗ろう。」

千冬「わかりました。一夏を助けて頂き本当に有難う御座いました。」

俺を助けてくれた人が千冬姉に俺を渡して去ろうとした。俺は相手にどうしても言いたいことがあった。

一夏「あ、あの!」

???「どうした?」

一夏「助けてくれて、有難う御座いました。」

???「そうか。織斑一夏。」

一夏「は、はい。」

???「強くなれ。」

一夏「はい!」

???「では、私はこれで。」

そう言って、ISは去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修司「任務完了だ。」

楯無「お疲れ様、シュウ。」

簪「ケガしてない?」

修司「問題ねえよ。」

一夏は無事に助けられたから、目的は果たしたな。後は、いつ俺がISを動かせることを公表するかだな。




どーも読む短刀です。
この話に出てきた???は修司のことですが、その時は一夏視点で、一夏は正体を知らないので???にしました。
次話で中学生編も終わり、原作に突入します。
次回は受験、IS学園に入る為修司が頑張ります?

それでは、次回で。
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