青春を守る悪魔の翼   作:蒼野春

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気分はまだまだ初投稿
というか一話あたり何文字くらいにすればいいんですかね?
1500とか?


人間が飛ぶには10mの翼が必要らしい。デカくね?

「お〜い、黒猫のおじさ〜ん!」

「だからおじさんじゃなくてお兄さんって呼べって言ってるだろ、ヴィネちゃん」

どうも皆さん、阿慈谷ヒフミです。今私は、ヴィネさんと一緒にブラックマーケットのお店に来ています。

ここ、見た感じは武器を売ってる店みたいですけど、いったい何をするんでしょうか?

「いやでもおじさんはもう結構おじさんじゃない?」

「失礼な、これでもまだ30ちょっとだぞ。で?今日は何の用なんだ?見覚えのねぇ嬢ちゃんと一緒だけどよ」

「あ、この子はヒフミちゃんだよ」

「ど、どうも。トリニティ総合学園の阿慈谷ヒフミです」ペコリ

「ほぉ、あのお嬢様学校の生徒さんがブラックマーケットに来るとは珍しいな」

「今捜し物してるんだけどさ、おじさんはこれ知ってる?」

そう言ってヴィネさんはペロロ様のフィギュアの画像を見せました

「おぉ、確かに最近見た気がするな」

「料金は1万でいい?」

「ヴィネちゃんにはいつも世話になってるからな、2万でいいぜ」

「そういう台詞は普通値下げするときに言うんだよ?まぁいいけどさ」

「え?」

そう言ってヴィネさんは黒猫のおじさん…もとい、お兄さんに2万円渡しました。

「毎度あり、そいつはオークションに出される物の中にあったはずだぜ」

「そのオークションはいつからあるの?」

「ちょっと待ってな、今確認する…おっ、ラッキーだな。今日の2時からだ。今が11時だから間に合うだろ」

「場所は?」

「3番区だ」

「よし、近いね。じゃあ行こっか、ヒフミちゃん」

「え、え?」

マズイです、ついていけてません

「せっかくだしお昼も食べてこっか。私ぼったくりじゃないお店知ってるから」

「あ、はい。分かりました」

よし、一度考えるのをやめましょう

「じゃあね〜おじさ〜ん!」

「だからおじさんじゃねぇって!気をつけろよ〜!」

 

 

〜〜〜

 

 

「どう?ヒフミちゃん、美味しかった?」

「はい、普段あまり縁のないものでしたけど、凄く美味しかったです」

「そっか、それならよかった!」

あの後、私とヴィネさんはヴィネさんオススメの焼きそばを食べながら談笑してました。

どうやらあのお店は情報を売ってくれるお店らしいです。

私の捜し物だから2万円は払います、と言ったら

『2万円くらい対したことないって!』

と言われて受け取って貰えませんでした。

ヴィネさん、少しいい人過ぎないでしょうか?

なんだかちょっと申し訳なくなってきました…

「とりあえず、オークション会場に向かおうか。受付も済ませとかないとだし」

「あ、分かりました」

「因みにヒフミちゃん、そのフィギュア、定価はどのくらい?」

「えぇっと…確か3万円くらいだったと思います」

「なるほど…じゃあその10倍は覚悟しないとね♪」ニコッ

「え?」

…どうやら、ブラックマーケットはとんでもないところのようです

 

 

〜〜〜

 

 

「では、今からブラックオークションを始めていきたいと思います!今日は皆さんが満足するようなお買い物ができることを心から願っております!」

「始まりましたね…!」ゴクリ

「だね、確か私達が狙ってるのは4番目だったから、一旦待とうか」

「はい…うぅっ、ドキドキしてきました…!」

「あははっ!そういう時は深呼吸だよ!」

「そ、そうですね!すぅぅっ…はぁぁっ…」

 

その後、オークションは特に問題もなく進んでいきました。

ヴィネさん曰く、オークションで出品されるものは、定価の5〜20倍の値段で取引されるものが多いらしく、フィギュア系は大体30万円前後になるとのことです。

「まぁ、もしかするとライバルがいるかもだから。あんまり当てにしないでね?」

と言っていましたが、あまり考えないことにしましょう

「お次は大人気コンテンツ!モモフレンズの顔であり主人公!あのペロロ様の1/15スケールのフィギュアです!」

「あ、来たね!」

「こちらは細部まで丁寧に作られており、まるで動くのではないかと錯覚するほど素晴らしい作りになっております!」

「なんと…!」

これは絶対に手に入れなければ…!

