キャンプマキが可愛すぎてビナー君になりそうです。
いやほんとに可愛い。ニット帽子がマジでいい
「あ〜…暇だ…」
そう言いながらあたし、美甘ネルは町を歩いていた。
久しぶりの一人の休日。アスナとカリンは任務で出てるし、
アカネは部室で書類片付けてるし、手伝おうにも
『いつも任務ばかりでロクに休めてないんですから、たまにはしっかりと休んで下さい』
なんて言われたら手伝うにも手伝えないし…
かと言って別にやりたいこともねぇしな…
「休日ってどうやって過ごすんだ…?」
考えても答えは一向に出てこねぇ。
とりあえずテキトーに歩いてりゃなんか見つかるか?
そう考え、あたしはいつの間にか止まっていた足を再び動かし始めた。
まぁ、ショッピングモールに行けばなんか見つかるだろ。
買いたいものとか特にないけど――
「あ、そこのお嬢さん、ちょっといいかな?」
「……あ"?」
「私、探してる人がいるんだけどね。もしよかったら、少しだけ手伝って貰えないかな?」
「…テメェ、今なんつった?」
「え?探してる人がいるんだけどって――」
「前だ、その前」
「そこのお嬢さん、ちょっといいかな?」
「あたし、これでも3年なんだが」
「え、そうだったの!?ちっちゃいからてっきり1年生だと―」
「テメェそれバカにしてるよな!?」
「え、いやそんなつもりは――」
「人が気にしてること言いやがって!!テメェだけは許さねぇ!!」
そういって銃口を馬鹿野郎に向けて――
「死にさらせぇ!!」ババババババ
「痛い痛い痛い痛い!!!」
「ッ!?」
コイツ、頭に数発撃ちこんだのに気絶しねぇ!?
そこら辺の不良なら余裕で沈んでるんだが――
「ハッ!なんだよお前、意外と強いんじゃねぇか!」
「ちょっと待って、なんで撃つの!?」
「テメェが馬鹿にしたからだろうが!」
「ゴメンね!それはホントに謝るから!」
「謝罪の意思を見せたければあたしと闘うんだな!」
「なんでぇ!?」
「あたしの暇つぶしに付き合ってもらうぜ!」
「えぇっ!?」
「ほらほら!さっさと構えねぇとケガするぜぇ!?」
「どうしてこうなったの~!?」
〜〜〜
「ちょっと待って!ストップ!」
「あ?盛り上がってきたところじゃねぇか」
何度かやり合って(一方的に打ち込んだだけだが)分かった。
コイツは強い
「中々やるじゃねぇか。お前、名前はなんて言うんだ?」
「ゲヘナ学園所属の3年生、仮初ヴィネです!」
ゲヘナの仮初ヴィネ…確かどっかで聞いたことあるような…
「…なぁヴィネ、今暇か?」
「え?いや今人探し、いやなんでも無いですすっごく暇です」
「そうか、じゃあちょっと付き合え。」
「一体何にでございましょうか」
「あたしの暇つぶしだ。あとその気持ち悪い口調をやめろ」
「あ、うん。わかりました」
〜〜〜
「暇つぶしっていっても何するの?」
「決まってねぇ」
「えぇ…」
「お?さっきの続きでもするか?」
「よーし、ショッピングモールにでも行きますか〜!」
「なんかオススメのところでもあるのか?」
「う〜ん、とりあえずゲームセンターとか?」
「ゲームセンターか、そういえば行ったことねぇな」
「あ、そうなの?」
「まぁ、そんな時間もねぇしな」
「そうなんだね。あ、騒がしいところとか行っても大丈夫?」
「問題ねぇ」
「良かった。あそこ結構音凄いからね」
「そうなのか―」ブーッブーッ
「っと、スマン。ちょっと電話だ」
「あ、はーい」
「あーもしもし、どうした?」
『リーダー、三番区の西部の銀行に強盗が来たみたいです』
「ふぅん?」
『どうしますか?リーダーは今日は休日ということになっているので向かわなくてもよいのですが』
「だってよ、どうする?」
「もちろん行く」
「よし、そういうことだ、アカネ」
『了解です。私もすぐに合流しますので、先に行っておいてください』
「あんまり遅いと終わっちまうぞ?」
『別に私は戦闘狂じゃないのでそれでもいいですけどね』
「ハッ、じゃあまた後でな」
『はい、では』ピッ
「よしっ、じゃあ行くか」
「分かった、運んでいくから案内よろしくね」
「は?運ぶってどういう―うおぉっ!?」ガシッ
「行くよ〜!!」バサッ
「はあぁぁぁぁぁ!?」
「あ、ちょっとバタバタしないで!落ちちゃうよ‼」
「お前空飛べんのかよ!?」
「頑張れば飛べるよ!」
「マジかよ…」
クソッ普通に羨ましいぜ…
「で、どっちに行けばいい?」
「こっからだったら右方面に一直線で…あ、もうちょっと右だ」
「了解!!しっかり捕まっててね‼」
そうして、あたしの短い時間の空の旅が始まるのだった
まぁこのスピードだったら2分もかからなそうだけどな
どうも、私が2023年の終わりに先を越された作者です。
今年もいい年になるといいですね。
目標は失踪しないこと
ヴィネちゃん豆知識その4
ヴィネちゃんは凄く優しくて友達思いだか時々無意識に地雷を踏むぞ!
悪意はないんです…信じてあげて下さい…