アイテム番号: SCP-2162-HM
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2162-HMは中脅威人型収容セルに収容されています。食事は一般的な成人男性と同じものが提供されますが、いかなる場合も、砂糖は生命活動に支障来さない最低量のみが使用されます。また、SCP-2162-HMの半径十m以内の範囲には菓子類(特にチョコレート)、ミカン(Citrus)、リンゴ(Malus)を持ち込まないでください。
もしSCP-2162-HM-1が発生した場合、対象を調査、検査の後、SCP-2162-HMへと提供します。
説明: SCP-2162-HMは日本人の二十代男性です。SCP-2162-HMは一般的な生物に関する知識が欠落しており、ヒトや料理、一部生物を除き、それら生物を認識することもできないと推測されています。
SCP-2162-HMは半径十m以内に存在する食料及び物体を未知の生命体(以降、SCP-2162-HM-1と呼称)へと変換します。SCP-2162-HM-1は共通して既知の生物との共通点を多数有していますが、異常性を有する種も存在します。また、この変換に於いて、チョコレートの変換先は多様であり、現在も調査が続けられています。
SCP-2162-HMはSCP-2162-HM-1の認識は可能であり、通常の食事と比べ、かなり好意的に食します。特筆すべき点として、SCP-2162-HMはSCP-2162-HM-1食事とする場合、未知の気体を吹き掛け、その後に調理を行います。
補遺: 以下はSCP-2162-HM-1の個体例です。
| 和名及び学名 | 概要 |
|---|---|
| ココアドリ(Theobroma ovum) | 現在カカオから変異した卵のみを確認。生体は不明。 |
| ニホンショウユバチ(Apis cerana inorganic) | 醤油さし、若しくはナットから変異、無機質から変異する稀有な例の一つです。花粉の代わりに醤油を収集します。 |
| ミカンパンカニ(Citrus coenobita) | 放置されたミカンより変異。コロネを宿主としています。 |
| 実験体γ | 【データ削除済み】 |
補遺-2: 20/██/██/██、SCP-2162-HMを対象としたインタビューが行われました。以下はその記録です。
| 対象:SCP-2162-HM インタビュアー:██博士
記録開始 ────────────────────────────── SCP-2162-HM: お久し振りです。██様。本日はどのようなご案件で?
██博士: 今日は貴方にとある質問をしに来ました。単刀直入に聞きますが、貴方のその奇怪な特技はどのようにして習得されましたか?
SCP-2162-HM: あぁ、食材達ですか。あれは単なる食への探求心の結果です。お気になさらず
██博士: 具体的に、どのような研鑽を積まれたのでしょうか?
SCP-2162-HM: いや何、ただ食を思い続ければ食材達もそれに答えます。愛です。愛ですよ██博士
██博士: 愛……愛しているのなら何故食するのでしょう?
SCP-2162-HM: そりゃあ、食べてあげなければ失礼でしょう
██博士: ……言葉を汚くしてしまいますが……
SCP-2162-HM: やはり、分かってもらえませんか |