スパイダーマンとして転生したのにヒーローもヴィランも全くいない世界とは聞いてないよ神様!?   作:佐久間有限

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早速お気に入りのキャラクター登場します!


第2話

スパイダーマンとして活動して数ヶ月が経った頃。ボクはとある事をサポートAIマーベルに頼んでいた。

 

 

「発見した!?日本で!?」

 

『名前と外見から99.8%の確率で同一人物だと思われます』

 

「試しに頼んだら…いたのか」

 

 

見つかった相手はグウェン・ステイシー。アメスパシリーズやスパイダーバースの世界でスパイダーマンのヒロイン役だ。この世界にいるのなら1度見てみたいと思っていたので探してもらうと本当にいた。しかも日本にいる。

 

 

『語学留学の為に日本にやって来たようです。現住所や通っている大学、バイト先はこちらです』

 

「こんなプライベートな事まで聞いて罰当たりにならないといいな…」

 

 

この世界に存在してるのか、存在していたらいる国はどこかだけ調べるようにお願いしていた。そしてたら色んな情報をまとめて教えてきた。ごめんな…まだ見ぬMJ。

 

 

「しかし歩いて会える距離にはいるのか…」

 

 

ここまで判明すると逆に会いに行くのが躊躇してしまう。ただ1度は会ってみたい。別にこの世界で恋人同士になりたいとまでは思わない。面倒事に巻き込む気がするし話した事のない他人でも構わない。

 

 

『グウェン・ステイシーを1度見たいならバイト先が最適でしょう。シフトはこちらになります』

 

「勝手にシフトまで知ってしまった…」

 

 

しかし今回は使わせてもらう事にした。バイト先はホームステイ先の夫婦が営んでいるパン屋らしい。若干の緊張はしつつもパン屋がある住所まで行くと本当にグウェン・ステイシーが働いていた。

パンを買いに行って話す機会を作ってもいいと思っていたが…色々と面倒事に巻き込まれる予感がした。サポートAIマーベルによるとグウェン・ステイシーファンクラブの会というのが大学内で本人の知らない所で作られたらしい。これに少しでも関わると明らかに面倒になると思ったしグウェン・ステイシーの事は見れたので1度帰宅する事にした。

 

 

「一応グウェンの事は監視しておいて。面倒事に巻き込まれそうだったらスパイダーマンとして助けに行くから」

 

『それなら話して関係性を作った方が早いと思いますが』

 

「変な所に人間性あるな…いいんだよ。ここはヴィランいないしボクがいない方が平和に暮らせるよ」

 

 

少し見守ってる間もファンクラブの連中がパンを買いに来ているのを目撃している。ボクは一応見た目は良いのでグウェンと話して仲良くなったら確実に面倒事に巻き込まれる。今はスパイダーマンとしての活動を頑張っていくつもりなんだ。

 

 

「とりあえず家に戻るよ」

 

『了解しました。グウェン・ステイシーが面倒事に巻き込まれたら報告します』

 

「報告されない事を祈っておくよ…」

 

 

家に帰宅する間にもう1人監視を頼んでいる相手の報告がサポートAIマーベルから聞かされた。

 

 

『本当に接触するようです』

 

「本当に接触するとは思わなかった」

 

 

女神様からメールが送られてきた時に気になっていた事があった。ボクのお気に入りのキャラクターが存在すると。試しにサポートAIマーベルに調べてもらうと数件…いや数十件ヒットした。

 

 

「とりあえず盗聴とカメラのハッキング開始だ」

 

『了解しました。盗聴とカメラのハッキングを開始します』

 

 

スパイダーマンのスーツに着替えビルの屋上で緊張気味に待っていると見覚えのある顔がやってきた。それは竹内警部だ。疲れた顔をしているなぁ…と思いつつ原因は確実にボク。スパイダーマンを辞める気はないしごめんね〜と思っていると待ち望んでいた相手がやってきた。

 

 

「久しぶりだな、竹内」

 

「そっちも久しぶりの日本じゃないか?ICPOに出向中の銭形幸一殿?」

 

「確かにそうだ。ルパンが盗みに入ると予告すらなら俺はどこにだって行く!」

 

 

この世界にはルパン一味と銭形警部が存在していた。まぁ歩く死神もいるんだけど今は会いたくない。会ったら確実に怪しまれる自信しかない。

 

 

「相変わらず元気だな…俺は最近疲れてるよ」

 

「例の蜘蛛男か?」

 

「特別指令を受けたのを後悔してるよ。お前は凄いやつなんだな」

 

「そんな褒めてくれるな。竹内に褒められたら背中が痒くなっちまう」

 

 

この2人は警察学校時代の同期らしく親友という間柄だ。もちろん銭形警部の姿はすぐに見れるが竹内警部とどんな話をするか気になったのでここまで機会を待っていた。そんな中で存在を確認していたルパン三世が日本で盗みの予告した事を聞きつけ2人は会う可能性が高いと予測して本当に会ってくれた。

 

 

「蜘蛛男は本当に現れると思うか?」

 

「俺の予測では絶対来る!俺達でルパン、蜘蛛男を逮捕してやろうじゃないか!」

 

「銭形がいるなら鬼に金棒だよ…頑張るか」

 

 

どうやらボクがルパン三世を捕まえると踏んでいるらしい。別に捕まえる気なんて1ミリも無いが…会って話すくらいしたいな。もし話せたら緊張で噛んじゃいそだわ。

 

 

「今から心臓バクバクしてる…。あ、盗聴とハッキングやめていいよ」

 

『了解しました。それと、後ろを警戒した方がいいと警告しておきます』

 

「ん?後ろ…って………え?」

 

 

そこに赤色のジャケットを着た見覚えのある男がいた。

 

 

「よ〜蜘蛛男…いや、スパイダーマン?」

 

 

ひぇ〜〜〜!?!?ルパン三世!?!?




ルパン三世含めたルパン一味を絡ませたかった!
今後は歩く死神も含めてスパイダーマンと絡んでいく予定です!
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