ロリ程危険な存在はいない 作:祝福
※ストーリーの関わりが無い部分はスキップしていたりする場合が多々あります
※ウェルチアース飲みてぇ……あ、待って連れてかないで
※ランキング入りしててハゲかけました。お前(に)ウェルチアースだよ……
※皆で一緒に飲もうよ。行くよー?
※飲まねーよハゲ
※……今回は短めですが、掲示板形式を投稿するのに必要な、公開情報となります。
その為のタグ追加。後、その為のストーリー圧縮タイミング
※一部タグを追加しました
これは、夢だ
誰かの夢だ
白い鳥が居た
腹の辺りが赤いが、普通の鳥だろうか
私に付いてこいというのか
暗い
暗い
黒い
何処だここは
長い
だが、ちゃんとした鳥が居た
天秤を持っている
……私に向けている
傾かない事を不思議に思っているようだ
私には効いてない?それとも対象じゃない?
付いてこいと首を振る白い鳥
大人しく着いていこう
ランプを持った鳥が居た
こちらに向けてランプが振るわれ──
あ、きれい
まってとりさん。おいてかないで
まっくろいとびら?
みんないっちゃう
まって
おいてかないで──
It's the monster! Big terrible monster lives in the dark, black forest!
大きな怪物が、こちらを観ていた
目
みていた
怪物
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
アコが勝手にやらかした
アビドスに風紀委員を動かしたのだ
何をやっているんだ……
パトロール中、チナツから入った連絡でわかった事だが、目的は先生だそうだ
引き入れたいが故に、便利屋をダシにして小隊を動かしたとの事
……仕方ない
ヒナ先輩にも連絡をしよう
こっちで済ませると
アビドス自治区
電車も碌に通らないようで、数時間に1本来るぐらいの過疎っぷりだ
だが、ゲヘナの端からも電車が出てるので、時間さえ間に合えば乗って行く事もできるだろう
そんな都合良く来るわけもない
回答は単純明快だ。神秘を練り上げ、
駅員に一言言い、ホームを降りて線路でクラウチング
3
終わったらヒナ先輩と一緒にラーメンでも食いに行こう
2
後でリードもつけなければならないな、アコ
1
速攻で片付ける
0
音が消えた
跡も消えた
砂埃だけが、そこに残った
その後に起きた突風により砂や砂利が巻き上げられ、駅のホームを汚したのだった
アビドス自治区
砲撃によって柴関ラーメンの一部が破壊され、それに対して便利屋68とアビドス生が怒り、どんどん出てくるゲヘナ生を迎撃していた
「なんでウチらを狙うのよ!?」
「私だって知りたいわ!!」
便利屋68の陸八魔アルは、この状況に
(もしかして私らを狙ってる?)
と頭の片隅で想いながらも、狙撃で前衛にいるセリカを援護する
「キリが無い……っ」
後方で指示を出している先生は、状況が芳しく無いのを理解していた
連邦生徒会からの伝達で、カイザーが狙ってくる可能性がある事は理解できた
だが、ゲヘナが攻めてくる理由が分からない
アヤネ共にドローンでの映像や音声から情報を得ようとしても、アル達を捕らえる音声しか聴き取れない
「ノノミ先輩、セリカちゃん弾切れです!」
「最悪なパターンになった!」
便利屋達も弾切れになり、アルが殿をしようと前に出た
その時だった
「犬風情が……」
歩道橋が崩れ、ゲヘナの部隊が足を止めた
『な、何が……』
「不遜であろう!!」
突如戦車の砲台がへし折れ、車体に穴が空き、右のキャタピラが弾け飛んだ
「な、なんでここに……」
「誰かが勝手に動かしたからに決まっている」
崩れた歩道橋の瓦礫の上に居たのは
「犬……後で躾てもらうが良い」
天釣エンジェ。風紀委員副委員長の姿がそこにあった
逃げ惑うゲヘナ生
機動力を失った戦車は、鎮座したまま動かなくなっていた
「さて、犬……」
『は、はぁい!?』
嘗てない程の怒気を孕んだ声色に身が竦み、この場にいる全員は怖気が奔った
「後で話がある。……理由は、わかっているな?」
『……』
ホログラム越しでもわかるぐらいに震え上がったアコを少し哀れに想いながらも、先生は前に出てきた
「ありがとう。えーっと……」
「身内の恥です。気にしなくて良いですよ」
『アッーーー!!委員長、待ってください!!いだだだだだだ!?』
『足らないようね。後で道具を増やしてもらおうかしら』
『そこは抓らないでだだだ!?』
『……あら、切り忘れてたのね』
『こ、公開されてた!?』
慌てる様に消えたホログラムを観てた先生は、水色の髪の生徒に名前を尋ねた
「私は天釣エンジェ。ゲヘナの風紀委員会の副委員長。初めまして、シャーレの先生」
先程とは打って変わって、物静かな雰囲気を漂わせた少女となっていた
(何か違和感がある)
それよりも、聞きたいことがあった先生は、何故ここを襲撃したのかと聞いた
「あの犬が先生をゲヘナらしいやり方で引き入れようとしてた。修理や修繕費は犬……風紀委員が持つ。迷惑を掛けた」
キャタピラが直された戦車も撤退していき、残ったのはエンジェと先生だけになった
「君は……本当にゲヘナ生?」
疑問に思った事を口にした。その瞬間
真っ暗な森にいた
目の前にいたはずのエンジェの所に、大きな化け物が───
ミタナ?
