ハイスクールD×D〜悪魔な2人の仮面ライダー〜 作:エルドラス
「合宿?」
「そう、明日から10日間山籠りで修行しに行くんだ。だから、お前らはその間留守番って事」
ネクスと真からレーティングゲームと合宿の話を聞いた堕天使四人組。
その内の三人…酒を飲むレイナーレ、風呂から上がったカラワーナ、足をパタパタするミッテルトは何故か不満そうだった。
「その間、うちらはどうすれば良いの〜?」
「?そんなのお前らだけで生活すれば良いだけの話だろ?」
「食事や酒の用意は?」
「それもお前らが」
「ネクス、私達が家事なんて仕事、やると思ってる?」
「ドーナシークさんがいるじゃ無いですか」
「ドーナシークは仕事で三日間は帰ってこないわよ」
「じゃあどうすんだよ?」
ネクスがそう言うと、レイナーレは嫌な笑みを浮かべながらボンテージを脱ぎ捨て、ある人物の格好をする。
それはレイナーレの仮の姿、
「っ?何の真似だ?」
「決まってるじゃない。その合宿に勝手に参加するの。食事の用意担当がいない生活なんて真っ平だわ」
「そうだな。最近は目ぼしい賞金首を見ないから丁度良い」
「やっほぅ♪タダ飯食い放題〜♪」
「絶対最後のが本音ですよね?」
「テメェらなぁ………まぁ、電話してリアス部長に聞いてみるか。却下されたら余計な荷物が減るだけだしな」
「まぁそれもそうですね」
その後、リアスに電話してみたら「二人が監視役なら大丈夫そうね」と、堕天使三人組の同伴が認められたのだった。
「ひー……ひー………」
「ほらイッセー、早くなさい。真とネクスはは私達よりずっと先にいるのよ」
現在、一誠は巨大なリュックを背負わされ、両肩に荷物をかけて山を登っていた。
行く時も修行の一環と言う物だろう。
「待てコラ堕天使!飛ぶなんてズリぃぞ!1個ぐらい荷物持て!」
「嫌よ。そんな汗臭い事やりたくないもの」
そう言って黒い翼を羽ばたかせながら山を登る堕天使三人組と、それを追い掛ける真とネクス。
彼等も一誠と同じ様に巨大なリュックを背負っているが、現役バウンティハンターなので体力は一誠よりあるのでそこまで苦では無さそうだった。
「俺、頂上に着く前に死ぬかも………」
そんな一誠の声は虚しく辺りに響くのだった。
レッスン1、木場祐斗との剣術修行
バシィバシィッ!ガッ!バシィンッ!
真と祐斗が互いの木刀で打ち合っている。
祐斗は元々剣の才能に秀でており、真もバウンティハンターでの実戦経験で剣の扱いはお手の物だ。
一誠は自分との実力差に唖然としていた。
「やっぱり凄いね、真くん!」
「祐斗さんもなかなかの剣捌きですね」
ザッ!
すると次の瞬間、真が木刀で地面を抉り土を飛ばし、祐斗が気を取られた隙に喉元へ切っ先を突きつけた。
「参りました」
悔しくてもにこやかに木刀を下ろし、頭を下げる祐斗。
「申し訳ございません。ですがこういうやり方もしてくるんじゃないかと思ってやってみました。こういう戦い方をする者は多くいますから、使う使わないは別として、こういう戦法もあると覚えておいた方が良いかもしれません」
「そうだね。参考にさせてもらうよ」
新は一誠に木刀を渡して堕天使三人組のところへ
「お疲れマコト〜」
「流石悪魔ね。やる事が汚いわ」
「おいおい、少なくとも真はお前らよりマシだ。それより、ちゃんとタオルと飲み物用意しとけよ」
「分かっている」
真がドリンクを飲み干す中、一誠は祐斗に何度も打ちのめされていた。
レッスン2、姫島朱乃との魔力修行
「そうじゃないのよ。魔力は体全体を覆うオーラから流れるように集めるのです。意識を集中させて、魔力の波動を感じるのです」
そうして丁寧な説明を受けているが、一誠の手には全く魔力が集まらない。
作り出せるとしても米粒程度だった。
それに比べて、隣のアーシアは大きな緑色の魔力を手のひらに出現させ、真はピンク色の、ネクスは黒と水色が混ざった大きな魔力を出現させていた。
「マコトとネクス凄いね〜」
「変身してないと炎や氷を作れないのが難点ですけどね」
「私達の光には遠く及ばないわね」
「喧しいな」
この後も一誠だけが魔力をうまく作れなかったが、途中で何やら凄い事を思い付き、朱乃に耳打ちしていた
ネクスはその様子を見ながら、魔力を増大させようとして爆発させてしまった(被害はネクスと近くにいて巻き添えを食らった真のみ)
レッスン3、塔城小猫との組手
「ぬががあああああ!」
ドンッ!ズルズルズル………
一誠が本日10回目の巨木とのハグに成功し、組手を見ていたネクスと堕天使達は皆大爆笑。
真は包帯の準備をしていた。
「………弱っ」
「は〜い!小猫からキツい一言頂きました〜っ!」
「アハハハハハハッ!おっかしい!よっぽどその木が好きなのね!」
「もううち、お腹痛過ぎてヤバイ〜!」
「笑ってやるなミッテルト……!あれでも必死なんだろう………プククッ!」
小猫は見掛けによらず、立ち技、寝技、色んな格闘技を使いこなす為、素人の一誠ではまず当てるだけでも難しいだろう。
更に小柄な体格を活かした俊敏性も備わっているので、普通に強い。
「………打撃は体の中心線を狙って、的確かつ抉り込むように打つんです。では次、ネクス先輩」
腕を振り回す小猫の呼び掛けに応じるネクス。
二人は静かに構えを取る。
ビュッ!ビシッ!
ネクスが素早く動いて拳を当てようとするも、小猫の手に阻まれる。
しかし、小猫も拳を鳩尾に入れようとするが、ネクスは掌で止める。
そこから激しい拳と蹴りの合戦が始まり、しばらくして距離を取る。
「………ネクス先輩。ただのドスケベじゃないんですね。強いです」
「当たり前よ。そう言う小猫も強かったぜ」
小猫との組手は更に続き、真もそれなりに戦え、一誠は組手途中で三回ほど死にかけたとか。
レッスン4、リアス・グレモリーとの修行
「イッセー!気張るのよー!」
「おおっス!ハヒー……ハヒー……」
真とネクスと一誠は背中に岩を括り付け、険しい山道を何度も往復していた。
しかも真とネクスは一誠より体力があるので、岩の大きさは三倍だ。
それを何十往復ともなると、流石の真とネクスも疲弊の色が出てくる。
「はぁ……はぁ……ま、まだ往復しないと……いけないの…ですか……?」
「貴方達二人の基礎体力はイッセーを大幅に上回っているから、イッセーと同じメニューじゃダメよ。さ、もう一個岩を乗せてあげる。あと十往復したら次は腕立て三百回よ」
「三百か。それぐらいなら何とか」
「なりそうですね」
「二人は千回よ」
「そんなぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!」
「ぬがぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!」
二人の悲痛な叫びは山全体に響き渡り、堕天使三人組は腕立ての間、ネクスの上に乗っかってずっと笑っていたらしい。
そうしてあっという間に10日間経ち、レーティングゲーム決戦当日を迎えた。
本当ならゲノムチェンジの修行も書きたかったのですが、どうしてもアイディアが思い付かず書けませんでした。
一応修行はしましたので、レーティングゲーム中に見せる予定です。
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