向こうの方は不定期投稿の予定なので、こちらは可能な限り週1投稿を続けていこうと思います。
あとヒナ(ドレス)可愛すぎます。天井確定、対戦よろしくお願いします。
ドカーン!!!
チュドーン!!!
「うわぁぁぁぁぁ‼」
「また爆発だぁぁぁ!!!」
「……」
鳴り止まない爆発音と絶えず聞こえる叫び声を前に、
私、仲正イチカは頭を抑えていた。
パトロール中だった後輩たちから「怪しい集団がいる」と言われてかけつけてみれば、相手はキヴォトスでも屈指の危険な集団、温泉開発部だった
「誰か!こっちにも爆弾持ってきてくれ!」
「正義実現委員会の奴らを寄せ付けるな!」
「任せて!私のこれで一気に行くよ〜!!!」
と、奴らのリーダーらしき赤髪の人物が言ったかと思えば、彼女は何やら見慣れない武器を持ち出した。
あれは……まさか!
「皆!下がって―」
ファイヤー!!!
ボォォォォッ!!!
「火炎放射器‼」
後輩たちに逃げるよう指示しつつ、相手の武器をよく確認する。
話で聞いたことはあれど、実物を見るのは初めてだ。
そもそもトリニティには火炎放射器なんてものを使う人はいないだろう
「先輩!火の勢いが強くて近づけません!」
見てみれば、どうやら赤髪の生徒は炎を振り撒きながら前に押している。
これでは赤髪の生徒の後ろにいる他の生徒たちから一方的に爆弾を投げられてしまう
「メグさん!そろそろ準備できそうです!あともうちょっとがんばってください!」
「オッケー任せて!」
そう言って赤髪の生徒は火炎放射器の火力を更に上げた
「こんなの一体どうすればいいんすか…?」
既に正義実現委員会の主力であるツルギ先輩やハスミ先輩たちには連絡しているが、このままでは間に合うかは怪しいだろう。
でも、今のメンバーで奴らを止めるのは―
「流石に無理があるっすよ…!」
まずは一度皆を下げて牽制しなければ―
「そこまでだよ!!!」
ドカーーーン!!!
皆に指示を出そうとした時だった。
それが空から降ってきたのは
「今度は一体何っすか!?」
流石にこれ以上追加で対処しなきゃいけない相手が増えるのはNGっすよ!?
舞う土煙から目を守りながら悪態をついていると、突如目の前の煙が晴れた。
「まったく…温泉開発部のみんな!ほかの人には迷惑かけちゃだめっていつも言ってるでしょ!!!」
「…えぇ?」
「あ、ヴィネちゃん久しぶり~♪」
「久しぶり、メグ。それはそうと、今回は結構怒ってるからね?」
「だって、部長」
『怒ってると言われてもなぁ、私たちはいつものように温泉を求めて活動しているだけだぞ?』
「だとしても、それで困っちゃう人がいるんだから」
『大丈夫だ、そんな問題は全て完成した温泉が解決してくれるからな!』
「温泉はそこまで万能じゃないと思うけどなぁ…」
…
これ、いったいどういう状況っすか?
突然空から人が降ってきたと思ったらテロリスト達と普通に会話し始めてる?
いや、でも口ぶり的にどちらかというと味方側…?
『そういうヴィネはどうしてトリニティにいるんだ?正直に言うと、風紀委員長やヴィネがいないから今回の仕事は楽だと思ってたんだが』
「あー、友達に頼まれてお手伝いをちょっとね」
「なるほど!いつもの感じだね!」
「あと、言っておくけど別にトリニティも楽じゃないと思うよ?ツルギがいるし」
『ツルギ、というとあの正実のトップ、剣先ツルギのことか?』
「うん。あの子、私たちと同じくらい強いよ?」
『そうだったのか…よし、次から参考にさせてもらおう』
「…あのー、ちょっといいっすか?」
「あ、うん。どうぞ」
「一応私達正義実現委員会なんで、そこの人たちを捕まえてもいいですか?」
「あ、それなら私も手伝うよ、知り合いだし」
「だって、部長」
『よし、みんな全力で逃げてくれ!1時間後にアジトで会おう!』
「「「おうっ!」」」
「あっ!逃がさないっすよ!」
「流石カスミ、相変わらずの判断の速さだね。あ、気を付けて!多分あの子達爆弾いっぱい仕掛けてるから!」
…え?
「…そういうのはもっと早くいってほしかったっす」
「なんかごめんね?」
ドカーン!!!