「冗談ですよ」
「──────────え?」
耳元で聞こえた囁きによって意識が戻り、辺りを見渡す
アビドスだ
目の前にいるのは、エンジェだ
「───なんでもない、よ」
何とか外面を取り繕うが、それを見たエンジェがほくそ笑む
「では、また会いましょう?」
そう言って、エンジェも離れていった
その日の夜、あの森の事が脳裏に焼き付いて、中々寝れなかった先生であった
「はっ!?」
何かを覗いた
……何を覗いた?
夢で良かった
アレはなんだったんだ?
怪談ではない、完全に別の何かだ
……いきなり出てきて、驚かせるだけ驚かせて終わり……なのか?
確か、夜の森、腹が赤い白い鳥、天秤を持った鳥、灯りを持った鳥……だったか?
黒い扉?
……これは、一体誰の未来なんだ?
誰の夢なんだ?
──水を飲もう
日が射し始めた窓を見た
紅茶の気分ではない。飲んだら吐きそうだ
彼女について、もっと調べなければ
条約を円滑に進めるには、彼女の事が1番の壁となり得る
幾ら何でも、矯正局から出れない奴らは一体何をしたら彼女がああなるんだ?
天釣エンジェ
我らトリニティの罪が具現化したような存在
黄昏の悪魔へと堕天した、助けられなかった存在
ああ、赦してくれ
無力な私を赦してくれ
ゴミ捨て場で見た貴女を
ただただ、夢で眺める事しか出来なかった私を──
赦しt「驕?逶ョ縺九i隕九※縺ヲ菴輔b縺励↑縺?・エ繧峨?蜉帙↑繧薙※螳帙↓縺ァ縺阪↑縺」
──神様
彼女はどうやら、私達を赦してくれそうにないようd「驕?逶ョ縺九i隕九※縺ヲ菴輔b縺励↑縺?・エ繧峨?蜉帙↑繧薙※螳帙↓縺ァ縺阪↑縺」
沈む
沈む
沈む
「驕?逶ョ縺九i隕九※縺ヲ菴輔b縺励↑縺?・エ繧峨?蜉帙↑繧薙※螳帙↓縺ァ縺阪↑縺」
場面が変わる
──雨だ
雨だ
顔に降り積もる、赤い
え?赤い雨?
それに、ここは何処だ?
赤から、無色になった
「縺昴s縺ェ縺ォ谿コ縺鈴℃縺弱k縺ィ、縺ェ縺ォ縺後↑繧薙□縺九o縺九i縺ェ縺上↑繧九◇!」
黒い誰かが、ピアノを壊した
血の雨を降らした
謗呈ーエ貅で、豁サ菴が豬ョ縺?※いた
場面が変わる
「蜈ィ縺ヲ、謇区叛縺わ」
誰かが、本を手放した
明るい光
それを
黒い何かが譁ャ繧頑ョコ縺励◆
場面が変わる
変わる
変わる
「友達として、ね」
砂漠のような、荒地のような
見下ろして、黒い何かと歩く
……エンジェ?
違う
違う
違う違う違う違う違う違う違う!!
アレはエンジェじゃない!!
明らかに違うだろう!!なんでエンジェと思ったんだ私は!!
アレはエンジェでは──
場面が変わる
ああ──
ある人の形をした何かが、本を読んでいた
「見つからない」
「見つからない」
「この中には無いの?」
──本の山だ
「なら、集めましょう」
エンジェに似たなにかが、そう呟いた
───ぁ
「覗き見は関心しないな」
横から何かに掴まれて、投げられた
「──は!?」
「……なんだったんだ、一体」
「……だが、わかった」
「彼女は、わかってたんだ」
「
「だから──」
「──それ以上は野暮って物だよ」
聞き覚えのある声だ
「……わかってる。いつかは戻るかもって皆思ってるんだ」
「その表情を見るに、可能性は無いって事かな」
「……戻ったら、それこそ終わりが来る」
「だよねー」
誰もいない院内を通り過ぎる
「手掛かり、資料、そして正実の判断。不可解が多すぎる」
「正実の方は全体の意志決定で話が付いたじゃんね」
「それだけじゃないだろう。だって──」
「……うん」
3階のある病室の扉を開ける
病室には、黒い羽が散乱していた
「君が圧力を掛けて退かせたんだろう?」
「ミカ」
空いた窓から入る風で舞い上がる黒い羽
困り顔で微笑む彼女は、悲しげな目で窓を見た
「助けたかったんだけど、あれが一番かなって」
「……相談ぐらいしてくれ!」
つい声を荒らげてしまった
「……あの子はね、見てるだけの人は嫌いって言ってたんだ」
「そう、か……」
その場で座り、ミカを見上げた
「この案件は……」
「……だね」
2人揃って、口に出した
「「結ぶ事は出来ない」」
(──ナギサ)
(クリア出来ないとわかっても、挑むのか)