ちょっと修正しました。
連邦矯正局、キヴォトス内部における、
私、狐坂ワカモは矯正局に捕らえられたそんな囚人の一人です。
一途な想いを踏みにじられたあの日から、私の中に燻る破壊衝動は日に日に増して行きました。
退屈な房内で破壊衝動を抑えられなくなってきたある日のこと。
房の外が慌ただしい、何やら新任の見張り番が来るんだとか。
前に担当した方は私に暴力を奮ったのでちょっと反抗してトラウマを植え付けてやったら壊れてしまった。
あっけなくてつまらなかった。
今回の見張り番はどうでしょうか、あっけなく壊れてしまわなければいいのですけれど。
もう、抑えが効かないものですから。
「本日付で連邦矯正局見張り番配属になりました。名前は…ってうわちょ」
もはや誰でもよかった。
私はその方が独房の目の前に来るや否や扉を壊し、その方を押し倒す。
そして隠し持っていた短刀の柄で殴り掛かった。
はずだった。
「熱烈な歓迎は感謝するっすけど、女の子が急に見知らぬ人に抱きつくのはちょっとはしたないっすよ」
ぱん、と間の抜けたように場違いな打撃音が響く。
私の渾身の一打はあっさりと止められ、マウントを取っていたはずの姿勢もいつの間にか解かれて、平気な様子でそんなことを言うものだから毒気を抜かれてしまいました。
「急に転がしちゃってごめんっす。立てるっすか?」
手を差し伸べられた。腹が立つが先程はなりふり構わず襲いかかったせいで顔も名前も知らない。
癪だがそれを知ってからでも壊すのは遅くはない。そういう結論に至った私は手を取って立ち上がり、顔を見た。うわ顔が良いですわ。って違う。
「改めて、キヴォトスの外、遙かオオサカからヴァルキューレ警察学校に転校してきました。連邦矯正局見張り番の
「え、えぇ。よろしくお願いします。」
その少女には驚くことに、ヘイローがありませんでした。
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ヴァルキューレ警察学校公安局の一室。
尾刃カンナは考えていた。
新人である鳳サイカについてだ。
「戦闘IQ高水準、局地的戦闘◎、武装はカスタムされたSAA、そしてモスバーグm500。」
「学力は通常、出身はキヴォトス外部、犯罪都市オオサカ。ヘイローなし、スパイ容疑あり……」
そう、鳳サイカにはスパイ容疑がかかっていた。なにせ亜侠ひしめく犯罪都市と謳われるオオサカからの転校生。
疑うなと言われても無理な話である。
「ではあるのだが、私の鼻に引っかからない。ますます私の手元に置いておかない訳が分からない。上は何を考えて鳳サイカを矯正局へ…?」
カンナの審問官としての双眼は、彼女のことをどうしてもスパイとしては見られなかった。
サイカは世話になる場所を紹介されればその度に自ら足を運び、挨拶をする。テスト時も特に平凡でカンニングなどの様子もみられず、なんならテストまでの時間ギリギリまで試験会場への道中で見つけた迷子になった子供の機嫌を取り続けていた。
あと1分で遅れてしまってあわや失格するところだったのにも関わらずだ。
そもそも、スパイの疑いがあるのならカンナの下におけば迂闊なことは出来ない。
「はぁ、後日個人的に話す時間でも設けてみるか。百聞は一見にしかずだからな。」
考えても仕方がないと思ったカンナは、山積みになっている書類に取り掛かった。
今日も徹夜した。
先ワカ主義者の人にはすまんやでと思っている…
先生はこの小説にはあまり登場しませんが、いずれ小話でネタにするので待っててね。
以下、鳳サイカについての情報
オオサカボ〇クラーズ登録所
鳳サイカ
おおとり さいか
通り名 死なずオオトリ
性別:女
年齢:18
好きな映画:永遠の0
好きなタイプ:美形の同い年
環境値
犯罪2 生活5 恋愛1 教養4 戦闘5
天分値
肉体5 精神8
戦闘力15
反応力8
攻撃力6
破壊力1
性業値5
武器
SAA(シングル・アクション・アーミー)
モスバーグm500
異能/代償
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