ハイスクールD×D〜悪魔な2人の仮面ライダー〜   作:エルドラス

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第一章最終回です。
いつも通りの駄文です。


入部と転校、そして…

二人が悪魔に転生した次の日の朝、朱乃からの電話を貰い、大事な話があると駒王学園旧校舎の中にあるオカルト研究部の部室に来るよう言われた。

 

「ここがオカルト研究部か…」

 

「急なこいと言っていましたが…すみませーん、誰かいらっしゃいませんかー」

 

二人は恐る恐る扉を開けて中に入る。

 

すると部室の奥のシャワーカーテンが開き、バスタオル一枚姿のリアスと朱乃が出てくる。

 

「な⁉︎」

 

「いらっしゃい二人共、ちょっとシャワーを浴びてたの。ごめんなさいね」

 

「いやいや、朝っぱらからの眼福サンキュグギャッ!」

 

二人をガン見していたネクスは真に横腹を思いっきり殴られる。

 

「いってぇ!何すんだ真!」

 

「何すんだじゃ無いですよ!ガン見とかハレンチ過ぎますよ!」

 

因みに真はリアス達を見ない様に目を手で覆い隠している。

 

「あらあら、ネクスさんと違って真さんは初なんですね」

 

朱乃はうふふと笑っていたが、真は赤面しながら悶えていた。

 

 

 

 

 

「んで、話ってなんだよ」

 

その後、真とネクスは一度部屋を出て、リアスと朱乃が着替え終わってから部屋に入った。

 

「えぇ。貴方達は昨夜、私の眷属になった。それは勿論分かってるわよね?」

 

「えぇ、まぁ」

 

「ちゃんと覚えてるけど?」

 

「じゃあ単刀直入に言うわね。…明日から貴方達はアーシアと共に、この学園に通ってもらう事になったわ。オカルト研究部にも入部済みよ」

 

「「……は???」」

 

二人から出たのはその一言だけだった。

 

「このオカルト研究部、実は私達悪魔の集まりなの。もちろんイッセーも入部してもらったわ。眷属になったのに、貴方達だけメンバーじゃないのは不自然でしょ?」

 

「良かったですわね。お二人とも明日からこの学園に通えますよ?」

 

笑顔で話すリアスと朱乃だが、いきなりすぎることにネクスは講義の声を上げる。

 

「いやいやいや!おかしいだろ!俺っち達はバウンティハンターなんだぞ!学校なんか通ってたら稼ぎがはっちまうだろうが!なぁ真!」

 

ネクスは真に度合いを求めるが、真から出たのは意外な答えだった。

 

「分かりました。その申し出、謹んでお受けいたします」

 

「はぁ⁉︎真お前何言ってんだ⁉︎」

 

「ネクス、私達2人はリアス様の眷属になったんですよ。眷属になった以上ある程度の命令は聞き入れるべきです。それに教会で私達アーシアさんに言ったじゃ無いですか」

 

「教会?……あ!」

 

そしてネクスは思い出した。

 

『俺っちも真も一誠と同じ学校に通う!アーシア!だから!』

 

「……あーそう言えばそんなこと言ったわー」

 

「そうでしょう。なら、私達は学園に通うべきです」

 

「うぐぐ…はぁ、しゃあねぇ!言っちまったもんは仕方ねぇな!通うぜ、この学園に」

 

「そう、それならよかったわ」

 

「うふふ、また賑やかになりますわね」

 

そしてネクスがふと思ったことを口にした。

 

「そういえばさ、チェスの駒と同じだけ『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』があるんだよな?つまり、俺っちや真や一誠の他にも『兵士(ポーン)』があと5人存在出来るって事になるよな。やっぱりいずれは『兵士(ポーン)』を増やすのか?」

 

ネクスの質問にリアスは首を横に振った

 

「いえ、私の『兵士(ポーン)』はイッセーと真とネクスだけよ」

 

「私達だけ…ですか?」

 

「えぇ、人間を悪魔へ転生させる時、『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』を用いるのだけれど、その時に転生者の能力次第で駒を通常よりも多く消費しなくてはいけなくなるの。つまり、イッセーに6つ、真とネクスに1つずつ使って『兵士(ポーン)』の駒を全部使用してしまったから、これ以上『兵士(ポーン)』を増やせないわ」

 

「マジか!?つーかイッセーが『兵士(ポーン)』6ぅ!?俺っち達は童貞一誠よりも価値が下なのかぁ!?」

 

「言い方言い方」

 

ネクスにとってはとてもショックだったのだろう。

 

「一誠より価値が下………一誠より価値が下………童貞に負けた………童貞に負けた………」

 

「最低ですよ私の相棒」

 

打ちのめされたネクスは、壊れたラジオみたいに何度も繰り返し言い、真は呆れていた。

 

「相当ショックみたいですわね」

 

「仕方無いわ。イッセーは至高の神器(セイクリッド・ギア)と呼ばれる『神滅具(ロンギヌス)』の1つ、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』を宿していたから、『兵士ポーン』の駒を6つ消費するしかなかったの。他の駒では転生出来なかったのよ」

 

「な、なるほど…………」

 

「そう言うことでしたか…」

 

「そんな訳で、改めてよろしく。真、ネクス」

 

「よろしくお願いしますね。真さん、ネクスさん」

 

「えぇ、よろしくお願いします」

 

「あ、あぁ…よろしく」

 

こうして二人の学園生活は始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、この私が撤退することになるとは…」

 

とある場所にて、秋風は一誠にやられた傷をさすっていた。

 

「全くだよ。あんな雑魚に負けるなんてデッドマンズの恥もいいところだよ」

 

そんな秋風に話しかけたのは、レインコートの様な白フードを頭に被り、折り畳まれた傘のような金色の持ち手が特徴的な杖を持った頭部と首元から計4本の角が生えている怪物だった。

 

「…『オルテカ』、態々笑いに来たのですか?」

 

「キヒャヒャヒャヒャ!そうに決まってんじゃんダッサイなぁ」

 

『オルテカ』と呼ばれたギフテクスは、ケラケラと秋風を笑っていた。

 

「オルテカ、仲間を笑うのはやめなさい」

 

すると、今度は別の怪物が現れた。

 

下半身は茶色い毛が大量に生えた獣の様になっており、上半身は白衣の様に白く、胸の部分には両腕がクロス状に重なっている、まるで『魔女』の様な見た目をした怪物だった。

 

「なんだよ『エラドゥーラ』、来てたんだ」

 

「当たり前でしょう。さて秋風、貴方がそこまでやられる存在、まさかとは思いますが…」

 

「あぁ間違いない、『リバイス』だ」

 

その名を聞いたオルテカは再び爆笑した。

 

「ゲヒャヒャヒャヒャヒャ!マジでぇ!本当に完成してたんだぁ。あの人間もやるねぇ」

 

「…例えその力が多岐に渡ろうとも、我々の目的は一つ……ギフ様をこの世界に甦らせること!」

 

そして三人は声を合わせる。

 

「「「グラシアス!デッドマンズ!」」」




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