SCP財団 ハーメルン支部   作:架空柿

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 気長にやっていきます


SCP-001-HM 世界は創られた

アイテム番号: SCP-001-HM

 

オブジェクトクラス: Keter/Thaumiel

 

特別収容プロトコル: 財団は全SCP-001-HMの状況を管理、SCP-001-HM-1を介して編集を行なってください。また、主要なSCP-001-HMが終了した場合、該当SCP-001-HM-2にSCP-001-HM-3を描かせます。

 

説明: SCP-001-HMは一般的に「漫画」や「ゲーム」、「アニメ」と呼称されている異世界群です。SCP-001-HMの状況は、文書やデジタル媒体(SCP-001-HM-1に指定)を介して観察することができます。SCP-001-HMは現在、██万種確認されており、そのうちの█%が編集可能状態にあります。SCP-001-HMで見られる人物や生物はSCP-001-HM-aに指定されます。また、SCP-001-HM-1とは別に、SCP-001-HMの世界観をより詳しく描いた、所謂「スピンオフ」であるSCP-001-HM-3も存在しています。

 

SCP-001-HMは主に二つの異常性が存在します。SCP-001-HMが編集可能状態にある場合、SCP-001-HMの作成者(SCP-001-HM-2に指定)はSCP-001-HMの全ての事象を操作することができます。また、SCP-001-HMには、以下の手順を踏むことによって侵入することができます。

 

1. 任意のSCP-001-HM(以下、対象と呼称)に登場するキャラクター、及びそれらのセリフを完璧に暗記する。

2. 対象が記録されたいずれかの媒体を焼却する。

3. 対象のセリフを全て暗唱する。

 

以上を行うことで、被験者は消失、対象内へと移転します。また、現実世界への帰還も同様の行動を行うことで可能です。

 

もし上記の手順を失敗した場合、対象の作品の長期休載、もしくは強制的な連載の終了という結果に終わります。

 

インシテンド-1: 2015/██/█、SCP-001-HM-01-██████の最終巻より、一体のSCP-001-HM-aが出現しました。対象に同書を読んでいる状態で出現しました。財団はSCP-001-HM-aを対象にインタビューを実施しました。

 

インタビュアー: 篠原博士

対象: SCP-001-HM-a

 

〈記録開始〉

 

篠原博士: 本日はインタビューよろしくお願いします。

 

SCP-001-HM-a: あぁ? 何でこの俺がこんなことしなくちゃいけねぇんだ? ただ漫画読んでだだけなのによ

 

篠原博士: それが問題なのです。その漫画のタイトルを教えてください。

 

SCP-001-HM-a: あ? 『こちら葛飾区亀有前公園派出所』つう漫画なんだけど、何か俺に似てるやつがいてよ。

 

篠原博士: で、どうやって読んでましたか?

 

SCP-001-HM-a: どうやって……そりゃ、音読だろ

 

篠原博士: ……そうですよね。では、質問を変えます。あなた、何か脳内に直接語られたことはありますか?

 

SCP-001-HM-a: ねえな。それにどんな意味があるんだ?

 

篠原博士: いえ、あなたのような人は過去にもいましたが、いずれもこの質問に「はい」を答えるので。

 

SCP-001-HM-a: ま、俺は自由だ。勝手にやらせてもらう。

 

〈記録終了〉

 

 インタビュー終了後、財団は対象に侵入手順を行わせ、SCP-001-HM-01-██████に帰らせました。

 

補遺: インシテンド-1終了後、SCP-001-HM-a出現イベントが増加しました。関係性は不明です。




 いやぁ…………むっず。あとこち亀未履修ですので……お許しを
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