親友が英雄の転生者だった件について   作:電脳図書館

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第三話になります!他の作品の投稿もしたいんですが、せめてガイア連合に合流するところまでは一気にやりたいのでしばらくお待ち下さい。


初ボス戦

契約した『中二病の』ダイモーンのレベル上げを1時間行い俺達はダイモーンの案内で、この異界のボスがいるエリアにたどり着く。現在の霊能業界の事も向かう途中で教えて貰ったのだが・・・。

 

「戦後にヤタガラスが解体され、当時のライドウが自害して以後空席・・・だと!?あとGPが上がって来ているってマジかよ・・・」

 

「凄い顔になってますけどそんなにヤバいんです?」

「ウルトラマンで言う所の科学特捜隊が解体されて、ウルトラマンの変身者であるハヤタが自害に追い込まれて、ウルトラの星からの増援なし、対怪獣、星人のノウハウと装備がほぼ無くなっている中ウルトラマン以降のウルトラシリーズの敵怪獣、星人が続々地球に侵略に来ているという感じだ」

 

『勿論映画で登場する者達も込みだぞ』

 

「日本詰んでませんかそれ?」

「詰んでると思う。ゲッターでも駆け付けてくれんかな?」

 

『・・・まぁそれがある意味お前達なのだがな』

 

「こうなったのも全てメシア教のせいなのだ!」

「でしょうね!」

 

思った以上に世界というか日本が詰んでいることにショックを受けていると目的地に到着した。

 

「ここは?」

 

「このショッピングモールでやっている絵画展さ。そして本来の余が召喚された場所でもある」

「召喚ですか?」

 

「ああ、だが不完全な召喚だったらしく召喚直後に零落し溜め込んでいた多くのMAGが辺りに蔓延してしまった・・・それだけなら異界になることはなかったが、如何やらその蔓延したMAGに呼応して別の悪魔が召喚されそのまま余のMAGを吸収し、異界の主に足る力を得たのだ。とはいえ余は即座に撤退した為呼び出された悪魔を視認してはいないがな」

「つまりお前の強さが仇になった感じか」

 

「左様。全く強すぎるのも考え物だな」

「今はダイモーンだけどな」

 

『やれやれどれほど雑な召喚をしたのやら』

 

展示ブースに入って行くと皆『星』をテーマにした絵画を描いたようだ。

 

「テーマは『星』か」

 

「ゲームとかでもオカルトと星は縁が深いものですけど其処ら辺はどうなんです?」

 

「勿論星々はさまざまな文化圏の魔術と縁を持つが今回の場合は余の・・・いや、この話は目的を果たした後にしようか」

展示ブースの中にある特別展示室の中から漏れる悪魔の気配から目的地にたどり着いたのを感じ取る。

 

「ここが決戦の場だ。作戦は事前に立てていたものでいいかね?」

 

「というよりそれ以外対処法がないんだけどな」

 

「レベル上げした結果が結果でしたからね」

 

【覚醒者 大宙実槻 Lv13】

耐性:【電撃耐性】【破魔無効】

スキル:【ジオンガ】【マハスクンダ】【アナライズ】【勝利の小チャクラ】【マハラクンダ】【一分の魔脈】【電撃プロレマ】【マカジャマ】

 

【覚醒者 長尾景虎 Lv14】

耐性:【炎耐性】【破魔無効】

スキル:【絶命剣】【物理プロレマ】【反撃】【ヒートウェイブ】【一分の活泉】【勝利の小息吹】

 

【妖鬼 『中二病の』ダイモーン Lv10】

耐性:【炎耐性】【雷弱点】【破魔弱点】【呪殺無効】

スキル:【メッタ裂き】【アギ】【ムド】【タルカジャ】

 

「まぁダイモーンが【タルカジャ】覚えたのはありがたいが・・・結局俺は全体攻撃スキルは覚えなかったな。火力自体は上がったけど」

 

「私の場合は物理一択ですね。【物理無効】持ちだったらただの肉壁になりますが」

「そもそも装備が貧弱だ。一般的な服と木刀程度ではな」

 

「当たり前ですけど家が一般人、今日覚醒したばかりの私達が霊能装備なんて持っている訳ないですからね」

 