「こちらの商品は5万円からのスタートとさせていただきます!それでは皆様、スタートでございます!」

「8万!」

「10万!」

「15万!」

「ほら、ヒフミちゃんも早く早く!」

「さ、30万!」

「「「!!!」」」

「おおっと、ここで一気に倍額の跳ね上がりました!これはここで終わりか…!!!」

確かあのフィギュアの定価は3万円くらいだったはず、これで―

「60…いや、70万」

「っ!?」

「なななんと!!!ここでさらに跳ね上がりました!!!これは今度こそ決まったかぁ!?」

マズイです、このままでは…ですが、私はもうこれ以上お金を持ってきていません…でも…!

「これはどうやら終わりのようですね、それでは―」

 

「ちょっと待ったぁ!それなら私は100万円だすよ!!!」

 

「「「!!!????」」」

「なななななんとぉ!!!実に最初の20倍!!!とんでもない額がでてしまいました!!!」

「くっ…」

「これは流石に勝負あったか!!この商品は100万円で取引成立だぁ!!!」

「よし、私達の勝ちだね!」

「ヴィネさん100万円なんて持ってるんですか!?」

「まぁこれでも結構お金持ちでね!はい、スタッフさん。100万円どうぞ」

「す、凄い…」

「えぇっと…はい!確かに受け取りました!ではこちらが商品となります!またのご参加をスタッフ一同、心からお待ちしております!」

「うん、またね〜」

 

〜〜〜

 

「はい、どうぞ、ヒフミちゃん」

「え?」

「これ、お目当てのものでしょ?」

「いや、はい…それはそうですが…」

100万円で買ったものをそう簡単に受け取るわけには…

「お金のことなら大丈夫だから!」

「で、でも…」

「う〜ん…じゃあお金を払う代わりに私にモモフレンズの事を教えるって言うのはどうかな?」

「といいますと?」

「実はお恥ずかしい話ながらこの私、仮初ヴィネはモモフレンズについて殆ど知らないんだよね」

「な、なんですと…!?」

そんな人がいたなんて…

驚きです

「このままじゃあ皆の話についていけなくてお祖母ちゃん扱いされちゃうかもだから、ヒフミちゃんにペロロ様のこととか教えてもらいたいなって」

「成る程…そういうことならお任せ下さい!

モモフレンズの魅力の全てをお教え致します!!」

「うん、よろしく頼むね!」

「あ、じゃあモモトークのフレンドになっておいたほうがいいですね」

「確かにそうじゃん!ちょっと待っててね…はい!これが私のIDだよ!」

「分かりました…よし、これでフレンドになれたと思います」

「やったぁ!ヒフミちゃん、これからよろしくね!」

「はい!」

「じゃあもう時間も遅くなってきたし、そろそろ帰ろっか」

「あ!」

「どうしたの?」

「今、何時ですか?」

「今は…4時半くらいだね」

「…」スゥッ…

「まさか、5時までにはトリニティに戻らないといけなかったり?」

「はい…そのまさかです…」

完全に忘れてました…!

「今から走ればギリギリ間に合うでしょうか…」

「う〜ん、よければ私が運ぼっか?」

「へ?」

「よ〜し、抱っこするよ〜」

「え、うわぁっ!」

お、お姫様抱っこされちゃいました!?

「ちょっと怖いかもだけど、落としたりはしないから安心してね〜」

そう言ってヴィネさんは翼を大きく広げて…

「よっ、と!」

「うわぁあぁぁぁあぁぁあ!?」

空!私今空飛んでます!

いや、厳密に言えば飛んでいるのはヴィネさんなのですが

「5分くらいでつくと思うからちょっと我慢してね〜」

「多分無理だと思います〜〜〜!!!」

 

 

〜〜〜

 

 

「よし、到着!」

「ホントに5分でつくなんて…」

まだ少し、いやかなりフラついてますが…

「また何かあったら連絡してね!」

「あ、はい。分かりました!」

「それじゃ、またね〜!」

「はい!また今度!」

そう言ってヴィネさんは飛び去って行きました

…今更ですけど飛べる人っていたんですね

ナギサ様も飛べるのでしょうか

「…ヴィネさん、ありがとうございました」

次会うときまでにモモフレンズの魅力を伝えるための資料を用意して置かなければ!

 

 

〜〜〜

 

 

「えぇっ!?モモフレンズのぬいぐるみセットがブラックマーケットで取引されてる!?」

…どうやら、すぐにまた会うことになりそうです…

 




あれ、思ったより長くね?

ヴィネちゃん豆知識その1
ヴィネちゃんはその大きな翼と持ち前のパワーで空が飛べるぞ!
ハスミとか翼大きいし飛べないのかな…重いのかな?(失礼)
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