そんな音を最後に、私は意識を手放したのであった
~~~
「う、うぅん…」
「あ、気が付きましたか?」
「あれ、セリナさん?どうしてここに…」
「私たちはそこにいるヴィネさんを追ってきたんです。そしたらイチカさんが倒れてて」
「あー、そうだ!温泉開発部の奴らは!?」
「それなら大丈夫ですよ、イチカ」
「あ、ハスミ先輩にツルギ先輩」
「奴らの大半はヴィネが捕まえてくれた」
「まぁ何人かには逃げられちゃったけどね」
「いえ、あなたがいてくれなければもっと被害は広がっていたでしょう。ありがとうございます」
「まぁ、困ってる人が居たら助けるのは当たり前だからね!」
「あなたは変わりませんね。今日トリニティに来ていたのも、ミネに頼まれてのことだったのでしょう?」
「あ、ハスミ知ってたの?」
「えぇ、ミネから聞いていましたから」
「なるほどね」
「え、お二人は知り合いなんですか?」
「うん、というかミネも含めて私達4人はよくカフェとかに行ったりする仲だよ!」
「そういえば、そのミネのことなのですが、一つ聞いてもいいですか?」
「ん?何?」
「最近ミネはあなたのところに行ってましたか?」
「いや、特にそんなことはないよ?」
「そうですか、どうやら彼女、最近トリニティから離れていたようでして。どうやら何かあったようなのですが」
「そうだったんだ。言ってくれたら手伝ったのに」
「私が聞いても『特に何もありませんよ』といってはぐらかすので、もし会う機会があればあなたからも聞いていただけませんか?」
「うん、了解」
「それでは私達は不良達を連れてゆきますので、イチカをお願いできますか?」
「え、私もついていくっすよ?」
「何を言っているのですか。あなたは至近距離で爆発を受けたのですよ?」
ほら、頭から血も流れてるじゃないですか、と言いながらハスミ先輩が指を差してくる
ホントだ…すでに包帯を巻かれてたから気付かなかった…
「セリナさんとハナエさんも、イチカをよろしくお願いします」
「はい!任せてください!」
「救護騎士団としてしっかりと処置させていただきます」
「じゃあ、ハスミ、ツルギ、またね!」
「はい、また会いましょう」
「あぁ、また」
「よし、それじゃあイチカちゃんを病院まで運ぼうか!」
「はい!」
「うわー、これ、入院とかになっちゃいますかね?」
「おそらくですが、入院するとしても3日程度ですむと思いますよ?」
「あー、それならまぁ大丈夫かな?」
「大丈夫って、何かあるの?」
「はい、来週ハスミ先輩が連邦生徒会のところに行くので、その時には私も復活しておかないとなぁって」
「あ、正実も行くんだね、風紀委員会もその予定だよ」
「そうなんすね、まぁどういう状態になってるのかはどこも気になりますよね」
「そうだねー、連邦生徒会長は今何してるんだろう?」
そうして、私は最近姿を見せないキヴォトスのトップのことを考えながら、3人に運ばれていくのであった
~~~
「まったく、急に飛んで行っちゃうからびっくりしましたよ」
「あはは、ごめんね?つい行かなきゃ!って思っちゃって」
イチカさんを病院まで運んだあと、私達3人はもう一度駅に向かっていました
「空を飛べるなんて、ヴィネさん凄いです!」
「まぁね!でも、ミネも似たようなことやってない?」
「まぁ…団長はどちらかというと跳びかかってるといいますか…」
「あ、確かにそうかも」
「とにかく、ヴィネさんだって危ないんですから、気を付けてくださいね?」
「はーい」
本当に思っているんでしょうか?
「にしても、温泉開発部も結構暴れてたね。これも連邦生徒会長が出てこなくなった影響なのかな?」
「連邦生徒会長さんが姿を見せなくなってから、かなり不良達が暴れ始めましたからね」
「うーん、どうにか解決できるといいけどねー…っと、駅に着いたね」
「そうですね、改めてヴィネさん、今日はありがとうございました」ペコリ
「ありがとうございました!」ガバッ
「どういたしまして!二人とも、お疲れさまでした!」
「では、また会いましょう!」
「うん!困ったことがあったらいつでも言ってね!」
そういうと、ヴィネさんはじゃあねー!と言いながら飛んで行きました。
…電車で帰るんじゃないですね
ということで次回からはついに本編時系列に到達!の予定です
プロローグ見返してこなきゃ…
ヴィネちゃん豆知識その7
ヴィネちゃんは身長174cmとかなり高いぞ!
その上スタイルも抜群なので一部ゲヘナ生の中でヴィネちゃんファンクラブが作られてるぞ!
どこぞの研究会のリーダーも会員との噂が…?