「おまけに回復もアイテムだより、ドロップアイテムや悪魔交渉で得た傷薬と魔石だから量は少量になるがね」

『状態異常を回復する手段に至っては皆無だしな』

 

「そんな感じで耐性もガバガバな俺達が取れる作戦は一つ!」

 

1.会敵直後に俺の【アナライズ】で相手の能力を閲覧、共有。

2.厄介そうな魔法や状態異常スキルがあったら俺の【マカジャマ】でそもそも使えない様にする。物理攻撃スキル?物理状態異常攻撃スキル?掛けるのに失敗したら?最初のは気合いで躱すか耐えろ!他二つ?祈れ。

3.バフデバフ山盛りにして囲んで叩く!弱点が付ければなおよし!

 

「以上!」

 

『馬鹿の一つ覚えだが、これが現状の最善手なのが酷い』

 

「契約者殿の負担が異様に多いなこれは」

 

「最後のレベルアップで【マカジャマ】を習得できなかったら相手によっては、会敵してそうそうに詰む可能性があるというギャンブルになってたぞマジで」

 

「かと言ってこれ以上時間を掛けていたら覚醒している私達以外の生き残りの人達がヤバいですし、限界まで【タルカジャ】積んで突撃しましょう!」

「ああ、分かってる。ダイモーン」

 

「承知した我が契約者よ【タルカジャ】【タルカジャ】【タルカジャ】【タルカジャ】!】

因みにカジャ、ンダ系はマハと突かなくても1PT全員に掛かるが、マハと付いていると消費MPは上がるが、味方の全PTに掛かるらしい。効果範囲も広がっているらしくその中に居るなら別の敵と戦っているPTにも有効とのことだ。

 

「そんじゃ・・・踏み込むぞ!」

 

「おー!」

 

「真正面から行くとしよう」

 

『どうなるか見物だな』

 

こんな感じで踏み込んだ俺達を待っていたボスとは!?

 

【外道 レギオン Lv20】

耐性:【電撃弱点】【破魔弱点】【呪殺無効】

スキル:【ムド】【怪力乱神】

 

『オオオオオー!!』

 

 

 

「「「『勝った!』」」」

 

 

このとき俺達は勝利を確信した。

 

「おら【ムド】は撃たせねぇぞ!【マカジャマ】!そんでもって【マハスクンダ】【マハラクンダ】!命中、回避、防御を限界まで下げてやる!!二人も囲め囲め!物理攻撃スキルの【怪力乱心】には注意しろよ?」

 

「承知した【メッタ裂き】!」

「ハハハハ!!【物理プロレマ】【絶命剣】!」

『オオ!?』

 

『これは酷い』

 

唯一の脅威である【ムド】を俺の【マカジャマ】の魔封で封じつつ、【マハスクンダ】【マハラクンダ】でデバフを盛り、ダイモーンが【メッタ裂き】で逃げ場を潰すと景虎の【絶命剣】をブチかます。

 

【メッタ裂き】の命中力に対する不安もデバフにより無くなり、【タルカジャ】×4、【物理プロレマ】で威力が底上げされた【絶命剣】はレギオンの防御力が下がっているのも相まって大ダメージを与える。無論相手も反撃はしてくる・・・のだが。

 

『オオ!』

 

【怪力乱神】

 

「遅い遅い!」

「命中力のデバフが付いた状態で、回避を意識して動いている者に当てられると思わぬことだ!」

『オオ??』

 

デバフで命中力が最大限下がった攻撃を二人は楽々と回避出来ている。こうなるとレギオンからすればどうしようもないだろう。

 

「本当この世界って自分が格上だとしても普通に格下に殺されかねないから怖いよな」

 

「デバフご苦労様です。止めは譲りますよ」

 

「なら遠慮なく。MPはこれでからっけつだが【勝利の小チャクラ】で最低限回復出来るか。そういう訳でお前の弱点喰らっていけ!【電撃プロレマ】【ジオンガ】!!」

 

『オオオーー!?・・・オォ・・・』

 

「おっしゃ倒した!」

 

消滅していくレギオンを見ながら勝利の余韻を噛み締める。しかし、このことが後々面倒事を呼ぶ羽目になるとはこのときは思っても見なかったのだった。




読了ありがとうございます!メガテンはポケモンと同じくらい相性ゲーですよねということでハメ殺しされたレギオン君だったのでした。
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